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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ベトナム旅行4~市内観光~
夏休みも終わり、学校も再開。子供が学校に行ったらちゃんとゆっくりブログ更新するぞ、と思っていたのにバタバタと一週間が過ぎてしまった…あぁ、遊びすぎ・出歩きすぎ(汗)
インドネタもかなり溜まってきたので、いつまでもベトナム旅行の余韻に浸っている場合ではないのだけど、伝えるべきことが多すぎて(誰も期待していない?!)まだまだベトナムレポートが終わらない…(笑)
…ということで、第4弾はホーチミン市内観光。


正直なところ今まで「ベトナム」というと、「ベトナム戦争」がまず思い浮かび暗いイメージを持っていた。枯葉剤の散布による衝撃的な奇形児誕生や、ベトナムからの帰還米兵の精神バランス崩壊問題など。
買い物だ食べ歩きだ、という前にきちんと見ておくべきものは見ておかねば、と「戦争証跡博物館」に行ってきた。

ベトナム戦争の惨状を物語る写真パネルや使用された爆弾・爆撃機・戦車。戦争の傷跡や後遺症。捕虜・政治犯などの拷問施設。ベトナム戦争に反対する各国のベトナム支援ポスター。
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直視できない程むごい写真や奇形胎児のホルマリン標本などもあって、
何とも言えず悲しく虚しい想いで押しつぶされそうになった。
ズラッと並んだ死体の写真や、如何に多くの人を殺傷するかだけのために開発された地雷や爆弾の実物展示を見て、鉄男は「何の為に戦争するの?」「この人たち、みんな死んでるの?」と聞いてきた。
「自分の国をもっと広い国にしたい、とか、他の国が持ってる宝物を取り上げて、もっとお金持ちの国になれるように、とかそんな理由かなぁ」と言葉を選びながら説明したけど、自分自身、釈然としない疑問が残った。やっぱりどんな理由であれ、こんな悲惨な殺し合いは繰り返すべきではない。鉄男も言葉少なに、彼なりに感じていることがあったようだ。それだけでも、十分来た意味があった。

ポーランドのアウシュヴィッツを訪れたときも、人間とは狂気に走るととんでもない方向に技術やエネルギーをつぎ込んでしまうものであり、人間が人間として扱われなくなってしまう恐ろしさを感じた。アウシュヴィッツも戦争証跡博物館も原爆資料館も負の遺産として、きちんと見据えなければ、と思う。

博物館の最後のパネルは、反戦運動ポスターや活動の紹介だった。二度と繰り返すべきではない、という強いメッセージが込められ、平和ボケしていた気持ちも引き締まった。決して楽しい場所では無いけれど、訪れるべき場所である。

暗い気持ちを吹き飛ばすべく、活気溢れる元気なベトナムを見に、お次は市場へ足を運んだ。ベンタイン市場はホーチミン最大の市場で、生鮮食品から衣料・雑貨など何でも揃う。
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偽物ブランドや変なおもちゃもあって、子供達は手にとって「何これ~!」と大喜び。
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生鮮食品は新鮮で、蟹も貝も鶏もピチピチである。
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喫茶コーナーもあって、チェー(ベトナムの甘味)専門店で休憩。
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あんみつ練乳かき氷みたいな物で、寒天・ゼリー・小豆などをたっぷり入れた上から練乳かき氷を入れる。色んなトッピングが出来、色とりどりのゼリーや寒天が目にも涼しい。味ももちろん文句無しに美味しい。
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海産物の干し物屋さんもあって、貝柱・海老・スルメ・フカヒレなど何でもある。
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インドでも潮の香りを、と干し貝柱と干し海老をたくさん買った。帰ってきて早速作った貝柱&海老の中華スープの旨み、筆舌に尽くし難かった。
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ベトナムの主な輸出品には原油に次いで衣料・履物も含まれ、ビーズ刺繍の可愛い靴がズラリと並ぶ。チーコも早速気に入ってサンダルゲット。
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お次は歴史博物館。こちらの展示内容はベトナムの先史時代から現代までの歴史・遺跡・文化遺産など。特に面白かったのは水中人形劇。
6畳ほどの大きさの水中舞台。可愛いのか気持ち悪いのか、独特の人形がシンクロナイズド・スイミングよろしく水中で激しく飛び回る。人間が竜を追いかけたり、竜が口から水を吹き飛ばしたり!
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初めて見る異色の人形劇に、子供も親も興奮しっぱなし!「うぉ~凄い!」「わぁ、なんやこれ!」と絶叫しっぱなしだった(笑)
子連れには一押し。かなり面白かった。
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人形をどうやって動かしているのか不思議でならなかったが、最後に人が屏風裏から出てきて挨拶し、半身水に浸かって、屏風裏から棒で人形を操っていたことが判明。それにしても複雑でダイナミックな人形劇だった。一度は見る価値ありです!

社会主義国の国営百貨店。ものはあるんだろうか?と失礼な疑問を持ちつつ行ってみた。凄かった!何でもある!ジュエリー・家電・衣料・雑貨などなど。最上階にはキッズコーナーまであって、子供パソコン・ブロック・ボールプールなど子供たちが大喜びするものが一杯。時間料金を払い、中で安全に存分に遊ばせられる。その間に親は交代でお買物することも出来、観光の合間にちょうど良い空間だ。
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ホーチミン。至る所に喫茶店もあり休憩でき、博物館も色々ある。タクシーはメーターで正規料金掲示だし料金も安いから、移動も楽チン。子供連れでも無理なく観光できる街だ。
市内観光がテーマだったはずが、やはり食い気に走っているせいか、食べ物の画像が多くなってしまった…(汗)
次はベトナムお土産&ちょこっとシンガポールレポートします。

インドネタが押しに押している!やっぱり、住めば都。インドも良い所です。ベトナムも良いけど、インドも是非!

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[2007/07/06 00:02] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(2)
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[2007/07/07 16:43] | # [ 編集 ]

v-529<鍵コメのC君ママ
初コメントありがとうございます。「アッチャーさん」と呼ばれているなんて、なんだか
こそばいような恥かしいような気持ちです(笑)
そしてご夫婦で読んでくださっているなんて嬉しいです。ありがとうございます。
それにしても、いつも落ち着きなくバタバタしていて申し訳ないです…
今度は見かけたら声掛けてくださいね。またゆっくりお喋りしましょう。
C君にも「アバレンジャーの足が見つかったから、遊びにおいで!」とお伝えください。
[2007/07/08 02:33] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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