![]() インドと言うと「お腹を壊す」イメージが強いらしい…。確かに、インドに来ると多くの人が「ウェルカムシャワー」と皮肉って表現される「下痢」の洗礼を受けるようだ。
でも、インドで生活して丸4年になろうとしている私、この「ウェルカムシャワー」は未だ一度も訪れない…。歓迎されていないのか?? いや、実は私、「快眠快○」の○部分が、本当に滅多に無いほどの便秘症でして…。 せっせと便秘薬を飲む私を見ながら、「そんな薬を飲むよりも、インドの水道水飲んだら即効効くのに…(笑)」なんて冗談とも本気ともとれることを毒づく夫A-さん…(汗) 「確かにその通りかも…」とは思うんだけど、時によっては、麦茶のように色づくこともある水道水…。お腹の頑丈な私でも、下痢だけでは済まないような気もして流石にちょっと頂けない…(汗) そんな時に現れた救世主は、生きたまま腸に届く乳酸菌入りのヤクルトだった。会社のヤクルトさんがインド進出してこられ、インドでもヤクルトが飲めるようになったのは2年ほど前。(その時の衝撃の日記はこちらからどうぞ) それ以来、我が家はヤクルトの大量購入を日々繰り返し、毎日グビグビと飲んでいる。 「快○」とはいかないまでも、何とか苦しまずに過ごせるようになったものの、やはりまだまだ不要物の腸内貯蓄は続いていた…(涙) そんなある日、またまた更なる救世主が現れたのだ! インドの国営乳製品販売、MOTHER DAIRYからの新商品、プロバイオティック・ラッシー!! ビフィズス菌が生きたまま大腸内に届き、しかも程よい甘さ加減とさっぱり酸味が清々しいラッシー仕立て。 ![]() 今では毎朝、このプロバイオティック・ラッシーとヤクルトをセットで飲んでいる我が家。ヤクルト菌とビフィズス菌のお陰で、私の頑固なお腹も調子良く機能してくれ、夢のような「快○」生活が送れている。 本当に有り難いことです…(涙) ヤクルト&プロバイオティック・ラッシーのお腹快適最強コンビ!! ![]() 「皆さん、プロバイオティック・ラッシーもお勧めでっせ~」(次期「怪しいセールスマン」のピー助談) ![]() ちなみに、自宅でも簡単にラッシーを作ることが出来るので、是非お試しを! 《aranyos流 超ズボラ・ラッシーの作り方》 ①カップで売られているヨーグルトの中身を全部ミキサーに入れる。 ② ①のヨーグルトと同量の水を入れる。(①の容器を使うと楽チン簡単) ③ お好みで砂糖を加える。我が家はバリエーションで、イチゴやレモンのシロップ、マンゴーやブルーベリージャムなどを加え、「イチゴラッシー」「レモンラッシー」「マンゴーラッシー」「ブルーベリーラッシー」と色々楽しんでいる。 ④ 氷を加えて、ミキサーのスイッチオン。ヨーグルトのダマダマ感がなくなってサラリとしたら出来上がり。 ヨーグルトは疲労回復に良いそうだし、既に暑く(熱く?!)なってきたインドで過ごすには、まさにラッシーはピッタリ!ラッシーを飲んで、爽やかにインドの暑さを乗り切りましょう! 《もう一つオマケ情報…》 MOTHER DAIRYのアイスクリームはかなりお勧め!!! 合成着色料でピンクピンクしたイチゴアイスなどとは違って、イチゴの自然な甘みと爽やかなバニラテイストがベストマッチングなイチゴアイスを始め、濃厚なマンゴーの味が堪能できるマンゴーアイス、香り豊かなライチがゴロゴロ入ったライチアイス、そしてインドの伝統的なサフラン入りアイスまで。 ![]() レディー○○デンやハー○○ダッツなどの高価な輸入アイスでなくても、1キロたっぷりで270Rsの美味しい物があるのです。こちらも是非お試しあれ~!! さぁ、お近くのMOTHER DAIRYのスタンドへ走りましょう!!(笑) ![]() ![]() |
![]() インドにはあちこちにチベット難民の受け入れ施設がある。チベット難民とは、中国によるチベット侵攻の際に泣く泣く祖国の地を去り、安住を求めて国外へ逃れた人たちである。
