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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ザンジバル旅行 その8~買い物~
旅行は滞在中が楽しいのは勿論のこと、最後の買い物もこれまた楽しい。ザンジバルは、アラブ・インド・アフリカがミックスされたような雰囲気もあり、食べ物・雑貨・布など特徴あるものが色々あってどれもこれも欲しくなった。

我が家がザンジバルで買ってきたものを一挙ご紹介。
《食べ物編》
①生のパッションフルーツ。パッションフルーツのジャム。
パッションフルーツを6・7個絞って、砂糖と混ぜてジュースシロップを作った。アッと言う間に子供達に飲み干されてしまった(笑)
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②干しタコ&干し貝
市場で購入。インドの自宅にて干しタコと貝をお湯で戻していると、何とも言えない潮の香りが台所一杯に広がり、心は一気にザンジバルへ。カラーパプリカやズッキーニを入れてリゾットに。海の香り一杯のザンジバル・リゾットの完成!
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我が家の旅行の鉄則「魚介類の干物は絶対に買うべし!」

③缶ビール
タンザニアのビール。現地で飲む事のできるローカルビールは4種類。Zさんの旦那様が毎食のように異なるビールを用意してくださり、幸せな事に飲み比べる事ができた。すっきり味、ドライ、ちょっと甘さも感じられるものなど、それぞれに違っていてどれも美味しかった。授乳中の私が大きい声で言えませんが…(汗)
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すっきり味で個人的にも好きなのは”SAFARI”。ピー助もお勧め?!(笑)
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缶で購入可能だった”TUSKER”と”KILIMANJARO”を大量買いしてきた。
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ちなみにTUSKERは、モンドセレクションのビール部門で16回もの受賞実績がある!
我が家の旅行の鉄則「現地ビールは死守して買うべし!!」

④本場キリマンジャロ・コーヒー
コーヒー好きな実家の父やお友達に。袋からしてアフリカンな感じが素敵!
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⑤プリンの素
我が家(私だけか…)の旅行の鉄則「全世界のプリンの素を食べ比べる」

⑥インスタント・コーヒー  その名もアフリカフェ(笑)
私はどちらかと言うと紅茶党なんだけど、このコーヒーはとても飲みやすく、且つ味わい深く「美味しい」と素直に感じられた。只今お客さんに「アフリカのコーヒーだよ」とお勧め中。みなさん「わぁ、美味しいねぇ~」と言ってくださる。日本でもコーヒー専門店や輸入食材店などで扱っているそうなので、見つけたら是非お試しあれ!
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《非食品編》
⑦カンガ
カンガとは主に東アフリカで広く用いられている大判の布。腰巻スカートにしたり、ショールにしたりと使い方は様々。特徴は、四方を枠で囲ったデザインで、スワヒリ語の諺がプリントされている事。
カンガ専門のお店には、ズラリと色々な物があり、諺で選ぶ人、デザインで選ぶ人などこだわり一杯。
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オバマ氏までもがカンガのデザインに!(驚)言葉は「アフリカに幸あれ」。(だったよね、Zさん?)
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私が購入したものは「皆に幸あれ!」と「誰も敵に回さない人生でありますように」と書かれてある。
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テーブルクロスやスカート、ワンピース、お揃い子供服をナシームおじさんに作ってもらう予定。
我が家の旅行の鉄則「現地の特徴的な布を買い集める」

⑧ザンジバルの音楽CD
ザンジバルの歌姫と呼ばれている、推定年齢89歳(だったっけ?)のBIKIDUDEさんのCD。何とも耳に心地良いのんびりしたリズムで、そのリズムに乗って、これまた89歳とは思えないほどの力強い歌声に驚かされる。スワヒリ語の歌詞の意味はわからないけど、語りかけてくるものを感じる歌。ちょうど今BGMに聴きながら、更新中。
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BIKIDUDEさんについては、日本でもBSハイビジョンで特集番組が放映されたそう。
我が家(主に夫A-さん)の旅行の鉄則「ローカル伝統音楽のCDをコレクションするべし」

⑨如何にもアフリカ~ンなキリンやシマウマのお皿とナイフフォークセット
これ、可愛いでしょ。手作り感溢れるぬくもりにも一目惚れ。
我が家の旅行の鉄則「現地の陶磁器・お皿などを買い集める」これまたかなり色々と世界各地の「○○焼き」「○○彫り」が集まった。狭い我が家にはもう収納場所がないぞ~(汗)
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⑩マグネット
我が家の旅行の鉄則「『如何にも!!』な現地のマグネットを買い集めるべし」
かなり写実的で、ある意味グロテスクなマグネット。もう買わずにはいられなかった(笑)
我が家の冷蔵庫、もう側面はマグネットで一杯すぎて、開閉するたび落ちて破損する事多し…(涙)
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⑪カンガの使用アレンジ本
前述の布”カンガ”の使用アレンジ101通りを紹介している本。今日本で流行り(?)の巻き物のストール、スカーフ、ショールなどにも使えそうだと購入。これがかなり当り!本当に様々な使い方が載っていて、とても実用的。
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カンガの特徴である、プリントされている諺の説明もある。
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101通りのうちの一例
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こんな使い方もあるのね…(笑)私の場合は却って逃げて行かれそうだけど…(涙)
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⑫タンザニアのステッカー
我が家の旅行の鉄則「行った国のステッカーを集める」
我が家のスーツケースは何の変哲もないので、すぐに発見できるようシールだらけにしている。
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ちなみにザンジバルでは観光資源が一番の財源。なので、街中いたるところにお土産屋さんもある。
私が行った中でも、特にセンスが良く、種類も豊富で価格も良心的だったのがこのお店。
CD・本・布・服・水着・靴などなど、何でも揃うのでとても便利。
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ザンジバルへ行った際には、是非ご利用くださいな。場所はストーンタウン郵便局の向かい。
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さて、ザンジバル・レポートもこれでお終い。開始当初は、こんなに長期連載(?)するつもりはなかったのだけど、それでもやっぱり、ザンジバルの魅力を語るにはまだまだ足りない気がする…。ザンジバル、本当に素晴らしかった。是非、機会があれば皆さんも訪れてみてください。

