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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ドライバー争奪戦
私の場合、悲しいかな「泣きっ面に蜂」ということが多々ある。ただでさえ辛い時に、更に追い討ちをかけるようにきつい出来事に襲われる。インドに来てからは特にその傾向が強くなった気がする…(汗)

先日もまさにそんな状況だった。いつもなら、「泣いて泣いて泣き疲れて、ひたすら寝る」という方法で、起きたら「まぁ、仕方がないか…何とかなるさ。」と気分を持ち直したりしていた。でも、今月はそんなことしてたら、怒涛の夕方時、更に自分の首を絞めてしまうだけなので、泣いている暇も寝ている暇もない…。
気がつけば「あぁ、もう!なんでやね~ん!!!」と叫びながら、炊飯器にもち米をセットしておはぎを作る自分がいた…(笑)

表題からも分かるように、原因はドライバー問題である。私はつくづくドライバー問題に恵まれているようである(汗)。
朝掃除しても、夕方には隙間から進入してくる砂埃でザラザラになってしまう我が家。数日間、床掃除をサボれば、当然もの凄いことになる…。「食べなきゃ死ぬけど、汚くても死なない」とは言い聞かせながらも、流石に、室内にいるにも関わらず、真っ黒になった靴下を見ると嫌悪感に襲われる。
洗濯機を回すも、水は出てこず、僅かにチョロチョロ出てくる水は泥水で茶色…。せっかく洗った白物が見事に色物になってしまったり…、ということが続いて憔悴しきっていた時の、タイミング悪いダブルパンチであった…。

ところで以前、奥さんの体調が良くなれば戻ってくる、と言っていた15代目ドライバーは、結局未だ戻ってこず、連絡も当然無しで、いつの間にか、臨時だったはずの16代目が本採用になっている我が家。
16代目ドライバーのロバートさんは、南インド出身の品行方正で時間厳守・安全運転、頭も切れるナイスガイ。しかも子供の扱いが上手く、子供たちはロバートさんに凄く懐いている。
11月には結婚式を挙げる予定で、「是非参列してね」とも言われているので、凄く楽しみにしている。

鉄男がロバートさんに日本語を教えてあげているようで、「ありがとう」「おはよう」「さよなら」と教えてもらったばかりの日本語をはにかみながら口にするお茶目なロバートさん。
ピー助は母が洗濯物を干している間、テラス横でロバートさんとサッカーをするのが日課になっており、洗濯時にはいつも、いそいそと自分で靴とボールを持ち出し、ロバートさんとケラケラ笑いながら遊ぶ。
チーコは、ロバートさんの携帯でボリウッドの動画を見せてもらうのが好きで、暇さえあれば見せてもらって「今日はこんな面白いのを見せてもらった」と話してくれる。
ロバートさんと一緒でご機嫌のピー助。
DSC02489.jpg


そんなロバートさん。ある朝突然、「今日が最後になります。」と告げられた…(驚)
「えっ!?なんで、なんで??」
「実はイギリス人のマダムに引き抜かれました。給料が○○Rs(当然我が家より高い)と言うし、結婚前で物要りなので引き受けました。」
「そうか、○○Rsは良いお給料だよね…。良いチャンスだし、当然だよね…。でも、いきなり明日からドライバーがいないのは困るから、代わりのドライバーを2・3日中に連れてきて。それまでは待つように英国人マダムに伝えて。」と必死に冷静を装いながらロバートさんに言う。

とは言ったものの、次なるドライバー探しは難航。タイムリミットは迫るし、ロバートさん以上、もしくは同等の運転手さんはきっと来ないだろう…。
日中は辛くても考える暇がないので平気なんだけど、夜皿洗いをしながら、悶々と考えてしまう…。
「なんでやろ??なんで、いつもドライバーで苦しまなアカンのやろ…」
「なんで、こんなキツイことばかり続くんやろ。」
考えてもどうしようもないことが、グルグルと頭の中を回っている。そんな精神的に辛い日々が2、3日続いた。

またもや夫A-さんに泣きつく。「もう、嫌やぁ~」
「誰か良いドライバーいないかなぁ。とりあえず、面接に来てくれる人を採用してみるか?」

そして次の日、ロバートさんが「新マダムが貴女と話したいと言っています」と言うではないか。
「何のために?」
「僕の運転技術とか仕事ぶりについて、話が聞きたいそうです。」

「ブチッ!」頭の中で音がした。
人の信頼するドライバーを引き抜いておいて、信頼できないなら雇わなければいい。自分の信頼できる他の人を探してくれば良いじゃないか!!、とどうしようもない怒りが湧き上がる。
お手伝いさん・運転手さんなど、スタッフの雇用にあたり、私の中で絶対に決めていることがある。
「今現在、無職もしくは、雇い主がその人を手放すタイミングであるなら雇う。でも、現在どこかの家庭で働いていて、その家族の手となり足となっている人を奪い取ることは、絶対にしない。」ということ。

新ドライバー探しも難航し、夫A-さんに相談した。
「英国人マダムが提示している金額を払ってでも、ロバートさんに残ってもらおうか。」と珍しい提案をしてくれたA-さん。「どうせ、この先何年もいて、払い続けるわけじゃないしさ…(笑)」とニヤリ顔(笑)(ちなみに帰国辞令も出ていない…汗)

翌朝、いつものようにピー助とサッカー遊びをするロバートさんに聞いてみた。
「英国人マダムが提示してる金額に、給料アップしたら、我が家に残ってくれる??」
「勿論です。僕にとっては、物要りなので、金額だけが問題なんです。子供たちも可愛いし、この仕事は好きです。」と。
「あぁ、良かった。じゃぁ、今月から給料アップだから、これからもよろしくね!!」
「はい、分かりました。イギリス人マダムには断りの電話を入れておきます。」


物事、お金で解決できることと出来ないことがある。今回のように、優秀な人を手放したくないなら、お金で解決することも有りなのだ。そろそろインド生活5年目。遅いけど、また新たなことを学べた気がする。

一件落着。今朝もロバートさんと遊び、柵上りをするピー助。
DSC01154_20100222160430.jpg


「神様は、その人が乗り越えられないほどの困難は与えないものよ。」と人生の大先輩が言ってくれた。まさにその通りだった。辛くても、家族と相談し、苦肉の策を考え、自分たちで解決していく。そうやって、一つ一つ乗り越えて、また成長していけるのかな…、とも思った出来事だった。
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[2010/02/25 10:11] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(18)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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