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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
セイシェル旅行記2~ 観光編1~
ハワイやグアム、モルジブほど名の知れたリゾートではないセイシェル。「セイシェルって、何が出来るの?どんな観光名所があるの?」と疑問に思う方は多いだろう。

セイシェルといえば、何と言っても雄大な自然が魅力。世界遺産に登録されているジャングルや、バードアイランドと呼ばれる鳥達の楽園である無人島などは、普段の生活場からはかけ離れた、滅多に足を踏み入れることのない場所。

まずは「観光編1」として、プララン島の魅力をお伝えしましょう。この日は丸1日、レンタカーを借りて、プララン島内散策を楽しんだ。セイシェルも日本と同じく右ハンドルの左側走行。
いつでも安全運転の夫A-さん。
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ちなみに、私は運転センスゼロだけど、夫A-さんは運転が好きだし上手であり、あちこちの国を走った経験の持ち主である。ハンガリーにいた頃も「1日で3カ国走る」とか言って、スロヴェニア・クロアチア・スロヴァキアと走り抜けたり・・・。目指せ、各国の道路運転制覇!!


プララン島中央に位置するVALLEE DE MAI(バル・デ・メ)国立公園は、1983年にユネスコの世界遺産に登録された自然保護地区である。
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「バル・デ・メ」とは「巨人の谷」という意味で、このジャングルに一歩足を踏み入れれば、まさに、自分がまるで小人になったかのような錯覚に陥る。
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とにかく生息植物の一つ一つが巨大なのだ。1枚の葉が高さ2メートルを優に超えていたり、茎だけで人間の胴体くらいの太さがあったりする。それらが風に揺れる度に沸き起こる「ザワワワ~」「ゴゴゴォォオ」という凄まじい音の迫力と言ったら・・・。まさに自然の凄さを実感できる場所である。
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ここプララン島のバル・デ・メ公園とキュリーズ島でしか見られないという、高さ30メートルを超える双子椰子のココデメールも独特な形態を持っている。
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雄と雌に分かれており、それぞれに男性シンボルと女性のお尻にそっくりな形をしたものが付いているのだ。
こちら雄椰子
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こちらが雌椰子
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ココデメールの独特な形から、この国立公園は「エデンの園」という別名もあり、「夜になると椰子達がデートをしている」「アダムとイブの元の姿」といったココデメールの伝説もあるほど・・・。

そんなロマンチックな話を子供達に聞かせると、怪談と理解したのか「椰子が夜に歩くなんて怖~い。」と・・・(汗)君たちにはまだまだ早い話だったようだね(笑)


夏休みの理科の観察課題にココデメールを調べる鉄男。
助手のチー子、下っ端助手のピー助も何故か真剣な顔で笑える。
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ジャングルの中には、谷有りきつい傾斜ありで、山道のような険しい道を進んでいくので、探検隊といった感じ。それでも子供達は興味深く色々な動植物を観察しながら、「うわぁ!この蟻凄くデカい!」「この種、真っ赤で綺麗だねぇ」などと話しながら歩く。

途中、ベンチに腰掛けて、休憩がてら水分補給。こんなところでも「おやつ交換会」をしているのが、何とも子供らしい(笑)
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新婚旅行で来たときは、動植物好きなA-様(当時の呼び名)があれこれと親切に私に説明してくれたけど、今回は鉄男にあれこれ解説している夫A-さんの姿を見ながら、10年で既にロマンチックさは無いけれど、「お父ちゃん」「お母ちゃん」も良いなぁ、と思ったり。
父のお腹を机代わりにして、メモをとる鉄男。
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新婚旅行時のバル・デ・メでの写真。
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今回、家族5人で撮った写真。
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ジャングル探検でお腹が空いて、向かう先は、私たちがハネムーンで泊まったリゾートロッジ。今回は予約が一杯で宿泊は出来なかったけど、食事にだけでも是非再訪しよう、と決めていた。
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懐かしいロッジ。あの時は、満天の星空の下、このテラスで二人で乾杯したなぁ・・・、など甘い思い出が蘇る。その横で、「お母さん、早く注文しようよ!!お腹減って死にそうだよ~」という子供達のわめき声・・・(汗)
具沢山のクラブサンドイッチもフライドポテトも凄く美味しい。セイシェルの土・水・空気が良いのか、野菜も果物も味がしっかりしていて、何を食べても素材の良さを感じられた。
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お次は、ブラック・パール養殖場の社会見学。
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日本とセイシェル、遠いようだけど、実はココでも繋がっていたのだ。真珠養殖のパイオニアである日本からの技術指導を受け、現在に至るセイシェルの真珠養殖業。
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一番小さなものでも大人の掌くらいはあるこの貝はシャコ貝といって、ここセイシェルの水槽の中で育てられて、世界各国の水族館へと卸されるそうだ。
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水槽の中は海中と同じような環境になっており、体の掃除をしてくれる巻き貝なども一緒に入れられている。カラフルで大きなヒトデにびっくり!
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真珠の養殖に使用されるアコヤガイは、海の秘密の場所に沈められているそうで見ることは出来なかったけど、説明によると、決まった時期になれば、真珠の元になる核を入殖して再度海に沈められるそうだ。
そうしてセイシェルの澄んだ海中で3~5年の時を過ごし、美しい真珠を作り出す。
真珠の色は、アコヤガイの内側の色によって決まるらしく、セイシェルでは黒っぽい光を放つブラックパールが多い、とのこと。
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最後にお土産コーナーにて「10周年記念にどうぞ。」と夫A-さんがセイシェルパールを買ってくれた。ワーイ!!大切にします。ちなみに、画像のものではありません・・・。「これ凄く素敵だな」と思ったけれど、庶民が手を出せるお値段ではございませんでした(涙)
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素敵な記念品も買ってもらい、ホクホク顔で向かうは、プララン島最北に位置し、「世界で最も美しいビーチ」に数えられるアンスラシオ。
子供が泳ぐには波が強いけど、サラサラの白い砂浜、美しい湾曲線は本当に素晴らしいので、ビーチを散歩するだけで楽しい。
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今回の家族旅行では、新婚旅行時に撮影した二人の写真と同じ構成で、5人の写真を撮ろうと決めていた。
新婚旅行時の写真。如何にも新婚って感じの二人の手形写真。(アルバム右下)
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今回の旅行の写真。5つ並んだ、家族それぞれの手形や足形。
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アンスラシオへの道は起伏が激しくて、まさにジェットコースターのレールを走っているよう。しかも、ガードレール無しの崖っぷちの狭い車道を大型バスとすれ違うスリルは冷や汗ものだ・・・。


