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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ディワリ・バザール
今月28日はインド最大のお祭り「ディワリ」。インドの人々にとっては、日本で言うところのお正月並みのイベント。ディワリ前のお買い物は、まさに年末の大買出しさながらである。
どこのマーケットにも買い物客が押し寄せ、ディワリに欠かせないキャンドルや贈り物のチョコレートやドライフルーツの可愛い詰め合わせなどをわんさと買い込んでいる。日本人が新年に向けて服を新調するように、インドの人々はディワリに際して服を新調し、煌びやかなサリーやドレス並みのパンジャビスーツなどを選ぶご婦人の真剣な眼差しがあちこちで見られる。

デリー市内でも有数の大規模なディワリ・バザールが開催されているので、いそいそと出掛けてきた。
オベロイホテルの側にある、視覚不自由者の支援組織の敷地内で、装飾品・食品・服飾・日用雑貨など等、色々な店が出ている。
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いかにもインド~なお祭りグッズや神様グッズに加え、店は構えていない輸出業者のお洒落な雑貨、身体不自由者や精神不自由者の授産施設による手作りの温もり溢れる素朴な商品などなど、本当に色々あって、見ているだけでも楽しい!

チョコレートみたいな可愛い包装の蝋燭
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カラフルなビーズで作られたお花型コースター&ランチョンマット
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ヒンディー語で「コーヒー・コーヒー」と書かれたマグカップ
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クリスタルビーズのキーホルダー
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色とりどりの携帯ストラップ
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手漉き紙のメッセージカードセット
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庭のハンギング・オーナメント 蚊取りブタならぬ蚊取り象として使えそう(笑)
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色々見て回って、衝動買いも多々してしまった(笑)嬉しい事に、歩きつかれた足をマッサージしてくれるブースがあった!視覚不自由者の職業訓練も行っている組織なので、按摩マッサージの実習トレーニングとして、なんと無料でフットマッサージ、肩・首・背中マッサージをしてくれるのだ。募金箱に気持ちのお代を入れられるようにもなっている。
オイルを塗って、丁寧に揉んだり指圧したりしてくれ、とても気持ち良かった。ありがとうございました。皆さんの社会活動の場が少しでも広がりますように…。
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このバザールでゲットした素敵なものについては、また次回報告させていただきま~す。
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[2008/10/26 04:17] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(10)
インドの冬の風物詩
もう10月も終わりに近づき、早いものでもうすぐ11月。だけど、デリーに住む私達はまだ半袖・短パン姿(笑)それでも一応「インドの冬」ならでわなモノを見かけ、ちょっと嬉しくなっている。
それは、焼き芋屋さん。日本の「石焼芋」とはまた別物で、こちらは蒸し焼きしたようなサツマイモにマサラパウダーとレモン汁をかけて食べるのだ。
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屋台のおじさんが、目の前で芋の皮を手早く剥き、一口サイズにカットして、お皿(プラ皿だったり、葉っぱの皿だったり)にいれて、マサラパウダーをパパッと一振り&レモンをその場でジュッと絞りかけてくれる。

お昼前や夕暮れなど、小腹のすいたインドの人々が買い求め、モグモグと食べている姿をよく見かける。とても興味があるのだけど、残念ながら、まだ試した事はない…。今年は食べてみたいなぁ~。
[2008/10/25 00:12] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(13)
カップヌードル2
先日、鉄男が「お母さん、バンコクで買ってきたパン、食べたいなぁ。」と言ってきた。「えっ?!そんなんとっくの昔になくなったで!」と母は応えた。すると、こともあろうに「なんで一人で食べるんだよ!!ひどいよ、お母さん(怒)」とのたまうではないか!!!!(ちなみに、バンコクのパンについてはこちらからどうぞ)

「なんでやねん、一人で食べたんちゃうし、皆でちゃんと分けて食べて無くなったんやんか!」と母は大人気なく感情的に言い返してしまった…(汗)
すると鉄男は冷静に言い返す。「だって、全部で30個くらい買ってきたはずなのに、僕8個くらいしか食べてないよ。まだあるはずじゃん(彼は標準語を話す…大阪人の母はこれが苦手だ)」
母はニヤリと笑い「あのさぁ、一人8個食べたんやったら、4人で食べたら全部で何個無くなるんよ??はい、掛け算!」
鉄男「え~と、一人8個で4人だから、8×4で32個。」
母「やろやろ、だからみんなで合わせて30個くらい食べたってことになるやろ!!」(勝ち誇ったように言う母、大人気ない…)


それにしても、そうなのだろうか?家族の認識では「美味しいものを母がこっそり一人で食べている」となっているのだろうか?・・・そんな酷い!許せない誤解だわ~!(涙)
帰宅後の夫A-さんに聞いてみた。「なぁ、私って一人で美味しいモノ食べてるイメージあんの?」
あっさり一言「うん。だってそうやろ?」…ガ~ン

無茶苦茶な誤解である。バンコクや日本で買ってきた大切な食材、特に「家宝」のような菓子パン様。
どうして、どうして私一人で食べるでしょう…。
子供も夫もいない昼間、私の自宅ランチは、前日の夕飯の残りだったり、寂しくおにぎりをチンする程度なのに…そして、最近のお昼ご飯は、気になって思わず買ってしまったこれ↓。
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我が家は辛いものが苦手だし、「パニ・プリ味」「トマトラーメン」等など、未知の味でほぼ「毒見」に近い感覚なので、誰も手を出さないインド版カップヌードル(笑)

ピー助のお昼寝中、一人寂しくお湯を注ぎ、ドキドキしながら3分待って食べる。
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辛い、とにかく辛い。私は本当に「お子ちゃま味覚」なので、辛さの奥に隠された旨さは理解できない。でも、凄くインドチックな気分(笑)
辛いなぁ、と思いながらも最後まで食べてしまうと、出てくる出てくる青唐辛子のみじん切り!ネギかと思っていたが、どうりで辛いわけだ。まぁ、パッケージにもHOTと書いてあるしね…。
こちらはパニ・プリ味。
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こちらはトマト味。(一度に2個も食べたわけではないですよ、一応…)
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日本のカップヌードルとは、一味も二味も違う、まさにインド~な味のインド版カップヌードル。
皆さんも如何ですか~?辛いの好きな人には良いかも?!ちなみに、買ってきたカップヌードル、まだあと1つ残っている。さぁ、いつ食べようかな~。あれ?結構楽しみにしてる、私??(笑)