デリー市内のチベットセンターやチベット人街では、彼らが自分たちで商売をしながら自活できるように支援されており、またチベットらしい暮らしが出来るように配慮されている。 チベット人街に足を踏み入れれば、そこはもうインドではなくチベット。チベット仏教の袈裟を着たお坊さんたちがお経を唱えたり、チベットの民芸品を作るおばさんが居たり、マニ車をクルクル回しながら店番をする人もいたり…。 わざわざチベット人街に行かなくても、チベット難民の自活を援助することが出来ることもある。決して勧誘しているのではなく、こういう活動を行っている団体もありますよ、とお伝えしたいだけなので、誤解のないようにお願いいたします…。 息も絶え絶え、着の身着のまま祖国チベットから逃げ出してきた少女たち。字は読めず、外国語も話せない。インドで難民生活を送るにも、自活するには限度がある。 そういう少女たちに、英語教育を施し、ミシンの使い方・商品の作り方を教え、出来た商品を売りながらビジネスも覚えさせ、将来自分たちの力で何処でも生きていけるように支援しよう、という趣旨で作られた団体がある。 FOREVER ZOE ![]() 売り上げは、彼女たちの自活を支え、大学に通う為の奨学金として使われている。 口コミで出来るだけ多くの人に知ってもらい、その商品を実際に手にとって貰い、「チベット難民、可哀相…」と同情からではなく、質の良い物を納得して購入してもらう為に、イベント会場や個人宅などで展示販売を行っている。 商品のほんの一例をご紹介。 可愛いエプロン。縫製もしっかりしており、デザインもスイス人によるだけあって、インドや日本ではお目にかかれないヨーロピアンなデザイン。首賭け紐の長さも調節可能、という気の効き様。 金魚のアップリケやハンカチが付け外しできるので、小さな子供へのエプロン劇場にも使える。 ![]() 嬉しいことに、リバーシブルで気分によって好きな面を表にして使える優れ物。 ![]() 花のアップリケを施したコットンスカーフ。 ![]() 他にも、テーブルクロス・キッチンマット・コースター・お稽古バッグ・化粧ポーチ…等など色々な商品がある。お値段もお手頃で、こんな凝ったデザインでこのお値段は、日本じゃ、絶対にありえない、というお得さ。 場所は違えど、同じような趣旨で、アフリカはケニアのエイズ患者さんたちが作った商品を、同情ではなく、対等な立場から納得して購入してもらいたい、と頑張って活動している高校時代の友達がいる。 彼は単身ケニアに乗り込み、商品開発・品質向上を現地のエイズ患者さんたちと共に試行錯誤しながら頑張っている。そんな私のお友達の毎日の活動は、こちらのブログで紹介されています。 →ケニアへ~Made in kenyaのブランドを作る~ 興味のある方、是非一度ご覧になって下さい。限られた環境での物作りの大変さ、現地で妥協せずに頑張る姿、ケニヤの可愛い子供たちの笑顔…「私も頑張ろう!」と思えるブログです。 彼とケニア人同僚の努力の賜物で、かなり質の高い、しかもデザインもケニアらしくて可愛いモノが沢山出来上がっています。 口ばかりで、何も直接的なお手伝いは出来ないけれど、少しでも多くの方に知ってもらえるように、情報配信という形だけでも協力出来れば…、と思います。 ![]() |
![]() 前回もネパール滞在2日目について書いたのだけど、あまりに長文となってしまったので、「夜の部」は別途書かせて頂くことにしました。というわけで、今回は2日目後半のイベント、いかにもネパールな晩餐についてご紹介。
パタンの観光から疲れてホテルに戻り、ぐっすり眠って起き出したのが19時。「さて、今日はネパールらしい夕飯を食べに行こう!」ということで、タクシーに乗り込みネワール料理のお店へ出発。ちなみに、「ネワール」とはネパールの誤表記ではなく、古来カトマンドゥ盆地に都市文明を築いてきた民族を「ネワール」と呼ぶらしい。 ホテルを出た途端、激しい豪雨、…かと思ったら、豪雨ではなくかなり大粒の雹(ひょう)だった!! 老朽車のタクシーは天井もペラッペラの薄さで、防音シートなんてついているはずもなく、タクシーの車内は「バンバンバン・ドンドンドン」と雹が天井に当たる音が太鼓のように大音響で響く…。 子供たちはもう大興奮!!(笑)「うわぁ~!凄い音。車が潰される~。」とか、「こんな氷の塊が降るなんて凄いね~!」と大声を張り上げて話している。 道端に積もった雹。直径1センチはあろうかと思われるほどの大粒!! ![]() さて、今回行ったのは「バンチャ・ガール」というネワール伝統料理のお店。20時よりネワール民族舞踊が生で見られるということもあってワクワク。 4階建ての古いネワール邸宅をレストランとして使っており、最上階のお座敷にはクッションや座布団がズラリと並べてあって、とてもくつろげる空間となっている。 ペタンと座布団に腰を下ろすと、踊り子のお姉さん達が席を回って、額に歓迎の印である朱をつけてくれる。 