![]() まず最初にお詫びを・・・ 最近、またもや我が家のネット環境が劣悪な状態にあるので、更新が更に不定期になっております。 せっかく頂いたコメントも見ることが出来ないので、お返事をすることも出来ず、ご迷惑をおかけしております。虫の息状態でありながらも、何とかネットが繋がった時にコメントへの対応や更新作業をしているので、お返事に時間がかかりますが、暫くの間(?)、何卒ご理解願います。 毎年モンスーンの時期というのは、何かと問題に見舞われる時期でもある。例えば、水漏れ。上の階から通じるパイプが内部で破損しているため、雨量の増えるこの時期は特に、我が家の壁までベトベトにしてくれる・・・(涙) 去年モンスーンが明けてから、壁に防水加工を施したはずなのに、またもや水が染み出している。1年ももたない工事って一体…(汗) 去年の水漏れについての日記はこちらからどうぞ。 水が漏れているのは勿論のこと、洒落じゃないが、今年も例年通り、漏れなく問題が起こった(汗)有り難くないことに、なんとシロアリ被害である! 我がファミリー5人が川の字ならぬ、ほぼ「州」の字状態で寝ている寝室のクローゼットがやられたのである。 このクローゼット、ただでさえ、隣家のバスルームからの水漏れで常にしっとり保湿状態…。なので、年がら年中服がカビ臭いのがたまらない。 しっとり潤った木は柔らかくて食べやすいのか、見事にクローゼット全体がシロアリに蝕まれていた。 ことが発覚したのは、クローゼットのハンガーバーが落ちてから。バーの付け根がボロボロに崩れており、金具の付いていた穴からはシュワシュワと不気味な音が・・・。 ![]() 棚部分を触ってみても、どこもかしこも中身が空洞になっているような空っぽな音とフニャフニャな手応え。力を入れて押してみると、ボコッと穴が開いた!!そして、見た物は・・・。 ウジャウジャ這い回るシロアリの群れ。シュワシュワと音を立てながら木を食べている。キエェェェ~、断末魔の叫びを揚げたのは言うまでもない(涙) 結局、壁に作り付けのクローゼットを全部取り壊して、害虫駆除のための薬剤注入(ペストコントロール)を行おう、という話になった。 でも、ペストコントロールすると、ただでさえ強い薬で体に悪いのに、アレルギー体質の我が家の子供たちに、何かしら影響が出るのは火を見るよりも明らかなこと。 夫A-さんは、すっかり本帰国の妄想に取り憑かれているので、「どうせこの家にも長くは住まないんだし、クローゼットを作り替えて、また半年以内にシロアリにやられることはないんじゃないの?それならペストコントロールは無しで済まそうよ。」と・・・。 確かに、ペストコントロールの作業当日と後日の1~2日間、幼い子供を引き連れて家族でホテルに避難する面倒や、その後も強い薬剤の臭いで頭痛や吐き気に見舞われるであろうことを考えれば、ペストコントロールは避けたいところ。 でも、果たして、本当にもうこの家に長くは住まないのであろうか・・・?誰かはっきり教えておくれ~!! ということで、クローゼットの取り壊し&作り替え工事が始まった。クローゼットを空にして、寝室の荷物を大移動し、私たちは客間で寝ることに。ところが、客間のエアコンに安全な電気処理がされておらず、ビリビリバリバリな感電地帯であることも判明・・・。そして電気工事も入った。 無事に電気修理を終えて客間で寝ることは出来ているものの、クローゼット造り替えは家の中での作業になるため、一日中自宅を空けられないのも辛い。 おまけにドンドン・バリバリ・ガンガン・・・と凄い音が一日中鳴り響く。安心してピー助のお昼寝も出来ない日が続いた(涙) ![]() クローゼットを作ってくれる家具屋のおじさんたちは、とても仕事熱心で、連日朝10時頃に来ては夜8時過ぎまで作業している。たまに昼寝していたりもするんだけど、我が家のテラスで寝ている姿は、何とも平和である・・・(笑)ピー助が「おじさん、寝てるね。シーッ(静)」とささやく姿が笑えた。 ![]() 1週間経ち、無事クローゼットは完成。 