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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
飽食月間
1月はおせち料理や年始のご馳走に始まり、10日が夫A-さん、17日がチーコの誕生日と続くので、毎週のように「ケーキだ、寿司だ、焼き肉だ!!」と飽食月間である。
日本に帰って来てからというもの、今まで免除されていた家事労働をするので体重は落ちたものの、体脂肪率がドンドン上がっている…(汗)
「やれ牛だ、牡蠣だ、蟹だ!」と、今までインド生活では食べられなかったものを、過去5年分取り戻さんとばかりに食べまくっているせいか…。反省。

さて、夫A-さんの誕生日。「誕生日に食べたいものは、誕生日の主役が決めて良い」という我が家の習慣で、夫A-さんが選んだのは焼き肉。
ホットプレートでジュージュー肉を焼き、エリンギやアスパラ、ウィンナー、スイートコーン等も子供達は喜んで凄い勢いで食べる食べる!

ちなみに、乾杯はインドから持ち帰った、おなじみキングフィッシャー・ビール(笑)
食後には、これまた我が家の習慣、子供達のデコレーションによるバースデーケーキでお祝いした。
鉄男のアイデアで「お父さんの名前のイニシャルでAにしよう!」ということで、イチゴを「A形」に並べた。(ピー助はケーキ作成時にクリームを舐めまくり、疲れて早々に就寝)
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そして、1週間後、お次はチーコの誕生日。チーコのリクエストはたらこスパゲティー。「これでもかっ!?」とふんだんにたらこを使ったこともあってか、「美味し~い」とチーコは大喜び。そんなチーコの笑顔に母も嬉しくなる。

ちょうどチーコを出産した7年前の今日、この地には珍しく、雪が降り積もったのだけど、今年も雪!
夫A-さんと「チーコが生まれた日も雪だったなぁ…」と感慨深く話した。
「猫の額」どころか「ネズミの額」ほどの我が家の日本庭園にも、うっすらと雪が降り積もり、これまた幻想的であった…。
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チーコは逆子だったため、「陣痛が来る前に帝王切開しましょうね」と予定日よりも2日早く入院出産したのだった。夫A-さん、そしてまだ2歳だった鉄男と3人で病院に行き、「鉄男ちゃん、お昼ご飯、お父さんと食べに行っておいで。帰って来たら、ちーちゃんはもう生まれてて抱っこできるよ。」と送り出し、帝王切開に臨んだことを思い出す。

男系家系の夫A-さんの実家。初めての女の子に、義父が「可愛い女の子を産んでくれて、本当に有り難う!」と涙を見せたことが忘れられない。
あれからもう7年。これからも、元気に健やかに大きくなって欲しい。
「HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪」で蝋燭の火を消すチーコ。
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蝋燭が7本あるのでなかなか消せず、鉄男もピー助も我先にとフーフー横から吹きまくる姿には笑えた。


最近、知り合いの方に言われたことで、とても嬉しかったこと…。
「君たちファミリーは、贅沢しているわけでも、特に社会的に成功しているとかでも無いんだけど、欲が無くて、本当にピュアで良いね。見ていて心が温まるよ。」
特に褒めるべき要素が何もないから、苦肉の策で敢えてそう言ってくれたのかもしれないけれど…(汗)

電気も水も豊富で、お金さえ出せば何でも手に入るように見える豊かな日本。でも、「豊かさ・幸せ=物の豊富さ・選択肢の多さ」では無いのだとインドで暮らして実感した。
牛や新鮮な魚介類を毎日のように食べられなくても、停電や断水があって不便な生活であっても、最低限、家族が元気で笑っていられれば、それが何よりの幸せだ、としみじみ学んだ5年間。
これからも、その基本的且つ、一番大切なことを忘れないようにして、家族5人+1匹、毎日を大切に仲良く過ごしていきたい。大きくなって、子供が巣立って行ってしまうのなんてアッと言う間なのだろうしね…。

普段改めて考えたりしないことを、しみじみと考えさせられる。誕生日って、やっぱり大切な日ですね…。

ちなみに、インドの我が家でお手伝いさんとして働いてくれていたモティさん。モティさんの娘さんもチーコと同じ1月17日生まれ。年末に一時帰国していたお友達に託けて、お誕生日プレゼントをモティさんに届けて貰った。
つい先ほどモティさんから国際電話がかかり、「チーちゃん、ハッピーバースデー!!」との嬉しいコールがあった。子供達にとっては「第二の母」とも言えるモティさんとのインドでの素敵な出逢い。
「溜まったマイルで何処に旅行しようか」と先日家族で話した折り、子供達は「インド~!!!」と一言!
ビックリしたけど、子供達にとっても第二の故郷であるインド。早速来年、再訪してモティさんやドライバーのロバートさんを始め、懐かしいお友達に会うのも良いかもなぁ、と改めて思った。
もしそうなったら、インドのお友達の皆さん、また遊んで下さいな!(笑)

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[2011/01/18 00:38] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(16)
望郷の念と日本再発見の喜び
本帰国して初めての年末年始。結局、段ボールに囲まれて、大掃除をする暇も無くバタバタしたものとなってしまった…。あぁ、来年はこうならないように、しっかり片付けなければ…。