(過去日記「カップヌードル1」はこちらからどうぞ。)
[2008/10/24 00:00] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(5)
NO!ビニールバッグ
インドの良いところの1つに、資源を大事にすることがあげられると思う。それをしみじみと感じるのは、特に一時帰国した時。日本で買い物すると、何も言わない限り、ビニール袋がわんさかついてくる。私達の場合「買出し」なので、ビニール袋の量も半端ではない…

私はすっかり「浦島太郎状態」なので、「袋要らないです」なんて言う事さえ忘れてしまっていて、毎回ボーっとしている間に、魚用・肉用・冷凍用など等に分けられて、大中小様々なビニール袋に入れられていく。服を買っても、可愛いラッピングや包装紙に包んでくれる。

そして、何処に行ってもポイントカードを作ってくれて、「要らない」と断ると「入会無料で、こんな特典があって・・・(略)・・・お得ですよ!」とくるので、もらわない方が申し訳ないようで小心者の私は「あぁ、じゃぁ下さい…」と。いつの間にか、財布は札束でパンパンなのではなくて、ポイントカードで分厚くなってしまう…(汗)結局、日本にいる期間も限られるから、もう使えなかったりしてゴミ箱行きなのに。・・・・・よしっ!今度からは、ビニール袋も過剰包装もポイントカードもちゃんと断るぞ!!

ところで、インドのお店では、買い物をした際に、可愛い布バックやジュートバックに品物を入れてくれることが多々ある。紙袋でも、「これはリサイクルペーパーを原料に、村の女性達の職業支援の一環で作られています。」などのメッセージも書き込まれている。
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日本ではマイバッグが流行っているようで、内側には防水加工がしてある丈夫な麻布バッグ、通称「マサラバッグ」をインド土産に渡すと喜ばれるし、「うわぁ、ムッチャ印度!」と笑いもとれる。なぜなら、そのプリントが、またド派手な原色で塗られた神様ファミリーだったり、まさに今流行のガネーシャだったりするので、「まさに印度」なお土産としてはピッタリ。
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これらのマサラバッグは、ローカルマーケットで買えるけど、敢えて「お土産用に可愛い絵柄を…」という場合には、鉄道のニューデリー駅近くにある、パハル・ガンジ・マーケットにて、サイズ・絵柄・形と色々選べて楽しい。近くに美味しいローカルインド定食屋さんもあるし(笑)←これに関する過去日記はこちらからどうぞ。
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インドでは、人の手に触れたものを不浄とする帰来があるので、チャイ(紅茶)のカップにしても、素焼きのカップで一人飲むごとに割り捨てたり、また軽食も葉っぱで作ったお皿を使い、両者とも捨てても土に返るので自然にも優しい。

でも、最近はそういうお皿やコップを使っているところもあまり見なくなり、代わりにプラカップ、プラ皿が用いられ、相変わらずあちこちにポイポイ捨てられている。当然それらプラ製品は土には返らない…
そして、ストリートチルドレン達が、そういったプラスチック製品のゴミをずた袋に集めて歩き回っており、リサイクル業者に渡しては生活費の足しにしている。
そういう意味では、きちんと資源の再生が無駄なく行われているのだろうけど、やっぱり不要なビニールゴミは増やすべきではないだろう。

新聞での呼びかけ「ビニール袋はもう要らない!」
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どんどん便利になっていくインド。だけど、ゴミを増やさない、資源を大切にする、という姿勢はいつまでも大切にしていって欲しい。何と言っても、近い将来、世界最大人口を抱える国になるのだから。

そして最近、法律で店でのビニールバッグが禁止されたらしい。必要な事をすぐに法律で決めてしまうこのスピーディーさ、インド凄いなぁ、と感心する。ただそれが、一般にきちんと徹底され普及するかどうかは、また別問題なんだけどね…(汗)インドではまさにそっちの方が難しいのかも。

《情報として…》
パハル・ガンジ・マーケットのマサラバッグ屋さん
店名 RASTOGI BAGS
住所 1171 CHOWK6 TOOTI PAHARGANJ
[2008/10/22 12:04] | インドの新聞より | トラックバック(0) | コメント(13)
ピー助効果
我が家にピー助がやって来てくれてから、早くも昨日で半年が経った。そう、ピー助、昨日は6ヶ月の恒例月齢誕生日会!離乳食のバナナで乾杯(笑)本当にあっと言う間の半年間。
最近のピー助はコロコロ寝返り&ズリズリ腹ばいでどこへでも移動してしまうので、危なっかしくて目が離せなくなってきた。お友達から頂いたオモチャに手を伸ばして遊べるようにもなった。
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離乳食もいい加減さに輪がかかり、1日に2回食や3回食の時も…(汗)今では、私の手からスプーンを奪い取り、自分の手と足で(笑)スプーンを持ち、口に突っ込んでいる。お行儀が宜しくないですなぁ…(汗)
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今まで鉄男とチーコの二人兄妹だった頃には、正直、「子供二人でも大変やのに、私に3人も子育て出来るんやろうか…」と不安だった。あと、チーコが「赤ちゃん返り」するんではないだろうか、鉄男は母が妹・弟にさらに付きっ切りになる事に対して反抗しないだろうか?などの心配もあった。