お次は、ネワールのお酒を小さなテラコッタの杯に注いでくれるのだけど、この「ロクシー」というお酒、かなり強い。穀物から作られる蒸留酒でアルコール度数40%は軽く超えているのではないか、と思われる。 ![]() ネワール風の味付けを施した、スパイシー且つ柑橘系の酸っぱさが癖になるピーナツのおつまみをかじりながら、テラコッタのジョッキに注いだネパールの地ビール"Nepal Ice"をグイグイ飲む。 ![]() ネワール舞踊のショーはとても素晴らしく、見ていて飽きないほどのバリエーションがある。全部で6種類ほどのダンスを見せてもらったのだけど、伝統的なネパールの踊り・稲刈りの踊り・山岳地帯のシェルパ族の踊り・若い女の子の踊り・2本の棒を打ち鳴らしながらのスティックダンスなど、様々なダンスの形や衣装があって、とても興味深かった。 ![]() 子供たちも真剣に見ており、「この棒持って踊るの、インディアンダンスでやったダンディヤみたいだよね。」と話す鉄男。なるほど、子供ながらに目の付け所が鋭いな、と感心。 ![]() 料理はコースメニューも選べて、ネワールの伝統料理を前菜からメイン・スープ・デザートと色々楽しめるコースから、好きな物を頼めるアラカルトまで色々。 我が家はアラカルトにて、モモ(ネワール風蒸し餃子)やチャタモリ(米粉を伸ばした生地の上に、ひき肉や野菜を乗せて焼いたネワール風ピザ)を注文。 モモは皮ももっちりとしており、中の具も肉汁がジューシーで美味しい。しかも小ぶりサイズなので、ポイポイ口に運んでしまうので危険…(笑) チャタモリも美味しく、これは家でもやってみようかな、と思ったほど。薄い生地にふんだんに乗せられたひき肉の旨みが染み込み、真ん中に乗った目玉焼きが優しい味を出しており、個人的にはとても気に入った料理。 ![]() (テーブル中央のピザ風の物がチャタモリ。各お皿に乗っている物がモモ。) 素敵なネパール舞踊ショーを見ながら、冷たいビールを飲み、美味しい料理に舌鼓を打つ…。あぁ、最高のひと時。「ネパールに来た甲斐があったねぇ…」と家族で話したのだった。 さて、翌朝はまたまたマウンテン・フライトに挑戦するべく早朝5時起き。 ネパール舞踊とネワール料理を堪能し、幸せな気分でホテルに戻り、温かいシャワーで疲れを洗い流して眠りに就いたのでありました。 でも、翌日はインドに戻る日でもある!悲願のマウンテン・フライト、飛べるのか!?!? 次回、乞うご期待。(誰も楽しみにしていないって…汗) 《情報として…》 ネワール伝統料理のお店 バンチャ・ガール Bhanccha Ghar カトマンドゥ中心部 カマラディ地区 KAMALADI通り沿い 詳しくはこちらのサイトからどうぞ!→Bhanccha Ghar ![]() |
![]() みなさま、ご心配をおかけしました。休暇をとって里帰りしていたお手伝いさんは無事戻ってきました。そして2月一杯、私は家事を頑張り、家族は粗食に耐えたので(汗)、ご褒美として晴れて家族でネパール旅行してまいりました!!
3月1日は春の到来を祝うホーリーのお祭りで祝日。その祝日休暇を利用して、2泊3日でネパールはカトマンドゥに行ってきました。 インドに暮らしていると、ネパールと言えば、失礼ながら「出稼ぎで来ている、お手伝いさんやドライバーさん、スタッフさんたちの故郷」という印象が強い。実際訪れてみて、確かに貧しさは感じこそすれ、それに勝る純朴さや逞しさ、そして素晴らしいネパール独自の文化を目にして、今までの印象が木っ端微塵に吹き飛び、ネパールの良さを感じられたのが一番の収穫だった。 そして、我が家のお手伝いさんの故郷でもあるネパールで、「あっ、このモモ(ネパール風餃子)、モティさんの作ってくれるのと同じ形だね。」「こんな飾りのキーホルダー、モティさん持ってるよね。」などと、子供たちは、お手伝いさんを通じてネパールをより身近に感じていたのも嬉しかった。 たった2泊3日の短い日程。全てではないけれど、それでもネパールの魅力をしっかりと感じ取れた旅行。そんな我が家のネパール旅行をご紹介します。 デリー・カトマンドゥ間は、飛行機でもあっという間。国内線かと思うほどの近距離。1時間半ちょっとで到着である。今回利用した航空会社はJET AIRWAYS。サービスも機内食も悪くないので、我が家では結構利用している。デリー・カトマンドゥ便の機内食。ノン・ベジのチキンカレー。辛かったけどコクがあって美味しかった。 ![]() 機内のビデオではスティッチの映画も選択できて、子供たちは大喜び。 ![]() ビデオが終わればDSに興じ、退屈する間もなく、あっという間に着陸サイン。ちなみに我が家ではDSは1回30分以内と決まっており、子供たちは律儀にタイマーで毎回計っている。当然飛行機内でも「ピピピピ!!」「ハイ、終了!」(笑) ![]() カトマンドゥに到着!流石にデリーの北、しかもヒマラヤ山脈のお国とだけあって、ひんやり肌寒い感じ。 ネパール入国の際にはビザが必要だけど、空港でも申請できるので、入国審査の前に必要書類を記入。 ビザ申請書類(白)と入国審査書(青) ![]() 我が家では、こういう書類記入などの面倒臭いことは、全部夫A-さん担当(笑) ![]() 妻は暢気にデジカメ小僧と化している…(汗) 無事入国手続きを終え、空港でタクシーを拾いホテルに向かう。タクシーは「一体いつの時代?!」と思ってしまうほどの老朽車が多い…(いや、失礼) ![]() そのためか排気ガスも凄いし、カトマンドゥは盆地ということもあり、排気ガスが充満し、大気汚染は深刻。マスクは絶対不可欠!!カトマンドゥを訪れる方、お忘れなく! ちょうどネパールでもホーリーのお祭りが盛大に行われており、老若男女、ネパール人も外国人もみんな赤・緑・オレンジ…と色水でグチャグチャになっている。デリーの都会よりも、ホーリーを派手に楽しんでいるかも!タクシーは人混みに揉まれてなかなか進まず、お祭りパレードの人たちを観察しながらゆっくり進む。 ![]() 音楽隊のおじさん。ニコリと微笑みかけてくる笑顔も人懐こくチャーミング。 ![]() 今回のお宿は、タメル地区にあるRADISSON HOTEL。停電・断水が多いネパールにも関わらず、申し訳ないほどの十分な水量と安定した電力供給が有り難かった。まぁ、停電・断水はインドでも慣れっこなのでへっちゃらだけど…(笑) RADISSON HOTELのロビーにて一休み。チェックインの面倒くさい手続きもこれまた夫A-さんの担当(笑) ![]() ピー助のオッパイ&お昼寝タイムの後は、小腹が空いたのでゾロゾロと市内へ繰り出す。 祝日ともあって閉店が多い中、素敵なお店を発見。サンドイッチやパンケーキなどの軽食を始め、ケーキ類も美味しそうなお店。 ![]() 家族みんなで色々と取り分けて、大きなポットにたっぷりのミルクティーを啜りながらのおやつタイム。 どれもこれも美味しかった!!超お勧めのお店。 ![]() お腹も満たされ、ウロウロと小道を散策。あちこちに可愛いお店があって、見るものあれこれ欲しくなってしまう。手漉き紙のお店でカレンダーやアルバムを購入。 ![]() どれもこれも、手漉きならではの温もりある手触りが魅力的。 ![]() 毛玉で作ったカバンや小物、スリッパが何とも言えず可愛くて、子供たちとも「可愛い~!これ欲しい!」などとついつい長居して、あれやこれやと早速散財…(笑) ![]() この可愛いカバン、欲しかったけど、流石に私が持つのも気が引け、チーコは「要らない」と言うので泣く泣く諦めた…(涙) ![]() 広場に出ると、そこには野菜を売るおばさんたちが沢山居て、そんな様子にもネパールの素朴さを感じたりする。 ![]() お店の軒先には、ホーリーの色水・色粉を掛けられたワンコが…(笑) ![]() 夕飯はホテルから徒歩圏内の、「ローヤル華ガーデン」という、日本人男性が経営するレストランへ。なんとこのお店は露天風呂付き!残念ながら、子供たちが風邪気味だったため入浴は出来なかったけど、お料理はしっかり堪能させていただいた。「ヒマラヤ・トレッキングのお客さんの為に…」と全てが大盛!温かい汁物やサラダ、お漬物、おかずまでサービスして頂いて、お腹もお財布も大満足だった(笑) 「ローヤル華ガーデン」の詳細はこちらからどうぞ。 ネパールに居ながら純和風な造りにホッと和む。 ![]() 翌朝は、飛行機に乗ってヒマラヤ山脈を間近に観るヒマラヤ・フライトを計画。早朝6時に出発予定なので、ホテルに戻って、有り難く熱いシャワーにかかり、旅疲れもあってみんなで即眠りに落ちたのでありました。 さぁ、お天気に恵まれて、無事にヒマラヤを拝むことが出来るのでしょうか?! 次回を乞うご期待! 《情報として…》 ベーカリーショップ PUMPERNICKEL BAKERY Thamel Chowkの角すぐ ![]() ![]() |
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