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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
韓国スーパー
韓国冷麺に続き、今回はその韓国スーパー”A mart”にある、お気に入り商品をご紹介。

①スナック菓子
子供の頃に好きでよく食べていた「おさつスナック」に似ていて、激辛・激甘が多いインドスナックと違い、ほんのり甘いのが嬉しい物から、ついつい頬張ってしまう軽さが魅力的なフライドポテト風スナック、はたまたポリポリ際限なくかじってしまうポテトスナック…などなど。
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②ドリンク剤
韓国の会社である東亜製薬と大塚製薬さんが生産しているファイブミニ。35Rs(70円)
同じくポカリスウェット。40Rs(80円)
そして、こちら「○○D」。ハングルが読めないので、記憶の糸を手繰り寄せ「オロ○ミンD?」「チオ○タD ??」「リポ○タンD ??」と考えてみたけど、調べてみたところ、韓国独自のドリンク剤で「バッカスD」という商品らしい。お味はなかなか美味で、疲れも吹っ飛びそう(笑) 45Rs(90円)
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お値段も、日本で買うよりも安いかも?!ちなみに商品名周りの表示は「鷲のマークの大正製薬」さんの「リポビタンD」 に似ているけど、別物です。

ドリンク剤は結構充実していて、他にも東亜・大塚製薬さんからのお洒落なソーダ”DEMISODA”も各種取り揃えている。商品についてはこちらの韓国HPを参考にどうぞ。

③食材
粉末コーンスープ、マヨネーズ、生うどん、韓国海苔。
我が家の子供達、韓国海苔が大好きで、ピー助もバリバリ食べ、なくなると機嫌が悪くなるので、常備しておかねばならない…
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母「お昼何食べる~?」
子供達「おうどん」
・・・ということで、今日のお昼も麺類で、上記のうどんを作った。生うどんとスープ、そしてドライ具(かまぼこ・天かす・ねぎ等など)の一人前ワンセットで110Rs。
スープは濃い目の関東風といったところで、生うどんも美味しかった。悲しいかな、私の調理法&盛り付け方が悪いのか、画像で見るとあまり美味しくなさそう…(汗)
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ちなみに、うどんに氷が浮いていますが、猫舌夫の遺伝で子供達は毎回氷入り…(汗)

韓国スーパーには、他にもキムチはもちろん、韓国のインスタントラーメンや、コチジャン(辛味噌)、缶詰などの食品をはじめ、シャンプーやトラベルキットまで揃っていて便利。なにより、大好きな韓国食材が入手でき、中には日本と同じような商品までもがお手ごろ価格で買えるのが嬉しい。

韓国人と日本人、味覚が似ているのか、それともお互いの国の食文化に好感を抱いているのか、韓国レストラン&食材屋では日本人を、日本レストラン&食材屋では韓国人を見かけることが多い。
理由は何であれ、インドという異国の地にありながら、お互いに助け合って生きていくことは重要だし素敵なことだと思う。

2年前、この韓国スーパーがオープンした時も、お店のことを教えてくれたのは韓国人のお友達だった。彼女とは同じ年齢で、国は違えど、同じ時期に同じアニメ番組(「キャンディー・キャンディー」「ハットリ君」「銀河鉄道999」などなど)を見て育ち、お互いの国の料理が好きで、よく一緒に韓国料理や日本料理を食べに行った。子育ての悩みや喜びを共感し、異国生活の辛さ・楽しさを分かち合い、国籍関係なく付き合える大切な友達。
そんな彼女も本帰国してしまった。4年目というのは、友人が帰るのを見送るばかりで、とても辛い…。でも、インドでだからこそ知り合えた、それぞれの出会いに感謝しよう。そして、また素敵な出会いがありますように・・・。

最後、ちょっとしんみりしてしまったけど…

情報として…
韓国スーパー ”A mart”
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さて、夏休みも残り僅か。4年連続、今年も暑いインドの夏休みを頑張って乗り切ったご褒美(?)に、いよいよ待ちに待った家族旅行に出かけてきます。
…というわけで、しばらく更新はできず、コメント返しも遅くなってしまいますが、お許しください。また戻ってきたら旅レポートを書かせていただきます。

