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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
クトゥブミナール
幼稚園の送迎を終えると午前9時。でもショッピングや映画には早すぎる時間だ。こちらの開店時間は11時だからどこも開いていない。 そこで、珍しく観光をしてみようと思い立った。観光地なら9時から開いている。デリーの南にあるクトゥブミナールに行ってきた。 いつものことだけど、チケット売り場で一悶着。 外国人旅行者価格かインド人(在住証明があれば)価格かで 見せた証明書もいちいち疑われ、毎度嫌な思いをする。 外国人料金250Rs、インド人価格10Rs 。何でこんなに差があるのか… 結果的には日本人学校の保護者カードを見せて、「旅行者なら学校行かせる必要ないでしょ?!」と納得させて、晴れて住人と認められ、 インド人価格でオッケー。 ゲートをくぐってまぁびっくり! 目の前に空高く聳え立つ尖塔(ミナレット、ミナールとも言う)。 s-DSCN3832.jpg
緑が生い茂り、綺麗に刈り込まれた芝生、その間に遺跡群がたたずむ。まるでタイムトリップしたような感じ。高校時代に「考古学者になりたい!」と夢見ていた頃の情熱がよみがえる。世界史の知識をかき集めてみる。 8世紀にインドに侵入してきたイスラム勢力は13世紀にとうとうヒンドゥー教徒を倒し、イスラム王朝を興す。新たな新興勢力の威力を示すため、100mもの尖塔を建て、イスラム教の礼拝時刻を知らせたそうだ。 それが、飛行機事故で、72.5mになってしまったそうな(そんな事があるのね…) 高い所にはすぐ登りたくなる私(煙とバ○?)。でも、去年遠足できていた子供と先生が転落死する事故があったらしく、それ以来登れなくなってしまったらしい。 真下から見上げるとこんな感じ。アラビア語でコーランが刻まれている。 s-DSCN3845.jpg
隣にはモスク跡がある。壁に施された彫刻がこれまた美しい。キリスト教会の壁画も美しいけど、こちらもまた惹きつけられる素晴らしさ。溜息がこぼれるばかり。ふぅ。 s-DSCN3842.jpg
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アーチもわずかに原型をとどめているが、赤砂岩の赤と青空のコントラストが美しい。日常を忘れる瞬間。 s-DSCN3853.jpg
気温は既に40度近いと思われるが、木陰や遺跡の中に入っていると涼しい。ふと見るとお昼寝中のワンコ。 s-DSCN3840.jpg
そしておじさんも(笑) こういうインド人の大らかなところが実は気に入っている。私もやってみたいなぁ… s-DSCN3862.jpg
モスクの中庭に立っている鉄柱。何やら「錆びない鉄柱」とか言われているらしいけど、錆びてるよ… そして、願い事をしながら柱に両腕を巻き、両手のひらが届けば、その願いは叶うんだって、う~ん、インド人もロマンチックね。 s-DSCN3855.jpg
でも、抱えられないように柵で囲ってました、残念、やってみたかったのに~ ちなみに私は、奈良の東大寺で大仏様の鼻の穴と同じ大きさの柱の穴をくぐれれば願いが叶う、というのでやってみたけど、途中でつかえました…(笑) お次はアラーイ・ミナール。 クトゥブ・ミナールの2倍(200m)の高さにしようと工事を始めたが、24mで終わってしまっている。 s-DSCN3864.jpg
全体が遺跡公園のようになっていて、芝生の上には可愛いリスたちが追いかけっこしている。 インドに来る前なら「あっ、リスだ。可愛い~」 なんていってたけど、こっちに来てから「おっと、噛まれたら病気になる、危険、危険」に変わってしまった… でも本当の話、犬・リス・サルなどは狂犬病みたいな菌を持っているらしい。気をつけるに越したことはない。 s-DSCN3866.jpg
最後に回廊を通って帰る。柱の彫刻が素晴らしく、ついつい一本一本眺めてしまった。 s-DSCN3857.jpg
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なんだか本当にタイムスリップしたような感覚に陥ってしまった。 朝から遺跡見学なんて素敵!幸いデリーには数多くの遺跡がある。 味を占めたように、これから朝の送迎後は遺跡めぐりをしようと決め込んだのでした(笑)
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[2006/07/08 18:09] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント

優雅な朝の時間・・・。それにしても,考古学者になりたかったなんて・・・
遺跡にも興味があるのね。私にもいろいろと教えてください。
[2006/07/10 20:34] URL | natsumama #- [ 編集 ]
現実的
なつママさん

はい、とっても優雅な午前でした。
子供のことなんて頭にはなかったよ~(笑)

高校時代、真剣に未解読の文字(インダス文字もそう)を解読してやるんだ!と
思っていた。でも、世界史の先生に「パトロンでもつかん限り、食っていけんし、
解読できるとも限らん」と超現実的な説得をされ、諦めたのでした。
でも先生、それって良いの?子供の夢をぶち壊してるよ・・・
そういう本人もあっさり方向転換してるけど・・・(笑)

また涼しくなったら一緒に行こうね!
[2006/07/11 01:38] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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