でもまだまだ終わりじゃない。お次はペンキ屋さんである。 これがまた辛い・・・。ペンキのノリが良くなるようにと、表面を削った木屑が部屋中に散乱し、強烈なシンナー臭が家中に染みつく。くしゃみは出るわ、目は痛いわ、頭はガンガンするわ、吐き気はするわ・・・(涙) 折しも季節はモンスーン。乾きにくいこともあり、塗装作業は1週間続くそうな。 インド生活5年目で、もう大抵のトラブルにも対処できるように慣れたと自負していたけれど、まだまだ甘かった。 あぁ、インドの神様は私をお試しなのね・・・。 でも、明らかに最初の頃と変わったことがある。 それはいちいち腹が立たなくなったこと(笑) 最初は「もう、またトラブルなの?!全くインドはこれだから困るんだよ!(怒)」とイライラしていた。 でも、毎日のようにトラブルで鍛えられ、4年以上経った今では、「あぁまたか・・・。仕方ない。1,2週間、我慢するか。」と諦めが早くなり、腹も立たなくなった。 インドの良さをたっぷり理解した後だからこそ、嫌なことも流せるようになったのかな、と思う。 日本で生活していれば、断水・停電・水漏れ・ネットの不具合・スタッフの雇用問題・・・等々からは解放された生活が送れる。 それはそれで平穏な生活だけど、波瀾万丈なインド生活を体験した後では、正直なところ、ちょっと味気ない気もしないではない・・・。 インドの毎日は、それこそ「ある時はエベレストを超え、またある時はマリアナ海峡に沈み」な超山有り谷有りな生活・・・。 当然喜怒哀楽も激しいし、平穏とは対極の世界だ。でも、「生きている」と実感できる日々であり、味気ないどころか、マサラ(スパイス)たっぷりな濃~い毎日を生きている充足感がある。 色々なトラブルも込み込みで、インド生活を楽しめるようにならねば、とも思う。それが、有りの侭のインドを好きになる方法なのかもなぁ。 ・・・以上、偉そうなことを書き連ねましたが、そう思うように自己暗示をかけながら、今回のシロアリ問題を乗り切ることにいたします(笑) スポンサーサイト
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![]() 5月下旬から6月一杯まで続いた、子供たちの長~い夏休みが終わり、今月から新たに1学期後半がスタートした。ずっと繋がらなかったネット状況も改善されたので、少しずつ夏休みの出来事をご紹介していこうと思います。
まず第一弾は、お決まりの母子&母子旅行。お仕事で忙しいパパさんにはお留守番をお願いして、エネルギー炸裂状態の子供達を満足させるべく、そして、母たちもちょっと気分転換に、デリーを離れてインド国内旅行を、という目的。なんだかわざわざ言い訳がましく大義名分を書いているような…(汗) 今回の母子&母子旅行はインドの南東部、英国統治時代には「マドラス」の名で知られたチェンナイへ。 ちなみに、今までの母子&母子旅行は①ダージリン1&2&3&その他 ②ニルギリ1&2&3&4&5&6で、それぞれクリックすると過去日記へ飛べますよ。 チェンナイへは、デリーから直行便で2時間半ほどのフライト。 お友達も一緒とのことで、子供たちは空港での待ち時間もへっちゃら。早速UNOカードで遊ぶ子供たちの姿に、これから始まる旅の楽しさを確信する母。 飛行機の中ではトランプ遊びに興じ、退屈を訴える間もなく、チェンナイに到着。 ![]() ちなみに、今回利用したのはインドの航空会社大手のJET AIR。日本ではまだそれほど一般的ではないけれど、インド国内フライトでは主流になりつつある「機内食の有料サービス」。行きの便は、同じJET AIRでも、系列子会社による運行だった為、機内食は購入型だった。笑えたのは、メインのJET AIR運行ならお目にかからない、ペラペラ紙のチケット。経費削減もここまではっきりしていると「おぉ!ここまでやるか!そうだよなぁ。これくらいしないとね…。」と納得&「他の無駄も頑張って省いてね」とエールを送りたくなる。 