ところが、ピー助が生まれてしまうと、「まさに我が家は5人家族になるべくしてなった」ような気さえするのだ。鉄男はピー助を本当に可愛がり、それだけでなく、流石一番上の兄貴だけあって、危険な事はさせないように気を配っており、ピー助の周りから誤飲しそうな小物などはサッと移動させたり、泣けば抱っこしたりと大活躍。
一緒にバケツ風呂に浸かる鉄男とピー助。
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チーコはピー助と同じ目線で遊んであげており、弟が腹ばいになっていれば、同じように自分も腹ばいになって、ボールを転がしてあげたり、あやしてあげたりと甲斐甲斐しくお姉ちゃん振りを発揮している。でも、やはりまだ4歳。母に甘えたい盛りだ。周りの人が「可愛い~」「抱っこさせて~」と、話題がピー助一色に及ぶと、ここぞとばかりに「おトイレ行きたい!(本当は違う…)」「眠たいから抱っこ~(本当は眠くもない…)」と主張しては、母を独占したがる。まぁ、可愛いもんだけど…(笑)
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鉄男7歳、チーコ4歳、そろそろ二人とも自分の事は自分でするし、母よりも友達と一緒にいたかったりするお年頃。私も二人の赤ちゃん時代の事なんて、すっかり忘れてしまっていた。それが、ピー助をまたゼロから育てていると、鉄男とチーコのそれぞれの懐かしい赤ちゃん時代をよく思い出すようになった。笑う時の顔や、泣き声の感じ、お風呂に入るときの様子(鉄男は、風呂に入れると嬉しくてはしゃいでよく動いた)、離乳食を食べる口の動きや食べ物の嗜好など等・・・。不思議な事に、そういう可愛い時代(今でも可愛いけど…)を思い出すと、今の時期の反抗的な態度や、憎たらしい口答えも、ちょっとした「成長」と思えて許せてしまうのだ。

そして、ピー助も今はこんなに小さくて、母がいないと駄目だけど、あっと言う間に、上の二人みたいに大きくなってしまうんだ…と思うと、これまた愛おしく、ピー助との今の時間を大切にしよう、と思うのだ。

夫A-さんは一家の大黒柱として、更なる責任も感じているようで、ピー助が成人し、社会に出るまで、健康に働けるようにと健康管理も厳しくなった。好きな焼酎も量は減り、休日は子供たちとプールなどで体力作り。そして、お財布の紐も堅くなった(笑)

鉄男にとって、ピー助の存在がどれほど大きいか、をしみじみ感じた鉄男が国語の時間に作った詩。
雨のつぶつぶ
赤ちゃんに入れ
オギャーオギャーバブー
オギャーオギャーバブー
大きくなあれ
元気になあれ

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温かい兄の視線を感じ、そして鉄男の心の成長を一杯に感じた素敵な詩。ピー助への最高のプレゼントだ。
これからも兄妹弟3人、健康に、仲良く、支え合って生きていって欲しい。
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[2008/10/20 18:17] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(9)
福岡フェア
今週の金・土と二日間、デリー市内のオベロイホテルにて、福岡フェアが行われたので、母子4人でぞろぞろと出かけてきた。

福岡県とデリーは平成19年の春に友好提携を結んでおり、去年9月には福岡県にてインド・フェアが開催され、そして今年はデリーにて福岡・フェア開催の運びとなったそうだ。
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福岡フェアの会場では、福岡県の紹介ブースが設けられ、主要産業の紹介やロボットの実演、観光展示パネルや、伝統工芸品の博多人形や博多帯などの展示、そして浴衣の試着&写真撮影も行っていた。物産コーナーでは福岡名産の八女茶の試飲とおなじみ「ひよこサブレ」などの試食コーナーもあり大賑わい。また県内の大学の紹介や留学生受け入れ状況の説明なども行われ、日本語を学習していると思われるインドの若者達が熱心に大学のパンフレットなどを持ち帰っていた。
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そして、ステージプログラムとしては小倉祗園太鼓の演奏もあり、迫力ある太鼓の音や太鼓をたたく男性達の勇ましさに、会場の人々は息を呑んで魅入った。
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面白かったのは、「良い機会だし太鼓をたたいてみませんか?」との司会者の誘いに、ワラワラとステージに集まってくるインドの人々。今回の会場が日本だったら、恥ずかしがり屋の日本人はなかなか出て行かないだろうが、流石インド!積極的にどんどん出て行き、皆興味深そうに太鼓をたたいてみたり、触ってみたり、写真を撮ってみたり…(笑)
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我が家の子供たちは、ロボットの実演に惹きつけられ、PCで紹介される塗装スプレーロボットの動きやガラスをはめ込むロボットなど、「凄いね~、ロボットって!」と感激しながら、食い入るように見つめていた。そして、試飲・試食コーナーで可愛い「ひよこサブレ」をお姉さんにもらって、大切そうにかじっていた。アンケートに答えてくじ引きコーナーもあり、子供達はそれぞれにお土産をもらってご満悦(笑)
イベントお土産に頂いた団扇と、日本&インドのピンバッジ
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会場はインド人・日本人で一杯で、在印のお友達は「物産展みたいに明太子とか買えると思ったのに~」(ちなみに、百貨店のような物産展ではないので販売はなし)と残念そうだったり(笑)
インドの人たちの多くは日本語を勉強しているようで、一生懸命に日本語で話しかけられた。「私はインド人です。○○と申します。日本語を勉強しています。」とか「子供さんの名前は?おいくつですか?」などなどみんな流暢に日本語を話していた。
そして、日本人の子供が珍しいのか「写真とって良いですか?」とあちこちで日本の子供を囲んで写真撮影会が開かれていた(笑)ピー助も恰好のモデルとなり、インドの若者の間を行ったり来たりして抱っこされていた。

嬉しかったのは、一時私が日本語教師をさせていただいていた時期(それに関してはこちらからどうぞ)の生徒さんが、私のことを覚えていてくれて「先生!」と声をかけてきてくれたこと。
アデーシュさんという20歳になるかならないかの優しい男の子で、毎回授業の後、熱心に質問してきて、私もその熱意に応えるべく、授業計画にも熱が入ったし、教える事の出来る喜びや責任感を感じたものだ。
アデーシュさんとはほぼ1年ぶりの再会。日本語は以前とは比較にならないほど上達していて、日本語を話す顔も自信に溢れている。素晴らしい!!私のことを覚えていてくれたことも嬉しかったけど、今も日本語の勉強を頑張って続けて、上達している事が何よりも嬉しかった。

