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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
シロアリ被害

まず最初にお詫びを・・・
最近、またもや我が家のネット環境が劣悪な状態にあるので、更新が更に不定期になっております。
せっかく頂いたコメントも見ることが出来ないので、お返事をすることも出来ず、ご迷惑をおかけしております。虫の息状態でありながらも、何とかネットが繋がった時にコメントへの対応や更新作業をしているので、お返事に時間がかかりますが、暫くの間(?)、何卒ご理解願います。



毎年モンスーンの時期というのは、何かと問題に見舞われる時期でもある。例えば、水漏れ。上の階から通じるパイプが内部で破損しているため、雨量の増えるこの時期は特に、我が家の壁までベトベトにしてくれる・・・(涙)

去年モンスーンが明けてから、壁に防水加工を施したはずなのに、またもや水が染み出している。1年ももたない工事って一体…(汗)
去年の水漏れについての日記はこちらからどうぞ。

水が漏れているのは勿論のこと、洒落じゃないが、今年も例年通り、漏れなく問題が起こった(汗)有り難くないことに、なんとシロアリ被害である!

我がファミリー5人が川の字ならぬ、ほぼ「州」の字状態で寝ている寝室のクローゼットがやられたのである。
このクローゼット、ただでさえ、隣家のバスルームからの水漏れで常にしっとり保湿状態…。なので、年がら年中服がカビ臭いのがたまらない。
しっとり潤った木は柔らかくて食べやすいのか、見事にクローゼット全体がシロアリに蝕まれていた。

ことが発覚したのは、クローゼットのハンガーバーが落ちてから。バーの付け根がボロボロに崩れており、金具の付いていた穴からはシュワシュワと不気味な音が・・・。
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棚部分を触ってみても、どこもかしこも中身が空洞になっているような空っぽな音とフニャフニャな手応え。力を入れて押してみると、ボコッと穴が開いた!!そして、見た物は・・・。
ウジャウジャ這い回るシロアリの群れ。シュワシュワと音を立てながら木を食べている。キエェェェ~、断末魔の叫びを揚げたのは言うまでもない(涙)


結局、壁に作り付けのクローゼットを全部取り壊して、害虫駆除のための薬剤注入(ペストコントロール)を行おう、という話になった。
でも、ペストコントロールすると、ただでさえ強い薬で体に悪いのに、アレルギー体質の我が家の子供たちに、何かしら影響が出るのは火を見るよりも明らかなこと。

夫A-さんは、すっかり本帰国の妄想に取り憑かれているので、「どうせこの家にも長くは住まないんだし、クローゼットを作り替えて、また半年以内にシロアリにやられることはないんじゃないの?それならペストコントロールは無しで済まそうよ。」と・・・。

確かに、ペストコントロールの作業当日と後日の1~2日間、幼い子供を引き連れて家族でホテルに避難する面倒や、その後も強い薬剤の臭いで頭痛や吐き気に見舞われるであろうことを考えれば、ペストコントロールは避けたいところ。
でも、果たして、本当にもうこの家に長くは住まないのであろうか・・・?誰かはっきり教えておくれ~!!

ということで、クローゼットの取り壊し&作り替え工事が始まった。クローゼットを空にして、寝室の荷物を大移動し、私たちは客間で寝ることに。ところが、客間のエアコンに安全な電気処理がされておらず、ビリビリバリバリな感電地帯であることも判明・・・。そして電気工事も入った。

無事に電気修理を終えて客間で寝ることは出来ているものの、クローゼット造り替えは家の中での作業になるため、一日中自宅を空けられないのも辛い。
おまけにドンドン・バリバリ・ガンガン・・・と凄い音が一日中鳴り響く。安心してピー助のお昼寝も出来ない日が続いた(涙)
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クローゼットを作ってくれる家具屋のおじさんたちは、とても仕事熱心で、連日朝10時頃に来ては夜8時過ぎまで作業している。たまに昼寝していたりもするんだけど、我が家のテラスで寝ている姿は、何とも平和である・・・(笑)ピー助が「おじさん、寝てるね。シーッ(静)」とささやく姿が笑えた。
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1週間経ち、無事クローゼットは完成。

でもまだまだ終わりじゃない。お次はペンキ屋さんである。
これがまた辛い・・・。ペンキのノリが良くなるようにと、表面を削った木屑が部屋中に散乱し、強烈なシンナー臭が家中に染みつく。くしゃみは出るわ、目は痛いわ、頭はガンガンするわ、吐き気はするわ・・・(涙)

折しも季節はモンスーン。乾きにくいこともあり、塗装作業は1週間続くそうな。

インド生活5年目で、もう大抵のトラブルにも対処できるように慣れたと自負していたけれど、まだまだ甘かった。
あぁ、インドの神様は私をお試しなのね・・・。
でも、明らかに最初の頃と変わったことがある。
それはいちいち腹が立たなくなったこと(笑)
最初は「もう、またトラブルなの?!全くインドはこれだから困るんだよ!(怒)」とイライラしていた。

でも、毎日のようにトラブルで鍛えられ、4年以上経った今では、「あぁまたか・・・。仕方ない。1,2週間、我慢するか。」と諦めが早くなり、腹も立たなくなった。
インドの良さをたっぷり理解した後だからこそ、嫌なことも流せるようになったのかな、と思う。

日本で生活していれば、断水・停電・水漏れ・ネットの不具合・スタッフの雇用問題・・・等々からは解放された生活が送れる。
それはそれで平穏な生活だけど、波瀾万丈なインド生活を体験した後では、正直なところ、ちょっと味気ない気もしないではない・・・。

インドの毎日は、それこそ「ある時はエベレストを超え、またある時はマリアナ海峡に沈み」な超山有り谷有りな生活・・・。
当然喜怒哀楽も激しいし、平穏とは対極の世界だ。でも、「生きている」と実感できる日々であり、味気ないどころか、マサラ(スパイス)たっぷりな濃~い毎日を生きている充足感がある。

色々なトラブルも込み込みで、インド生活を楽しめるようにならねば、とも思う。それが、有りの侭のインドを好きになる方法なのかもなぁ。

・・・以上、偉そうなことを書き連ねましたが、そう思うように自己暗示をかけながら、今回のシロアリ問題を乗り切ることにいたします(笑)
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[2010/07/28 23:18] | インドの苦労 | トラックバック(1) | コメント(12)
洗顔スクラブ
ご好評いただいております(?)、怪しい美容部員シリーズ第○段?!