そしてついでに…
夫A-さんのブログが珍しく更新されました(笑)
元DJということもあり、今回は(も?!)、かなりマニアックな内容になっていますが、これに共感して下さる方、貴重なお友達になっていただけるかと思いますので、よろしかったら遊びにいってやってくださいませ。
夫A-さんブログ

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[2009/06/20 19:49] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(16)
韓国冷麺
私、韓国料理が好きです。あまりに辛いのは苦手だけど、キムチやプルコギ、ビビンバ、チャプチェなど等、例を挙げるときりがない…。

夏休み、暑い昼間は子供達と自宅でのんびり過ごし、夕方から近所の公園へ出かけて、バドミントンをしたり、サッカーのパス練習をしたり、追いかけっこをしたりして過ごす日々。お昼ごはんも自宅で自炊。
母 「何食べたい~?」
子供達 「うどん」「ひやむぎ」「そうめん」「ざるそば」・・・・
の毎日なので、かなりの割合で麺類を食べている。

韓国冷麺が好きなんだけど、今まで韓国冷麺を自宅で作ったことはなかった。それが、先日、韓国スーパーにて冷麺セットを発見!
ビーフエキススープ&ピリ辛オイル付 550Rs。
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早速購入して、お昼に作ってみた。もちろん作り方の説明はハングル文字。読めないけど、水の分量や茹で時間などを数字だけで推測し、キュウリや茹で卵を添えて出来上がり。
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「お腹減った~。早く食べた~い!!」と叫びまわっていた子供達も、「頂きま~す!」と同時に黙々と食べ始め、「これ美味しい!」とあっという間に平らげた。
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インドの自宅で韓国冷麺が作れるなんて~(涙)!!韓国冷麺好きの人にはお勧めです。


情報として…

韓国スーパー A mart
A-1Mahipalpur Extn. N.H.8, New Delhi
空港近くのラディッソンホテルの並び

韓国スーパーについては、第2弾も続きます(笑)
[2009/06/19 00:00] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(8)
ニルギリ高原~その6~
長々と連載しているニルギリ高原レポート、今回で最終回。テーマ関係なく、色々と気になったこと、面白かったことなど徒然と書かせていただきます。

①ジャパニーズ・ケーキ?!
Ootyのメインマーケットにある、とあるローカルショップにて見つけたもの。見た目が日本的というわけでもないのに、なぜか「ジャパニーズケーキ」と書いてある。お店のおじさんに「何でジャパニーズケーキなの??」と尋ねてみても、「さぁ?理由はわからないけど、これはジャパニーズ・ケーキだよ。」と自信満々(笑)

「ちょこっとだけ味見させてよ。」とお願いしてみると、快諾して一欠けら千切ってくれた。食べてみると、ホロホロっと口の中で溶けていくような口当たり。うん、これは落雁とか卵ボーロの食感と同じだ。・・・だから「ジャパニーズケーキ」なのか??
一応、夫A-さんへのお土産に購入。
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②ポニーに乗る
休憩で立ち寄ったOotyのTAJ SAVOY HOTELにてポニーに乗せてもらった。花が咲き誇る小道をポコポコと軽快な音を立てながら走る。チーコも鉄男も大喜び。門から玄関までグルッと回って10分ちょいの乗馬体験。20Rsなり。
最初怖がっていた鉄男も気持ち良さそうに乗っていた。
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ここのホテルでは、広い芝生庭園でウサギを放し飼いしており、餌の葉っぱも置いてあり、子供達が自由にウサギを抱っこしたり、餌付けしたりすることができる。小動物が大好きなチーコは大喜びしていた。ピー助は、以前ウサギのウンチを指先でつまみ拾って、食べたことがあるので近寄らせず…(汗)

③幻のチョコレート
Ootyには有名なホームメイド・チョコレートのお店があるらしい。「インドでチョコレート?」って感じだけど、スイスチョコを始め、涼しい場所には美味しいチョコレートが多い。店に行ってみたけど、残念ながら開いておらず…(涙)機会があれば、是非お試しください。
[2009/06/18 11:44] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(4)
ニルギリ高原~その5~
ニルギリといえば、何と言ってもダージリン、アッサムと並ぶインド3大紅茶産地。「茶摘体験をするべし!!」ってことで、行ってきました、茶摘&紅茶工場見学へ。

