![]() 9月の終わりから10月始めにかけて、インドではダシャラーという
お祭りがある。世界史を勉強した人なら、記憶の片隅にありませんか?叙事詩『ラーマーヤナ』というインド文学の名前。主人公ラーマ王子の生涯についての壮大な物語。ダシャラーは、北インドではまさにラーマーヤナのお祭りらしい。鉄男の通う絵画教室でも、「ラーマ王子を描け」というお題で、そんな難しい事言われたって…(苦笑)ってことで
「猿なら描けるよ」とハヌマーン猿神を描いてごまかしちゃった(笑)一応ハヌマーンはラーマーヤナの中でラーマ王子を救う重要な役割をしているから、ダシャラーとは関係あるしね。
![]() 『ラーマーヤナ』についてはお友達が可愛い画像とともに、紙芝居のような語り口で紹介してくれているので、興味のあるお方は、こちらのブログをクリックしてください。→Blue Lotusさんブログ この時期、町のあちこちで普段とは違う様子が伺える。 人の集まるマーケットなどでは、「お祭りだし、貧しい人も誰でも食べにおいで!」と無料で食事を振舞っている光景も見られる。この容器がまた面白い。おかず・メインを分けられるように、仕切りまで型押しして成型された葉っぱのお皿。これなら燃やしても、埋めても自然に帰るもんね、ナイス・アイディア! ![]() そして、最終日はラーマ王が魔王に勝利を納めるおめでたい日。夜もパンパン爆竹のおとが響き渡り、おめでたい日には結婚式も目白押し。 我が家のすぐ近くに公民館のような総合式場があるので、ど派手な結婚式を目の前で見る事ができた。 ![]() 夜10時過ぎ、凄い人だかりの中、ランプ隊・太鼓隊がキラキラ・ドンドン引率し、続いて白馬2頭の馬車に乗った王子ならぬ花婿が登場! ランプ隊は電源に発電機を載せたトラックまで従えている。 花婿の周りでお祭り騒ぎの男性人が踊り狂い、太鼓の音も更に激しくなる。 ![]() ![]() 会場は熱気に包まれ、普段は何もない広場が立派な結婚パーティー会場 に変身している。煌びやかなサリーに身を包んだ女性陣、可愛いインドの民族衣装を着た子供たち。 ![]() 私は鉄男をおんぶして、カメラを抱えて撮影しにわざわざ招待されてもいないのに、覗きに行ってきました。我ながら図々しい奴…いえ、これもブロガー魂がさせた所業です(笑) スポンサーサイト
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![]() わーすごい!
私高校の時、世界史をとってたけど、ラーマヤナという名前は聞いたような、聞いてないような感じです。我が息子達も絵画教室に行っているけど、歴史上の人物をかくことはなく、友達や動物の絵をよく書いてきます。そちらのお祭りがとてもにぎやかで、すばらしいんだということ、伝わってきます。一度インドの結婚式みてみたーいです。毎日がとても楽しそうですね!
[2006/10/03 18:37]
URL | えみ #-
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[2006/10/03 21:14]
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<えみさん
コメントありがとうございます。 世界史、私もとっていたけど、流石に○年前ともなると、記憶も怪しいものです・・・ ブログに嘘は書けないし、良い機会なので改めて世界史も調べてみたり、頭の体操に なってます(笑) そうだよね、日本の絵画教室で『阿弥陀如来を描け』なんてお題はないよね(笑) それだけインドでは神様が日常生活に浸透しているという事ですね。 インドの結婚式、見ている側も心が躍りますよ! とにかくお祭り騒ぎで、踊れや躍れで楽しい!あぁ、私も上手に躍れたら・・・と思います。
[2006/10/04 07:23]
URL | aranyos #-
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