今回のお勧めは、フェイス・スクラブ。
インドでは知らぬ人はいないバイオティーク社のコスメ・シリーズの1つで、パパイヤ・フェイス・スクラブである。
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忙しい主婦、子育て中のママさんには、夜ゆっくりパックする時間もなかなか取れないもの。
かくいう私も、今までは塗って乾くまで放置し、乾いたらピリピリとはがすタイプのパックや、顔面に貼り付けておくローションペーパーパック、はたまた、塗って乾いたら洗い流すタイプのパック・・・等々、色々なパックをやってきたけど、ピー助が生まれて、授乳マシーンと化してからは、これらのパックをする時間すら取れなくなった・・・(涙)

ピー助をおっぱい攻撃で寝かしつけ、そっとベッドに置き、「しめしめ、今晩はゆっくり贅沢にパックでもしながらマッサージチェアで雑誌でも読むか(笑)」と顔にパックを塗り塗り。
ところが、パックがまだ乾きやらぬうちに、ピー助の泣き声・・・(涙)パックをつけたまま、再び授乳して寝かせるのだけど、枕や髪の毛にもパックのクリームがベトベト・・・(汗)

またある時は、授乳しながら私も眠ってしまい、目が覚めたときにはパックは乾ききって、パックをはがす時には潤いなんてどこへやら、皮膚はバリバリである・・・(涙)
ローション・ペーパー・パックに至っては、「犬神家の一族」の佐清(スケキヨ)よろしく、顔面真っ白のお化け状態。ピー助は号泣である・・・。

なので、乾くまで待つことも、洗い流すことも出来ないので大変困っていた。・・・かと言って、週1のパックでどうにかお手入れしないと、にっちもさっちもいかない悲しい我がお肌の現状・・・。

そんな時に見つけたこのスクラブ・パック。
入浴時、洗顔後に濡れた掌にとって、顔面全体に円を描くようにマッサージ。気になる頬や小鼻あたりも念入りにクルクルとマッサージ。
マッサージしている間にも、パパイヤスクラブが古い角質を落とし、毛穴の汚れも掻き出している感覚。
そして何より、パパイヤ酵素がピリピリとして、「おぉっ!効いている!効いてる!」と実感できるのが嬉しい。

マッサージ後はぬるま湯でしっかり洗い流す。すると、洗い流す指先が肌の上をスルスルとなめらかに滑るのがこれまた衝撃的!!
酵素の働きで皮脂が溶け、古い角質も落ち、ツルリと一皮剥けたような快感!


・・・以上が普通の使用方法&使用感なんだけど、私は更に有効利用している。
3人の子供を抱えた、サラリーマン家庭の主婦aranyosが編み出した、ケチケチ&実用的且つ効果バッチリな使い方とは・・・。

顔面のスクラブマッサージの後、そのまま洗い流すのは勿体ない!!
スクラブもパパイヤ酵素も一二分に働いて貰いましょう、ってことで、手に残ったスクラブクリームを、肘・膝小僧・脚・くるぶし・踵へも延ばし、クルクルマッサージ。顔は自分の目では見えないけれど、脚や膝小僧は、その場で効果がはっきり見える!!!

膝小僧の黒ずみがみるみる薄くなり、ピンク色の膝小僧に生まれ変わり、サンダル履きで酷暑にさらされ、ガチガチになってしまったくるぶしや踵がツルツルになる様は素晴らしい!!

その効果に満足したら、お次は顔面を洗い流す。脚や肘などをマッサージしている3分ほどの間にも、酵素君は真面目に働き、洗い流すときには、更にスベスベなお肌が現れます。

入浴後は、生まれ変わったお肌に化粧水をケチらずたっぷりと。余分な汚れの膜が取り除かれたお肌が、水分をグングン吸収していくのがわかる!!ここぞとばかりに栄養価の高いリッチな化粧水を使えば、効果も更に期待できます!!

いつもの入浴時にたったプラス5分で出来る、お手軽なスクラブパック。顔も肘も膝小僧もツルツルになって、若返りませんこと?そこの奥様!

*ただし、酵素系の化粧品にかぶれやすいという方は、腕の内側などでパッチテストをしてからご使用になることをお勧めします。

《情報として・・・》
BIOTIQUE
PAPAYA SCRUB 180Rs
バイオティークを扱っているドラッグストア等でお買い求めいただけます。

ちなみに、バイオティーク社としては、7日間集中使用を推薦しているけど、適当に2日連続、2日置きでまた2日使用などでも十分な即日効果がお楽しみいただけます。だって、7日間毎日使ってたら、減りが早くて勿体ないも~ん(笑)むっちゃ小庶民ですんません・・・(汗)

[2010/07/25 21:30] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(6)
ピー助、プレスクールデビュー!
早いもので、インド生まれの我が家の末っ子ピー助が、今月からいよいよプレスクールに通い始めた。2歳を過ぎて、色々なことに興味を示し、猛烈なスピードで様々なことを習得していくピー助。言語面では、日々何かしら新しい単語や表現を覚えては実際に口にしてみたり、兄姉とも一丁前に口喧嘩して、「チーコあっち行け!!」「にーにー、大っ嫌い!もういや!」などと言っている。
行動面でも、いつの間にかDVDの操作ができるようになっていたり、パズルが早くできるようになっていたり・・・と、この時期の吸収力の凄さには目を見張るものがある。
「父さん、これやろう!」と夫A-さんと夜のオセロタイム。
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もちろんルールは無茶苦茶だけど、「父さん、ココじゃないよ」「こうするんだよ」などと父に指導しているのが笑える。そんなピー助の指導にも「そうかぁ。ピーちゃんは強いねぇ~」「あぁ、負けた!」などと応じる夫A-さんも親バカで微笑ましい(笑)

自宅でベッタリ母と過ごすのも情緒面では大切だけど、知育面をもっと伸ばし、お友達との関わりも持てたらな、ということで、「ピー助を手放すのは辛いけど、9~12時までの午前中だけ…(涙)」と、現地のプレスクールに通わせることにしたのだ。