ホテルのおじさん・ラジェッシュ氏の計らいで、タクシーのドライバーさんに話をつけてもらって、お知り合いの紅茶工場へと連れて行ってもらった。
紅茶工場の周りは見渡す限りの茶畑。段々畑には、新緑が目に眩しい箇所や、剪定して綺麗にバッサリ刈り取られた箇所など様々。でも、辺り周辺の空気はとても清々しく澄んでいる感じ。
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お断りしておきますが、私はお茶のド素人です。しかも、英語の説明から勝手に和訳して理解しているだけなので、専門用語などは分かりません。稚拙な説明で、当然、間違った解釈もあるかと思いますが、どうぞ、ご勘弁を…


まず、工場見学。
お茶の木の説明を受ける。
お茶の木は手入れをしっかり行っていれば、同じ茶木から100年以上はお茶の葉が摘めるそうだ。「シルバー・チップ」と呼ばれるお茶は、新芽だけを摘み取り作られ、次に上等なお茶は、まだ柔らかい枝の先端の3枚葉だけ…、など等と色々決まりごとがあるらしく、一度葉を摘むと、15日の間隔を空け、また摘める、と言うことで、15日おき、つまり月に2回は同じ木から葉が摘める、とのこと。
それを数年続けると、木の若返りのためにバッサリと小枝を刈り落とし、新しい枝、葉が生えてくるのを待つ。そうすると、より生命力の溢れた良い茶葉が取れるらしい。
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お茶の木を増やす時も、必ず挿し木で増やし、3年間は育てることに徹底し、収穫は4年目から、と決まっているそうだ。そうやって、大切に木々の再生・新生のサイクルを守って、100年以上、茶木を管理するという。
100年以上頑張った茶木達。複雑に縦横に張り巡らされた根に強い生命力を感じる。
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茶木も放っておくと背丈が高くなりすぎるので、白樺の木を一定間隔で植えて、土壌の栄養を過多に取りすぎることのないよう、そして、茶木の上に日陰を作ってやれるよう、一石二鳥なやり方で共存させている、とのこと。まさに自然の知恵で納得。
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工場の中に入ると…
①摘み取った茶葉を乾燥させる。こんもりと台の上に盛られた茶葉はまだ水分も多く含んでいてシャキンとしているが、下から風を送ることで、重量が5分の1にまで減るそうだ。そうやって、茶葉の中の旨みを凝縮させる。
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②水分の減った茶葉を少しずつカッターラインへ送り込んでいく。
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③お茶の種類によって、カットの回数を調整し、カットラインを進んでいく茶葉。
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④カットされた茶葉は、回転させて葉を丸めて旨みを閉じ込める。
⑤ローストされて出てきた、出来立ての紅茶葉。掌に載せて貰ったけど、熱々で「アチチッ」と叫んでしまうほど(笑)
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⑥袋詰めにされて、世界各国へ。
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工場を出て、ちょっと茶摘体験させてもらった。おじさんの説明を聞いた後で、紅茶を作る工程の長さを知り大切さが分かったのか、子供達はむやみやたらと摘むのではなく、壊れ物を触るように、そっと葉を摘み取っていた。

茶摘体験の後は、いよいよお茶の試飲。工場で作られていた「グリーンティー」「チョコレートティー」「マサラティー」の3種類を頂く。子供達はグビグビ飲んでいたけど、それぞれの味の違いを感じ取ったようで、「これは美味しいけど、なんか濃い感じ。」「あっ、これは全然渋くない!すごく美味しい!!」「う~ん、ちょっとこれは大人の味だなぁ…」など等、ティー・ソムリエよろしく一丁前にコメントしていた(笑)

特にピー助が気に入ってゴクゴク飲んでいたのがチョコレートティー。渋さのない甘い香りと口の中に広がる茶葉の甘さ。美味しかった~。もちろんお土産に購入。
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チョコレートティーの美味しい入れ方の秘訣をおじさんが教えてくれたので、皆さんにも…
①鍋に水2割、牛乳8割、茶葉を人数分入れてグツグツ煮出す。
②牛乳に膜が張るほどにまで煮詰めたら、火から下ろしてお砂糖をたっぷり入れる。
③茶漉しで濾しながら、それぞれのカップに濃さが均等になるよう、順番に回し入れる。

