![]() ザンジバル6泊のうち、3泊はストーンタウンのZさん宅に泊まらせていただき、市街観光やザンジバル家庭料理を満喫した。そして残る3泊は、ビーチが目の前に広がるリゾートホテルに泊まり、海やプールで遊び、昼寝をする以外は何もしない、という贅沢を味わった。
それぞれに趣は違っていて、両方ともがザンジバルの魅力でもある。 今回泊まったホテルは、Zさんの旦那様の紹介。大型リゾートホテルよりも、こじんまりとした隠れ家的プチリゾートを好む我が家にとって、まさに絶好の理想的なホテルだった。Zさんの旦那様、素敵なホテルを見つけてくれて本当にありがとうございました。 まだ観光開発されていない、手付かずの美しいビーチにポツンと建つホテル。 ![]() お客さんは、私たち一家を含めて6組。子連れは私達だけで、後は老後ののんびりカップルや、新婚旅行らしきピチピチカップル。 「5人だし、子供も小さいから勝手が効くように。」と特別に大きな部屋を用意してくれていた。寝室にはベッドが5台。ピー助用のベビーベッドまで花で飾られていて、南国気分。 ![]() 毎日のベッドメイキング後の可愛い花に子供達は大喜び。 ![]() ダイニングも付いていて、食事も部屋でとれるようにしてくれた。ピー助用の椅子もセットしてくれる気の配り様。お陰でピー助がぐずっても、他のお客さんを気にせずに、マイペースで食事が楽しめた。 ![]() 廊下まであって、なんだか自宅みたい。収納もたっぷり。荷物の多い子連れにはとても嬉しい。 ![]() 更には、一番眺めの良いバルコニー付き!!最高~!でも、お値段はかなり良心的。 ![]() プールには子供も遊べる浅瀬もあり、子供達はバケツやスコップなどを持ち込み、「スープ屋さん」などのおままごとに興じ、親はそれを見ながら、ピー助を抱っこしてゴロゴロ&ボーッと過ごす。 ![]() ピー助もザンジバルでプールデビュー!泣かずに気持ちよさそうにユラユラしていた。 ![]() お腹がすけば、特注でフレンチフライやイカフライなども作ってくれるアットホームさ。 ![]() 食卓に添えられるテーブルソルトが凄く味わい深くて驚いた。それもそのはず。なんと昔ながらの方法の手作り塩で結晶状! ![]() 昼食時、プールサイドでの食事、しかもブリブリの海老がたっぷり惜しげもなく入った海老マカロニ!そして、焼きイカのパッションフルーツソースがけ、最高に美味しかった!! ![]() プールに飽きたら、目の前のビーチへ。白い砂浜を駆け回り、奇麗な貝を拾い集める。裸足で走ってもゴミ1つ無いので、怪我の心配も無いのが嬉しい。 ![]() 遊びつかれて、バルコニーでお昼寝。そよ風に吹かれながら、潮の香り、波の音、気持ち良く眠れる最高の環境。 ![]() 快眠の後は、家族でビーチにお散歩へ。 ![]() ピー助も歩きたくてたまらないようで、手を引かれながらも、地に足をつけてしっかり歩いていた。 ![]() チーコはプレスクールで学習しているアルファベットを一生懸命に書いて遊んでいる。 ![]() 何処までも続く白いパウダーサンド。本当にサラサラで、ひんやりした感触がとても気持ち良い。 家族みんなの足型。 ![]() 海は遠浅で、膝丈くらいの深さが300Mほど続く。水は透き通り、波がキラキラ眩しい。 ![]() 奇麗な海なのでウニがゴロゴロ!!とりあえずバケツに入れてホテルに持ち帰る。 ![]() 採れたての動いているウニを厨房に持って行き、「これ、ちょっと割ってくれる?」と頼むと、奇麗に盛り付けまでしてくれた。日本で食べ慣れたウニとは種類が異なるようだったけど、ウニ独特のねっとりした甘さは同じで、それだけでも満足。 ![]() 美しい砂浜にはアサリもゴロゴロいて、波の引いた後の砂をちょっと掘るだけで、アサリが5,6個取れ、子供も親も大興奮!(笑)でも、心優しいチーコと鉄男が「生きてるし、食べたら可哀相だよ。この貝、もう家族に会えなくなっちゃうよ…」との言葉に、母はグッと食い意地をおさえ、アサリを砂に帰したのであった…(涙) 散歩からホテルに戻り、シャワーにかかり、ドライヤー代わりに潮風で髪を乾かし、夕飯が出来るのを待つ。本当にのんびりした時間が流れており、オーダーから食事が運ばれてくるまでの時間も長いのだけど、イライラする事もなく、今日の出来事や感想、そして「明日もプールで遊ぶぞ」「朝起きたら奇麗な貝をたくさん拾いに行こう!」などとお喋りしながら待つ時間もゆったりしていて良いものだ。 まさに「ポレポレ(スワヒリ語で『のんびり・ゆっくり』)」を地で行く生活(笑) お待ちかねの夕飯。カツオのタタキ風ソテー。 ![]() ザンジバル風チキン煮込みとスパイス炊き込みご飯 ![]() このホテル、忙しい「リゾート開発」とは無縁の地に建っており、周りは漁村や、地元の人々の生活する小さな村があるのみ。ホテルを出て散歩してみると、いきなり出くわしたのは牛の群れ(笑) ![]() 珊瑚で作られた家が立ち並ぶ。地元の織物であるカンガ(一枚の布でスカートにしたり、巻きドレスにしたりする)の洗濯物が風になびいている。 ![]() 道路には「ダラダラ」と呼ばれる島民の足である乗り合いバス。ダラダラと言う名前からして、如何にものんびり走っていそうで笑ってしまう。 ![]() そんな静かな村落の中に控えめに構えられたホテルの門。 ![]() 中に一歩足を踏み入れれば、そこは完全なリゾート! ![]() 咲き乱れる南国の花たち。 ![]() ![]() 庭先を抜けると、目の前は真っ青な海。 ![]() 静かにのんびり過ごしたい人には、このホテルは本当にお勧め!立地良し、料理は美味、スタッフさんは笑顔。宿泊中に新年を迎えたので、ホテルが年越し&新年パーティーを企画してくれており、こちらも素敵で、ザンジバルの忘れ得ない最高の思い出となった。それについてはまた後日・・・。 情報として… ホテル名: ZANZIBAR RETREAT HOTEL 所在地: ザンジバル島内の北東部 MATEMWE(マテムウェ) ホテルのHPはこちらよりどうぞ。 ![]() ![]() |