こちら、ペラペラの感熱紙チケットと有料機内食のメニュー ![]() 子供たちは、お友達ママが用意してくれた手作りおにぎりを頂いた後は遊びに夢中なので、母たちだけ機内食を購入。ベジタリアン・サンドイッチとブラウニー、マンゴージュース。 ![]() チェンナイに降り立ちホテルに向かう車中、デリーでは見たこともないような、色んな面白いものが目に飛び込んでくる。 まず、チェンナイはヒンドゥー語圏ではなくタミル語圏なので、看板も落書きも全てが丸くてクルクルっとしたタミル文字で書かれている。これだけでも、異文化圏に来た感があってワクワク! ![]() 道路も綺麗に整備されており、車が道の凸凹に合わせてガタガタ揺れることもなく、スムーズに走る。そして何よりも驚いたことが、車もバイクも車間距離を守って、やたらめったらクラクションを鳴らすこともなく、交通マナーがとても良いこと!! チェンナイのオートリキシャは黒&黄色のボディー。緑&黄色のデリーとはまた違うのね、とこれだけでも新鮮。 ![]() 道路上に車線内通行車両特定の表示があれば、みんな一様にそれに従って車線を変更する次第!素晴らしいマナー!こういうのって、英国統治期間の長さによるのかな、と複雑な心境にもなったり…。 ![]() ドキッとするものが目に飛び込んできた。建設中の建物の壁に吊るされた人体のようなモノ…。これって案山子なの?インドならではの何かのおまじない?ご存知の方、教えて下さい。 ![]() ホテル到着後は、現地の人のお勧めケーキショップへ。ブルーベリーチーズケーキやキウィケーキなどを頂く。これまたイギリス統治時代の名残か、あちこちにケーキショップやベーカリーがあって、スイーツの供給状態はかなり良さそうである。羨ましい…。 ちょっと腹ごしらえしたら、子供たちは「プール行こう!プール!」と、旅の疲れも感じさせない元気さである…。流石は若い…、と自分の歳を感じる瞬間(涙) お友達が一緒だと、度胸もついてかなりチャレンジャーになるようで、プールの背の届かない深いところで潜って遊んだり、恐くて水に顔もつけられなかったチーコが、一気に全身沈むことが出来るようにもなって、皆で褒めてやるとこれまたやる気になっていた。お友達パワーって凄い、と改めて実感。 ![]() 日が沈むまでプール遊びし、腹ペコになって向かう先は、今回の旅の「第一目的」と言っても過言ではない日本食屋さん「天竺牡丹・ダリア」。 ![]() メニューを見るだけで、目がクラクラするほどの魚介類の充実振り!お刺身、魚の煮付け、焼き魚、今日のお勧め魚料理…。そして驚愕の低価格! ![]() 「後悔しないように、何でも好きな物食べなよ~!」と子供たちに食べたい物を選ばせる。「マグロ丼!鉄火巻き!」子供たちも大喜び。 母達は「あぁ、選べない…。どれも食べたい。」と苦悩し、「このお店へは、絶対にまた来ないとね!」と決定を下す(笑) 付け出しのイカフライも美味しくて絶賛し、メインが運ばれてきたら、今度は撮影会開始。てんこ盛りの新鮮魚介類…(涙)「これで500Rsだなんて、本当に良いんですか!?」と思わず尋ねたくなる。 海鮮丼とマグロ丼。お味噌汁、漬物、一品付き。お味は勿論最高! ![]() 子供たちはお寿司をたらふく食べ、母は「次回はエビフライを食べるぞ!」と心に誓い、満腹でダリアを後にし、ホテルに戻り、慌しくシャワータイムを済ませて、バタンキューでチェンナイの一日目は幕を閉じたのでありました。 《情報として…》 日本料理店「天竺牡丹ダリア」 低価格&内容充実のため、日本人のみならず、現地人にも人気のお店。 事前に予約をした方が確実。 場所が少々分かりづらいので、出発前にタクシーの運転手さんに、電話でお店の人から所在地を説明してもらうのがベター。 ![]() ココで食べる為だけに、デリーから飛行機に乗ってチェンナイに来る価値は十分にあります!!!!! 子供連れでも安心して入れる、お店の気取らない雰囲気も嬉しい。 ![]() ![]() |
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