アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
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報告
画像もインドネタも何もありませんが、取り急ぎ、日本からの報告です・・・

無事日本に到着して早1週間。流石に34週の大きなお腹を抱えてのフライトはきつかったです…
お腹はカチカチに張ってしまったけど、J○Lや空港関係者の皆様のおかげで移動も車椅子をお借りしてスムーズにでき、一緒に帰ってくれた夫A-さんの完全なサポートもあり、元気に日本に戻ってこられました、感謝感謝です。

帰ってからというもの、毎日驚きの連続で新鮮な毎日を過ごしております(笑)相変わらず品揃え豊かなスーパー、何を食べても美味しい飲食産業、ピカピカでしかも交通マナーの良い車の運転状況、野良牛などの妨げが無く凸凹も無いスムーズな道路・・・
そして、インドに住んでいるからこそ、感じられる水や電気の有難さ、など等…

今回の妊娠では初めて日本の病院で診てもらったけど、母国語で何の誤解も無く聞きたいことが訊けて、不明瞭点もしっかり自分の言葉で理解できる安心感。これは本当に有難いことなのだと、しみじみと感じた。そして何より驚いたのが、インドでは何度も誓約書を書かされた「胎児の性別」に関しても、拍子抜けするほど、いとも簡単に「あっさり」と教えてくれたこと。
私が超音波で勝手に判断していた通り、赤ちゃんは「男」だった。まぁ、生まれるまでは本当のところは判らないけど…(笑)これで名前を考えるのもちょっとは楽になるかな。

日本滞在残り1週間。今回は私自身がウロウロできないこともあり、買出しの身体的負担を減らすため、インドにいる間に夫A-さんがネット注文・宅配を最大限に利用し、ほとんど買出しも終了。ゆったり気分でお風呂につかり、按摩さんに行って腰痛をほぐして貰ったり、のんびり過ごしている。まさに心の平安。改めて母国にいる安堵感を身に染みて感じている。
これからの出産に備えて、しっかり英気を養い、「まだ生まれないでしょう」のお墨付き検診を受け、無事インドに戻る予定。
それまでに、肉汁したたる柔かステーキと、大好きなエビフライを食べるという使命を実行せねば(笑)
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[2008/03/29 01:39] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10)
一時帰国します
ただいま日本人学校は春休み。我が家のお決まりで、春休みは「ドラえもん映画」、秋休み(8月下旬)は「ポケモン映画」を楽しむべく一時帰国します(笑)
といっても、当然映画が目的なのではなく…(汗)

今回の妊娠期間、一度も日本のお医者さんにかかったことのない私。最後の最後に、臨月突入ギリギリで(笑)、日本を少しでも楽しむべく一時帰国してまいります。
もちろん、準備は万端。飛行機に乗るために、かかりつけの病院で「診断書」ももらったし、もし、万が一、子宮口が開いてしまったり、赤ちゃんが下りて来たりして、インドに戻れそうにないときのために、鉄男の日本の学校での体験入学手続き書類もそろえていただいた。

J○Lでは、出産予定日の28日前までは飛行機にも乗れるらしく、ギリギリの4月頭のフライトでインドに戻ってくる予定。
ちょっとドキドキ・ヒヤヒヤだけど、久しぶりの日本。今回は色々と精神的に疲れることも多かったから、美味しいもの食べて、ゆっくりとたっぷりの湯に浸かり疲れを癒してこようと思う。

あまり食べ過ぎると、ただただ産道に肉が付くだけなので要注意だ・・・厳選されたものしか食べないようにしなければ。寿司なら、あえて玉子やカッパ巻きははずして、ウニ・イクラ・シャコとか(笑)
焼肉なら安くて硬い牛肉ではなく、柔らかくてジュワッと肉汁が溢れるような最高の肉を…
あぁ、妄想が止まらない~!!それにしても、全部食べ物に関する妄想ってのが卑しいですなぁ(汗)

インドに戻ってきて出産できるのか、もしくはそのまま日本での出産になってしまうのか…
どっちにしても、飛行機の中でだけは産まれないように、皆様、祈っていてくださいませ。
日本のお友達が贈ってくれた、宮崎の有名な安産の神様のお守りを握り締め、長時間フライトに耐えるぞ~!
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・・・ということで、インドに戻ってくるまで、しばらくの間、更新はお休みさせていただきます。
[2008/03/21 22:05] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(9)
フィルミレンゲ!(また会いましょう!)
鉄男の通うニューデリー日本人学校には、とても素敵な行事がある。転入児童・先生を迎える「ナマステ(こんにちわ)の会」と、転出児童・先生を送別する「フィルミレンゲ(また会いましょう)の会」。
どちらも、小学生から中学生までの全校生徒が温かく迎え入れ、感謝を込めて送り出す、歓送迎会である。

