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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
クラフトミュージアム1
国立民芸博物館、通称「クラフトミュージアム」に行ってきた。インド各地の家屋模型・日用工芸品・壁画・染織工芸品などが展示され、屋外ではインド各地より集められた職人さんによる、各地の特産物の実演・作品の販売もされている。とにかく見所満載の博物館だ。
以前より興味があって、じっくり見たいと思っていたので、一人でゆっくり見たにも関わらず、3時間では足りなかった!また出直さねば…

クラフトミュージアム第一弾は展示物について。
マット、鍋敷き、食器などあらゆる日用品が並ぶ。
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普段使いの品なのに模様を編みこんでみたり、ただの鋏なのに面白い形にしてみたり、こういう職人の粋が伝わる作品、好きだなぁ。
色を変えて編みこんで作られた籠。
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色々な形の鋏。
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何かの神様(いい加減ですみません…)。千手観音みたいにたくさん手があるんだけど、指の一本一本まできちんと繊細に彫られている。
これも信仰心の深さと技術力の表れだなぁ。
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最初「絵画」かな、と思ったけど、近づいてみてビックリ!?
なんと全部刺繍!それも細かく、乱れることのない見事な針仕事。
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布のコレクションが多く、どれもその作業工程を推測しただけで
溜息が出るほどの逸品ばかり。
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インドにも日本と同じように「絞り」がある。一目一目、縛って染めて
という工程を経て、この模様を作り出すのだ。
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布を重ね合わせて、切り抜いては周りを纏り仕上げていく手法。
模様も様々あって、これらが継承され、目の前に見る事が出来るだけで
感謝の念で一杯になる。
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白檀の木彫り。これほどまでに細かい細工は見たことがない。
まさに神業としか思えない程の出来。
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家屋の展示。派手さはないけど、黒くなった木が良い味を出していて、
壁には各地で作られる花瓶や飾り皿がかけられ、これまた素敵。
DSC00592.jpg

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外にはテラコッタ作品がズラリ。
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日本人学校の「現地理解・体験デー」でテラコッタで壷をつくった事が
あるけど、あの難しい作業でこれだけの物を作るとは…と驚きである。

この顔が凄く気に入ってしまった(笑)
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嬉しいことにギフトショップもある。展示物を見た後だと、ことさら
今まで見てきたような見事な工芸品がお金を払えば買える、という事がありがたく感じられ、ついつい買ってしまいそうになる。このギフトショップだけでも通いそうだ…(笑)
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クラフトミュージアム、最高です。遺跡公園に次ぐ、私のデリーでの
一押し観光地!是非お時間のある方は足を運んでみてください。

情報として…
National Handicrafts and Handlooms Museum
Pragati Maidan, Bhairon Road
休館日 月曜・祝日
開館 10~17時

DSC00618.jpg


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[2007/01/23 22:07] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント

クラフトミュージアム、前に行きましたが、これだけの展示と屋外での実演・販売を楽しめてその上入場無料!いいよねー。
それにしても、同じ所に行ったのに、aranyosさん、感じ方が深いですねー。
さすがです。
[2007/01/24 22:55] URL | HARU #- [ 編集 ]

e-365<HARUちゃん
そうだよね~、これだけの内容で入場無料は凄いよね!ありがたい。
私は涙もろく感動しやすい単純な性格で、何を見ても、いちいち「おぉ~!」とか
「これは凄い!」とかブツブツ独り言してるので、かなり怪しいかも・・・
空軍博物館もあれだけの内容でタダだもんね、インドって太っ腹~(笑)
[2007/01/25 13:58] URL | aranyos #- [ 編集 ]
はじめまして!
はじめまして!バンガロールに住むトマトと申します。
とても素敵なブログですね~。またデリーに行ってみたく
なりました(デリーには夫の叔父家族が住んでます)。
家族構成も我が家と似ていますし、共感する部分も
多々あります!またゆっくりお邪魔させていただきます。
[2007/01/25 14:34] URL | トマト #MjDKPibA [ 編集 ]

e-365<トマトさん
初めまして。コメントありがとうございます。
私もトマトさんのブログを見せていただきました。
そうですね、お互いに家族構成似てますね~(笑)
インドと日本のダブルの血を受け継いだお子様達、これからが楽しみですね!
私もまたトマトさんのブログに遊びにいかせて頂きます。
これからもよろしくお願いします。
[2007/01/25 19:11] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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