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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ニルギリ高原~その3~
今回は、旅行の目的でもあるニルギリ鉄道レポート。
ニルギリ鉄度はUNESCOの世界遺産にも登録されている100年以上もの歴史を持つ鉄道で、元々は英国統治時代に開拓された紅茶のプランテーションと避暑地への足として設置された鉄道。
今現在も、当時の蒸気機関車が現役で活躍しているというだけでも驚き!

ニルギリ鉄道はMettupalayam-Coonoor-Ooty間を走っており、一日4往復している。夜、時刻表を見ながら、ホテルのおじさんラジェッシュ氏に色々と教えてもらって、翌朝一番のCoonoor始発のOoty行き山登りコースに乗ることにした。
お勧めにしたがって、ホテルからCoonoor駅まで車で行き、私たちは列車に乗ってOotyを目指す一方、運転手さんは車でOotyに向かい、Ooty駅で待ち合わせ。そこからは車でOotyの街観光、ランチ、Coonoorに戻ってくる、という観光プラン。


Coonoor駅に到着し、切符を購入し列車に乗る。ちなみに、運転席のすぐ後ろで、眺めも良いとのことで一等席のチケットを購入。8人掛け位のコンパートメントになっている。
Coonoor-Ooty間 一等席 大人78Rs 子供48Rs
DSC09791.jpg

列車が発車すると、全開の窓からは早朝の風がビュンビュンと入ってきて、顔がひんやりするほど冷たくて気持ち良い。
ピー助もウィンドブレーカーをしっかり着込み、頭もすっぽり覆って完全防寒!でもほっぺが冷た~い。
DSC09544.jpg

運転手さんの真後ろに座っている形なので、絶景ポイントに差し掛かる手前で、必ず「次、右手に絶景が広がるよ!」「もうちょっとで鉄橋だよ。左側がナイス・ビューだよ。」など等と教えてくれるのがありがたい。
DSC09553.jpg

また、「この右手はキャベツ畑だよ。Coonoorは涼しいからキャベツがよく採れるんだ。」「ここら辺はジャガイモ畑だよ。お茶のプランテーションだけじゃないんだよ。」「次に通るトンネルは、イギリスが手作業で彫ったんだよ!」などなど、観光ガイドさんよろしく解説付き。
DSC09550.jpg
車体が通り抜けられるギリギリサイズの手作業トンネル。乗客の「ウホ~!」という遠吠えが響き渡る(笑)
DSC09592.jpg

数々の絶景ポイントで「うわぁ~!綺麗!!」「凄~い!!」「見て見て、あそこ~!!」など、子供も大人も大はしゃぎ(笑)
DSC09585.jpg
丘の上にポツンと建つ小さな教会も、なんだか絵になる。
DSC09602.jpg
見渡す限りの茶畑。
DSC09606.jpg

大興奮&大感動していると、あっという間に、一時間ちょいのトイ・トレイン乗車時間が終わってしまった。Ooty駅に列車が入っていくと、遠足らしき子供たちの団体が手を振ってくれた。自分たちに向かって手を振ってくれているわけじゃないんだろうけど、みんな興奮気味だったので「オ~イ!」とか言いながら笑顔で手を振り返す。
DSC09610.jpg

駅のホームでは、1時間ほど前に別れた運転手さんが待ってくれていて、早くも懐かしい顔にホッとし、お次はOotyの観光名所へ連れて行ってもらったのだった。
Ootyの町。Coonoorより更に高地にある。
DSC09619.jpg

ニルギリ鉄道、本当にお勧め!!!目の前に広がる茶畑の新緑、どこまでも高い青い空、濁りなき真っ白な雲。心洗われる絶景がちりばめられている。
DSC09614.jpg

情報として…
ニルギリ鉄道 時刻表
時期により運行表が変わることがあるのでご注意ください。
DSC09789.jpg



ちなみに、朝7時45分始発の列車に乗るために6時起き。通常の朝食は8時からなのだけど、早出の私たちだけのために、フレンチトーストやホットケーキの朝食を早朝から用意してくれたホテルのラジェッシュさん。列車の中でのスナック用にも包んでくれるという心配りもとてもありがたかった。
車も予定通り、いや予定よりも早く到着して私たちを待っていてくれた。素晴らしい!!リクエストなしでここまで先読み行動してくれるなんて感動モノだ。今回のホテル、そういう細かい心配りが随所に感じられて、本当に感謝している。なかなかこういうホテルってないですよ、ホント…。旅の良い思い出のためには、ホテルはとても重要です!!