このプレスクールは、チー子が3年間毎日通い卒業し、鉄男もサマーキャンプで2ヶ月間英語を勉強したところで、気心知れた先生やお世話のおばちゃんたちもいて、居心地がとても良い。
ピー助がお腹にいる頃から「生まれたら、ここに入学するのよ。待ってるからね!」と言ってくれていた先生方。その頃は「そんなに長くはインドには居ないだろうし、有り得ないよ」と思っていた・・・。「ところが?!」である。人生わからないもんだ・・・(汗)
「おぉ、いよいよ貴方も入学ね!」と時の流れを感じ、お互い感慨深く感じ入る母と先生。この先生にはチー子も2歳からお世話になった。
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さて、プレスクール初日。いそいそとリュックを背負って出かけるピー助。自分のクラスの部屋に入り、遊具で遊び、ケラケラ笑いながら走り回っていた。
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泣いて母から離れないのではないか、と覚悟していたのに、なんだか拍子抜け・・・。流石は3人目、肝が据わっている、と夫Aーさんと夜笑って話した。
小さな背中にリュックを背負い、得意げに遊具で遊ぶピー助。
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このトーマス・リュックは、鉄男が使っていた物。ピー助もアッと言う間に小学生になってしまうんだろうな、と大きくなった背中を想像してちょっと寂しくも感じたり・・・。

次の日、ピー助をスクールに送り届け、そのまま私は八百屋へ買い物に。1時間ほどして戻ってみると、しゃくりあげながらのヒックヒック大泣きである・・・(涙)

それからというもの、もう3週間であるが、母がいなくなる心配からか、教室でも片時も私から離れない・・・。「もう、そんなにお母ちゃんが好きなの??可愛いねぇ~」と子離れできていない母は、ちょっと嬉しかったりもするんだけど、徐々に教室に残る時間を短くしていき、慣らさなくてはね、と先生と話して、「今日は1時間離れよう」「明日は2時間」と徐々に慣れるように練習中。
「離れていても、お母さんは必ず迎えに来てくれる。」と、その信頼感が出来れば、子供は親が傍に居なくても、楽しく過ごすことができるものだ。

慣らし練習で母がちょこっと離れる瞬間、ピー助は大泣きだけど、それでもスクールが楽しいようだ。毎日帰宅後に、父や兄姉に「僕、今日もスクール行ったよ。」「ABC歌ったよ」「これ、僕描いたんだよ」などと得意げに話している。
ピー助の初めての塗り絵作品。「これピンク」「これ緑」などと説明もしてくれる。
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お友達の名前も覚え始め、いつも優しくしてくれる韓国人の女の子「ヨンスーちゃん」がよく話に登場したりする。
ちなみに、私はヨンスーちゃんのお母さんとも4年来の付き合いで、お互いに、ピー助もヨンスーちゃんもお腹にいる頃から知っているので、「あぁ、お腹にいた子が、もうプレスクールに通う歳になったんだね~」と笑いあっている。
仲良しのヨンスーちゃんとボールプールで遊ぶピー助。
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今までは、日本人のお友達の輪しか知らなかったピー助だけど、こうやって物心つく前から、色々な国のお友達と遊んだ経験というのは、記憶には残らなくても、脳のどこかに必ずインプットされ、将来、国際感覚を培う上で、何らかのプラスに働きかけてくれることになる、と信じたい。

通い始めて3週間。驚いたことに、ピー助の英語能力はメキメキと上昇中である。
「シーユーモロー See you tomorrow」
「ピー助、グッボーイ Good boy」
などと話し、自宅のスタッフさん達とも「サンキュー」「ノーノー!!」などとやり取りしている。
恐るべき2歳児の脳細胞・・・。あぁ、母にもピチピチの脳細胞を少し分けておくれ・・・(汗)

午前中、泣いて遊んで疲れ果てたピー助は、帰宅後に母とお昼ご飯を食べたら、おっぱい飲んでバタンキューである。そんなピー助の寝顔を見ながら、「まだまだちっちゃいなぁ~。いつまでもママ・ママって言ってよ~ん」とホッペにチューする子離れできていない母であった・・・。
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[2010/07/23 09:00] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(9)
チューチュー・マンゴー
最近の我が家のブームは、ズバリ「チューチュー・マンゴー」である。
マンゴー天国のインドには、実に400種類ほどのマンゴーがあると言われているが、種類によって熟す時期が異なるので、気温の上昇し始める3月下旬からモンスーンの終わる8月頃まで、色々なマンゴーを順番に楽しむことが出来る。

果物屋さんに並ぶ、大きさも形も色も違うマンゴーを指さしながら、「これは何ていうマンゴーなの?」と聞くと、時期によって「アルフォンソだよ」「ハマームだよ」「サフェダだよ」「ダシェリだよ」・・・等々、色々な名前が返ってくる。
手前から、滅多に出回らない高級品種のハマーム、マンゴーの王様アルフォンソ、庶民的なサフェダ。
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そんなことを4年以上も繰り返していると、「おっ、もうサフェダが出始めたか。・・・ということは、ハマームがもう終わってしまう!買い占めておかねば!!」とか「あぁ、もうダシェリの時期かぁ。マンゴーの時期もそろそろ終わりだなぁ」と思うようになってくる。

家族の中でも、さっぱり系が好きな鉄男はサフェダで、ねっとり甘いのが好きな私はアルフォンソ、酵素が強い果物(パイナップルやキウイ等)が苦手なチー子はチョーサー、と好きなマンゴーも異なる。

さて、我が家のブームである通称「チューチュー・マンゴー」はまさに今が旬。
拳大の大きさで、全体が黄色く、切り口から甘~い香りが漂っているモノを選ぼう。それか、果物屋さんのおじさんに「2日後に食べるのに丁度良いモノはどれ??」等と聞けば、ヒョイヒョイと手早く選んでくれるので間違いはない。
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食べ方は超シンプル!!マンゴー全体を良く洗い、掌で包み込むようにして全体をモミモミともみまくる。このモミモミ儀式が何とも楽しい(笑)
モミモミして、中身の種と果実が離れ、液状になった感触があればオッケー。
口を当てながら、枝の切り口を強く押して、ブチュッと中が飛び出せば、後はひたすらチューチューと吸うのみ!!

この天然マンゴージュース、一度口にしたら、もう最後。無言で必死になって、皮だけになるまでチューチュー吸い付いてしまう。最後は、種を出して、繊維に残るマンゴーの果肉にジュジュッとかぶりついてお終い。
必死の形相でチューチュー吸い付くピー助。
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なんだか、モミモミ・チューチュー・ブチュッ・ジュジュッなど、擬態語・擬音語が多いですが、これ、本当に楽しいし美味しいので、この時期ならではの、チューチューマンゴ、是非お試しあれ!!