また、私が研修でお世話になっていた日本語学校の校長先生にもお会いして、「子育てが一段落したらまた戻ってきてくださいね!」と言って頂き、ピー助が3歳くらいになって一段落着いたころにも、もしまだインドにいたなら、また日本語教師に挑戦させて頂きたいなぁ、と厚かましくも思ってしまった。それほどにアデーシュさん達に教えていた時期の楽しさ・興奮を鮮明に思い出していた。

福岡県から短い強行日程でわざわざ来ていただき、インドの人たちに喜んでもらえる企画をして下さった皆様、お疲れ様でした。本来なら在印の私達がお邪魔するのは間違っていたのかもしれないけど、福岡フェア、楽しませていただきました。ありがとうございました。
いつか福岡で開催されるであろう「デリー・フェア」にも機会があれば行ってみたいなぁ…

ところで、ピー助を妊娠中からあまり人の集まる場所には出かけていなかったのだけど、久しぶりにこういう場に行ってみて、何かしら気が付く方はいらっしゃるようで、「もしかしてアッチャーの人ですか?」「いつも更新楽しみにしていますよ」などなど声を掛けていただき、読者の方々の生の声を聞くことが出来て、恥ずかしいけど嬉しかった。私の正体(?!)を知ってしまった方、こんな奴ですが今後ともよろしくお願いします(笑)

*追記*
先日のダシャラの悪魔兄妹人形大爆発イベント、夫のA-さんがブログで動画にて一部始終を公開しているので、ご興味あるかた、どうぞこちらでお楽しみ?驚き?下さい(笑)

[2008/10/18 23:06] | 国際交流 | トラックバック(0) | コメント(6)
焼き鳥会
本当に便利な世の中になったものだ。ここデリーでも、本格的な炭火焼焼き鳥が食べられるのだから…(涙)私たちがインドに暮らし始めて2年半の間に、日本料理屋さんもあちこちに増え、美味しいパン屋さんや、ドーナツ屋さんまでもがオープンしている。ホント、目に見えてどんどん便利になってきているインドでの生活。ありがたや~、ありがたや~。

先日、お友達一家をお招きして、我が家で焼き鳥会を開いた。「やきとら」さんといって、本格炭火焼き鳥のケータリング業を展開している、爽やかな日本人若者にお願いして、バルコニーで美味しい焼き鳥を作っていただいた。

「やきとら」さんは到着後、手早く作業台やタレ・食材を用意して、炭火を起こし始めた。懐かしい何とも言えない煙の匂いが、早くも食欲を刺激する。友達一家と楽しくビールを飲んだり、おつまみをかじったりしていると、どんどん焼きあがっては運ばれてくる熱々の焼き鳥たち。
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ねぎま・つくね・砂肝・むね・手羽など定番焼き鳥に加え、ウィンナー・いも・ピーマンそして、インドならでわなパニール(食感は木綿豆腐みたいなチーズ)、さらにはブリブリ身が引き締まった車海老までもが登場。忘れちゃならないのが、何とも懐かしい焦げ醤油の香ばしい焼きモロコシや焼きおにぎり!!すごく美味しかった。
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子供たちは楽しく食事を終えて、さっさと遊び始め、親達はビール片手に焼きたての焼き鳥を頬張り、インド生活の事、仕事の事、子供のこと・・・など等、話題は尽きることなく延々とお喋りは続く楽しいひと時。

「やきとら」さんは、その間、邪魔にならないようにひっそりと、且つてきぱきと片づけを始めて、炭で汚れたバルコニーを奇麗にモップ拭きまでして帰路に着いた。実に爽やかな、そしてある意味「日本的な」律儀さに溢れた若者達の「やきとら」さん。本当に美味しかったです。我が家で本格的な日本の味を堪能させていただき、感謝感激です。また呼ばせてください!!
爽やかな日本人若者の「やきとら」さん
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美味しい&親切&日本の心を堪能できる「やきとら」さん。超お勧めです!ちなみに、連絡先は…
メール info@yakitora.net
ウェブサイト www.yakitora.net

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今回の焼き鳥会のお友達一家にはいつもお世話になっているのだけど、ピー助の出産の時には、もう本当に是ほどにはないくらいお世話になった。突然訪れた陣痛・出産の夜に、子供たちを泊まらせてくれたお友達もそうだけど、このお友達一家の存在なくしても、ピー助のインド出産は成し得なかった…(涙)
私が出産入院し、夫A-さんは私の病院に泊り込みで付き添い、その間、鉄男とチーコを3日間泊めてくれて、学校・プレスクールへの送迎をはじめ、お弁当まで作って持たせてくれ、3食を共にし、一緒に寝かせてもくれたのだ。お陰で、子供たちも寂しい思いをすることなく、却って楽しい思い出を作ってもらえて、本当に感謝の表現しようが無い程、有難い想いで一杯だ。

海外生活していると、みんな、近くに親兄弟はいない同じような境遇にある。まさに「遠くの親戚よりも近くの他人」の世界で、お互いが境遇を理解しあって、困った時は支え合って生きている。だけど、自然にさりげなく、人が困っている時にサッと救済の手を差し伸べる、という事はやっぱり難しい事だ。
焼き鳥を頬張り、ビールを飲みながら、夫A-さんと共に何度も何度も感謝の言葉を述べた。それでも足りないくらい、伝わらないんじゃないか、と思うほど感謝の想いで一杯だ。
インドで人の情に触れ、一生涯忘れ得ない御恩を感じられる出会いが出来た事を心より感謝している。前任地のハンガリーでも、同じく生涯の友を得る事が出来た。駐在って、厳しい面も確かにあるけど、最高の出逢いに感謝する事も多々ある。そんな思いに浸った焼き鳥会だった。
[2008/10/17 16:32] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(8)
喫茶店対決
以前も紹介したが、我が息子の鉄男は、ホットサンドに目がない。なので、休日に「どこか食べに行く??」と聞くと「ホットサンド食べたい」と言うことが多い。ホットサンドくらい自宅で作れるんだけど、主婦にも休みを…ということで(毎日休んでるやろ!という声が聞こえそうですが…)、インド版スターバックスのようなコーヒーショップへと出かける。