それからホテルに関してもう一点・・・。
アメニティ好きな私に嬉しかった、ホテルのアメニティグッズ。インドでも洒落たアロマグッズのブランドで有名なFOREST ESSENTIALのシャンプーやボディーソープ。香りもよく、使い心地も最高。買うとお値段も結構高めなので、余計に得した気分で嬉しい(笑)
DSC09778.jpg

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[2009/06/08 21:20] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(11)
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コメント

うわ~いい旅行ですね!
世界遺産なのね、知らなかった。
インドだと、予定を組んでいてもその通りに行かないことが
多々あるけれど、
朝食やランチボックス(スナックボックス?)を
用意してくれたり、運転手さんとちゃんと会えたりと
順調で良かったですね。
ホテルの人や運転手さんとの素敵な出会いもあって、
夏休みの良い思い出ですね!
[2009/06/09 09:02] URL | はる #- [ 編集 ]

v-263<はるちゃん
ホント、素敵な旅でした。2年前、同じく世界遺産であるダージリン鉄道には乗れなかったので、今回ニルギリ鉄道に乗ることができて感激でした。
インド在住していたはるちゃんなら分かってくれると思うけど、本当に、「予定通り」「スムーズに」事が進むことがどれほどありがたいことか・・・。
そういう、日本では「当たり前」と思いがちなことも、実は周りの人の協力あってこそのものだ、と分かったことは、まさにインド生活の収穫だね(笑)
日本は梅雨入りしたんだよね。こちらは今年はモンスーンが早めにやってくるそうです。あっ、今のうちに窓の隙間を塞いでおかねば・・・(涙)
[2009/06/09 16:32] URL | aranyos #- [ 編集 ]

こんにちは~

ニルギリのレポート読ませていただきました。
素敵ですね。風景がインドじゃないみたいです。あんなところでのんびりできたらいいだろうな。
デリーの空港の変わりようにもびっくりしました。次回のインド旅行に期待が持てます。
というかもうモンスーンの時期でしょうか・・・蚊が発生する嫌な時期です。。。
[2009/06/10 13:53] URL | Chinar #7lm2jX4s [ 編集 ]
硬券
切符が硬券なのが、とても懐かししい~(笑)
実家の近くのK駅には行き先別に印刷された硬券が専用のホルダーに
ずらりと並んでいたっけ。ほかの駅は無人駅だから列車に乗ってから
車掌から切符を買ってたよなあ。(ってどんな所に住んでたんだ)
[2009/06/11 01:21] URL | A-さん #SHa.J8v. [ 編集 ]

ご無沙汰して失礼いたしました!

ニルギリの空、同じインドとは思えませんね。
避暑といえば北の州という固定イメージが
変わりました。
トイトレインも、ディズニーランドなんかより
はるかに楽しそう。
これは、行かねば!

お子さん連れの旅は、大変かと思いますが、
全員が一体となってエンジョイされてる、
aranyosさんご一家、
・・・書けない苦労も笑顔にかえる
インド駐在家族の良い見本やなぁと
しみじみ感じます。
[2009/06/12 02:31] URL | いの #8WFIowAI [ 編集 ]

うわーー、すっごく素敵!!BSとかの旅行番組好きでよく見てるんだけど、なんか絵になるねぇ~~。ニルギリ!旅に出たくなりました。
やっぱり、ヨーロッパとはまた違う雰囲気で、いいね、インド!!
[2009/06/12 21:23] URL | micimaci #- [ 編集 ]

コメントくださっていた皆様。
ネット不調のため、コメント返しが遅くなりすみませんでした。


v-263<Chinarさん
そうなんです。インドは本当に広大な国なので、行く先々によって風景も印象もガラッと変わるのが楽しいです。
本格的なモンスーンはまだ来ていません。でも、最近は突然嵐のような夕立があったりして、そういう後は毎回ネットが不調になります・・・(涙)
Chinarさんの次回のインド旅行、国内・国際空港ともにリニューアル後でしょうから、かなり驚かれると思いますよ。「え~、なんかインドじゃないみたい~!?」って(笑)楽しみですね。
確かに蚊の時期は嫌ですよね。常に「虫除けをしておかねば!」という恐怖観念・・・。私はスボラなので忘れがちですが・・・。