紅茶工場のおじさん、とても丁寧に説明してくれて、しかもサービス精神旺盛で、わざわざ茶摘籠を子供達に持たせて写真まで撮ってくれたり、それぞれの工程で変わっていく茶葉を触らせてくれたり(その葉はまたラインに戻す…汗)と、至れり尽くせりだった。
おじさんは子供好きな感じで、ピー助も肩車してもらってご機嫌。
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茶摘籠を頭に載せ、ハイポーズのチーコ。籠が結構重たくてヨロついていた…(汗)
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お茶の葉から一体どうやって紅茶ができるのか、その工程を自分の目で見て、手で触れて実感できたことは、子供達にとっても素晴らしい体験だ。

母子旅行のため、鉄男とチーコは「お父さんにお土産!!」と茶摘体験で摘み取った葉っぱを大切に濡れティッシュで包んでデリーの自宅に持って帰っていた。帰宅後、水を張ったコップに挿してやると、デリーの我が家にまで清々しい茶畑の香りが広がった気がした。
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何より、子供達が留守番していたA-さんに「お父さん、お茶ってこうやって、ああやって作るんだよ!!」と嬉しそうに興奮気味に報告する、キラキラ輝く瞳を見られて、「ニルギリに行って本当に良かったなぁ。」と母はしみじみ感じたのだった。

情報として…
茶畑&紅茶工場
High Field Tea Factory
High Field Estate Upper Coonoor

工場見学料 大人 5Rs
カメラ撮影10Rs
説明してくれるおじさんには心付けを…。
見学は随時受け付け
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[2009/06/16 23:56] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(2)
ニルギリ高原~その4~
ニルギリ鉄道でOoty駅に到着して、最初に向かった先はローズ・ガーデン。これまた予備知識もなかったので、申し訳ないけど「どうせショボイんちゃうか…」と期待はしていなかったのだけど、それも良い意味で裏切られた。

この記事を書いている今頃わかったのだけど…、前述の喫茶店でもらったミニガイドブックによると、なんとこのローズ・ガーデン、インド最大で、しかも世界薔薇協会連盟(World Federation of Rose Societies)によって ”Garden of Excellence”に選ばれたこともあり、世界的に知名度も高いのだとか…。

山の斜面に沿って作られているので、まるで棚田のように段々になって薔薇の庭園が広がっている。敷地面積は意外と広く、4ヘクタールもあるそうだ。
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手入れも行き届いており、見たこともないような薔薇が幾種もあり、涼しい気候の中、凛と咲き誇る薔薇の姿はとても美しい。この庭園に植えられている薔薇は2000種類とのこと。ビックリ!
色々な種類の薔薇たち。はぁ、見た目だけでなく、香りも芳し~い。
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やたらと鼻をクンクン鳴らして薔薇の香りを嗅ぐ母を見てか、ピー助もフンフン鼻を鳴らして、花を見ていた(笑)いやはや「子は親の鏡」。注意しなければ…
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粋なことに、ローズ・ガーデンの歩道を埋め尽くすブロックの模様までが薔薇!
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豪華な薔薇の美しさを際立たせるかのような脇役でありながら、可憐な小花たちも見逃せない。
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巨大なインド地図発見。
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そして、これまた粋なことに、タミルナドゥ州には薔薇印が。ナイス・センス!
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上から下へと段々畑のように作られたガーデンを降りて行き、最後には出口に向かってまた登っていくんだけど、登っていく先には清々しい青空がまぶしい。かなり足腰にはきついけど…(涙)
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インドにいながら、意外なことに(?!)、世界的にも有名な薔薇庭園を拝めるなんてありがたい限り。Ootyに行かれたら、是非お立ち寄り下さい。芳しい薔薇の香りに癒されます。

情報として…
ローズ・ガーデン
入場料 大人10Rs 子供 5Rs
カメラ撮影 30Rs
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[2009/06/13 01:58] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(3)
ニルギリ高原~その3~
今回は、旅行の目的でもあるニルギリ鉄道レポート。
ニルギリ鉄度はUNESCOの世界遺産にも登録されている100年以上もの歴史を持つ鉄道で、元々は英国統治時代に開拓された紅茶のプランテーションと避暑地への足として設置された鉄道。
今現在も、当時の蒸気機関車が現役で活躍しているというだけでも驚き!