子供達は戻ってきて1ヶ月が経とうとしているにも関わらず、今でもザンジバルの話をしている。チーコにいたっては、あまりに鮮烈だったのか、工作で「ザンジバル」と名づけた作品まで作っているほど(笑)こちらがチーコの作品『ざんじばる』(一応、舟や椰子の葉でできた屋根を表現しているそうで、日よけ下のベッドには「寝ている人」人形が収納されている)
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やはり最後は、ザンジバルの美しい青い海&白い砂浜で!!次回からはインドの日常に戻らねば…
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[2009/01/31 23:53] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(4)
ザンジバル旅行 その7~カウントダウン・パーティー~
ザンジバル旅行中に年越しをした私達。今まで色んな国で年越しを経験してきたけど、日本で除夜の鐘を聞きながら、「今年も色々あったねぇ」としみじみコタツの中で過ごす大晦日とは一味も二味も違う色々な年越しの雰囲気が楽しめるのが面白い。ハンガリーでは、大晦日の夜中にはあちこちで爆竹がバンバン鳴り響くし、スペインのカナリア諸島では、ハイビスカスの咲く中、シャンパンで乾杯をしたり・・・。

今回泊まったザンジバルのホテルでは、大晦日の特別ディナーが用意されており、シーフードのバーベキュー&アフリカの民族ダンスショー鑑賞、という豪華プログラム。
これまたプール・ビーチ三昧で遊びつかれ、たっぷり昼寝もして疲れを取り、ちょっとお洒落をしてディナーへ。潮風、波音を感じられるテラスに並べられたテーブルにはランプが燈され、とても素敵な雰囲気。
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他のお客さんに気兼ねしなくて良いようにと、少し離れた場所に我が家用の席を用意してくれており、ピー助用の椅子もきちんとセットしてくれている心遣いがありがたかった。ここのホテル、随所でそういう細かい心配りが感じられて、本当に気持ち良く過ごす事ができた。

大人はシャンパン、子供はパッションフルーツジュースで乾杯!「今年も楽しかったね。来年もよろしくね。」などとお喋りしていると、前菜のロブスターが運ばれてきた。一人にロブスター1匹丸焼きの豪華さ!!!勿論、お味は最高。炭火でじっくり焼き、ギュッと旨味が濃縮されたロブスターは、もう気絶物の美味しさ。
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ところが、ご馳走はそれだけではなかった!!シェフのお兄さんが「どれにする??」と運んできたのは、たくさんの大きくて立派な新鮮ピチピチの鯛(驚)!中ぐらいの大きさ(それでも長さ40センチ以上)の鯛を選び、運ばれてくる他のサラダやスープを頂いていると、鯛の姿焼きが登場。こちらも言葉を失う美味しさ…(涙)
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ピー助のお食い初め以来「鯛のタイ」に執着する鉄男は、ザンジバルでも「鯛のタイ」を探せと要求。お箸があれば良かったのだけど、ナイフとフォークで魚を食べるのは不器用な私には至難の業…。

メインディッシュの鯛もほぼ食べ終えた頃、陽気な声が。アフリカの民族ダンスショーの始まりである。
農耕時の動きが元になっているのかなぁ、等と考えながら鑑賞。これまた独特な体の動きとリズムで新鮮だった。5,6種類の色々なダンスが披露され、アフリカ文化の奥深さを感じることが出来た。
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そして、いよいよカウントダウン。ホテルのスタッフ、お客さんとビーチへ移動。キャンプファイヤーのように火を囲んでダンスを踊り、12時を過ぎた頃にシャンパンを掲げ皆で「ハッピーニューイヤー!!」と乾杯する。たまたま偶然、同じ時期にホテルで一緒になった縁の人達と、お喋りし杯を挙げ、「貴方にとって良い一年になりますように・・・」とお互いに祈りあう。とても素敵な新年の瞬間だった。
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さて年は明けて新年の朝。前夜のカウントダウン・キャンプファイヤーで就寝が遅かったこともあり、初日の出を見逃してしまい、目がさめた頃には、太陽はとっくに高く昇っていた。海に映る初日の光。
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インドの自宅で新年を迎える場合、私はズボラ主婦なので「お雑煮」と称し、インスタント味噌汁にお餅を入れただけの手抜き朝食なのだけど、ザンジバルでは南国情緒溢れるフルーツ一杯の朝食で新年の朝。
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「明けましておめでとう。今年もよろしく。」と家長のA-さんの言葉で、パッションフルーツジュースで乾杯。パッションフルーツジュースはザンジバルに来て以来、すっかり子供達のお気に入りになった。ピー助もグビグビ飲む。
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チーコはお姉ちゃんらしく、ピー助の口に食べ物を運ぶ。「はい、ピーちゃん。アーンして。」
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この旅行中、ピー助もどんどん活動的になってきたし、感情表現もしっかりしてきた事もあってか、「兄妹弟」の結びつきも感じられるようになってきた。これからの子供達の成長がますます楽しみだ。(同時に、心配でもあるけど…(笑)

所変わって…
ザンジバルからインドの自宅に戻り、お友達一家と共に恒例の新年会やお好み焼きパーティーを開催。子供達はヤクルトで乾杯!
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大人もおせち料理を囲み、ワインで乾杯、ビールを飲みながら、お互いのインド生活の苦労を労った。
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ついでに夫A-さんの誕生日だったので、チーコのデコレーションケーキも登場。皆さんにハッピーバースデーを歌っていただき、これまた幸せな誕生日となった。
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もう1月も終わりだけど、今年も家族、友達の大切さを感じながら新年を迎える事ができ、とても幸せなスタートとなった。有り難い事だ…。