今日から日本人学校は春休み。昨日行われた終業式、そして「フィルミレンゲの会」に参列させていただいた。心からこの学校の素晴らしさを感じたひと時だった。

学年度末という事もあり、インド赴任生活を終えられ帰国される先生方、中学部を卒業し日本の高校へ進学するために帰国する卒業生、そして親の帰任に伴い本帰国する生徒児童を含め、多くの人が送別されることとなった。
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日本と違って、出身地も日本中のあちこちから様々であり、転出するといっても、日本への帰国であったり、他の国への移動であったりして、気軽に「またね!」とはいかない「別れ」が、必ずやってくる異国での「出会い」。
インドでだからこそ出会えた人達。日本とは全く違う環境で、共に苦労し、支えあい、共感しあってきた仲間たち。そんな人との別れは本当に辛いものだ。子供なりにもその「別れの深刻さ」は理解できるようで、別れの言葉にも色々な感情が込められており、聞いていても、ただただ涙がこぼれるばかりである。

送別されるお友達のために、別れの言葉・インドならではのマリーゴールドの花輪・記念品が贈られ、小学一年生でも、全校生徒・先生・集まった保護者の前で、堂々と立派に帰国の挨拶をする姿には心打たれる。
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お世話になった先生方との別れも本当に辛い。小規模な学校ならではで、受け持ちの先生でなくても、書写・図工などの教科を担当していただいたり、「校長先生と遊ぼう」「教頭先生と鬼ごっこ」、そして、インド現地校との文化交流行事などを通じて、生徒・先生・保護者、みんなが顔と名前を知っており、日常的に挨拶を交わす、本当に家族的な雰囲気の学校である。
単なる「先生・保護者」という学校関係だけでなく、共にインド生活を頑張る仲間意識のようなものもあって、健康を害したときは自分のことのように心配し合い、異国で子育てを頑張る者同士の連帯感も生まれ、そういう意味でも、深い人間関係が出来上がる。
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本当に素敵な学校だと思う。ニューデリー日本人学校で過ごした日々の想い出は、きっとそれぞれの胸に深く刻まれて、これからの人格形成においても重要な要素となるのだろう。
辛い別れだけど、必ずまた日本の、世界中のどこかで再会できることを信じている。フィルミレンゲ(また会いましょう)、素敵な会だ。
みんなで送る歌の合唱。
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お世話になった帰国される先生方、お友達、その保護者の皆様、本当にありがとうございました。健康に気をつけて、ますますのご活躍、ご成長を祈っています。インドで出会えたことに心から感謝します。
先生・生徒・保護者がそれぞれにお別れの言葉や握手を交わす。
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私たち一家がインドを去る日は未定であるけれど、「その日」はきっとあっと言う間に訪れるに違いない。「みんなとお別れしたくない。インドを離れたくない。日本に帰りたくない。」と涙するんだろうな、と思いながら皆さんを見送った。インドだからこそ叶った貴重な「一期一会」の出会いを大切にし、ここでしか出来ない経験を少しでも多く積んで、これからのインド生活を満喫しないといけないなぁ、と改めて思った一日だった。
[2008/03/20 08:22] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(2)
野菜で潤う
インドと言うと、水の浄化問題が頭をよぎったり、または基準が異なるゆえ、日本では禁止されている農薬が使われていたり、という諸理由で生野菜を食べるのに躊躇する、もしくは一切生野菜は食べない、という家庭も少なくない。
最近農園で新鮮野菜を買っているおかげで、我が家の食卓が華やいでいる。この2年間、生野菜を頭から締め出していたから、「レタスを生でバリバリ食べる!」なんて、日本への一時帰国時のご馳走だった。でも、今は毎日のように生レタスを家族で奪い合うように食べている。