ニルギリ鉄道はMettupalayam-Coonoor-Ooty間を走っており、一日4往復している。夜、時刻表を見ながら、ホテルのおじさんラジェッシュ氏に色々と教えてもらって、翌朝一番のCoonoor始発のOoty行き山登りコースに乗ることにした。
お勧めにしたがって、ホテルからCoonoor駅まで車で行き、私たちは列車に乗ってOotyを目指す一方、運転手さんは車でOotyに向かい、Ooty駅で待ち合わせ。そこからは車でOotyの街観光、ランチ、Coonoorに戻ってくる、という観光プラン。


Coonoor駅に到着し、切符を購入し列車に乗る。ちなみに、運転席のすぐ後ろで、眺めも良いとのことで一等席のチケットを購入。8人掛け位のコンパートメントになっている。
Coonoor-Ooty間 一等席 大人78Rs 子供48Rs
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列車が発車すると、全開の窓からは早朝の風がビュンビュンと入ってきて、顔がひんやりするほど冷たくて気持ち良い。
ピー助もウィンドブレーカーをしっかり着込み、頭もすっぽり覆って完全防寒!でもほっぺが冷た~い。
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運転手さんの真後ろに座っている形なので、絶景ポイントに差し掛かる手前で、必ず「次、右手に絶景が広がるよ!」「もうちょっとで鉄橋だよ。左側がナイス・ビューだよ。」など等と教えてくれるのがありがたい。
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また、「この右手はキャベツ畑だよ。Coonoorは涼しいからキャベツがよく採れるんだ。」「ここら辺はジャガイモ畑だよ。お茶のプランテーションだけじゃないんだよ。」「次に通るトンネルは、イギリスが手作業で彫ったんだよ!」などなど、観光ガイドさんよろしく解説付き。
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車体が通り抜けられるギリギリサイズの手作業トンネル。乗客の「ウホ~!」という遠吠えが響き渡る(笑)
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数々の絶景ポイントで「うわぁ~!綺麗!!」「凄~い!!」「見て見て、あそこ~!!」など、子供も大人も大はしゃぎ(笑)
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丘の上にポツンと建つ小さな教会も、なんだか絵になる。
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見渡す限りの茶畑。
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大興奮&大感動していると、あっという間に、一時間ちょいのトイ・トレイン乗車時間が終わってしまった。Ooty駅に列車が入っていくと、遠足らしき子供たちの団体が手を振ってくれた。自分たちに向かって手を振ってくれているわけじゃないんだろうけど、みんな興奮気味だったので「オ~イ!」とか言いながら笑顔で手を振り返す。
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駅のホームでは、1時間ほど前に別れた運転手さんが待ってくれていて、早くも懐かしい顔にホッとし、お次はOotyの観光名所へ連れて行ってもらったのだった。
Ootyの町。Coonoorより更に高地にある。
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ニルギリ鉄道、本当にお勧め!!!目の前に広がる茶畑の新緑、どこまでも高い青い空、濁りなき真っ白な雲。心洗われる絶景がちりばめられている。
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情報として…
ニルギリ鉄道 時刻表
時期により運行表が変わることがあるのでご注意ください。
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ちなみに、朝7時45分始発の列車に乗るために6時起き。通常の朝食は8時からなのだけど、早出の私たちだけのために、フレンチトーストやホットケーキの朝食を早朝から用意してくれたホテルのラジェッシュさん。列車の中でのスナック用にも包んでくれるという心配りもとてもありがたかった。
車も予定通り、いや予定よりも早く到着して私たちを待っていてくれた。素晴らしい!!リクエストなしでここまで先読み行動してくれるなんて感動モノだ。今回のホテル、そういう細かい心配りが随所に感じられて、本当に感謝している。なかなかこういうホテルってないですよ、ホント…。旅の良い思い出のためには、ホテルはとても重要です!!