ちなみに、我が家の子供達、嗜好がオヤジっぽく、大抵の子供が嫌がるおせち料理もバクバク食べる。「最後のしいたけ、僕の!!」「鱈、美味しい!」「黒豆もっと~」と、アッと言う間になくなったおせち料理。あっ、おせち料理、私が作ったのではありません…あしからず(汗)
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[2009/01/28 13:55] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(6)
ザンジバル旅行 その6~ビーチリゾート~
ザンジバル6泊のうち、3泊はストーンタウンのZさん宅に泊まらせていただき、市街観光やザンジバル家庭料理を満喫した。そして残る3泊は、ビーチが目の前に広がるリゾートホテルに泊まり、海やプールで遊び、昼寝をする以外は何もしない、という贅沢を味わった。
それぞれに趣は違っていて、両方ともがザンジバルの魅力でもある。

今回泊まったホテルは、Zさんの旦那様の紹介。大型リゾートホテルよりも、こじんまりとした隠れ家的プチリゾートを好む我が家にとって、まさに絶好の理想的なホテルだった。Zさんの旦那様、素敵なホテルを見つけてくれて本当にありがとうございました。
まだ観光開発されていない、手付かずの美しいビーチにポツンと建つホテル。
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お客さんは、私たち一家を含めて6組。子連れは私達だけで、後は老後ののんびりカップルや、新婚旅行らしきピチピチカップル。
「5人だし、子供も小さいから勝手が効くように。」と特別に大きな部屋を用意してくれていた。寝室にはベッドが5台。ピー助用のベビーベッドまで花で飾られていて、南国気分。
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毎日のベッドメイキング後の可愛い花に子供達は大喜び。
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ダイニングも付いていて、食事も部屋でとれるようにしてくれた。ピー助用の椅子もセットしてくれる気の配り様。お陰でピー助がぐずっても、他のお客さんを気にせずに、マイペースで食事が楽しめた。
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廊下まであって、なんだか自宅みたい。収納もたっぷり。荷物の多い子連れにはとても嬉しい。
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更には、一番眺めの良いバルコニー付き!!最高~!でも、お値段はかなり良心的。
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プールには子供も遊べる浅瀬もあり、子供達はバケツやスコップなどを持ち込み、「スープ屋さん」などのおままごとに興じ、親はそれを見ながら、ピー助を抱っこしてゴロゴロ&ボーッと過ごす。
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ピー助もザンジバルでプールデビュー!泣かずに気持ちよさそうにユラユラしていた。
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お腹がすけば、特注でフレンチフライやイカフライなども作ってくれるアットホームさ。
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食卓に添えられるテーブルソルトが凄く味わい深くて驚いた。それもそのはず。なんと昔ながらの方法の手作り塩で結晶状!
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昼食時、プールサイドでの食事、しかもブリブリの海老がたっぷり惜しげもなく入った海老マカロニ!そして、焼きイカのパッションフルーツソースがけ、最高に美味しかった!!
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プールに飽きたら、目の前のビーチへ。白い砂浜を駆け回り、奇麗な貝を拾い集める。裸足で走ってもゴミ1つ無いので、怪我の心配も無いのが嬉しい。
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遊びつかれて、バルコニーでお昼寝。そよ風に吹かれながら、潮の香り、波の音、気持ち良く眠れる最高の環境。
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快眠の後は、家族でビーチにお散歩へ。
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ピー助も歩きたくてたまらないようで、手を引かれながらも、地に足をつけてしっかり歩いていた。
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チーコはプレスクールで学習しているアルファベットを一生懸命に書いて遊んでいる。
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何処までも続く白いパウダーサンド。本当にサラサラで、ひんやりした感触がとても気持ち良い。
家族みんなの足型。
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海は遠浅で、膝丈くらいの深さが300Mほど続く。水は透き通り、波がキラキラ眩しい。
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奇麗な海なのでウニがゴロゴロ!!とりあえずバケツに入れてホテルに持ち帰る。
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採れたての動いているウニを厨房に持って行き、「これ、ちょっと割ってくれる?」と頼むと、奇麗に盛り付けまでしてくれた。日本で食べ慣れたウニとは種類が異なるようだったけど、ウニ独特のねっとりした甘さは同じで、それだけでも満足。
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美しい砂浜にはアサリもゴロゴロいて、波の引いた後の砂をちょっと掘るだけで、アサリが5,6個取れ、子供も親も大興奮!(笑)でも、心優しいチーコと鉄男が「生きてるし、食べたら可哀相だよ。この貝、もう家族に会えなくなっちゃうよ…」との言葉に、母はグッと食い意地をおさえ、アサリを砂に帰したのであった…(涙)

