アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
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ドキュメンタリー『未来を写した子どもたち』
インドで生活をしてからというもの、やたらと「インド」に敏感になっている。誰しもがそうであると思うのだけど、自分が関わったり思い入れのある地には、その後も関心が働くものだ。

先日、インドの売春街で生活する子供達の姿を追った、アカデミー賞受賞のドキュメンタリー映画『未来を写した子どもたち』を観た。
DSC08483.jpg

インドの一都市であるコルカタ(旧名:カルカッタ)にある売春街。
そこには、違法であると知りながらも生活のために身体を売る女達がおり、彼女たちの多くが家族とともにそこで生活している。
売春街で生まれ育ち、将来は母と同じ売春婦になる運命にある少女達。男に生まれても、売春婦の世話をしたり、客引きである「ポン引き」や麻薬の密売などの道に進むことが決まっている少年達。

誰に教えられるまでもなく「自分の未来は明るくない」と身にしみて感じ取っている売春街で生活する子供達を対象に、写真教室をひらいたフリーライターの外国人女性がいる。
子供達一人一人にカメラを与え、好きな構図で写真を撮らせる。そして現像してみては、良い点を褒めたり、もっと良くするためのコツを教え、子供達の隠された才能を引き出していく。

子供達はファインダー越しに色々な大人の姿を客観的に捉え、そして色々なことを感じ、自分も辿るであろうその姿を疑問に思い、明るい将来を夢見る。夢見てはいけないと知りながら、感じながらも、売春街を飛び出た後の、自分の明るい未来を切望する。

子供達にとっては写真の先生であるが、同時に子供達の未来を明るいものにしたいと活動するフリーライター。子供達にまともな教育のチャンスを願い、学校に掛け合い、役所の手続きに翻弄され、それでも一人、また一人と、売春窟からの救出に成功させていく。
売春窟から逃れた子供達の未来は明るいものに違いなかった…。でも、現実はそう上手くはいかなかった。
子供達が自分たちの夢と現実の狭間に置かれ、どのような選択をするのか、もしくは選択を強いられるのか、それぞれの結果に胸が締め付けられる思いがした。
DSC08484.jpg


「貧富の差」という単純な言葉では測りきれないほどの差があるインド。
インドに5年弱住んだとは言え、私が見て経験したインドは、ほんの一部の限られた世界だけだ。しかも、「日本人駐在員」という安全も身分も会社や国に保証され厳重に守られた環境である。
そんな環境とは対極とも言える、人権もなく、安全も保証されず、無法地帯に暮らす売春街の人々の生活は、知るよしもなかった…。
そんな自分の知らないインドを目の前にたたきつけられた思いだった。
もし、こんな状況を在印時代に知っていたら、自分にも何か出来ただろうか?
いや、知っていたとしても、きっと何も出来ず、何も変わらないのかもしれない…。

アーユルヴェーダ、急発展、ヨガ、摩訶不思議な国、IT大国…、色々なキーワードが当てはまるインドだけど、こういう世界があることも知っておくべきだと思った。


重たく、苦しい気持ちになるけれど、売春窟から抜け出した一人の少女に一筋の希望も抱ける映画です。
機会があれば、是非観てみて下さい。

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[2011/10/05 14:14] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6)
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コメント

すごく久しぶりにコメントさせてもらいます。もうひとつのブログも楽しく読ませていただきました。福ちゃん、やるなあ。

こんな映画があったんですね。知らなかったです。
こちらでは観れるかわからないけど機会があったら是非観ようと思います。
でも、アラニョシュさんがインド滞在中にこの映画の背景となった世界があるのを知らなかったというのが意外でした。でも、切磋琢磨で家族や自分のことでいっぱいいっぱいの日々だものね、全部を知るには長い年月がかかるのかも。今さら知ることがあっても、また違う視点をもてるんじゃないかな。私も未だに知らないザンジバルの実情がたくさんあるんだと思います。
「物乞うブッタ」というノンフィクションの本を読んだんだけど、信じたくないような現実が描写されているんだよね。ちょっとエクストリームな感じなのかなとか、さすがにここまでは?と思ったりしたけど、アブドゥルに聞いても実際に書かれている現状があるというし、他の人も同じようなこと言っていました。絶望感を味わいもする本でした。
[2011/10/07 16:53] URL | zeba #- [ 編集 ]

v-265<zebaさん
久々のコメント有り難うね~嬉しいわ!!