ちなみに、「チューチュー・マンゴー」は正式には「チョーサー・マンゴー」という種類で、インドの人も「チューサー・マンゴー(吸い付きマンゴー)」と呼んでいる。
1キロ(約10~12個)で60Rs(120円)ほどなので、我が家では大量に購入し、綺麗に洗った後冷蔵庫で冷やし、子供たちと遊び感覚でおやつにデザートにモミモミ&チューチューと食べている。
繊維もたっぷりなので便秘予防に、ビタミンたっぷりで美肌に、と良いことづくめ。

ただし、マンゴーはウルシ科なので、お肌がかぶれやすい方は、チューチュー吸い付いた後に口周りを綺麗に洗うことをお勧めします。
マンゴーは、アルフォンソだけではありませぬぞ!せっかくマンゴー天国にいるんだから、色々なマンゴーを楽しみましょう!
この夏もマンゴーを食べまくるぞ~!
日本に帰ったら、マンゴー1つ1000円以上するし、庶民には手が出せませんからね・・・(涙)

[2010/07/19 21:43] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(15)
キッザニア
「この夏の一時帰国中、何が楽しかった???」と子供たちに聞くと、「○○学校(の体験入学)!」「キッザニア!」と声を揃えて答える鉄男とチー子。
キッザニアについては、話だけは聞いていたけれど、実際に行ったことはなかったし、「子供の職業訓練所みたいな所??」と漠然と考え、どんな所なのかもはっきりわかっていなかった。
ところが今回行ってみて、「これは凄いところだ!私が子供の時にも、こんな所があれば良かったのにな~」と母は羨ましく感じ、子供たちに至っては、「次も絶対に行く!!今度は○○のお仕事をやってみる!」と意欲満々。・・・実際に働く年齢になっても、そうやって、意欲満々でお仕事してね・・・、と思わずにいられない母であったが・・・(汗)

キッザニアについて、ご存じない方の為に大雑把に説明させていただくと・・・。
入場料を支払って入場すると、そこは「キッザニア」という名前の子供共和国。貨幣単位は「キッゾ(KIDZO)」
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電気店・宅配サービス・飲食店・建築屋・教習所・ガソリンスタンド・消防署・病院・大使館・裁判所・・・等々、何でもある小さな街である。
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子供たちは、きちんと制服に着替え、仕事内容の説明を受けてから、インストラクターの人の指示に沿って色々なお仕事を体験できる。付き添いの保護者は、子供が仕事体験しているブース内に入ることは出来ず、ガラス張りの外から見守る、という決まり。

飲食店でお仕事して食べ物を作ったり、(「和食さと」にて巻き寿司作成中の鉄男)
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カメラ屋さんで、カメラマンとしてお仕事したり、
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服屋さんでデザイナーとしてお仕事したり、(自分で服のパーツを付け替えたりしてデザインするチー子)
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宅急便のお店で、荷物仕分け作業や配達したり、
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電気屋さんで壊れた掃除機を修理したり・・・。
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そうやってお仕事すると、お給料が貰えるので、銀行口座を作って貯金。4桁の暗証番号入力をしたりして本格的!!(でも、毎回異なる番号でも大丈夫なところが笑える・・・)
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お金が貯まれば、教習料を払い、教習所でテストを受け車の免許を取得することも出来る。(勿論、キッザニア内だけで有効)
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免許をゲットしたら、お金を払ってレンタカーだって借りられちゃう。レンタカーを返すときはガソリンを満タンにして返しましょう、という決まりもちゃんと守ります。
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百貨店では、接客業や商品ディスプレーをしたり、またお客さんとして、貯まったキッゾでお買い物をすることも出来る。
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電子マネーカードを作っておけば、お買い物の際もカードで支払いできて便利、という現代的な仕組みまで!!
銀行カード、電子マネーカード、そして運転免許証。カードが沢山入るお財布も必要ですね・・・(笑)
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・・・とまぁ、現代日本社会の縮図がココにはあって、様々な職業を楽しみながら体験し、お給料を貰う喜びを感じ、貯まった額に応じてお買い物も出来る、というよく考えられたアミューズメント&教育施設。


朝9時から昼3時までの6時間、子供たちは「次はこれ!その次はあれ!」と走り回っていた。途中、私がお昼ご飯休憩に誘うも、ソワソワしながら大急ぎで口にかき込んで、また出勤していく有様・・・。食べる間も惜しいと感じる程の勤労意欲、素晴らしいじゃないですか。勉強意欲もそうあって欲しいものですが・・・


途中、間違えて道路を逆走するチー子に、運転下手な我が姿を見たようでハラハラドキドキしたり、ガラスの向こう側で真剣に仕事をする我が子を見て、成長を感じ嬉しいような、でもちょっと寂しいような気持ちになったり、と親の私も色々な意味で楽しかった。

やはり大人目線の疑問も沸いてくるわけで、各制服を着てテキパキと仕事指導するインストラクターの方に「失礼ですが、各社からキッザニアに出向されているんですか??」などと質問してしまう私・・・(汗)
そんなおバカな質問にも、笑顔で「いいえ、みんなキッザニアの社員ですよ。」とのお返事。

このキッザニア、大人気施設のため、土日・祝日などは長蛇の列になり、お仕事体験も5件も出来ればラッキー、というものらしい。インドの夏休みを利用し、学校のある平日午前から繰り出した我が子たちは、11件も様々なお仕事を体験し、ホクホク顔であった。でも、なかなか空いている時に行く、という技も、本帰国後には難しいだろうなぁ・・・。
面白いだけでなく、ためになるキッザニア。一度足を運ばれてみることをお勧めします!楽しいですよ!