散歩からホテルに戻り、シャワーにかかり、ドライヤー代わりに潮風で髪を乾かし、夕飯が出来るのを待つ。本当にのんびりした時間が流れており、オーダーから食事が運ばれてくるまでの時間も長いのだけど、イライラする事もなく、今日の出来事や感想、そして「明日もプールで遊ぶぞ」「朝起きたら奇麗な貝をたくさん拾いに行こう!」などとお喋りしながら待つ時間もゆったりしていて良いものだ。
まさに「ポレポレ(スワヒリ語で『のんびり・ゆっくり』)」を地で行く生活(笑)
お待ちかねの夕飯。カツオのタタキ風ソテー。
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ザンジバル風チキン煮込みとスパイス炊き込みご飯
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このホテル、忙しい「リゾート開発」とは無縁の地に建っており、周りは漁村や、地元の人々の生活する小さな村があるのみ。ホテルを出て散歩してみると、いきなり出くわしたのは牛の群れ(笑)
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珊瑚で作られた家が立ち並ぶ。地元の織物であるカンガ(一枚の布でスカートにしたり、巻きドレスにしたりする)の洗濯物が風になびいている。
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道路には「ダラダラ」と呼ばれる島民の足である乗り合いバス。ダラダラと言う名前からして、如何にものんびり走っていそうで笑ってしまう。
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そんな静かな村落の中に控えめに構えられたホテルの門。
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中に一歩足を踏み入れれば、そこは完全なリゾート!
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咲き乱れる南国の花たち。
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庭先を抜けると、目の前は真っ青な海。
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静かにのんびり過ごしたい人には、このホテルは本当にお勧め!立地良し、料理は美味、スタッフさんは笑顔。宿泊中に新年を迎えたので、ホテルが年越し&新年パーティーを企画してくれており、こちらも素敵で、ザンジバルの忘れ得ない最高の思い出となった。それについてはまた後日・・・。

情報として…
ホテル名: ZANZIBAR RETREAT HOTEL
所在地: ザンジバル島内の北東部 MATEMWE(マテムウェ)
ホテルのHPはこちらよりどうぞ。
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[2009/01/24 16:51] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(6)
ザンジバル旅行 その5~屋台フード~
私は屋台フードが好きだ。何が良いって、出来たてを頬張りながら、外の空気を吸い込み、行き来する人々を観察したり出来るのが楽しい。今までの旅の思い出は、結構屋台フード抜きには語れないものも多い。例えば、イスタンブール。ボスポラス海峡の海辺沿いには、鯖サンド・鯖焼きの屋台が多く、新鮮な鯖を網焼きにしたものを簡単にパンにサンドしただけの鯖サンドをほおばった。海峡の潮の香り、トルコの人々の屈託のない笑顔、それらは全部、鯖サンドの味と共に思い出される。

今回のザンジバル旅行、屋台フードがとても充実しており、十分に満喫する事ができた。それもそのはず、ザンジバル在住のZさんのお陰で、「ここは何度も食べているけど大丈夫だよ。」とのお墨付き屋台を教えてもらいながら、子供達にも安心して食べさせる事ができた。

《その1》ウロジョ
もう、これは本当に美味しかった。程よいスープの酸味と優しいポテトの味。病み付きになってしまった。滞在中、何度も食べたくなった。勿論今も食べたい!!
揚げ団子と茹でジャガイモを独特のスープに入れ、丼ぶりのような感じで頂く。ちょっとした軽食。
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子供達もモクモクと必死で食べる美味しさ。
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こちらは屋台ではなく、店内で売られているウロジョ。ベジタリアンで肉なし。前画像のウロジョとは、味がまたちょっと違っていて、これまた美味しい。
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ウロジョは恐らくインド起源の食べ物だろう、とZさんの旦那様が仰っていた。なのでインドに戻ってから、ことあるごとに誰彼関係なく、ザンジバルで撮影してきたウロジョの画像を見せては「この食べ物知ってる??」と尋ねまわっているのだけど、今のところ誰も知らない…(涙)誰かインドでウロジョ(もしくはウロジョに類似するもの)のことをご存知の方、是非ご一報ください!!あぁ、食べたい!!

《その2》ムシカキ
単純に言うと、牛肉の炭火串焼き。あちこちで見られ、屋台フードの中ではポピュラーなようだ。一口サイズに切った牛肉(チキン・ヤギも有る)を串に刺して焙る。ターマリンドとスパイスのタレをかけているものもあり。
何と言っても、ジュージュー焼いているその音と匂いがたまらな~い!!
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《その3》揚げタコと焼きイカ
これまた絶品!嘘みたいに柔らかいイカとタコは、新鮮で甘みもあり、ついつい手が伸びる美味しさ。
屋台のお兄さんが一口大に切ったイカやタコを、台を囲んだお客さん皆で、それぞれ爪楊枝で口に運び、「何個食べたか」を自己申告しお代を払う。一切れ100シリング(約10円)。
左端の赤い容器に入っているのはタマリンドソース。暗黙の了解で「2度付け禁止」(笑)
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食べやすい大きさに切っては新聞の上に並べてくれる。この素朴さが何とも言えず良いねぇ~。
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鉄男はイカがかなり気に入ったようで、何個も食べていたけど、なんせ前歯が抜けて無いので、とても噛み辛い様だった。それでも必死で斜め食いするところが流石は私の子…(笑)
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あまりの美味しさに、食べるのに必死で自分が幾つ食べたのか覚えてもいなかったけど、流石はお店のお兄ちゃん。ちゃんと誰が何個食べたかきちんとカウントしていた!!

《その4》ザンジバル・ピザ
食い意地では負けない私が、不覚にもこのザンジバル・ピザ、なんと食べ損なってしまった…(涙)
実はザンジバル・ピザの由来が面白い。とある青年海外協力隊の方が教えたものらしく、日本のお好み焼きをイメージして作られたものらしい。
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中にはミンチやチーズなども入っており、それを広島焼きのような感じで薄く伸ばした生地の上に重ね、最後は卵を割ってふたをして焼くやり方。これで美味しくないわけがない!!あぁ、書いていて、食べられなかった後悔の念が…(涙)
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関係ないけど、ザンジバル・ピザを焼くお兄さん、エプロンを反対に着ている(笑)こういう人があちこちで見られ、Tシャツも裏表反対に着ていたり…要するに作業着だから気にしないし、これで2倍長く着られる、ということ?!そういう「のんびり合理的思考」なかなか好きだわ~(笑)
 