ミズナ・白菜も瑞々しいので、もう夏になりかけのデリーで、最後に鍋をしよう、と思い立ち、珍しく日曜の晩御飯に、涙ぐましく自分で野菜を洗って切って、出汁をとり鍋の用意をした。
(この程度で『涙ぐましく』なんて、日本の主婦の皆さん、申し訳ありません…)
肉や魚はないけど、貴重な生うどんと新鮮な野菜があるだけで、大感激のご馳走!
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今まで子供が苦手だったセロリも農園で買ってきては、フードコーディネーターのお友達に教えてもらった「醤油漬け」にして、バクバクあっという間に食べてしまう。
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そして何と言っても最高のご馳走は、お風呂上りにかぶりつく「丸かじりトマト」!!!家庭によっては皮に残留農薬が濃いから、とか硬いから、と皮むきトマトを食されるようだけど、この農園トマトは、オーナー曰く、コンポストで自家製肥料を用いてのオーガニック栽培で、皮も柔らかく、種の部分もジュルッとジューシーで本当にトマトらしい味がする。
我が家の子供たちは、マヨネーズも何もつけずに、ペロリと2,3個はあっという間に食べてしまう。
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そして、もう3月で終わりになってしまうイチゴ。どうしても食べたくなって、買えない物は仕方がないので、面倒臭がりの私が生まれて初めて作ってみた「イチゴ大福」。
子供たちに大好評で作った甲斐があった。餡子・イチゴ・求肥の組み合わせが初めてのモティさんも「これは美味しい!!」と絶賛していた。
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農園、イチゴがなくなれば、ナズビ・キュウリ・スイートコーンなどの夏野菜に切り替わるそうだ。これからもジャンジャン通ってしまいそう~!暑いインドで夏野菜たっぷりカレーなんて最高!!
[2008/03/18 08:22] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(8)
フットマッサージ
悲しいかな、もともと私は「像足」であるが、妊娠後期の今、どうしようもなく足のむくみがひどい。
お気に入りのサンダルなんて、とてもじゃないけど履けないほどのむくみで、毎朝、どの靴を履いていけるのか困るほどだ…

そして、お腹が大きいと自分の足元が見えず、前かがみになることも出来ない。よって、経験者の方はご理解いただけるだろうけど、自分の足の爪が切れないのだ…(涙)まして、ペディキュアなんて夢また夢…(憧)でも、インドはまさに夏へ突入しようとしていて、足元は可愛くサンダルと涼しげなペディキュアで決めたいところ。

最初は夫A-さんに爪を切ってもらっていたけど、「深切り」派の私は、「浅切り」派のA-さんの切り方に注文をつけるので、「切ってあげてるのに、我儘だなぁ…」と苦笑されるのも申し訳ないので、足を人に触ってもらうのは苦手だったんだけど、必要に迫られフットマッサージ&ペディキュアをしにサロンへ行って来た。

いやはや、こんなに良いもんならもっと早くにやっておけば良かった、と後悔したほどに素晴らしかった。まず、たらいに熱いお湯を張り、足をつけてホッと一息。後は、好きな雑誌を読んでいる間に店員さんが、かかとをこすったり、爪を切り、甘皮を取り、足裏とリンパをグリグリ指圧マッサージしてくれる。もう、これを天国と呼ばずして何と言うのか…(笑)
浮腫んでパンパンだった足が、軽やかになり、さらに好きな色で綺麗にペディキュアまで施してもらった。あぁ、これぞ天国!
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ここのサロンは以前の日記で、美容院としてもご紹介したところ。
「ペディキュアコース」の内容は、フットマッサージ(膝下から足裏まで)・爪切り・ネイル塗りでお値段〆て250Rs!!日本人の奥様方も多く通っていらっしゃるお勧め店。
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情報として…
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ちなみに私が利用しているのはバサントロック店で、画像もそこのもの。
入り口はバサントロックマーケットの裏側(?)で、ちょっと路地っぽいところを入るけど、店内は綺麗で、他にもヘッドマッサージや全身マッサージも出来る。
あと、流石に女性客が多いだけあって、足裏マッサージ時も「ここはお腹が張るから押しちゃいけないんだよ」ときちんとマッサージのつぼを押さえているので、妊婦さんにも安心してお勧めできる。
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[2008/03/17 15:39] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(5)
先生のお別れ会
鉄男の担任の先生が、この春、3年間のインド任期を無事終えられ帰国される。そこで、子供たち・保護者有志で手作りのお別れ会を企画した。
準備から本番まで、委員のみんなで頭を突き合わせ、アイデアを出し合い、有志の他のお母さんたちのお手伝いも頂きながら本番に臨んだ。子供たちの手作りの飾りで会場は一杯になった。
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何と言っても、この一年間、学校生活が初めてな子供たちを導き、情熱一杯に走りぬいてくださった先生。精一杯の感謝の思いを込めたかった。
沖縄の踊りエイサーを見事成し遂げた一年だから、やはり最後の締めは想い入れも深いであろう、沖縄の歌『しまんちゅぬ宝』を子供たちに熱唱してもらった。練習のときは、ちょっとダラダラしてしまっていた子供たちだったけど、本番、先生を目の前にして、これで最後だ、と子供たちなりに感じたのか、今までで一番大きな声、そろったリズムで素晴らしい出来だった。