《情報として・・・》
キッザニア甲子園
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[2010/07/17 07:27] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(6)
体験入学
海外在住の就学児童が、日本の学校を体験できるように「体験入学」という制度がある。
ニューデリー日本人学校の夏休みは、本国の学校とは時期が大きくずれているので、一時帰国の際に、赴任前に通っていた学校や、もしくは本帰国後に通う予定の学校、実家近くの学校・・・と、日本の学校に一時的に通う子供が多い。

我が家はこの4年間、一度も夏休みに一時帰国したことがなかったので、今まで体験入学させたことはなかったのだけど、今回初めて6月に一時帰国し、おそらく本帰国も近いであろうし、日本本国の学校を経験したことのない我が子に、日本の学校を経験させるのも良いだろう、と考えた。

「たった1週間で短いけど、日本の学校の様子がわかって良いよ。」と体験入学を勧める母に、子供たちは「嫌だ!絶対に嫌だ!」と猛反対。その理由は、「せっかくの夏休みなのに、なんで学校に通わないといけないの??」「日本人学校の夏休みの宿題もあるのに、また日本の学校の勉強も宿題もやるの??大変だよ!そんなに勉強できない!」というもの・・・。

でも、鉄男の過ごした日本での2~5歳の3年間で、かろうじて通った日本の幼稚園もバス通学であったし、自分の足でどこかに出かける、という経験をしたことがない我が子。チー子に至っては、2歳からのインド生活であるから、日本本国の教育というものを受けたことがないし、未だに日本に「帰る」ではなく「行く」と表現するくらいである。

そんな子供たちに母は説明した。
「日本に本帰国して、いきなり日本の学校に慣れなくて大変な思いをするのは、きっとしんどいんちゃう??短いけど、みんなで給食を一緒に食べたり、配膳当番したり、自分たち子供だけで学校まで歩いて行ったり、色々楽しいと思うけどなぁ~。それに、勉強は日本の学校で予習できると思えば、デリーの勉強もちょっとは楽になるんちゃう?」
そうして子供たちも何とか納得し、体験入学することに決めたのであった。

お世話になり通わせていただくことになったのは、夫の実家の広島は山間部にある小さな小学校。夫A-さんの母校でもある。全校児童数が96人ということで、ニューデリー日本人小学校と同じくらいの規模というのも、我が子にとっては丁度良いステップ。

体験入学の初日である月曜日、私も子供たちと一緒に学校へ。朝会時に、全校生徒の前で紹介される鉄男とチー子。少人数の学校ならではか、「新しいお友達大歓迎!」という温かい雰囲気に緊張も解ける。
校長先生が最初に鉄男に自己紹介を求めると、何と、鉄男の奴、立ち位置をチー子とずれて変わったのだ!?校長先生も「あぁ、レディーファーストですね、鉄男君!」とフォローして下さり、みんなが笑いに包まれ、「これからの1週間、きっと楽しいだろうな」と母は初日に確信することが出来たのだった。
1年生クラスで挨拶するチー子。
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4年生クラスでの鉄男。
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チー子と鉄男の各クラスでも、事前に歓迎会を企画して下さっており、一人一人が温かい歓迎の言葉をかけてくれたり、「鉄男君、鞄はここに置くんだよ」「チー子ちゃん、一緒に音楽室に行こう!」などとみんなが手取り足取り親切にしてくれる姿に、母は涙がこぼれた。

それからと言うもの、あっという間の5日間だった。
子供たちは毎朝張り切って起床し、集団登校の待ち合わせ場所に一番乗りし、元気に登校していく。帰りもお友達とワイワイ賑やかに笑顔で帰宅。宿題もいそいそと仕上げ、お婆ちゃんに国語の音読を聞いてもらったりと勉強も楽しそう。

毎晩、食事の時には「今日は、○年生の子が優しく声をかけてくれたよ。」「今日の給食は味噌ラーメンだったよ、凄く美味しかった!!」「初めて給食当番やったよ!」「今日、読み聞かせでインドの昔話を聞かせてもらったよ。」・・・等々、話は尽きず、子供たちの顔も楽しくて仕方ないというように輝いていた。

水曜日くらいになると、「あぁ、もう残り2日しかないのか・・・(涙)」「お母さん、この学校に残りたいよ・・・何とかならない??」「クラスの子の名前も大分覚えたのに・・・」「来週の給食はインド料理で、ナンが出るんだって。でもその時には、もう僕たち居ないんだよね・・・」と笑顔の後にふと寂しさが現れ始めた。

「たった1週間」と軽い気持ちで勧めた体験入学だったけど、ホントは残酷なことをしてしまったのかもしれない、と私は悩んだ。お友達の名前を覚えた頃にくるサヨナラ。来週の予定を聞くたびに「もう自分はその時にはみんなと一緒には居ないのだ」と味わう寂しさ。

いよいよ金曜日、最後の日。
お世話になったお礼を言いたくて学校へ足を運んだ。チー子のクラスでは、ちょうどお別れゲーム会をやっていて、みんなで「ダルマさんが転んだ」を楽しそうにやっていた。チー子にとっては、生まれて初めての「ダルマさんが転んだ」。それでも、本当に楽しそうに、はち切れんばかりの笑顔でみんなと笑い合っていた。
みんなと一緒に沢山歌った曲を最後に大合唱。
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鉄男のクラスは、来週の芋植えのために畑の草むしりをしていた。草むしりを終えると、「思い出の会」を開いてくれた。みんなが輪になって座り、真ん中でそれぞれのグループが楽しい出し物をしてくれる。そして、みんなからの寄せ書きのプレゼント。
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最後の挨拶に「またこの学校に戻って来たいです。」という鉄男に、「10月にはお芋が出来るし、食べに帰っておいでよ。いつでも待っているよ。」との温かい言葉。
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「インドに戻っても、私たちのこと忘れないでね」「いつまでも友達だよ」「絶対に忘れないよ。インドでも頑張ってね!」「いつでもこの学校に帰ってきてね」チー子と鉄男が、みんなから貰った優しい言葉。

本当に素敵な学校だ。先生方も子供たちも素晴らしい。もちろん、ニューデリー日本人学校も素晴らしい。
でも、今まで日本の学校を経験したことのない我が子にとって、今回の体験入学で得た貴重な経験は、本帰国後の日本の学校への転校に対する不安をなくさせてくれただろうし、なにより、素晴らしい出会いだ。
本当に心から感謝しています。お世話になった先生方、学校のみんな、そして、温かく迎え入れてくださった保護者の皆様、本当に有り難うございました。

鉄男もチー子も、ことあるごとに広島の学校の話をしている。最後の金曜日に持ち帰った宿題も、赤ペン先生よろしく、「インドから手紙と一緒に送ろう!」とニコニコ。
これでお終いでなく、これからも広島に帰省するたびに遊ぶ友達が出来たなんて、とても幸せなことだ。