最近、私のお気に入りに加わったコーヒーショップがある。デリー南部のサケート地区にあるCITY WALKショッピングモール内1階のThe coffee bean & Tea leaf
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ここのホットサンドは、パンが3種類の中から選べる。フォッカチャと何かと何か…(追記を参照ください)パンに詳しくないのですみません(汗)フォッカチャしか知らなかったので、フォッカチャのチーズ&トマトを選択。飲み物はたっぷり大容量のカプチーノ。
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ホットサンドは、チーズがこれでもか、という程たくさん入っており、はみ出したトロトロチーズがこれまた最高!トマトも厚切りでジューシー!!フォッカチャに塗られたトマトソースも文句無しに美味しかった。

ここへはピー助の予防接種の際、病院の近くなので立ち寄る。離乳食も始まり、何でもじゃんじゃん食べるピー助。母が一人で食べている姿を見るのは我慢がならぬ様で、ギャーギャー訴える。なので、ポイッとパンをちぎっては口へ入れてやる。パンくずみたいな量づつしか食べないんだけど、小動物を餌付けしているような(これって母の気持ちとしては間違っている?!)愛おしい気持ちで、二人仲良くホットサンドでランチタイムを楽しむ。
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「今日のお勧めコーヒー」などもあって、コーヒー好きには良いかも。ちなみに私は、どちらかと言うと紅茶党。コーヒーならミルクとお砂糖たっぷりで飲む「お子ちゃまコーヒー」限定(笑)



一方、家族に根強い人気のCOSTA。これまた皆でワイワイ言いながら、好きな具のサンドイッチを選んではグリルしてもらう。ちなみに鉄男はマッシュルーム&チーズ、私はレモンチキンかトマト&チーズが好き。
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チーコは小食なので、気に入ったものを分けてもらう程度。夫A-さんは、何故か毎回期待ハズレなようで、「なんか違うなぁ。そっちの方が美味しい…」と残念そうだけど、皆のをあれこれ食べて、これって確信犯?!(笑)
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飲み物は子供たちにはピーチアイスティー。私はこれまたたっぷり大容量のカプチーノ。COSTAはカプチーノの大きさも選べて、S・M・Lとある。Mだとのんびりお喋りを楽しみながら、グビグビ飲んでも、まだまだたくさんあるぞ!って程にたっぷりなので、日本人女性ならMで十分かと…
Lサイズを二人でラブラブに飲むっていうのも幸せだろうけど(笑)
写真はMサイズ。
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気軽に肩肘張らず、ピー助が愚図ってしまっても、冷ややかな視線を浴びる事もない。そういう理由でもコーヒーショップでホットサンドランチ、止められないなぁ~。
皆さんのお気に入りコーヒーショップは何処ですか??

*追記*
後日、またホットサンドを食べに行った際、ちゃんとチェックしておきました。パンはフォッカチャとチャバタ、麦芽パンの3種類から選べます。
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写真はイタリアン・ロースト・ベジタブルサンドで、パンはチャバタを選択。これまた美味しゅうございました。
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[2008/10/14 23:15] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(6)
不安なお祭り時期
インドでは今月から何かとお祭り続きである。各宗教によっても、祝祭日は異なるのだけど、インド全土のお休みが今月は2日もある。まずは9日はインドの神話ラーマーヤナの善悪対決&善神勝利を祝うダシャラ。そして28日はインドで最大のお祭りディワリ。後者は日本で言うところのお正月みたいな感じの華やかさと言えるだろうか。
とにかく、人々はお祭りに向けて物や服を新調したり、企業間であればお歳暮のような贈り物のやり取りがあるので、どこのマーケットも買い物客が一杯。各家庭でも、スタッフさんたちへ服代やサリーの布地、ボーナスをあげたり、何かと物要りな時期である。

そんなお祭りモードの中、やっぱり気になるのはテロのこと。マーケットは買い物客が集まり、寺院にも参拝客が溢れる。なので、在留邦人には、この時期、特に人の出入りが激しく、人が集まる場所には極力近づかないように、との注意勧告がなされている。鉄男の通う日本人学校でも、秋の遠足が祭り熱のほとぼりが冷めた頃に延期になり、行き先もメジャーなインド門は外された。こんな対応、我が家の在印3年の間では初めてのことで、今年は外出するにしても、今まで以上に場所を選び、慎重になっている。

新聞では、過去10年間に起こった爆発テロなどを分析して記事が出ていた。ここ10年の間に起こったデリーでの爆発テロの時期・場所
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ローカルマーケットや映画館、観光地、鉄道駅、そして寺院などが標的にされてきている。サロジニナガール・マーケットやパハルガンジ・マーケット、コンノート・プレースなど、私達日本人が足を運ぶ市場でも爆発は起こっている。

大規模な爆発テロは土曜日に頻発しているらしく、過去に土曜日に発生したテロについて。
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確かに、先月のデリーでの爆発テロも2件とも土曜日に発生しており、やはり買い物や食事などに出かける人が多い曜日を狙っているのだろう。

先日のダシャラ祭りも、気楽にホイホイ行ったわけではなく、私にしては珍しく、事前調査をしてから行く程の用心深さ。まだ人が集まってくる前の15時ごろ、ピー助がお昼寝している間に、近場のダシャラ・イベント会場を3箇所下見した。まず、誰でも不特定多数が出入りできるような場所は避けた。門など出入り口に警備員が立って、入場者をチェックしているかどうか。その会場に集まる人々の雰囲気や生活レベルはどうか。燃やされる人形のそばには監視員がついているか。

それらの観察点を考慮して、一番安全そうな会場を選び、無事に何事も起こらず、インド3大イベントの1つを家族揃って満喫する事が出来た。

いつ何時起こるかわからない卑劣な爆発テロ。だけど、新聞やニュース、外務省の注意勧告などの情報収集をし、自分なりにアンテナを張って、気をつけて行動する事は出来る。
子供たちのためにも、そして日本で我が家族の身を案じてくれている親兄弟・友達のためにも、十分きを引き締めておかないと・・・