聴いていて涙が溢れた。「今年はエイサーをやります!」の宣言とともに始まった1年生の入学式。幼稚園からあがったばかりの子供たちに本当にできるのだろうか、と不安に思ったものの、見事にエイサーを教え込まれた先生。座っているだけでも精一杯の子供たちを、先日の卒業式では見事3時間もおりこうさんに座っていられるまでに落ち着かせ、「なんでもチャレンジ」の精神を根付かせてくださった先生。去年の4月から今までのことが走馬灯のように頭の中を駆け巡る。

親の私にとっても初めての子供の義務教育の担任の先生。毎日の連絡帳のやり取り、私の妊娠不安定期に、一時、学校で鉄男が情緒不安定になったことがあったらしい。その時も「何があっても私は鉄男君を支え、命を懸けて守り抜く!」と心に誓ったのだ、と語ってくださった先生。母の私も気が付かなかった鉄男の精神不安を「教師の勘」で感じ取り、「私が付いていますから、お母さんはご自分の体と赤ちゃんのことを今は考えてあげてください!」と個人的にも励ましてくださった。そのときも涙が出るほど嬉しかった。鉄男にとっては間違いなくそうであろうが、私にとっても生涯忘れえぬ『恩師』になるのだろう。

先生から子供たちに素敵なプレゼントがあった。
沖縄の歌で使用した「さんば」というカスタネットのような楽器を、先生が私費で購入された大切なものにも関わらず、子供たち一人一人に手渡してくださった。
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みんなで先生への感謝の気持ちを込め、乾杯し、歌を唄い、花を一輪ずつみんなで順に手渡し、子供たちは一生懸命だった。
そんな子供たちや保護者への感謝を込めて、先生が選んでくださった先生なりのメッセージは「エイサーの踊り」だった。沖縄の衣装に身を包み、凛とした表情で踊る先生は素晴らしかった。先生の踊りを見るのは初めてだった。「流石!」の一言であった。
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そして一緒に踊りだす子供がいれば、じっと先生の踊りを見つめる子供もいて、その光景に涙が止まらなかった。本当にこれで最後なんだ…この一年間、頑張ってやってきたけど、先生と一緒に子供たちが踊れるのはこれが最後なんだ、と思うと、どうしようもなく涙が止まらなかった。

これから先の長~い子供の人生、色々な先生と出会い、影響を受けして成長していく。この一年で間違いなく鉄男は素晴らしい影響を先生から受けている。
思い出深い歌『サンシンの花』の歌詞の中から…
秋に泣き 冬に耐え 春に咲く サンシンの花

先生とともに一生懸命一年を駆け抜け、3月に見事に花咲いた先生と子供たちの絆。辛い別れではあるけど、ここインドで素晴らしい先生に出会えたことに心から感謝している。
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[2008/03/15 10:05] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(3)
「これも経験」…(涙)

お断り: 今回の日記は、画像なし・長文になります。申し訳ありません…

いきなりだけど、我が家には今ファミリードライバーがいない。そう、2月の日記で書いた「11代目のトニーさん」、「一緒にローカルレストランでランチを食べた運転手さん」は、もう先週末でさよならした。
雇用期間たったの3週間。まぁ、試用期間中だったけど…

もう正直言って、12人目を探す気力が失せており、もうすぐで春休みの一時帰国だし、当分ドライバー探しやら、辞める・辞めないの気苦労はご免こうむりたい、というのが今の気持ちだ。2月から心休まるまもなくドライバー問題に振り回され、11代目が来て3日目からずっと、本能的に「この人とは関わらないほうが良い」と感じていた。
私の11人のドライバー受難歴から言っても、この本能的に『この人はヤバイ』とまで強く拒否反応を示してしまったのは初めてのことだった。