v-263<A-さん
久しぶりのコメントありがとうね。
「硬券」って、その名称自体を初めて知ったわ・・・。しかも、それを使っていたなんて!!
またしてもジェネレーションギャップやな(笑)
一度K駅から電車に乗ってみたかったなぁ…。渓谷とか綺麗やったやろうなぁ。残念・・・。
今度帰省したら、ゆっくりK線跡を散歩してみようよ。
おっと、その前に、今度は家族でニルギリに行こうね!(笑)

v-263<いのさん
久しぶりのコメントありがとうございます。当ブログへの御訪問嬉しいです。
実は、私も初めは北のシムラーやマナリーを計画していたんですが、この時期、デリーからのお客さんで、飛行機もホテルも一杯!!目線を変えて南下してみたところ、立派な避暑地がありました。ニルギリ高原、穴場チックでお勧めです!

トイ・トレインは本当に良かったですよ。美しい景色を見て心が洗われる感じでした。ディズニーランドと違って、作り物じゃない自然な景色がありますからね。
「自然」といえば、もちろんインドならではの、「線路際で朝の○○」な光景もありましたが・・・(笑)お食事中だったらすみませんっ!!

いのさんがコメント返しに書いてくださっていたように、インドでの辛い出来事は、ブログを書くことによって、客観的に見られるというか、「泣き所」ではなく「突っ込み所」に変換されるので、ダメージは少ないです(笑)

ハチャメチャな子供3人連れての旅行は、確かに大変な面もあるけど、子供の目を通して、新鮮な感じ方ができることも多々あり、それもなかなか面白いですよ。人の親切も身に染みますし。インドの人は子供に寛容なので、「ありがたいなぁ」と思うことが多いです。
「良い見本」なんて勿体無いお言葉です。きっと実際の私たちを見たら、「反面教師」という言葉が思い浮かぶはず・・・(汗)そんな私ですが、これからもよろしくお願いしますね(笑)いつかどこかでお会いしたいです。

v-263<micimaciさん
BSの旅行番組かぁ、憧れるわ。そういうの全く観られへんからなぁ…。でも、海外にいる分、ある意味、旅行番組以上の経験はできているからね。停電とか水問題とか…(笑)
「旅に出たい」っていう気持ちも分かるよ。海外生活したことがあると、無性にウズウズしてくるよね。
インドは面白いよ。micimaciさんなら、きっと楽しめると思う。ヨーロッパとは、本当に面白いほど全く違う!!当然だけど、人種・宗教・生活…など等、全てが違って凄く新鮮だよ。さぁさぁ、インドに遊びにおいで~。待ってるよ~。
でも、インドに驚くより、鉄男の成長にビックリするかもね。micimaciさんが抱っこしてくれた赤ちゃんが、もう8歳のプチ親父ですから(笑)
[2009/06/13 03:49] URL | aranyos #- [ 編集 ]

うう、行きたい・・行きたいが、皆の100%おなか壊すよ、の一言に、なんとなく躊躇があって・・・でも、ほんと、異文化で、是非是非行きたいわー、お金貯める!
いつまでそっちだっけ?プチ親父ですか!?そ、それは見たいような見たくないような・・・。なーんて。会いたいなあ、カワイイもんな、お宅のちびちゃん達は♪
最近、ちびっこに囲まれる生活なんで(レッスンとかでね)母親疑似体験してますが、いいよねぇ。今年は頑張ってんだけど、いまいち成果が(汗)いいご報告が出来るよう、頑張るわ♪
[2009/06/13 23:46] URL | micimaci #- [ 編集 ]

v-22<micimaciさん
「100%お腹壊す」説は間違っているよ。だって、私、インドで生活して4年目だけど、未だに酷い下痢はやったことないで~す(笑)
それに、我が家に泊まって、私と一緒に食べ歩けば、安全な物を提供できるし、より安心してもらえるんじゃないかな。プチ親父ともども、待っているよ~。「いつまで?」は私たちも分かりませんので、お早めに・・・良さそうな人がいたら、一緒に連れておいで。私たち夫婦が、大事なmicimaciさんを幸せにできる人かどうか観察するから(笑)
[2009/06/15 18:22] URL | aranyos #- [ 編集 ]

ホント?!行きたいわー、興味あるのよねぇ。同伴者、探します!!(笑)
[2009/06/17 12:56] URL | micimaci #- [ 編集 ]

v-22<micimaciさん
は~い、お待ちしていま~す。コンサート、行けないのが凄く残念だけど、応援しています。頑張ってね!
[2009/06/17 20:54] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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