それからホテルに関してもう一点・・・。
アメニティ好きな私に嬉しかった、ホテルのアメニティグッズ。インドでも洒落たアロマグッズのブランドで有名なFOREST ESSENTIALのシャンプーやボディーソープ。香りもよく、使い心地も最高。買うとお値段も結構高めなので、余計に得した気分で嬉しい(笑)
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[2009/06/08 21:20] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(11)
ニルギリ高原~その2~
ニルギリ高原への旅行レポートの2回目は、クーヌールの観光について。
クーヌールは本当にこじんまりとした小さな町。急な斜面に茶畑が広がり、僅かな平地に瀟洒な古い洋館や民家が並ぶ。同じ紅茶の名産地であるダージリンの5分の1くらいの規模じゃないのかな?
そんな小さな町なので、「観光名所」と言える場所は数えるほど。その一つ、SIM'S PARKに行ってきた。

早朝のフライトとグネグネ山道ドライブの後に到着したのは15時過ぎ。ホテルの人が気を利かせてランチを用意してくれており、お腹ペコペコで、ほぼ「早い夕食」のような「遅い昼食」をいただいた。
お腹も一杯になり、ちょっとゲームしたり、荷物の整理をしたりしてゆっくり過ごし、17時ごろから近くの植物園であるSIM'S PARKへ散歩がてらお出かけ。

ひんやりと涼しい空気に包まれ、この時期のデリーでは絶対に無用な長袖パーカーなどを羽織って、園内を散策する。涼しいので、子供たちが駆け回っても汗をかかずに気持ち良い。
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クーヌールの観光に関する前知識がほとんどなかったので、意外と広い園内や様々な品種の花々や木々に驚き、その分喜びも大きく「来て良かったねぇ~」とニコニコ。
数々の美しい花々。コスモスなんて何年ぶりに見たんだろう…。
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樹齢150年、200年といった立派な大木もあり、この庭園の長い歴史を感じる。「夏休みの宿題・作文」なども考慮して、母たちは「樹の年齢ってどうやって調べるか知ってる?」「樹を切った時に年輪っていう輪がいくつあるかで調べるんだよ。」などと、簡単な理科の知識もさり気なく伝えておく(笑)

クーヌールの気候が湿度も高く、寒暖の差もあって、日本の気候と似ているためか、日本を思わせるシダやコケなどの植物があちこちに見られて、郷愁の念に浸ったりして懐かしかった。


植物園を出てホテルに帰る途中、素敵な喫茶店を発見!!
綺麗に手入れされた芝の庭と花畑。趣のある古い平屋の洋館。
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熱いお茶を飲んでホッと一息。フレッシュ・ハーブとフレッシュ・フラワーのお茶。爽やかな味と微かな花の香りが素敵だった。
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「20Rs」と価格表示があるものの、このお店でお茶を飲むと、料金に含まれているからタダでもらえる、というニルギリのミニガイドブックを見ながら、「ここに行こうよ。」「ここ面白そうじゃない?」と話も弾む。

お喋りと美味しいお茶を満喫し、「ホテルに戻ろうか」と外に出ると、いつの間にか一番星が輝いていた。
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明日は目玉観光のニルギリ鉄道に乗るぞ~。


《情報として…》
植物園 SIM'S PARK
入園料 子供5Rs 大人10Rs  カメラ持込30Rs
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喫茶店 Tranquilitea
まさに店名そのものの「静寂」の中で、美味しいお茶を楽しめる。ケーキ類もある。お土産用の紅茶詰め合わせ等も購入可。
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[2009/06/04 23:01] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(0)
ニルギリ高原~その1~
夏休み旅行の第一弾は、南インドはタミルナドゥ州にあるニルギリ高原へ。
タミルナドゥ州へは以前にも訪れたことがあるけど(前回の旅はこちら1こちら2からどうぞ)、今回は涼を求めて避暑地を選択。

ニルギリ高原の名前は「ブルーマウンテン」「蒼い山」という意味で、インドでも避暑地として人気ある観光地の一つ。そして、何と言っても、ダージリン、アッサムと並ぶ、インド3大紅茶名産地の一つでもあるニルギリ。
日本においても、ニルギリ紅茶の渋みの少ないすっきりした美味しさが、紅茶好きの間では人気だそうだ。そして忘れてはいけないのが、世界遺産に登録されている通称「トイ・トレイン」のニルギリ鉄道。鉄道ファンの間では是非乗ってみたい、絶景の楽しめる、現役蒸気機関車として有名。

