![]() 悲しいかな、もともと私は「像足」であるが、妊娠後期の今、どうしようもなく足のむくみがひどい。
お気に入りのサンダルなんて、とてもじゃないけど履けないほどのむくみで、毎朝、どの靴を履いていけるのか困るほどだ… そして、お腹が大きいと自分の足元が見えず、前かがみになることも出来ない。よって、経験者の方はご理解いただけるだろうけど、自分の足の爪が切れないのだ…(涙)まして、ペディキュアなんて夢また夢…(憧)でも、インドはまさに夏へ突入しようとしていて、足元は可愛くサンダルと涼しげなペディキュアで決めたいところ。 最初は夫A-さんに爪を切ってもらっていたけど、「深切り」派の私は、「浅切り」派のA-さんの切り方に注文をつけるので、「切ってあげてるのに、我儘だなぁ…」と苦笑されるのも申し訳ないので、足を人に触ってもらうのは苦手だったんだけど、必要に迫られフットマッサージ&ペディキュアをしにサロンへ行って来た。 いやはや、こんなに良いもんならもっと早くにやっておけば良かった、と後悔したほどに素晴らしかった。まず、たらいに熱いお湯を張り、足をつけてホッと一息。後は、好きな雑誌を読んでいる間に店員さんが、かかとをこすったり、爪を切り、甘皮を取り、足裏とリンパをグリグリ指圧マッサージしてくれる。もう、これを天国と呼ばずして何と言うのか…(笑) 浮腫んでパンパンだった足が、軽やかになり、さらに好きな色で綺麗にペディキュアまで施してもらった。あぁ、これぞ天国! ![]() ここのサロンは以前の日記で、美容院としてもご紹介したところ。 「ペディキュアコース」の内容は、フットマッサージ(膝下から足裏まで)・爪切り・ネイル塗りでお値段〆て250Rs!!日本人の奥様方も多く通っていらっしゃるお勧め店。 ![]() 情報として… ![]() ちなみに私が利用しているのはバサントロック店で、画像もそこのもの。 入り口はバサントロックマーケットの裏側(?)で、ちょっと路地っぽいところを入るけど、店内は綺麗で、他にもヘッドマッサージや全身マッサージも出来る。 あと、流石に女性客が多いだけあって、足裏マッサージ時も「ここはお腹が張るから押しちゃいけないんだよ」ときちんとマッサージのつぼを押さえているので、妊婦さんにも安心してお勧めできる。 ![]() ![]() |
![]() もうご周知かと思うが、我が家は家族そろってボリウッド映画好き。鉄男はサントラをランダムに流すだけで「これはカルホナホ。これはドン!これはサラーメイシュク!」などと、それぞれの曲がどの映画のサントラであるかを即答できるスゴ技(?)を持っている。チーコもダンスクリップを観ているおかげで、歌を聴くとボリウッド特有の振り付けで踊り始める…
こうやって書いてみると、改めて我が家の子供たちって、良いか悪いか(汗)、かなりモロに親の影響を受けている… 今年のお正月、いつもは夫婦でしか行っていなかったけど、子供たちの強い希望で、初めて家族でボリウッド映画を観てきた。アーミル・カーン監督作品でフィルムフェアーでも数多く受賞した作品『TAARE ZAMEEN PAR』である。まだ映画館でも上映しているし、受賞作品でもあり、かなり泣かせる素晴らしい出来なので、観に行かれてみてはどうでしょう? ![]() あらすじは… 小学生のイシャーンは、空想が大好きで絵を描くことが何よりも大好きな腕白坊主。でも勉強は大の苦手で、教科書を読むこともノートをとることさえも出来ず「落ちこぼれ」とされていた。家では出来の良い兄がおり、兄弟仲は大変良かったが、忙しいビジネスマンとして活躍する父は、あまりのイシャーンの出来の悪さに困り、母は身の回りのことさえもきちんと出来ないイシャーンに振り回されている。 そんな中、父はとうとう、イシャーンを寄宿学校に転入させ、規則正しい戒律にのっとり、彼を軌道修正しようとするが、イシャーンは軍隊並みの寄宿学校生活で、どんどん自分の殻に閉じこもり、好きだった絵を描く意欲さえもなくし、自暴自棄な毎日を送る。 ところが、美術のニクンブ先生(アーミル・カーン)との出会いをきっかけに、イシャーンは変わっていく。ニクンブ先生は、イシャーンが読み書きが出来ないのは怠けているからではなく、文字の認識が出来ないという一種の障害が原因である、と気づく。実はニクンブ先生自身が幼い頃、同じ障害をわずらっており、克服した経験から、イシャーンの教育係を申し出て、独自のトレーニングで文字や形の認識、書き写しなどを習得させ、何よりもイシャーンに自信を取り戻させることに成功する。 ニクンブ先生は校内美術大会を企画。この日は先生も生徒も関係なく、好きなように絵を描き、ニクンブ先生の師匠である先生に批評してもらう、というコンテスト。 いつもは威張っている教師が、実はものすごく絵が下手で生徒に笑われて、照れ笑いをしていたり、絵のアドバイスを逆に生徒に受けたりと、和気藹々と絵画活動が繰り広げられる。 イシャーンは、寄宿学校転入以来、殻に閉じこもり、絵も描いていなかったが、彼の独創的な絵画センスはやはりずば抜けており、最優秀賞を受賞。 その頃には文字認識の障害も克服し、自信みなぎる子供になっていた。そんな我が子を見て、父は自分の不甲斐なさを嘆き、そして改めて息子の愛おしさを感じ、母も兄もありのままのイシャーンを受け入れ、抱きとめられるようになる。そしてニクンブ先生とイシャーンは何物にも代え難い強い絆で結ばれる。 この映画、本当に親子そろって楽しめた。子供たちは、ニクンブ先生が登場するダンスシーンをTVで何度も観ており、その場面になるとノリノリで踊りださんばかり(笑) 親である私たちは、やはり父と母で感情移入する場面や感じ方が違うようで、それぞれでグッとくるシーンも異なり、近くで凄い号泣が聞こえると思って横を見てみたら、それが夫A-さんで驚いたり… 子供の感受性の強さや才能、それを摘み取って壊してしまうも、暖かく育んでより一層伸ばしていくも、全ては周りの大人次第なのだ、と感じた。そして改めて親の責任は重大だと、背筋を伸ばした。 結局、フィルムフェアーでは、この映画が最優秀作品賞と最優秀監督賞をとったわけだけど、個人的には、SRK(シャールクカーン)の”Om Shanti Om”がボリウッド映画の醍醐味を全て網羅していて良かった気がする。でも、心に訴える作品としては文句なしだから、確かに優秀作品には間違いない。 ちなみに、夫A-さんもフィルムフェアや今回の受賞予想など、珍しく毎日のようにブログ更新していたので、こちらも宜しかったらどうぞ…(笑) ![]() |
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