年末には、嬉しいことに、インド駐在中にお世話になった仲良しのお友達がわざわざ遊びに来てくれた。子供たちは久しぶりのお友達との再会に大喜びし、でも、空間的時間的な隔たりなんて無かったかのように、いつものようにじゃれ合い遊んでいた。母たちも、デリーの生活そのままに、ゆっくりお茶して色々お喋りして、本当に楽しいひと時を過ごせた。
温泉に入ったり、鰻パイ工場を見学したり、映画を観たり…。
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気心知れた友達と屈託無く笑いあう我が子の笑顔を見ると、インドに戻らせてあげたいなぁ、とか、早く日本の学校でも仲の良いお友達が出来ると良いなぁ、と思ったり…。久しぶりのお泊まり会で、もう寝食を忘れての大はしゃぎ(笑)パジャマのままの朝食もかなりのハイテンションで、みんなが一緒だと食欲も凄いのなんの?!
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最初は再会を喜び抱擁を交わすんだけど、徐々にいつもと変わらない様子にデリー生活の錯覚を覚え、いつでも気軽に会えるような気がしてくる。そして見送り時に「じゃぁね、バイバ~イ!」なんて軽く別れてしまったことを今頃後悔している…。

やっぱり私はもう日本に帰ってきていて、ほぼ毎日のように会って遊んでいたインドのお友達とも、今では半年に一度会えるか会えないか、の距離になってしまっているのだ、ということを今更のように実感し、ジワジワとインドを去った寂しさを覚えてもいる。
また次回会う時には、グンと成長しているんだろうね…。楽しみにしているよ。
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「インドって、トイレとか無いんでしょ?」
「インドに住んでて赤痢とかならなかった?」
「お手伝いさんも運転手さんもいて、何にもすること無かったんでしょ?」…
そんなことあんなことを言われたりするたびに、「そんなこと無いよ」って返事をするんだけど、インド生活の苦楽を理解し、共感してくれる人が周りにいないことが寂しく、孤独感を感じてしまう。
と同時に、これだけメディアが発達した今でも、日本人にとってのインドのイメージが実際と大きく異なっていることに驚き、そしてインドへのマイナス評価に傷ついたりする自分がいる。

かと言って「インドでは○○なんだよ」「インドでは△△していてね…」と話すのも、海外生活自慢ととられないだろうか、という不安もあるので、「インドでは~」は言わないようにしてしまう。そんな自分の気持ちに自分自身が納得できないまま、日常の忙しさに流されているのが、これまた情けない…。
インドへの望郷の念が募る日々である…。


それとは裏腹に、日本に帰ってきた喜びを感じているのも事実。
忘年会で色々な人と集まっては、本帰国の挨拶をし、久しぶりの再会を喜んだ。私が「第二の父」と慕う恩人にピー助を初めて抱っこしてもらうことも出来た。感無量。
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大晦日に親族一同集まって、紅白歌合戦を観戦し、除夜の鐘をしんみり聞きながら厳かに年越しの瞬間を迎える。そのなんとも言えない雰囲気に「あぁ、この感覚、何年も味わってなかったなぁ…日本だなぁ」としみじみ思う。
初詣。ピンと気持ちの引き締まる空気。
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新年の朝、父の年始の挨拶で御屠蘇を頂き、豪華絢爛なおせち料理に舌鼓を打つ。そして子供たちはお年玉に大喜び。
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今年の正月は、全国各地で雪の影響があったけど、子供たちはお構いなしに大はしゃぎ。お寺の庭で雪の滑り台を作ったり、かまくらを掘ったり…。
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私も干支にちなんで雪兎を作ってみた。
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玄関のしめ縄飾り、春の七草粥、鏡開き…。そんな日本の伝統をしっかり実践しなければ、と思うようになったのも、日本を離れていたからこそだろう。
忘れていた日本の文化や風習を「これぞ日本だなぁ…」と嬉しく体験する。

干支のお菓子とお抹茶も、特別美味しく感じられる。
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義母のお正月の花飾りを写真に収めては、いつか自分もこんな風に素敵に活けたいなぁ、と思う。
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今年は日本の良さを再発見し、日本文化を堪能するとともに、インドへのマイナスイメージや誤解を少しでも良い方向へと変えられるように何らかの形でお手伝いしてきたい。
それから、福ちゃんが家の中を走り回れるように、荷物を片付けないとね…(汗)
「今年はオスワリとマテを覚えるワン」By福
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[2011/01/13 02:10] | 浦島花子の日本生活 | トラックバック(0) | コメント(11)
今年もよろしくお願いいたします!
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ブログを通じて皆様とやり取りさせて頂き、また親交を深めさせて頂けることを嬉しく感じています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

《aranyos家の近況》
夫A-さん:
インド仕事疲れですっかり痩せてしまいましたが、まだまだ長い子育て人生に向けて徒歩通勤で体を鍛え中。
aranyos:
久しぶりの主婦業でダイエット効果有り!?山積み段ボール箱の引っ越し荷物と格闘中。今年末までには片付けま~す(笑)
鉄男(小4):
デュエルマスターズにはまり、カード道場に通っております。対戦相手募集中!心優しい草食系(?!)男子
チー子(小1):
愛犬福ちゃんにメロメロ。動植物大好きでのんびりマイペース型。兄/弟に挟まれ逞しい女子に育っておりますが、只今男言葉を矯正中・・・。
ピー助(2歳半):
インド生まれにとっては衝撃の「日本語の海」!日々新しい言葉を覚えております。ピタゴラスイッチの熱烈ファン。三枚目のお笑い系。
福ちゃん(フレンチブルドッグ):
我が家のニューフェース。ピー助より上位にいると思っているやんちゃ姫。
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(アウランガバードのビービー・カ・マクバラにて)

こんな我が家ですが、今後ともよろしくお付き合い下さい。
[2011/01/01 00:00] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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aranyos一家のインド生活の歴史です。いつまで?は未定です(笑)

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