屋台物でも安心して食べられるし、子供、更にはピー助のような乳児にまでも与えられるのは、何と言ってもザンジバルの人々の衛生観念がしっかりしているから。
Zさん曰く、ザンジバルの革命後、国としても衛生面の教育を徹底的に行ったらしく、手洗い・ゴミ処理などは勿論の事、疫病の予防方法もきちんと教育されており、東アフリカではまだ見られる黄熱病も、ザンジバルではほぼ撲滅されているほど。

ストーンタウンは観光資源も多いし、何と言っても街全体が世界遺産。そして、屋台フードも充実している。空気は澄み、海は美しく、食べ物も旨いなんて、最高~!!
街中は十分堪能したので、お次はーチリゾートへ移動。極楽リゾート・レポート、お届けします。

[2009/01/20 14:58] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(12)
ザンジバル旅行 その4~市街観光2~
ザンジバルの市街観光レポート第2弾は、ストーンタウンの街中について。ストーンタウンの特徴を語るには、ザンジバルの歴史は抜きには出来ないほど、各時代の名残が溢れている。

ざっとザンジバルの歴史をご紹介…
まず、現在のタンザニア連合共和国としてのザンジバルは1964年に誕生しており、現国家は歴史的にはまだ浅い。ちなみに、建国年数は夫A-さんと同じ年齢(笑)
15世紀に世界周遊でおなじみポルトガル人のバスコダ・ガマがザンジバルを訪れたのをきっかけに、ポルトガル人の入植が進みキリスト教がもたらされる。
19世紀、オマーンで力を持っていたアラブ勢力がザンジバルに遷都してからは、スルタンの支配下になり、アラブ商人によって奴隷貿易の拠点とされる。アフリカ本土より連れてこられたアフリカ人はザンジバルの奴隷市場で売買され、1873年まで奴隷貿易は続く。
その後、反人道的な奴隷貿易に反対する英国により保護領とされ、1963年、英連邦の一員として独立。しかしその翌年の1964年1月、長年のアラブ支配に対してアフリカ人がクーデターを起こし、革命委員会が成立し、新内閣によりザンジバル人民共和国が誕生。内部対立により大臣追放など不安定な状況は続き、同年4月、タンガニーカとザンジバルが合併し、現在のタンザニア連合共和国となった。

ざっと紹介しただけでも、波乱万丈である。現在の美しくゆったりした島の印象からは想像もできないほど、悲しい歴史も血を流した歴史もある。
スルタン統治時代の遺跡が多く、アラブ人の砦やスルタンの宮殿、ハーレム跡などが残っている。また英国統治時代のものとしては旧英国領事館などもある。
奴隷貿易の悲しい時代の遺物としては、奴隷市場跡に立てられた大聖堂や、奴隷貿易禁止の跡にも密かに続けられた奴隷密輸の洞穴などもあり、過ちを二度と繰り返さないためにも、ボランティアの通訳ガイドによって、当時の様子が伝えられる努力もなされている。

ストーンタウンにある、スルタンの式典用宮殿、通称「驚異の館」からは、インド洋や近隣の珊瑚礁の島々、そしてストーンタウンの街並みが見渡せる。Zさんお勧めの絶景ポイント。
「驚異の館」入り口の大砲。
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バルコニーからは最高の眺め。インド洋を背景に靡くザンジバルの国旗。(ザンジバルに住む人はザンジバルを独立した国と考えている)
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ストーンタウンが見渡せる。世界遺産登録も納得の歴史を感じさせる街並み。
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奴隷貿易では、アフリカ本土から連れてこられたアフリカ人たちが、一旦ザンジバルに収容されてから、オークションにかけられ新大陸に連れて行かれたという。「人間としての尊厳」なんて微塵も感じられない奴隷収容所跡。明り取りの小さな隙間、互いの足を縛りつけた鎖など、胸が締め付けられる。
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奴隷市場の跡地に建てられた大聖堂。
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美しいステンドグラスは奴隷貿易撲滅に命をかけた人を偲んで作られたもの。
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祭壇の床に一箇所、白大理石の円がある。奴隷貿易当時、ここに奴隷を立たせ、鞭で叩き、泣けば「ひ弱」とされ値段が下がり、泣かずに耐えられれば「丈夫」として値段が上がったという。何とも言えない怒りが湧き上がる話。
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教会外に作られた奴隷の像。鎖で首を繋がれた奴隷の姿が悲しすぎる。
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子供達にはまだ難しいかもしれないけど、いつかきちんと理解してもらいたい奴隷貿易の事実。「皮膚の色が違う、人種が異なる、というだけで、ジャガイモ1つくらいの値段で人間が売られ、人間として扱われない、そんな酷い時代があった。そんな事は絶対に許されるべき事じゃない、それだけは覚えておいてね。」と、そう語るのが精一杯だった。

自分達の知らない未知の国々。民族も宗教も文化も全く異なる地域へ旅するのは、どんな言葉を話そうが、どんな外見であろうが、皮膚が何色であろうが、同じ人間である、ということを感じ取って欲しい、という願いがある。行った先々で、その国の人に優しく接してもらい、微笑みかけてもらい、受けた優しい印象というのは、幼い子供の記憶には残らないかもしれないけれど、記憶よりももっと本能に近い場所に刻み込まれると信じている。将来、我が子達が成長し、世界に羽ばたく時、人種・国に関係なく、幅広い交友関係を築く事ができる源になるはずだ、と母は思う。
いつも子供達に優しく接してくれたお兄さん。ピー助も機嫌良く抱っこされていた。
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悪名高き奴隷貿易とは打って変わって、ザンジバルと言えば、ロッカーの神様、QUEENのフレディ・マーキュリーが生まれ育った地でもある。マーキュリーグッズも多く売られている。
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ストーンタウンには「フレディ・マーキュリー生誕の家」を自称する建物が数件ある。「マーキュリー」という名前のバーもあり、そこへはザンジバルに行く前から「絶対に行かねば!」と思っていた。…というのも、オリジナルTシャツがあるから(笑)
夜、Zさんご夫妻が「子供は見といてあげるから、夫婦でマーキュリーにデートしておいで。」と言ってくださり、ご好意に甘え上二人を預け、オッパイ星人のピー助だけは置いていけないので夫A-さんと3人で行ってきた。
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店内はマーキュリーの子供時代や家族の写真が飾られ、「ボヘミアン・ラプソディー」という名のカクテルなど、QUEENに因んだ名前がつけられている。
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夫A-さんはボヘミアン・ラプソディ、私はザンジバル・ラプソディで乾杯!
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残念ながらオリジナルTシャツは売り切れで買えなかった…またザンジバルに来い、ってことかな(笑)