しかしながら、楽しいお祭り時期に家でじっとしているのは性格的にも辛いので、出かけたいのに出かけられないストレスは少なからず溜まってくる。そのストレスを発散するには…そう、食い気に走る!(笑)
というわけで、ひたすら黙々と小豆を炊いてはお汁粉を作ったり、おはぎを作ったりしている、今日この頃である…
テロの爆発も怖いが、体重の爆発的増加も恐ろしい…(汗)
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[2008/10/13 00:00] | インドの新聞より | トラックバック(0) | コメント(4)
ダシャラの祭り
昨日10月9日はインドの祭日ダシャラだった。「ダシャラ」とは、インドの抒情詩ラーマーヤナの物語の一部で、ラーマ王子と10頭の魔王ラーバナの戦いを巡るお話に基づく、悪に対する正義の勝利を祝うお祭り。物語の詳細は去年の日記こちらよりどうぞ。

さて、9日間続くナブラートリのクライマックスがダシャラの日になるわけだが、このクライマックスが物凄い!ラーバナたち魔王の巨大張りぼて人形を燃やすのだ。まずその魔王たちの人形が半端でなくデカイ!
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写真の人形の下横に見えるのが生身の人間。(一応警備役)比較してみるとその巨大さが分かる。
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住宅地内の広場などでダシャラのクライマックス劇をやるのだけど、この日、あちこちで巨大張りぼてがドドーンと聳え立っている様子を見る事が出来る。
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最近何かと物騒なデリー市内。特に張りぼてには火薬が大量に仕込まれているので、イベント会場には開始時間前から警察官や警備員が厳戒態勢で監視している。金属探知機つきのゲートを導入している地区もある。デリー警察の皆さん、ご苦労様です!
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私達が行ったお祭り会場は、その名も「ダシャラ公園」(笑)
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涼しくなった夕暮れに、地区の人々が会場に集まってくると、いよいよラーマーヤナの劇が始まる。ラーマ王子、その妻シータ、魔王ラーバナ、そしてハヌマーンなどに扮した人々が刀や弓矢を手に追いかけ戦う。
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掛け声も勇ましく、マイクを手にした司会者が「あぁ、ラーマ王子が怪我をした!さぁ、ハヌマーンよ、薬草を取りに急げ!(たぶんこんな内容…(笑)」子供たち声をそろえて「イェ~イ、ハヌマーン!!」
「ラーマ王子、薬草を塗って復活!さぁ、ラーバナをやっつけろ~!(これまた推測…)」「イェ~イ!オーッ!」私も子供も真似して雄叫びを挙げる(笑)
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劇が終わると花火の時間。設置された座席からわずか10M程しか離れていない至近距離で、火花も飛び散り、頭上に降りかかってきそうな大迫力…(汗)
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日本だったら消防法かなんかに引っかかり、絶対にあり得ない住宅密集地&狭い公園での花火大会。かなり貴重な体験かも(笑)
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花火が終わり、いよいよラーバナ&悪魔の兄弟衆3人組みの巨大張りぼてに点火!!!
バチバチッ!!バンバン!ドカーンッ、ドカーンッ!!!
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人形はたちまち炎に包まれ、巨大な火柱と化して、ついには人形の骨組みまでが燃え尽きて崩れ落ちる。
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その様子、まさに圧巻!!!正直、張りぼて悪魔兄弟第一号の時は、あまりの衝撃さで度肝を抜かれ、腰が抜けたようになってすぐには立てなかった…夫に立たせてもらわないと移動できなかったほどにビビッタ(涙)一方、子供たちはすばやく後方へと避難していた。それほどの迫力。

そして悪魔兄弟第二弾に点火。これまた物凄い爆音!ふと胸に抱いているピー助を見ると、何とスヤスヤ眠っているではないか…(驚)流石、インド生まれ。我が子ながらあっぱれだ(笑)

さぁ最後は魔王ラーバナだ!ラーバナの胸元では、花火がギュルギュル渦を巻き、会場は「おぉ~!」と言う声に包まれる。
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そして、それに続く激しい爆発音と真っ赤な炎。ワラワラと燃えていく魔王の姿、そして燃え尽き崩れ落ちる。まさに善神による悪魔の成敗劇にふさわしい圧巻さ。

生まれてこの方、ここまで激しいお祭りは見た事がなかった。インドの人々の情熱や激しさを集約したような、そんな凄いパワーを感じる祭りのクライマックス。いやはや、本当に素晴らしかった!!!!
「是非、来年も見よう!」と興奮気味の母に対して、子供たちは即答で「嫌だ!もう絶対にイヤ。怖すぎるよ~!」と大反対。いやいや、来年も絶対行くでぇ~。インドの気質を見たようなカッコいい祭りだった。

今年、見逃してしまった方、これは是非ともご自分の目で、会場に足を運んで見てみて下さい。最高です。インドのお祭り万歳!!
[2008/10/10 17:05] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(5)
狂犬病デー
もう過ぎた事ですが、9月28日が何の日だか、皆さんご存知ですか??
「狂犬病の日」だそうです!私、生まれて初めて知りました!(驚)

先月のその日、新聞にデカデカと「狂犬病について知ってる?」「動物に噛まれたら…」という内容で広告記事が掲載されていた。
記事によると・・・
獰猛な犬にかまれた場合、その95~96%は狂犬病の犬であり、インドでは毎年2万人が狂犬病により死亡している、とのこと。
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狂犬病と言えば、海外旅行先で狂犬病に感染し、不幸にも帰国後に亡くなられた方に関する報道から、日本でも一気に狂犬病に対する認識が広まったことで、記憶にも新しい。