まず、慣れて勤務態度が崩れるのが早すぎた。「○○に行ってね」と言って返事が返ってきたのは、最初の2日間だけ。後は聞いているのか聞いていないのか、そして結局聞いていなかったようで、目的地を再確認しても「アンタが言わなかっただろ」の返答。
「マダム(奥さん)」と呼ばれたのも、最初の2日間のみ。あとは語気の強い"YOU"(アンタ)呼ばれ…
駐車場代などの小銭を、バレなければくすねようとしたり…

極めつけは、1週間に1,2度あった、生命の危機を感じるほどの運転状態のヤバさ。ギアを握る手がガタガタ震えており(車の振動のせいではない)、ルームミラー越しに見る彼の目は視点が定まらず、見るからに安全運転できる状態ではない。
「あなた大丈夫なの??お酒でも飲んだの??一体どうしたの?普通じゃないよ…」との私の問いかけにも、うつろに「大丈夫だよ。どこも変じゃない。」と言う。

雇用3日目以降、夫A-さんへは「とにかく不安だ。あのドライバーさんは本能的にヤバイと思う」と毎日のように訴えた。帰宅後、もしくはあまりの不安時には、日中でも電話で毎日のように聞かされる妻の訴えは、夫にはただの「愚痴」にしか取れなかったようで、「性格が合うとか合わないとか、我儘ばっかり言ってないで、安全運転で行って帰ってこられるという必要最低限の勤務状態だけを求めればいいんだ。それ以上のことを求めすぎてるんじゃないのか?ちょっとは我慢して、長期的に見てみたらどうだ?短期間でそんなにドライバー変えても仕方ないだろう!」とあまり怒らないA-さんに珍しく怒られた…。

それでも私の「本能的な拒否感」は止まなかった。
そしてとうとう、「その日」が来てしまった…。
土曜日の昼下がり、いつもなら楽しい鉄男のサッカークラブへの道のりが緊張で脂汗が出るような事態になった…。
グランドへ向かう道中、ドライバーからの変な匂い。アルコールのような、ミントのような鼻がスッとするような匂い。
ギアの握る手は尋常でなくブルブル震えている…(汗)
ルームミラー越しに見る彼の目は「ヤバイ」そのものだった…。時折睨む様な、そして宙を仰ぐ様な目の動き。
お腹の大きな私の横には鉄男とチーコの二人の子供が。咄嗟に夫A-さんに電話をかけた。「ドライバーが恐い!ホンマにやばいかも。事故るかもしれんへん!!助けて~」と必死で訴えた。A-さんは「とにかく引き返して家に戻れ!もう今日は運転させずに帰らせろ!」と。
その電話の会話中でも、ドライバーの瞼はくっつきそうなまでにトロトロである…。思わずヘッドレストをバンバンッと叩き「ちょっと、しっかりしてよ!!!!眠たいの?!何したの?」と怒鳴る。

ドライバーはとうとう切れた…。急に勝手にUターンする。
「あぁ、眠いさ!眠いのに理由もクソもあるか!!俺は帰る!!もうアンタとは働かない」
「眠いって、アルコールかドラッグかやったの?あなた変な匂いがするわよ!とにかく安全運転で家に戻って!それまでしっかりしてよ!!」

横にいる子供たちは、母の剣幕とドライバーの尋常でない様子に怯えきっている。お腹を守り、子供たちを両脇に抱きかかえるようにして、家までとにかく無事に着きますように、と祈るばかり…(涙)
家に戻り、車の鍵を奪い取り、「もう今日でお終い!明日からは来ないで!」と言う私に、「今日までの給料を払え。」と言ってくる。もう懲戒免職だろうし、「何言ってるの?話があるなら夫と明日話して!今日はとにかく払わないから!」「払え!」「払わない!」「払えよ、アンタ!!」の押し問答…。

そして急いで鉄男の毎週末の楽しみのサッカーに行くため、タクシーに乗り換えてグランドへ。
なんだか、広くてフカフカシートの安全運転のアンバサダーに揺られながら、涙が溢れそうになった。
今までずっと、子供たちの前でだけは、スタッフとの醜いやり取りは見せるまい、と心に誓って2年間やってきたのに、その大鉄則を犯してしまった。

子供たちに謝った。「さっきは凄く嫌なところ見せちゃってごめんね。お母さん、インドは好きだけど、こういう時だけは、たまらなく辛くなる…。ごめんね、ごめんね…」
すると、鉄男が言った。「仕方ないよ。そういう時もあるよ。それにさ、これも良い経験になったんじゃない?これから僕たちがイタリアとか、ドイツとかどこの国に住んでも、お母さん、ドライバーさんの問題だけはきっと上手くできるようになってるよ。」