実は、子供たちだけでなく、親である私も不安だった。日本の学校に子供を通わせたことがないのだから・・・。
「本帰国して日本の学校に入っても大丈夫かな?」「自分の足で通学したことのない子供たちが、果たして安全に通えるのだろうか?」「給食で好き嫌いとか言わないだろうか?」「インド帰りをからかわれないだろうか?」
でも、そんな不安も軽減した。「鉄男とチー子なら、きっと上手くやっていける」と信じられる気がする。
私にとっても、本当に勉強になった体験入学。

この夏休み、きっと日本全国あちこちの学校で、海外からの体験入学した子供たちが一生忘れ得ることのない素敵な思い出を作ったのだろうな、と思う。
新しい友達を受け入れる優しさ、何処でも逞しく順応する力・・・。子供って、本当に可愛いくて凄い存在です・・・。


《追記》
今回お世話になった小学校のみんなには、全校児童数が少ないから出来たことだけど、お土産としてインドのお菓子と1Rs硬貨を配った。
「インドの味がしたよ~!」「勿体なくて、まだ食べてないんよ。」「チー子ちゃんに会いにインドに行く時、このお金使おう!」「鉄男君のこといつも忘れないように、筆箱に1Rs玉貼り付けたよ。」
何でもない小さなお土産だけど、あんなに喜んでもらえて、本当に嬉しかった。

インドのお菓子食べて、舌が人工着色料で凄い色になったり、1Rsのせいで、筆箱がマサラ臭くなったらゴメンね~(笑)広島に帰ったら、また遊んでください!!

[2010/07/15 09:42] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(10)
チェンナイ旅行記~その3~
チェンナイ旅行最終日。朝にはパッキングを終え、チェックアウトの準備を万全にして、いざ最後の市内観光へ。タクシーで市内をグルリと回り、観光ポイントを押さえながらの移動。

チェンナイは、海に面している街。美しい海岸線のマリーナ・ビーチは、市民の憩いの場でもあるようで、タクシーから眺めていても、沢山の観光バスが止まり、お土産物屋の露天も多い。
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歴史的には、1639年にイギリスの東インド会社が設立され、南インド経済・政治の中心的存在であったチェンナイ。独立以降も、海洋貿易の中心地として、各国の商社・銀行・公館が南インドの拠点としている。そういう背景もあるのか、建物もどこか西洋風なものが多い。
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こちらはサン・トメ聖堂
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旅の鉄則「旅行先からは葉書を出す」の実行に、英国統治時代からの古い建物の郵便局へ。
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両実家の祖父母宛・そしてお留守番のお父さんへ、「何て書こうかなぁ~」と考え中のチー子と、横から「僕も書く!」とピー助。
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もう1ヶ月以上経つのに、まだ大阪のじじ・ばばには届いていないというこの葉書・・・。同じくインド国内の我が家にも届いていない・・・。一体何処へ行ってしまったのだ~(涙)
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インドならではで、「投函ポストは何処?」の質問にも「あっちだ」「こっちだ」「そっちだ」であっちこっち行ったり来たりしながら時間を食いながらも、すっかり「旅先から投函」が習慣となり、「僕が入れる!」と張り切るピー助。
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旅も終盤。「最後はやっぱりシーフードのタミル料理を!」とインド料理屋さんへ。
蟹カレー、海老カレー、辛かったけど、魚介類のエキスが濃厚な美味しいカレーでございました。
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帰りの飛行機も、また機内食購入型であろうと思い、「天竺牡丹ダリア」さんにて、おにぎりの持ち帰りを注文。大きくて立派な美味しいおにぎりにまたもや感激。ダリアの女将さんはとても親切で、私たち母子一行がデリーから観光に来ていることなどを知ると、子供たちの持っている水筒に冷たい麦茶を注ぎ足してくれた。優しいお心遣いに感謝します。
母子旅行や子連れ旅行って、大変なこともあるけれど、こういう親切を受ける機会もあって、その度に心が温かくなるから良いんだよなぁ~。そうやって受けた親切は、子供たちの記憶にもきっと残ると信じている。

さて、おにぎりを買って食べたものの、帰りの便は系列子会社ではなくて親会社による運行だったため、機内食無料サービスがあった!
しかも私の大好物カティロール。もちろん美味しくいただきました。
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デザートのケーキも美味しく、やっぱりチェンナイは英国スイーツの伝統を踏んでいるのね、と変に感心しながら、またもやペロリと平らげてしまったのでありました。あぁ、また肥満線が・・・(涙)

そんなこんなで、楽しかった母子&母子チェンナイ旅行。
一緒に行ってくれたお友達に感謝し、前よりもっと仲良くなれたことを嬉しく感じております。本当にありがとう!!機会があったらまた是非一緒に!
aranyos・鉄男・チー子・ピー助より。

[2010/07/13 15:10] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(6)
チェンナイ旅行記~その2~

またまた更新期間が空いてしまいました、すみません・・・。
現在、我が家のネット環境が劣悪なため、アンテナが息絶え絶え繋がっているうちに、「今だ!」と更新を試みるのですが、なかなか上手くいかず、コメント返し途中で無残にもプツンと切れてしまいます・・・(涙)ネット環境が落ち着き次第、コメントへのお返事書かせていただきますので、もう少々お待ちくださいませ・・・。


さて、チェンナイ母子&母子旅行の二日目。
日の出とともに起床し、お友達と一緒にその日の分の夏休みの宿題を早々に済ませ、朝食へ。
お友達も一緒にワイワイ楽しく食べられることから、朝から子供たちの食欲はもの凄い!「いつもならこんなに食べないのに、どうしたの!?」というほどの見事な食べっぷり。
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観光は、私の強い希望でタミル語映画の中心であるチェンナイならではの映画スタジオへ。
映画スタジオというだけあって、中にはジョーズもどきの模型があったり、警察署や小売店、住居などを含む小さな町がこしらえられていたりしており、運が良ければ映画撮影の現場にも出くわせる、かも?!
ということで、勝手に妄想をふくらませて、「もしマーダヴァン(ボリウッド映画界の実力派俳優)に会えたりしたら、何て言おう??」なんて悩み考えていた私・・・。
タクシーを小一時間も走らせ、やっとたどり着いた映画スタジオは・・・夏期休業中(涙)