さて、ニルギリ高原への避暑旅行。レポート第一弾は、ニルギリへの道のり。
今回、私たちが利用したのは、インド航空会社大手のJet air ways の系列会社であるJet lite。デリーを出てハイデラバード経由でコインバートルまで飛ぶ。経由地での待ち時間と飛行時間を合わせると4時間弱。朝7時10分のフライトなので、5時起き。子供たちは待ちに待ったお友達との母子&母子旅行なので、ご機嫌で飛び起きて、我先にと支度をする。出来るんなら、毎朝そうすれば良いのに…(汗)

最新&清潔感の漂うデリーの新国内空港。
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Jet liteのカウンター。
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空港内の店舗セレクトもかなり充実感があり、飲食店ではケンタッキーやCOSTAもある。
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いずれも高品質&ハイセンスで名高い、HIDESIGNやfabindia、さらにはGOOD EARTHまで!!買い物目的で来たいほどだわ~(笑)
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「フリーインターネット」とな!?とうとうインドの空港もこの域にまで達したか…、と感慨深い。
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機内食好きの私にとってショックだったのは、このjetlite、なんと機内食が販売制なのだ!!インドのスタバよろしく"CAFE Cofee day"のサンドイッチやコーヒーがワゴンに乗せて運ばれてきて、「サンドイッチ一つとオレンジジュースください。」「お会計120Rsです。」…という具合。メニューにもしっかり価格表示がある。
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5時起きの朝食抜きで搭乗したので、お腹はペコペコ。サンドイッチを泣く泣く購入…(涙)
「フムフム、こうやって避難するのだな…」と学習中のピー助。
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経由地のハイデラバードでは1時間ほど機内待機。乗客の入れ替え、荷物検査、座席確認などを終えて最終目的地のコインバートルへ向けて再出発。

コインバートルの空港。デリーの砂埃&熱風・灼熱地獄とは違って、空が青く、カラッとした爽やかな暑さが気持ち良い。
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コインバートルの空港からは、車で宿泊地のクーヌール(COONOOR)へ移動。平地1時間&グネグネ山道1時間の計2時間ドライブ。平地ではバナナ畑やココナツ畑を横目に余裕だけど、山道に入ってからは車酔いとの戦い…(涙)かなりの急カーブの狭い道で、対向車とぶつかる寸前までの追い越しゲーム。冷や冷や&ハラハラで冷や汗をかき、避暑地感がより一層高まる(笑)
目指すは目の前の山の上!
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高度が高くなるにつれて、空気のひんやり感も増し、空の青さ、雲の近さが最高!
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緑のトンネルをくぐるようにして山道を進んでいく。
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目的地のCOONOOR(クーヌール)に到着!
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今回の宿泊先は、城砦や古城などの歴史的建造物をホテルに改修していることで有名なNEEMRANA HOTELグループ(詳しくはこちらをどうぞ。素敵なホテルがたくさん!)の一つ、WALLWOOD GARDEN HOTEL。
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元々はスコットランド人が建てた洋館で、後にリプトンに買い取られ、紅茶会社のニルギリ拠点として使用されていたそうで、当時の雰囲気が感じられる趣のある古い洋館。
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庭の手入れも行き届いており、美しい花畑に癒される。
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立派な大木の下に設けられた籐の椅子も素敵。
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こじんまりとして、家庭的な行き届いたサービスが気持ち良いホテル。食事の内容や時間帯など、細かい希望を聞いてくれ、車の手配、観光プランなども安心して任せられた。古い洋館ということもあり、設備面は近代的とはいえないが、我が家のような感じで寛げるのが魅力的。


情報として…

WALLWOOD GARDEN
http://www.neemranahotels.com/wallwood/index.html.htmDSC09725.jpg
ホテルの玄関先で、ガネーシャが貴方のお越しを待っています。

[2009/06/01 11:09] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(10)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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aranyos一家のインド生活の歴史です。いつまで?は未定です(笑)

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