ストーンタウンには細い路地が幾筋も走っており、曲がりくねった道を抜けると、いきなり目の前に青い海が広がっていたりして、これまた感激させられる。
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白い壁の建物。歴史を感じさせる古さ、でも街中が美しく保たれている様子がとても素敵。衛生観念もかなりきちんとしているようで、ゴミなどは落ちていない。
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あちこちで見られた、大きな木の門扉に特徴的な凸凹の飾り。昔、インド商人たちの乗っている象が、鼻で扉をドンドン叩いて壊してしまう事が多かったので、象除けに凸凹を取り付けたのが始まりらしく、今ではザンジバル特有の扉装飾になっている。
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くねくね細い路地、白い壁の建物、青い海、抜けるように澄み渡った空。ストーンタウンは魅力溢れ、歴史の重みも感じられる、見所満載の街だ。そして、嬉しい事に、そのあちこちに美味しい匂いが立ち込める屋台の宝庫でもある。
ザンジバルで食べた屋台フード、これまた最高だった。ジュージューという焼き音や、香ばしい匂いにいてもたってもいられなくなる牛肉の串焼きや、シーフードの鉄板焼き。
ストーンタウンの屋台食べ物編はまた次回!


≪番外編≫
我が家の旅の鉄則「現地から自宅へ葉書を投函するべし」
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[2009/01/17 23:53] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(2)
ザンジバル旅行 その3~市街観光1~
ザンジバル島はアフリカの東岸に浮かぶ、タンザニア連合共和国の緑豊かな小さな島。遠浅で美しい珊瑚礁に囲まれ、サラサラのホワイトパウダーサンドに奇麗な貝殻が拾える、自然で手付かずな美しさが堪能できるビーチ。そして街中には、世界遺産に登録されているストーンタウンがあり、街全体がアラブの香りに包まれ、迷路のような路地が幾筋も走り、石造りの家が立ち並ぶ、どこか懐かしいような、でも見たこともないような不思議な魅力を持つ街。

ストーンタウンの観光。我が家の旅の鉄則その1「ローカルマーケットを見るべし」ということで、Zさんのお買い物に付いてローカルマーケットに行って来た。
スワヒリ語で「市場」は「マルキティ」と言うらしく、その可愛い響きに思わず微笑んでしまう。
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驚いた事に、普段見慣れているはずのものが、何故か凄く色鮮やかに見えるのだ。空も青く、太陽のプリズムの違いだろうか。プラムはより赤く、バナナはより黄色く、本当に美味しそうに輝いている。
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パッションフルーツとパイナップル。毎朝Zさん宅でパッションフルーツを絞ったフレッシュジュースを頂き、これまた最高に美味しかった。市販のジュースでなく、フレッシュジュースなんて至極の贅沢。
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カラフルなパスタ。発色もより鮮やかに感じられる。
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前回紹介した青バナナ。果物としてではなく、煮物などに使う。
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お馴染みの黄色いバナナ。
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バナナもパパイヤもパイナップルも、果物は全て熟してから収穫するので、収穫後に売り場で熟させたものとは甘さが全然違う!!「今まで食べていたものは何だったの?!」と思うほどの甘さの違い。


市場の人々も活き活きとしているけど、ガツガツしたところが感じられず、のんびり穏やかな雰囲気。
スワヒリ語で「のんびり・ゆっくり」は「ポレポレ」と言うらしく、これまた本当にのんびりな感じが伝わる言葉の響きがなんとも心地よい。
スパイス屋さん。日本では高級なバニラビーンズやシナモンも原型のまま売られている。
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食料品屋さん。インド系住人も多いので、インド製品もよく売られている。
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八百屋さん。こちらでは古いタイプのお店はこんな風に高床式になっているそうだ。
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魚売り場では、ピチピチ新鮮な魚がズラリと並び、立派な鯛やタコ、イカ、マグロなど何でもある。言えば切り身にもしてくれる。
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足元には大きなマグロがゴロンと無造作に置かれてあったりして豪快!!
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ちょうど競りの時間でもあり、大きなカジキマグロがゴロゴロ並んでいた。その様子はまさに圧巻!
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新鮮そのものブリブリのタコ!あぁ、たこ焼器を持っていけば良かった…
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大きなロブスター発見!子供達はビックリした顔で凝視していた(笑)
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グアァァァと今にもつかみ掛かってきそうな新鮮さ!
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貝やタコの干物屋さんもあり、早速購入。スープにしたら、旨い出汁が出る事間違いなし!!
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印象的だったのは、スーパーのビニール袋のようなものはなく、買い物客は皆、伝統的な籠のバッグを持参して品物を詰め込んでいた事。売り場では、必要なら紙袋を購入出来るようにもなっている。