本当に残念だった…。ほぼ無理矢理に一緒に連れてこられたお友達母子には、なんとお詫びして良いやらで申し訳ないばかり…。
それでも何とか記念に、と警察署のセットの写真をパチり。
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皆様も、観光の際には、事前に営業中かどうかをご確認された方が良いかと思います、はい(涙)
映画スタジオ、いつかは行きたいなぁ~。マーダヴァンかラジニカーントに会えるかも…。
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映画スタジオを後にし、腹ぺこ軍団が向かう先は、またもや日本食屋「天竺牡丹ダリア」さん(笑)
お昼には、お得で内容超充実の定食が選べるのだ。「わがまま定食」というのもあって、好きな定食2つ選ぶと、それぞれのメインを半分ずつ盛り合わせてくれる、という素晴らしいものまで!(涙)

もちろん我が儘を言いました(笑)海老フライとお刺身!
ところが、海老フライのあまりの旨さに、「もう次はない」という背水の陣であることもあり、さらに単品で海老フライを注文して平らげるという暴挙を犯してしまいました。
おかげで、妊娠線ならぬ、肥満線がびっしりとお腹に走ってしまいました…(汗)それでも、後悔なしの美味しさです。
この海老フライ、是非食べてみてください!!!デカい・ウマい・安い・最高!!
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お腹一杯になり、ホテルに戻って一休みして、また夕暮れまでプールで遊ぶ。
夜はバラタナティアムのダンスショー付きディナーへ。インド古典音楽のどこか懐かしい心地良い響きは、何とも言えない贅沢な時間を演出してくれる。
バラタナティアム・ダンスの優雅な流れるような動きもうっとりと見とれてしまう。
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料理がこれまた美味しかった。流石はチェンナイ。シーフードの美味しさは、内陸のデリーとは比較できない。海老カレー、蟹カレー、子供用にパラクパニール(ほうれん草とカッテージチーズのカレー)などを注文し、「美味しい!美味しい!」とお経のように唱えながら夢中で食べる。
ピー助なんて夢中で一心不乱に食べていた・・・。流石はインド生まれ(笑)
バナナの葉の上に並べられたカレーやアッパム(蒸しパンのようなもの)、初めて食べたけど、蒸し麺もすごく美味しかった。カレーのソースが絶妙に絡んで、本当に相性バッチリ。
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今回は宿泊予約が一杯で取れなかったけど、このタージホテル、感じも良くてとても素敵なホテルだった。
チェンナイにご旅行される方、タージに泊まって、バラタナティアムダンスを見ながらの海老&蟹カレーでのディナーは如何ですか??
タージホテルのロビーにて、母子&母子記念撮影。
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こうして、チェンナイ二日目の夜も楽しく終わったのでありました。

《追記》
チェンナイでは、タクシーがなかなか見つからない。というのも、24時間国際空港があるため、殆どのタクシーが空港待機しているという事情がある。観光・移動の際には、前日・前夜などにホテルのコンジェルジュなどでタクシーを予約手配してもらうのが確実。

「タクシー40分待ち」と言われ、イラチ(関西弁「落ち着きがない」)の私は、ホテル前で客待ちしているオートリキシャと値段交渉するも、「お母さん、訳もわからない危ないリキシャに乗るより、安心できるホテルのタクシーを待った方が良いんじゃないの?」と冷静な鉄男に諭された母・・・。
国内外をあちこち旅行し、移動手段の取捨選択も身についた息子。頼もしいですなぁ。というか、母が頼りない&情けなさ過ぎ・・・(涙)

[2010/07/11 20:40] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(4)
チェンナイ旅行記~その1~
5月下旬から6月一杯まで続いた、子供たちの長~い夏休みが終わり、今月から新たに1学期後半がスタートした。ずっと繋がらなかったネット状況も改善されたので、少しずつ夏休みの出来事をご紹介していこうと思います。

まず第一弾は、お決まりの母子&母子旅行。お仕事で忙しいパパさんにはお留守番をお願いして、エネルギー炸裂状態の子供達を満足させるべく、そして、母たちもちょっと気分転換に、デリーを離れてインド国内旅行を、という目的。なんだかわざわざ言い訳がましく大義名分を書いているような…(汗)

今回の母子&母子旅行はインドの南東部、英国統治時代には「マドラス」の名で知られたチェンナイへ。
ちなみに、今までの母子&母子旅行は①ダージリンその他
②ニルギリ
で、それぞれクリックすると過去日記へ飛べますよ。

チェンナイへは、デリーから直行便で2時間半ほどのフライト。
お友達も一緒とのことで、子供たちは空港での待ち時間もへっちゃら。早速UNOカードで遊ぶ子供たちの姿に、これから始まる旅の楽しさを確信する母。
飛行機の中ではトランプ遊びに興じ、退屈を訴える間もなく、チェンナイに到着。
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ちなみに、今回利用したのはインドの航空会社大手のJET AIR。日本ではまだそれほど一般的ではないけれど、インド国内フライトでは主流になりつつある「機内食の有料サービス」。行きの便は、同じJET AIRでも、系列子会社による運行だった為、機内食は購入型だった。笑えたのは、メインのJET AIR運行ならお目にかからない、ペラペラ紙のチケット。経費削減もここまではっきりしていると「おぉ!ここまでやるか!そうだよなぁ。これくらいしないとね…。」と納得&「他の無駄も頑張って省いてね」とエールを送りたくなる。
こちら、ペラペラの感熱紙チケットと有料機内食のメニュー
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子供たちは、お友達ママが用意してくれた手作りおにぎりを頂いた後は遊びに夢中なので、母たちだけ機内食を購入。ベジタリアン・サンドイッチとブラウニー、マンゴージュース。
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チェンナイに降り立ちホテルに向かう車中、デリーでは見たこともないような、色んな面白いものが目に飛び込んでくる。
まず、チェンナイはヒンドゥー語圏ではなくタミル語圏なので、看板も落書きも全てが丸くてクルクルっとしたタミル文字で書かれている。これだけでも、異文化圏に来た感があってワクワク!
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道路も綺麗に整備されており、車が道の凸凹に合わせてガタガタ揺れることもなく、スムーズに走る。そして何よりも驚いたことが、車もバイクも車間距離を守って、やたらめったらクラクションを鳴らすこともなく、交通マナーがとても良いこと!!
チェンナイのオートリキシャは黒&黄色のボディー。緑&黄色のデリーとはまた違うのね、とこれだけでも新鮮。
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道路上に車線内通行車両特定の表示があれば、みんな一様にそれに従って車線を変更する次第!素晴らしいマナー!こういうのって、英国統治期間の長さによるのかな、と複雑な心境にもなったり…。
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ドキッとするものが目に飛び込んできた。建設中の建物の壁に吊るされた人体のようなモノ…。これって案山子なの?インドならではの何かのおまじない?ご存知の方、教えて下さい。
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ホテル到着後は、現地の人のお勧めケーキショップへ。ブルーベリーチーズケーキやキウィケーキなどを頂く。これまたイギリス統治時代の名残か、あちこちにケーキショップやベーカリーがあって、スイーツの供給状態はかなり良さそうである。羨ましい…。

