アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
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出産回顧録その2~誕生!~
さて、前回に続き…いよいよ手術室です。
ちなみに、画像は全て見学時に撮影していたものか、夫A-さんから借用したものです。いざ本番で、撮影の余裕なんて全くありませんから…(汗)

夫A-さんと言葉を交わす間もなく、一人ストレッチャーに乗せられて手術室に入った私。ひんやりした手術室。病院見学の時に見せてもらっていた「帝王切開用の部屋」なのに、不安でドキドキ、恐怖心で体はブルブル震える。
以前見学したときは冷静に見られた帝王切開の手術室。本番は冷静どころじゃない…(涙)DSC03381.jpg


病院スタッフさんのヒンディー語や英語が飛び交う中、不安で押しつぶされそうになる私。麻酔担当医師が脊椎麻酔をかけるからと、背中を曲げるように指示。4年前、この麻酔が怖くて痛かった思い出がよみがえり、背中を指示通りやわらかく曲げられない。
麻酔医師は優しく話しかけ「僕みたいに、こうやってみて」とお手本を見せてくれ、ぎこちなく真似てみる。そして針が刺さる。チクッとして、すぐに感覚がなくなり、あとは痺れが切れた時みたいに、自分の体が自分のものじゃないような不思議な感覚。

「ハロー!○○(私の名前)。いよいよベビーに会えるわね!」と準備を終えた担当医師が元気よく到着し、体にもカバーが掛けられて手術開始。
手術台に横たわる私には、天井の反射板に自分の白々とした腹部が鏡のように映っているのが怖くて、「先生、天井に映っているのが見えて怖いから、何も見えないように顔にもカバーをしてください」とお願い。自分のものでも他人のものでも、血とか傷とかは大の苦手…。
とにかく恐怖心で体が震え、歯もカチカチ音をたててしまう。そんな私の頭側で、ずっと優しく声をかけてくれた麻酔医師。「大丈夫だよ。何も感じないだろ?そのうちすぐに赤ちゃんの声が聞けるよ。」「3人目の子供なんだってね。上の子供たちの名前はなんていうの?どんな意味?」「インドに住んで何年たつの?」などなど。お喋りしているうちに緊張もほぐれて、呼吸も自然にできるようになった。

腹部にひんやり消毒液がかけられる冷たい感覚。そして、いよいよメスが当てられて開腹されている感触。カチャカチャと手術用具の音がする…

帝王切開だけでなく、開腹手術ってみんなそんなもんなんだろうけど、痛みはないけど、引っ張られたり、触られたりしている皮膚感覚だけがある状態っていうのは慣れなくて嫌なものだ。
「あぁ、今一番上の皮膚が切られたんだろうなぁ。おっ、次は脂肪層が開かれた。」など想像できるのもまた怖い…
そんなことを考えていると、手術開始から30分くらいたった頃に先生が言った。
「さぁ、ベビーが出てくるわよ~!」
「フギャ~!オギャ~、オギャ~!!」

ホッとしたけどやはり不安なもので、次に口から出たのは「先生、赤ちゃんは大丈夫?手足はちゃんとありますか?元気そうですか?」
「えぇ、えぇ。立派な体の息子さんよ。ほら見てみなさい!」
そして目の前に差し出された我が子。大きな声で泣きながら、手足をバタバタさせて元気に動き回っている。「あぁ、良かった、良かった。本当によかった。サンキュウ!」と涙が溢れて止まらない。不安でたまらなかったこの10ヶ月間の苦労が、綺麗さっぱり全て洗い流され報われる瞬間。本当に生命の不思議さや有難さを感じられる瞬間。

担当医師が言った。「早く切って良かったわよ。だって、前の帝王切開の傷が裂けかけて血が滲んでいたもの。もうちょっと遅かったら危なかったわね。」と。
子宮破裂なんてしていたら、手術も長引き体力もなくなるし、輸血もしなければならなかったはず。インド人的B型になるかも~、なんて笑い事じゃなかったのだ(汗)
そうかぁ、2週間早いと思っていたけど、スイカ君はそれを知ってか、破水を起こし早く出てきてくれたのだ。そう考えると、生まれたばかりのわが子に命を救われたような気持にもなった。