市場の中をウロウロして歩きつかれた事もあり、ちょっと休憩。露天で焼きキャッサバを買ってかぶりつく。キャッサバとはタピオカの原料にもなっている長芋のようなもの。香ばしい匂いと、ほんわか甘い味。なんだか焼き芋みたいで、鉄男もチーコもモグモグ食べるし、ピー助も「食べたい!」とおねだりして食らいつく(笑)
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焼きキャッサバの露天に座っていた男の子。つぶらな瞳が可愛い。
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ふと見上げたマルキティの空。その青さにもハッとさせられる。
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足元を見れば、世界遺産のストーンタウンらしいマンホールが。
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ザンジバルはイギリス統治の名残もあってか、車社会は左側通行で右ハンドル車が多い。そのため、日本からの中古車が圧倒的に多く、日本で使用されていた当時のままに、日本語で社名などが書かれたものがあちこちで見られて面白い。
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ザンジバルで「ツバメ幼稚園」「わかば老人ホーム」「どこへでも電話一本で配達します!」などの日本語が新鮮で、「幼稚園バスにオヤジばっかり乗っとるがな!」とか「ホンマにここまで配達してくれるんか!?(笑)」など大人気なく突っ込んでみたりして、発見するたび笑ってしまった。

マルキティ探検を終え、Zさん宅に戻り、早速買ってきたピチピチの魚をフライにしてもらって頂いた。身はギュッと締まり、何とも言えぬ潮の豊かな香りに唸ることしか出来ない私達。そしてお腹一杯になり、ついウトウトお昼寝タイム。
ピー助をトントン寝かしつけているうちに、鉄男まで寝てしまった。ピー助よ、何と恥ずかしい寝相(笑)
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市街観光、ギュッと要約してお伝えしようと思ったにも関わらず、マルキティ・レポートだけで終わってしまった…それもそのはず、ザンジバル6泊で撮影した写真は450枚!あれもこれも紹介したくて、ついつい長くなってしまった(汗)
こうなったら、ザンジバルの魅力、徹底的にお伝えしますので、まだまだ続く長々レポート、お許しください(笑)バーチャル・ザンジバル旅行体験してくださいな!
[2009/01/13 13:38] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(7)
ザンジバル旅行 その2~素敵な出会い~
そもそもザンジバルに行こうと思い始めたのは2年前。ある人との出逢いがきっかけ。彼女Zさんとはネットを通じて知り合ったのだけど、ネット社会は顔も名前も出ないだけに、選ぶ表現や語尾の柔らかさなど、端々にその人の常識度合いや人柄が余計に感じられるものだと思う。
ネット上の発言でも人を気遣い、冷静さを保ち、的確で、かつユーモアもある書き込みなどに親近感を覚え、やり取りを始めたものの、知れば知るほど共通事項が多く、ますます身近に感じるようになっていた。そして2年前に実際にお会いして、これまた「ピピッとくる」ものもあり、「じゃぁ、次はザンジバルかインドで会いましょう!」と約束をしたのだった。

偶然とは重なるもので、Zさんの娘さんのお名前が「孔雀のメス」を意味するヒンディー語の名前に近く(「ピー子ちゃん」と呼ばせていただきます)、我が家の「孔雀のオス」ピー助と、ピー子ちゃんを是非対面させねば!と盛り上がり、いよいよ本格的にザンジバル行きを計画し始めた次第。

そうして実現したピー子ちゃんとピー助のご対面。
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ピー子ちゃんの方が、ピー助より半年ほどお姉さんなのだけど、落ち着きなく動き回るピー助のヤンチャ振りと、ドスの効いたピー助の低い声(孔雀の鳴き声どころか、彼の声はかなり低い…)に、ピー子ちゃんは怖がって泣いていた…。ごめんね、ピー子ちゃん(涙)
でも、ピー助が「アーウー」と言えば、ピー子ちゃんが「バーバー」と返したりして、何だか会話が成立している雰囲気がなんとも可愛らしかった(笑)

ザンジバルでは、Zさんご家族にお世話になりっぱなしで、スワヒリ語の通訳兼ガイドもしていただき、美味しいタンザニアの家庭料理を作っていただいたりと、どんな感謝の言葉も十分でないほどに感謝の念で一杯だ。Zさん宅のスタッフさんも素敵な方たちで、ピー助も抱っこしてもらったり、あやしてもらったりとお世話になった。
笑顔と同時にこぼれる真っ白い歯がとても魅力的なスタッフさんと。
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ご馳走になったザンジバルの家庭料理。「お客さんに出すものじゃないのに…」と仰るZさんに「いやいや、レストランでは食べられない現地の家庭料理を是非!!」とゴリ押しして作っていただいた。美味しすぎて我を忘れて食べ、すっかりなくなりかけの頃に撮影を思い出した(汗)
青バナナの煮物。ホクホクしていて栗のような優しい味。
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ジャガイモと肉の煮込み。スパイスも強すぎず、柔らかく煮込まれたお肉と旨い出汁を吸ったジャガイモが何とも言えない美味しさ。
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これらの他にも、タンザニアのガイドブックを熟読し、食べたいものをリストアップしていた私に、色々な味を堪能させてくださった。子供達もマイルドな味付けのザンジバル家庭料理をバクバク食べていた。

図々しくもザンジバルまで押しかけて行ってしまったわけだけど、今回Zさんだけでなく、Zさんの旦那様の温かい人柄や細やかな気配りに触れ、ピー子ちゃんを抱っこし、Zさんとは母として女として、一個人としての色々な事を語り合い、素敵な出逢いに心から感謝した。
Zさんファミリーと一緒に。
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どこかを旅行する時に、単独で行動するのも良いけれど、今回のように、その土地と人々、言葉をこよなく愛し、その国や土地の事をより深く知ってもらおうと一生懸命になってくれる人と歩くのは、本当に楽しいものだ。そして何より楽しい時間を共有できるのは最高に嬉しい事。
案内してもらったローカルマーケットにてZさん母子と鉄男・チーコ。
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Zさんお勧めの美味しいローカルフードや絶景の楽しめるポイントなど、食べ物・観光編はまた後日。
[2009/01/10 00:16] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(4)
ザンジバル旅行 その1~トランジット~
ザンジバルからインドに戻り、人に会うたび「何処行ってきたの?!」とビックリされるほどに日焼けして真っ黒になって帰ってきた私達。鉄男とチーコはザンジバルで連日朝から日没までプールやビーチで遊んだため、もうまさに焦げ焦げ(笑)今現在、顔だけでなく、背中・肩とあちこちの皮が剥けはじめ、それこそ「シマウマ」状態である。かく言う私もまさにシマウマだけど…