無駄な蛍光灯もなく、夜は月明かり、昼は目映い太陽の光を浴び、大自然
が手つかずのまま残るプララン島。
忙しい日常から逃れて、心身共に休養するにはもってこいの場所です。

お次は、色々な島をボートクルーズするアイランド・ホッピングのご紹介を・・・。
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[2010/08/08 17:20] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント

ますます行ってみたくなりますねえ。ココヤシとかは毎日飽きるほどみてるんだけど、写真付きの解説に「へえ~」となりました。今度観察してみてオス、メス探してみよっと。
フレンチフライの色を見るだけでも、食事のレベルがわかりそうだわ。シーフードのみならずいろんなものがおいしそうだもん。
黒真珠、スイート10に頂くなんてこれまた素敵な。写真のはゴージャスだけど、一歩間違ったら「大阪のおばちゃん」言われるで!私なんかエンゲージ&エタニティーリングとしもらったはずのリングを見せたら、全く忘れてて、いづだかの誕生日プレゼントだよねって返されましたわ。3年にしてすでにこれ。新しいの買ってもらって再度宣言するよう申し送ったとこです。
[2010/08/09 02:23] URL | zeba #- [ 編集 ]

セイシェル…といえば
若き日の松田聖子アルバムに
「セイシェルの夕日」という歌があったのよ~。

子供ながらに「セイシェルって南の島、行ってみたい~v-25」って
思っていました。

想像とおりのロマンチックな島みたいで
ますます行ってみたくなりました!

私が、今度行くチャンスは、フルムーンかしら????
[2010/08/09 15:34] URL | モリモリ #- [ 編集 ]

v-301<zebaさん
そうなんよ、料理のレベルは高いと思うわ!値段も高いけど・・・(涙)観光が主力の国やから仕方ないけどな。ホンマ、一度行ってみて!!!!だって目と鼻の先やん(笑)

「いつ何の時に贈ったか」を正確に記憶する方が難しいで。zebaさんの場合、そんだけ、色々な機会に旦那さまから贈り物を頂いていると言うことでしょう・・・v-344

確かに、「大阪のおばちゃん」って言われても仕方ない派手さかもね(笑)
インドに住み始めて、無意識のうちに、派手さに麻痺しているようです・・・そんなんzebaさんもあるやろっ??(笑)モノトーン色の服なんて、ここ5年買ってないで。あっ、歳のせいもある?!(汗)

[2010/08/10 13:58] URL | aranyos #- [ 編集 ]

v-301<モリモリさん
お忙しい中、コメントありがとう~!!嬉しいわ。
そうそう、みんな松田聖子さんの「セイシェルの夕日」のことを覚えているんだけど、私は全く記憶になくて・・・どんな曲やろ?また調べてみようっと。
まぁとにかく、曲になるほど、美しい場所なのですよ、ホント!!

子供ながら「セイシェルに行ってみたい」と思うなんて、モリモリさん、ロマンチックなお嬢ちゃんだったのね。(勿論今でもそうでしょうが・・・笑)

フルムーンかぁ・・・。素敵な響きだね。私も、無事フルムーン旅行できるように、捨てられないよう頑張らねば!(笑)
[2010/08/10 14:04] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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