産声を聞いて姿を見たら麻酔で眠らせるよ、と言われていたとおり、気がつけば病室のベッドの上だった。夫A-さんと、深夜にもかかわらず駆けつけてくれた通訳のキラーンさんがベッド横にいてくれ微笑みかけてくれた。
「よく頑張ったね。赤ちゃん、可愛いねぇ。さっき見てきたよ。」
「無事生まれてくれて、私もホッとしました。本当に頑張りましたね。ゆっくり休んで下さいね。」
と温かい言葉を受けながら、無事出産が終わったことに心から感謝した。
新生児室のベッドで眠る産後すぐのピー助
R0011083.jpg

同じく帝王切開で生まれたチーコの時に感じた、術後の麻酔が切れていく地獄のような腹部の痛みは、今回は鎮痛剤で抑えられているようで、そんなひどい地獄の痛みを味わうこともなかった。
母子同室が原則なので、早速ピー助が部屋に連れられてきたけど、如何せん動けないし体の感覚もはっきりしないので、一晩新生児室で預かってもらって、まずは体を休めさせてもらうことにした。
無事出産を終えた安堵感と、とうとう赤ちゃんが生まれたんだ!、という興奮に包まれ、なかなか熟睡できなかった。

そして、次の日から始まるインドでの入院生活。どんな食事にどんな生活なのか??
それは続・入院日記で…

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[2008/05/25 21:36] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント
はじめまして
こんにちは
はじめてコメントを入れさせていただきます。
3人目無事ご出産おめでとうごさいます。
私も、もうすぐ1歳になる息子がいます。
帝王出産で産んだので、インドでの出産話が他人事ではなく、お気持ちが良くわかります。
夫のインド赴任が決まり秋には私たちも同行する予定でおります。
先輩ママさんとして、これからは色々教えてくださいね。
インドではおむつなどのベビー用品は手に入るのでしょうか?
[2008/05/28 10:20] URL | ゆきさん #- [ 編集 ]

v-22<ゆきさん
はじめまして。初コメントありがとうございます。
秋からは同じインド駐在仲間ですね。こちらこそよろしくお願いします。
1歳前のお子様を連れてのインド赴任、心配なことも多々あるかと思いますが、
ベビー用品も可愛いものも色々あったり、粉ミルクやおしりふきなどもどこでも買えます。
ただし、トイレットペーパーをはじめオムツなどの紙製品は日本の2倍以上のお値段ですが、品質には特に問題はないですよ。ちなみにインドはメイドさんもいることもあってか、
圧倒的に布おむつ派が多いです。その分、なんとオムツはずれが生後6か月でできるそうです!!!(驚)
[2008/05/29 23:56] URL | aranyos #- [ 編集 ]
それはすごいです!
こんにちは。

オムツが6ヶ月でとれるなんてすごい!
とても良いことを教えていただきました。

過去にさかのぼってブログを読ませていただいておりますが、とても参考になります。
育児の不安も大分軽減されました。
ところで、メイドさんにはどれくらいお任せできるものなのですか?
インドに赴任中にできれば2人目がほしいのですが・・・

[2008/05/30 17:53] URL | ゆきさん #- [ 編集 ]

v-5<ゆきさん
過去の日記も読んでくださって、育児の不安も軽減された、とのこと。
ブログ管理人にとっては何とも嬉しいお言葉です。
メイドさんにどの程度任せられるものか、インドで二人目の妊娠希望などなど、このコメント欄ではスペース的にも限られますし、公開コメント欄であることから、具体的な回答も難しいので、よろしければブログ左横のメールフォームより管理人に直接メールいただければ、
ゆきさんの個人的な質問も書いていただけますし、そのニーズに合ったお返事もできると思います。ちなみにメールフォームは非公開で、管理人に直接届きますので、ご安心ください。よろしくお願いします。
[2008/05/31 01:52] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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