ちょっと腹ごしらえしたら、子供たちは「プール行こう!プール!」と、旅の疲れも感じさせない元気さである…。流石は若い…、と自分の歳を感じる瞬間(涙)
お友達が一緒だと、度胸もついてかなりチャレンジャーになるようで、プールの背の届かない深いところで潜って遊んだり、恐くて水に顔もつけられなかったチーコが、一気に全身沈むことが出来るようにもなって、皆で褒めてやるとこれまたやる気になっていた。お友達パワーって凄い、と改めて実感。
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日が沈むまでプール遊びし、腹ペコになって向かう先は、今回の旅の「第一目的」と言っても過言ではない日本食屋さん「天竺牡丹・ダリア」。
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メニューを見るだけで、目がクラクラするほどの魚介類の充実振り!お刺身、魚の煮付け、焼き魚、今日のお勧め魚料理…。そして驚愕の低価格!
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「後悔しないように、何でも好きな物食べなよ~!」と子供たちに食べたい物を選ばせる。「マグロ丼!鉄火巻き!」子供たちも大喜び。

母達は「あぁ、選べない…。どれも食べたい。」と苦悩し、「このお店へは、絶対にまた来ないとね!」と決定を下す(笑)
付け出しのイカフライも美味しくて絶賛し、メインが運ばれてきたら、今度は撮影会開始。てんこ盛りの新鮮魚介類…(涙)「これで500Rsだなんて、本当に良いんですか!?」と思わず尋ねたくなる。
海鮮丼とマグロ丼。お味噌汁、漬物、一品付き。お味は勿論最高!
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子供たちはお寿司をたらふく食べ、母は「次回はエビフライを食べるぞ!」と心に誓い、満腹でダリアを後にし、ホテルに戻り、慌しくシャワータイムを済ませて、バタンキューでチェンナイの一日目は幕を閉じたのでありました。


《情報として…》
日本料理店「天竺牡丹ダリア」
低価格&内容充実のため、日本人のみならず、現地人にも人気のお店。
事前に予約をした方が確実。
場所が少々分かりづらいので、出発前にタクシーの運転手さんに、電話でお店の人から所在地を説明してもらうのがベター。
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ココで食べる為だけに、デリーから飛行機に乗ってチェンナイに来る価値は十分にあります!!!!!
子供連れでも安心して入れる、お店の気取らない雰囲気も嬉しい。
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[2010/07/06 22:34] | インド国内旅行 | トラックバック(1) | コメント(8)
小さな楽しみ

ここ最近、ネットが繋がらない状態が続いていました。頂いていたコメントにもお返事できず、更新も出来ず、すっかりご無沙汰していました。
でも、夜更かししてPC作業することもなく、早寝早起きの健康的な生活を送られて、夏バテからもシャキンと回復することが出来ました。それから、夜会話もなくお互いパチパチとPC作業する冷めた夫婦も、PCが使えないので、ビールを注ぎあい色々と語り合ったりと、夫婦関係の修復にも役立ちました(笑)
そんなことは置いておいて…、と。


インドは、浄・不浄の念から使い捨てする物もあるけれど、多くの場合は、壊れても修理して、物の寿命まで大切に使う国だと思う。日本も一昔前までは同じだっただろうけど、今では修理屋さんも減り、修理するより新しく買ったほうが安い時代になってしまった。

同じ物を使い続けると、やはり飽きてきたりもするので、飽きない工夫や、ちょっとした変化を楽しむことがポイントとなる。インドはそういう点においては、とても便利な国だと言える。例えば、ソファ。子供が飛び跳ねてスプリングが壊れたとしても、新しいスプリングに交換したり、汚れた布を張り替えて、全く違う模様のソファに生まれ変わらせたり…。そうやって、大切に家具を受け継ぎ使い続けていく。そういう各種修理屋さんがあちこちにいる、というのもありがたい環境だ。


さて、引き出しの取っ手を変えるだけで、家具の印象がガラッと変わるのも事実。
大好きなお気に入りのひとつに、色々なデザインの引き出しの取っ手やドアノブを扱っているお店がある。
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一度行ったら最後。「あぁでもない、こうでもない」「こっちも可愛いし、あれも捨てがたい」とブツブツ言いながら手をホコリで真っ黒にして物色する。
ピー助が飽きて泣き出して、やっと決心し、お支払い、というパターンである…(汗)
どれもこれも可愛い!!!全部欲しい。…全部の取っ手をつけるほどの引き出しはないんですがね(笑)
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インドの自宅にある飾り棚のイメージチェンジをしようと、早速引き出しのつまみを交換。
左の小さな銅製が既存のつまみ。右のゾウさんがイメージチェンジ後。ねっ、可愛いくなるし、ガラッと印象が変わるでしょ?!
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最近では、いつかの本帰国を想定し、日本の我が家の家具用にと、引き出しのつまみをあれこれ買い集めている。
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こういう、日常の小さな変化を楽しむためのパーツが溢れているインド。夏の頻発する停電や、断水に疲れたら、現実逃避でこんな小さな楽しみは如何でしょう??

こうやって書いていると、私って、今まで4年間、色々なことから現実逃避してきたんだなぁ、と実感するわ…(汗)とか言いながら、結局は楽しんでいるんですけどね(笑)

ちなみに、あちこちに引き出しの取っ手は売っていますが、今回ご紹介した私のお気に入りのお店は、スンダル・ナガール・マーケット内のアンティークショップです。
小さい取っ手なら1つ15Rs(30円)からお買い求めいただけますよ。
ちょっとしたことだけど、可愛いイメチェン、如何ですか??

[2010/07/04 14:42] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(6)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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