さて、インドのデリーからザンジバルへの道のりは果てしなく長かった。
今回私達は、エミレーツでデリー・ドバイ間と飛び、さらにドバイからタンザニアの首都ダルエスサラームへ。大陸側のダルエスサラームからザンジバル島へと国内線飛行機に乗り換える。ちょっとした1泊2日の機内旅行である(笑)
最初心配だったのは、ドバイの空港で乗換えまで10時間の待ち時間を過ごさなければならなかったこと。でも、マルハバ・サービスのお陰でトランジットまで快適に過ごす事ができた。

マルハバ・サービスとは、エミレーツが行っているサービスの1つで、到着ゲートまで係員が迎えに来てくれ、専用ラウンジまで案内してくれる、というもの。出発前にネットで予約できる。
黄色いジャケットを着たマルハバ・サービスの係員さんに誘導されてラウンジへ移動。ドバイ空港は物凄く広いので、誘導してくれるだけでも大助かり。
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マルハバ・ラウンジはビジネスやファーストクラス乗客のラウンジとは別で、4時間毎の使用料金を払えば、飲食付きで過ごせる快適なラウンジ。
ラウンジ内の様子。広々とした空間と、ゆったりくつろげるソファー。
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私達は、深夜12時に到着し、翌朝10時までマルハバ・ラウンジで過ごした。ラウンジ内はとても静かで、無駄な音楽もないし、アナウンスも控えめで、仮眠をとることもできる。広々&ふんわりとしたソファでは横になって寝ている人も多く、比較的空いていたこともあり、子供達は肘掛をくっつけてベッドにして眠りこける。チーコのしているアイマスクはエミレーツの機内アメニティセットで貰ったもの。
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常時飲み物やスナックが用意されており、夜は夜食、朝は朝食、そしてアルコール類まで飲み放題!流石太っ腹のエミレーツ様。
ドリンクコーナー。コーヒーマシーンが設置されており、エスプレッソ、カフェラテ、マキアートなどちょっとした喫茶店みたい!
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夜食コーナー。
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ベイクドチキンとポテト&フレッシュサラダ。深夜にも関わらず食べまくってしまった(笑)
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朝食コーナー。サンドイッチやスクランブルエッグ、ソーセージなどの他、シリアル類も充実。
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空港内のホテルで仮眠するには値段も高いし、街中のホテルをとるにしても、入国手続きもめんどくさいし、タクシーでの移動も大変…なので、そういう観点からも、マルハバラウンジはかなりお勧め!


いよいよタンザニアのダルエスサラームへ飛ぶぞ!ワクワク感は増す一方。
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流石はベストシーズンだけあって、ジャンボ機はヨーロッパからの観光客で満席。機内食はアフリカっぽくクスクスの煮込みやスパイスの効いた肉のソテーなどもあり、美味しかった。
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メニューもアフリカチック。食べたり寝たりして、機内で過ごすこと6時間ちょっと。
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ダルエスサラームの空港。国内線のダイヤは手書きボードで、なんとものんびりした雰囲気で良い感じ!
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ダルエスサラームからは、国内線の小型機でザンジバル島へ20分の飛行。この時点でも、抜けるような青空に感激してしまう。
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子供達はこの小型機に大喜び。「一人ずつ階段を登ってください」との注意書きあり(汗)
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バンの車内程の空間で、窓のすぐ横には翼やプロペラがあって、飛んでいる音や風まで感じられて、もう大興奮!!「スゴ~イ!!こんな飛行機乗ったことない!面白~い!」と大はしゃぎ。ちなみに夫A-さんは、副操縦士の席に座らせてもらって感極まっていた。それについては、こちらにてまた報告があるはず(笑)
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眼下に広がるタンザニアの首都ダルエスサラームの街並み。今までアフリカに対して抱いていたイメージが間違いであった、と気づかされた。結構な都会ぶり。
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いよいよアフリカ大陸を離れてインド洋へ。美しい珊瑚礁の小さな島々。
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やっと目的地ザンジバルに到着!ザンジバル国際空港。
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さぁ、これからザンジバルで6泊7日。どんな素敵な思い出が出来るのか。では、また次回!
[2009/01/08 15:01] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(5)
新春

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明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって、幸多い一年となりますようお祈り申し上げます。
拙いブログではありますが、去年に引き続き、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

世間一般では、正月モードも終わっている今頃に新年の挨拶とは遅すぎますが…(汗)
12月中旬以降、ネット完全不通によりブログ更新もメールも出来ず、コメントやメールを下さっていた方々、何の音沙汰もなしで申し訳ありませんでした。
我が家の利用しているインターネット会社の、今後更なる発展と充実を祈ります(笑)

年末年始は家族で、アフリカ東岸に浮かぶザンジバル島に行って来ました。
我が人生において、過去最高の美しい満天の星空に感動し、碧い海、青い空に癒され、新鮮で美味しい魚介類に舌鼓を打ち、身も心もリラックスできました。
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インドに戻って、いつものジーンズがきつく感じる休暇明け(笑)
また追々、ザンジバルレポートや年末に書きたかったのに書けなかった記事など、お届けしようと思います。
[2009/01/05 23:51] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(15)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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