![]() ザンジバルからインドに戻り、人に会うたび「何処行ってきたの?!」とビックリされるほどに日焼けして真っ黒になって帰ってきた私達。鉄男とチーコはザンジバルで連日朝から日没までプールやビーチで遊んだため、もうまさに焦げ焦げ(笑)今現在、顔だけでなく、背中・肩とあちこちの皮が剥けはじめ、それこそ「シマウマ」状態である。かく言う私もまさにシマウマだけど…
さて、インドのデリーからザンジバルへの道のりは果てしなく長かった。 今回私達は、エミレーツでデリー・ドバイ間と飛び、さらにドバイからタンザニアの首都ダルエスサラームへ。大陸側のダルエスサラームからザンジバル島へと国内線飛行機に乗り換える。ちょっとした1泊2日の機内旅行である(笑) 最初心配だったのは、ドバイの空港で乗換えまで10時間の待ち時間を過ごさなければならなかったこと。でも、マルハバ・サービスのお陰でトランジットまで快適に過ごす事ができた。 マルハバ・サービスとは、エミレーツが行っているサービスの1つで、到着ゲートまで係員が迎えに来てくれ、専用ラウンジまで案内してくれる、というもの。出発前にネットで予約できる。 黄色いジャケットを着たマルハバ・サービスの係員さんに誘導されてラウンジへ移動。ドバイ空港は物凄く広いので、誘導してくれるだけでも大助かり。 ![]() マルハバ・ラウンジはビジネスやファーストクラス乗客のラウンジとは別で、4時間毎の使用料金を払えば、飲食付きで過ごせる快適なラウンジ。 ラウンジ内の様子。広々とした空間と、ゆったりくつろげるソファー。 ![]() 私達は、深夜12時に到着し、翌朝10時までマルハバ・ラウンジで過ごした。ラウンジ内はとても静かで、無駄な音楽もないし、アナウンスも控えめで、仮眠をとることもできる。広々&ふんわりとしたソファでは横になって寝ている人も多く、比較的空いていたこともあり、子供達は肘掛をくっつけてベッドにして眠りこける。チーコのしているアイマスクはエミレーツの機内アメニティセットで貰ったもの。 ![]() 常時飲み物やスナックが用意されており、夜は夜食、朝は朝食、そしてアルコール類まで飲み放題!流石太っ腹のエミレーツ様。 ドリンクコーナー。コーヒーマシーンが設置されており、エスプレッソ、カフェラテ、マキアートなどちょっとした喫茶店みたい! ![]() 夜食コーナー。 ![]() ベイクドチキンとポテト&フレッシュサラダ。深夜にも関わらず食べまくってしまった(笑) ![]() 朝食コーナー。サンドイッチやスクランブルエッグ、ソーセージなどの他、シリアル類も充実。 ![]() 空港内のホテルで仮眠するには値段も高いし、街中のホテルをとるにしても、入国手続きもめんどくさいし、タクシーでの移動も大変…なので、そういう観点からも、マルハバラウンジはかなりお勧め! いよいよタンザニアのダルエスサラームへ飛ぶぞ!ワクワク感は増す一方。 ![]() 流石はベストシーズンだけあって、ジャンボ機はヨーロッパからの観光客で満席。機内食はアフリカっぽくクスクスの煮込みやスパイスの効いた肉のソテーなどもあり、美味しかった。 ![]() メニューもアフリカチック。食べたり寝たりして、機内で過ごすこと6時間ちょっと。 ![]() ダルエスサラームの空港。国内線のダイヤは手書きボードで、なんとものんびりした雰囲気で良い感じ! ![]() ダルエスサラームからは、国内線の小型機でザンジバル島へ20分の飛行。この時点でも、抜けるような青空に感激してしまう。 ![]() 子供達はこの小型機に大喜び。「一人ずつ階段を登ってください」との注意書きあり(汗) ![]() バンの車内程の空間で、窓のすぐ横には翼やプロペラがあって、飛んでいる音や風まで感じられて、もう大興奮!!「スゴ~イ!!こんな飛行機乗ったことない!面白~い!」と大はしゃぎ。ちなみに夫A-さんは、副操縦士の席に座らせてもらって感極まっていた。それについては、こちらにてまた報告があるはず(笑) ![]() 眼下に広がるタンザニアの首都ダルエスサラームの街並み。今までアフリカに対して抱いていたイメージが間違いであった、と気づかされた。結構な都会ぶり。 ![]() いよいよアフリカ大陸を離れてインド洋へ。美しい珊瑚礁の小さな島々。 ![]() やっと目的地ザンジバルに到着!ザンジバル国際空港。 ![]() さぁ、これからザンジバルで6泊7日。どんな素敵な思い出が出来るのか。では、また次回! ![]() |
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