在印時に、デリーにもこういう赤線地帯があるのは知っていたんだけど、興味本位で近づく場所ではないし、信心深いドライバーさんに「連れて行って」なんて言えるわけもなく、まして私一人で行くなんて自殺行為だし、そういうわけで現状を見ないままでした。

実際に売春窟に入り込み、そこの子ども達の生活に密着して作られたドキュメント映画は、本当に凄かったです。想像を超える過酷さ…。もしデリーでこういう場に行っていたとしても、決して知ることは出来ない生の生活が映されていました。
路上で物乞いをしていた子ども達の背景にはこういうこともあったのかな、と今更ながら色々と考えずにはいられません。
ザンジバルもインドもそうだろうけど、生活水準がほぼ対極にある世界のことは、やっぱり見えてはこないよね。でも、知っておくことは大事かな、と思います。

『物乞う仏陀』、私も是非読んでみます。
最近『告白』を読んで、深い絶望感を味わったばかりですが…。今は漫画『ブラックジャックによろしく』にはまっています(笑)そうそう『八日目の蝉』もお勧めです。

読書している暇があれば日本語教師の勉強しろって感じなんだけど、テキストが大学の教科書みたいで、久しぶりに頭の体操しているよ~(涙)でも、言語学ってやっぱり面白いよね!!
[2011/10/07 17:49] URL | aranyos #- [ 編集 ]
追コメント
『告白』、『八日目の蝉』読んだよ~。
チョイスが同じでつい嬉しくなっちゃいました。
日本語教師の勉強、いやはや、その姿勢を見習いたい。
[2011/10/12 02:25] URL | zeba #- [ 編集 ]

v-87<zebaさん
やっぱり~!
何となく、zebaさんも読んでいそうな気がしたんだよね(笑)
本のチョイスまで似ているって嬉しいね。

日本語教師の勉強は、なかなか進みませんねぇ…
脳の衰えをはっきり感じてるよ。昔は一度読んでスーッと理解できたことが、
今は2、3度読み込まないと理解できないのよ…(涙)
でも、お金も払っているし(これがミソね)、合格目指して頑張るで~!
[2011/10/12 13:35] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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[2011/10/31 01:18] | # [ 編集 ]

v-508<鍵コメのnamikuttyさま
コメント有り難うございます。
ご主人がインドの方で、将来はインドでの生活、就業をお考えとのこと。
アドバイスを求められても、詳細が何も分からないので、何をどうお答えして良いのか、申し訳ありませんが私には解りません…。

デリーなのか、ムンバイなのか、または他の都市なのか。
日本語教師の資格をお取りになろうと考えておられるようですが、住まれる予定の都市周辺に日系企業があったり、日本語のニーズが高いようなら雇用チャンスはあるかと思います。
パートなのか、正社員なのか、といった希望待遇や、インドの現地生活にどっぷりはまっての生活か、日本と関わりながらの生活をされたいのか、など等…、生活スタイルによっても、必要な生活費、ビザの種類などは大きく異なってきます。

namikuttyさんには、インドを、そして貴方の性格やしたいことをよく理解してくれているインド人の旦那様がいらっしゃるので、最強の味方がいらっしゃるという点では心強いですよね。
インドで生活されるというのは、人生においても大きな転機になることは間違いないです。
そんな重大な決定に私が関わるというのは恐れ多いことですし、インド大使館の説明や海外求人情報などを利用される方が確実です。
具体的なアドバイスが出来ず申し訳ありませんが、namikuttyさんの新しい一歩、影ながら応援させて頂きますね。
[2011/10/31 11:24] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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