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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
解体工事
現在、我が家の隣の家が解体工事中。 朝の7時から夜の8時まで、ひたすら「ガァ~ン」「ガラガラ~ン」 「ガッシャーン」「ドーンドーン」とやっている。 しかも、我が家の壁と隣の壁がくっついているので、壁を叩き壊すと 我が家に響く響く…まるで地震のように地響きするのだ。 もう頭がおかしくなりそう…いや、マジです。 モティさんに「後どれくらい続くのかなぁ?」と聞くと1ヶ月くらいと言うではないか!!あぁ~、頭が狂う~! こう書いているそばでも、「ガ~ン、ド~ン」と地響きしている。 や~め~て~!! なんで解体工事だけでそんな一ヶ月も?と思うだろう。 それは、解体作業が人力だから… 日本ならブルドーザーとかショベルカーで解体し、あっという間に家の姿形もなくなってしまう。 インドでは男性陣が木槌でレンガを叩き割って、そのレンガをまた運び出して…とやってるからすごく時間がかかるのだ。 s-DSCN3939.jpg
でも、きっとここで「機械を使えば良いのに」なんて思ってはいけないんだろうな。 そしたら1台の重機の登場で、7,8人のおじちゃんたちの仕事がなくなって食べていけなくなる。 それに重機を買うよりも人件費の方が安いというのもあるだろう。 当然ながら、なんでもかんでも日本の物差しで見てはいけないのだ、と思うことがインドに来て多くなった。 インドには職業を選べない人がたくさんいる。 たとえば、工事現場の作業員。家族を連れて、工事現場を転々として生計を立てている。その子供はその土地に住民票もないから、学校にも行けない。工事現場の掃除を手伝ったり、ゴミを分別して小金を稼いだり。ずっとそうやって生きてきたら、やっぱり工事現場で働くしかないだろう。 能率重視で建設重機を使ってしまえば、その人たちの生きる術がなくなり、結局自給できない人口が増えるだけ。 そんなことを考えてみると、「インドは遅れてる」とか「近代的でない」とか言われるけど、敢えて「近代化させない」部分もあるんじゃないかな、とも思う。インドはインドなりの国民を守るやり方でやってるのかもしれない。 そんな風に真剣に考えながらも、やっぱりこの騒音と地響きは辛い… あぁ、おじちゃんたち、頑張って早く終わらせてね。
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[2006/07/11 17:22] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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