デリーはIT国家インドの首都であるにもかかわらず、牛・サル・孔雀・リス・マングース・犬などが闊歩し、街中が動物園状態なので(笑)、まさに狂犬病の見地からすると「危険」な場所とも言える。私達一家は、インド赴任前には狂犬病予防接種はしていなかったので、日本での狂犬病ニュースの後、こちらで急遽、駐在者&その家族はワクチンを接種してもらうことになったのだった。
我が家の子供の母子手帳に張られた「狂犬病ワクチン接種」の記録メモ。犬の顔、怖すぎ…
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ちなみに、狂犬病ワクチンはとても高価で、インドの人々で、狂犬病予防接種を受けている人は殆どいない、とのこと。そういう背景もあってか、記事にも予防接種のことには触れておらず、「噛まれたら」ということに重点を置いて説明している。
なんとも見にくい画像なのだけど…
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①動物(犬に限らず)に噛まれたら、石鹸を使って傷口を流水で洗う。
②消毒剤(なければ家庭用の防腐剤??でもOK)で消毒する。
③すぐに病院に行き、適切な処置を受ける。

在留邦人に対しても、狂犬病に関する注意は呼びかけられており、上記の①~③の注意事項に加えて、もし動物に噛まれたら、可能な限り、その動物の素性も明らかにする事を勧めている。
*飼われている動物か、野良か?
*狂犬病ワクチンを接種している動物か?
*普段と様子は変わりないか?
*噛んだ後、10日後も元気か?(狂犬病感染動物なら、約1週間で死んでしまう)

それにしても、「噛まれてしまったら…」の説明の最後、女の子がワクチン注射を受けている絵。
この女の子は「少女」なのか、「おばさん」なのか、それとも、今流行り(もう古い?)の「オネエマン」なのか???ヘナで髪を染めた直後なのか、髪の毛がオレンジ色なのも気になる…(汗)
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[2008/10/07 23:01] | インドの新聞より | トラックバック(0) | コメント(8)
頭脳の目覚め
最近、我が家の真ん中の娘、チーコが目覚しく成長している。体格はポッチャリだったのが、縦にすっきり伸びてきた。そして、知能面では、まさに今、文字に対する興味が物凄い。通っている現地プレスクールの教育のお蔭もあり、以前からアルファベットの読み書きは出来ていたのだけど、自分から日本語の文字を書こうとはしなかったので、ちょっと心配もしていた。

ところが、最近ひらがな・カタカナを書こうと一生懸命だ。日本のジジ・ババやお友達に手紙を書く、と言っては、自分で字の表と格闘しながら、見よう見真似で書いている。面白い事に、何故か多くは鏡文字で左右逆だったり、アラビア語の影響をどこかで受けたのか(笑)、左→右の流れではなく、左←右に文を書いていく。

ピカチュウの絵。木になっているイチゴ(有り得ん…)が落ちた、という設定らしく「おちたよ」との台詞。
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日本にいれば、目にするもの全てが日本語で、平仮名・カタカナ・漢字も視覚からどんどん頭に入っていく。でも、インドにいるとそうもいかない。当然ながら、英語・ヒンディ語の看板や掲示が圧倒的に多い。なので、ちょっと心配して、一時帰国の際に字を覚えるための平仮名ボードを買ってきたり、寝る前には読み聞かせもしたりしている。

ある時、チーコが一人で何やらブツブツ言っていた。ブツブツ…「う・さ・ぎ・の・さ・と・う・く・ん」
えっ??「うさぎのさとうくん」何それ?誰それ?母はチーコから離れていたので、チーコの姿は見ていなかった。すると鉄男が興奮して叫んだ。「凄い!!お母さん!チーコが字読めた!!!本読んでる~!」
急いでチーコのそばに行ってみると、確かにチーコの目の前には本があって、「うさぎのさとうくん」と書いてある…ビックリ!!(驚)
鉄男と母は、興奮して「凄い、チーコ!えらい。もう一回読んで!!」と騒ぎ立てる。嬉しそうに、指で一文字一文字押さえながら「う・さ・ぎ・の・さ・と・う・く・ん」と読むチーコ。その姿が一生懸命で、なんとも言えず可愛かった。

私個人的には、本人が興味を持ち、望む場合は別として、早期教育は特に「させる」必要はない、と考えている。だから、敢えて親の方から字の練習をさせたり、計算をさせたり、という事はしていない。
子供によって、きちんとその子に合った時期に興味を持ち、自ら進んでやり始める方がきっと吸収も早いのではないか、と思うので。ただ遅れるのは、本人も悔しいだろうし可哀相だから、もちろんその時は理解を促せるようには手伝うつもりだけど。

鉄男の方はと言うと、早いもので九九の学習に突入した。小学校教育内容の第一関門。いつの間にか自分でお風呂の壁に九九の表を張っており、毎日バケツ風呂に浸かりながら、「ニニンガシ、ニサンガロク、ニシガ・・・えっと」とやっている。
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ひそかに聞いていると、駄洒落好きな鉄男はやたらと駄洒落と結び付けて覚えようとしており、「シニガハチ。おぉ、『死に』!怖~い。ふふふ」「ニサンガ・6。そうだ、ミサンガ(手首に巻くお守り)」なんてブツブツ言いながら、一人でウケている(笑)一生懸命、自分なりに覚えようとしている姿は、健気で愛おしい。
インドの学校の算数みたいに、二桁掛け算を覚えろ、とは決して言わない。マイペースで着実に前に進んで行っておくれ。

海外生活していると、本国とは比較にならないほど日本語と接する機会は限られる。特に現地の学校に通っている場合は、まさに各家庭に日本語教育の運命がかかっている、といっても過言ではない。なので、特に日本語教育機関に属さないチーコには、日本の童謡やお話は出来るだけ耳に入れるようにしている。まだ4歳のチーコ。幸いにも、何でも無限大に吸収できる時期にある。プレスクールでは、英語の本を読んでもらったり、インドの風習を体験したり、英語・ヒンディーの歌を唄ったり、と様々な事を吸収している。

プレスクールの遊びながら学んでいく、大きさの概念・線書き・数字など。
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そして、先月の学習テーマ「身近な職業の人々」&あらかじめ印刷されている絵を「塗る」作業学習。
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それにしても、この職業のモデルの人々。如何にもインドチックで面白い。先生はサリー姿だし、スイーパーさんはゴム草履姿(笑)そして何と言っても、警察官、ポストマン、最高~(笑)

