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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
アーグラー旅行 その1
先週は滅多に無いA-さんの土日2連休だった。喜び勇んで旅行に!!と選んだ場所は、かの有名な世界遺産タージマハルがあるアーグラー。
デリーから車で片道5時間という長距離に備えて、車内には子供用にDVDプレイヤーを装備し、大量のつめたーいお茶を魔法瓶に入れ、いざ出発!子供達はおやつを食べ、ポケモンを見て、そしてお昼寝。
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高速道路(でもなぜかラクダも走っている?)を走ること2時間半、そろそろトイレ休憩とお昼ご飯にドライブインに。
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こんな綺麗なところは少数で、あとはとてもトロピカルな茅葺屋根の大衆食堂のようなドライブインが多数派。トイレも考えるとやっぱりこういうところのほうがベター。

お昼はピザハットでパスタとピザを食べました、美味しかった。
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インドの高速は最高時速80キロまで。右ハンドルに左側走行なので、何だか日本の田舎の道みたいな感じ。デリーをぬけると、周りは一面の草原、牛・ヤギの放牧が見える。アーグラーまでに3箇所料金所があって各所で35ルピー支払う。
gate.jpg


インドのドライバーはせっかちなのか、料金所で停車していても、後ろから「はよ行け!」とクラクションが鳴る。でも我がドライバーのシュニールさんはあわてることなく常にポーカーフェイスで安全運転。

しばらく走ると尖塔が見えてきて、「タージマハル?!」と思いきや、
そんな近いわけも無く、スィカンドラーという墓所。ムガル帝国を隆盛期に導いたアクバル帝のお墓。ちょっと降りて腰痛防止に柔軟体操と写真撮影。
sikandora.jpg


そしていよいよアーグラーの町に入る。タージマハルは近し!でも排ガス規制と駐車場が確保できないためか、自家用車では直接行けないので、1キロほど離れた駐車場に車を停め、そこからラクダか、馬がリキシャに乗ってタージマハルまで行け、とのこと。あえて、日本では乗れないからと、ラクダを選び乗り込む。
rakuda.jpg


ラクダの運転手は13歳のラキ君。学校が夏休みだからバイトしているらしい。そしてラクダはラジュ君、新ドライバーさんと同じ名前なので失礼ながら笑ってしまった。現在20歳ということだが、まだ倍は生きるということ。ラクダって長生きなのね。A-さんはしきりに「ラクダは無表情だなぁ」としきりに感心(?)ラクダの笑顔なんて気持ち悪いし、乗っていて苦しそうな顔をされても辛いので、敢えて私はラクダには表情は求めないけどなぁ…
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らくだのラジュに乗ってタージマハルを目指すが、結構遠いのでは?と不安になる。遥か後ろから来たリキシャや馬車に軽々と追い越されていく。ちなみにお値段は往復でリキシャRs150、馬車Rs200、ラクダRs300。
スピードの価値ではなく、時間価値に比例していると思われる値段設定。なるほど、時は金なり(ならば普段もスピーディーに働いてくれないか、インド人…)。ゆらゆら揺られること15分、その間ラキ君の上手な英語のガイドを聞き、高い視点からの景色を新鮮に感じる。
mitinori.jpg


そしていよいよタージマハルに到着!といっても外からは見えない。
まずチケットを買う。売り場で滞在証明書をみせるとインド人価格になるが、ちなみに外国人価格はRs750。インド人価格Rs20の32倍以上!!あまりの値段の違いに配慮してか、外国人チケットにはもれなくミネラルウォーターのペットボトルと中で履けるシューズカバーがついてくる。(タージマハル内では靴は脱がなくてはいけなくて、裸足か靴下でないと入れない)そんなオマケがついてきてもやっぱりこの差はあまりにひどいのでは、と納得いかない人は多いのでは。

チケットを買ってお次は身体&荷物検査。持ち込んでよいものは財布・カメラ・水のみ。食べ物やナイフ・ペン・携帯電話は持ち込み不可。
これまた女性・男性と列が別れて、押し合いへし合い、もみくちゃになりながら並ぶこと10分くらい。遥かかなたに見えるのがセキュリティーチェックのゲート。
narabu.jpg


身体検査は触られまくりでセクハラを受けた気分。もちろん検査官は女性ですが。2度3度の関門をくぐり、やっとのことタージマハルへの門をくぐる!

時刻は夕方5時。西日がタージの左側をピンク色に染め、右側は大理石の白、なんと幻想的な!!家族揃って「きれーい、わぁ、きれーい」を連呼する。
tajmahal.jpg


その日はインド人観光客も多く、田舎から出てきた人には私達外国人がかなり珍しいようで、何度も「写真を撮っていいですか?」とか「一緒に写真をとらせて」と言われて、もちろんオッケーしたけど、とても照れくさい。ただ、子供達は本当に何回写真を撮られたか、というくらい、歩けば撮られ、笑えば撮られ、まるでちびっ子モデル!チーコは軽いし誰にでも抱っこされて撮影会。いったい誰の子供なのか(笑)
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タージマハルはとても大きい。その規模にもかかわらず、とても繊細な装飾が施されている。白大理石にヒスイなどの貴石をふんだんに用いた模様。丁寧に浮き彫りされた大理石の花々。近くで見るとため息物。
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disz2.jpg


子供達も走り回り、親は感激で胸が一杯になって疲れてきたので、ホテルへ。ホテルはTaj view hotelのタージマハルが見えるスーぺリアルルーム!ここでも滞在証明書があれば、インド人価格で泊まれる。ちなみに外国人価格は2倍のお値段。内装も接客も最高!!日ごろ心地よいサービスとは無縁の生活をしているため、ちょっとのサービスがものすごく素晴らしく感じる。

夜ホテルのプールサイドでまたもやインドの人形劇をやっていた。
お題目がインドっぽくて、「コブラと蛇使い」「魔術師」など。
コブラ使いはコブラのクネクネした動きや蛇使いの動きといい、とても一人で操っているとは思えないほどの巧さ。親子共々見とれてしまいました。
hebitukai.jpg


豪華なお部屋で超ご機嫌な子供達。ソファで飛び跳ねたりベッドで転げまわったり、せっかく素敵なホテルに泊まっても、やっぱり普段の生活が出てしまうのね、トホホ…(笑)


tajhotel1.jpg

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[2006/05/13 14:39] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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