チーコの頭の中では、インドのこれらが「普通の世の中」なのだろう。ピー助にいたってはどうなる事やら・・・。本帰国したら、「なんで牛がいないの?」「なんで車が並んで走っているの?」なんて聞かれるんだろうか…(笑)
教育って国によって違っていて面白い。子供達だけでなく、私達親も、色々な価値観を学べる環境にあることに感謝しなければ、と思う。
[2008/10/06 00:00] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(10)
間違い電話
間違い電話はどこの国でもある。日本でもあるけど、ちゃんと「すみません、間違えました」と言って切るように、と私は子供の頃に親から教えられた。インドの我が家の自宅回線・携帯電話には、頻繁に間違い電話がかかってくる。
①よくあるのが
「もしもし・・・(日本語で)」
「ハロ~?○○?(ヒンディー)」
「No, this is wrong number.(私・英語で)」
「・・・ブツン」何も言わずに切る

②もしくは「もしもし・・・」と日本語で出た途端、「ブツン」といきなり切る。

③先方が間違って掛けてきているくせに「Who are you??」とのたまう。「君こそ誰やねん!!」

④滅多に無いけど、たまにとても丁寧な方に出会う事がある。①のパターンで、ブツンとは切らずに、「それは失礼しました。お邪魔して大変申し訳ありません。(英語で)」と丁寧に謝ってくれる。そんな時は、なんだか嬉しくなって「No problem! It's quite OK!」とこちらまで明るく返事してしまう。

⑤最近多くて困っている間違い電話
「もしもし・・・」
「ハロ~。マミジ~?(「もしもし、お母さん?」ヒンディーで)」
「ナヒン(「違います」ヒンディーで) Wrong no.!」
これで終わったはずだった・・・・。なのに、毎日何度も同じインド人おっちゃんの声で「ハロ~。マミジ~??」とかかってくるので、いい加減腹が立って、「違うっちゅうてんねん。お母さんはお母さんやけど、あんたのお母ちゃんとちゃうわ!!」と英語で切れてやった…(汗)

それが悪かったらしい…相手は大受けして、毎日何度も何度も連続でかけてくるようになった。もう間違い電話ではなく「確信犯」である。
「もしもし」
「ハロ~。元気??」
「間違い電話だし、お母さんでもないんだから、二度と私に掛けてこないで!」
「オーノー、切らないで!君と話がしたいんだ。Because I love you!!!」
「・・・・はぁぁぁぁ????ナヒンチャイエ!!!(要りません)」ブチンッ!!!!

それでも、一秒後にはまたかかってくる。
「しつこいねん!もう掛けてくるなちゅうてるやろ!」
「オー、何処にいるの?是非会いたい。絶対に見つけ出すから。」
・・・気持ち悪い。ブチンッ。

それからもおっちゃんは毎日何度も掛けてきては「何処にいるんだ」「会いに行く」と繰り返す。おっちゃんの電話番号を「Z」と登録し、着信拒否するようにした。それでも、相手は上手であった。自宅回線や他の携帯番号からも掛けてくる…
こういう遊び、流行っているのか???
普通、間違い電話で外国人に掛けてしまったら、慌てて切るだろうし、ましてや「確信犯」にはならないだろうに…。そんなこんなで電話がかかってくるたびに、ちょっとビクビクしている今日この頃。

関係ないけど、"Because I love you !"と聴いて、頭の中は昔流行った
Stevie Bの♪Because I love you~♪ が流れていた…(汗)

もしかして、インド流出会い系コール???みなさんもご注意を…

それにしても、「愛しているんだ!会いたいんだ!何処にいるんだ?!」なんて猛烈なラブコール、夫A-さんからもされた事無いぞ…人生初の猛烈アタックが、間違い電話のインド人おっさんからだなんて、寂しすぎるぞ、私・・・(涙)
[2008/10/04 18:30] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10)
インド特集
ここ最近、日本の雑誌やテレビ番組でもインド特集がよく組まれているようで、その影響もあってか、インド旅行者もどんどん増えているようだ。何より嬉しいのは、今までどちらかと言うと悪いイメージ強かったインドが、「面白い・癒される・美味しい」などなど良いイメージに変わってきていることだと思う。「インド」で検索して当ブログを訪れてくださり、メールやコメントをくださる方々も、「インド、面白そうですね。是非行ってみたいです。」とか「悪いイメージがどんどん覆されていきます。是非行ってみたい国になりました。」と書いてくださったり、管理人としてだけでなく、インドに住む者として、とても嬉しく思う。

それもこれも、それらメディアのインド特集で、インドの素敵な面を最大限に紹介し、最新のインドを発信するべく、常にアンテナを張り巡らせてプランを考えだす、コーディーネーターさんの存在が鍵になるのだろう。お友達がコーディネートした特集の組まれ方を見ては、「あぁ、彼女のインドを愛する視線があちこちに感じられるなぁ」と心が温かくなったりもする。
DSC05578.jpg
情報を発信するってことは、多かれ少なかれ人に影響を及ぼす可能性もある、ということだ。3年前、インドに来ると決まった時、手当たり次第ネットや本でインド情報を読み漁った。それでも、インド生活に関する情報はとても少なくて、しかも「インドなんか嫌だ」「こんなトラブルもあんなトラブルもあって、毎日がトラブルだらけだ」「早く日本に帰りたい」というような内容が殆どだった。そういうものを読んでは不安で涙がこぼれたり、「本当にインドでやっていけるんだろうか?」と渡印を考え直そうかと思い悩んだりもした。

もちろん、人それぞれでインドでの生活の在り方も、感じ方も異なるのは当然のこと。それでもやっぱり、新しく来る人に、そしてインドに興味を持つ人に、不安や恐怖・嫌悪感を与えるのと、安心感・期待を持たせられるのも、発信源の視線によるところは大きいと思う。
少なくとも、「インドでの生活、なんとかなるのね」「インドって面白そう」と思ってもらえるようなブログ作りが出来れば良いなぁ、とお友達の「もっと素敵なインドを知って~!」というメッセージが一杯込められたインド特集を見ていつも思う。「インド特集」コーディネーターさん、万歳!!
[2008/10/01 22:06] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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