それを聞いて、思わず笑顔になった。鉄男は子供なりにも、私の考え方をきちんと理解してくれていたんだ、そう思うと今までの苦労が報われた、と言うか、子供の成長を目の当たりにして嬉しい思いが押し寄せて、また涙が出そうになった。
あまりに泣いてばかりもいられないので、笑いながら、「経験かぁ。嫌なことは1、2回だけ経験すれば十分やなぁ…11回はやり過ぎやな(笑)鉄男ちゃんだって、血を採る注射とか、1、2回すれば痛いってわかるやろ。何も11回もせんでもさぁ…」と言うと「それもそうだねぇ」と笑っていた。

夜、夫の帰宅後、八つ当たりもいいところで、「A-さんが私の訴えを真面目に聞いてくれんかったから、こんなことになったんやで!!」と怒る私。「そうだなぁ、ごめんなぁ。怖い思いさせたねぇ、すまんかったねぇ…」と言う夫。
11人目ドライバーの最悪な最後の日、もう最高潮に自分のドライバー運の悪さを呪い、そしてこうなったのは自分に非があるのか、と泣きそうだった時、家族に救われた。何も言い返さず怒りを受け止めてくれた夫、「これも経験だよ」と慰めてくれた鉄男。
山あり谷ありのインド生活、家族が一緒だからこそ乗り越えられる。鉄男の言うように、これから同じような問題が起こっても、きっとうまく対処していける。私の心臓、逞しすぎて、もう毛だらけかもしれないなぁ…(笑)
[2008/03/13 22:06] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(8)
可愛いでしょ?
インドではプロパンガスが主流だ。街中には、ガスシリンダーを大量にくくりつけた配達の自転車が走っている。でも、これが見ていてとても危なっかしいのだ。
運んでいるものが「取り扱い危険物」であるにも関わらず、「良いのか、こんなので?!」と余計なお世話だろうけど、いまだに見るとハラハラしてしまう…(汗)
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大渋滞の道路で、車間距離もとっていない車列すれすれをガスシリンダー5,6缶括りつけて、ヨタヨタと通っていく。衝突でもしたら、転倒でもしたら、ガス爆発するんじゃないのか?!とヒヤヒヤものである。

とか言いながら、結構ガスシリンダーの形や色が好きな私。そんな私が一目惚れして即買いした物がコチラ。
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ガスシリンダー型の貯金箱。
残念ながら割らないと中身を取り出せないので、使用開始は本帰国後と決めていている。頑張って500円貯金をするのだ!そしていつかの家族訪印旅行の足しにできれば・・・と思っている。

変てこな物に目がなく、何でも衝動買いしてしまうので、我が家には色々なものが溢れている。その上「捨てられない性格」と来ているから、一体どうなるのやら・・・(汗)
[2008/03/11 21:46] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(7)
春の家族遠足
去年の今頃はまだ長袖を着ていたのに、今年は2月終わり位から、一気に春を通り越して夏に入ってしまったようだ。・・・といっても、まだまだ序の口の暑さですが(汗)
日本人感覚で、28度というと真夏だけど、ここインドでは「あぁ、まだ28度か。まだまだ涼しいもんだ」と思ってしまう自分が怖い…(汗)早くも車内はクーラーをがんがん効かせ、室内では天井ファンを回さないとやっていけない暑さ。

そんな中、「まだ涼しいうちに動物園にでも行こう!」と思いたち、家族でデリーの動物園へ出かけてきた。日曜の昼下がり、動物園は家族連れやカップル、10人以上の大家族総出の面々で大人気。
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カートに乗り、風を切りながら園内を走り回る。去年も2度来ているけど、子供たちは何度来ても嬉しいようで、大ハシャギである。
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子供の成長を感じたのは、二人とも去年来た時のことを覚えていて、「象さんが大きなウ○チをしたんだよね~」とか去年の状況を鮮明に話してくれる。そして、鉄男は動物辞典で得た知識を参考に、「カバは鼻が上についているから、長いこと水に潜ってても平気なんだよ」とか「蛇は鳥と同じで、卵から生まれるんだ」と解説までしてくれるようになっている。
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ホワイトタイガーに赤ちゃんが生まれたと聞いていたので、ホワイトタイガー一家を拝めるかと期待していたけど、ファミリーの姿はなく、一匹ウロウロしているだけだった。
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それにしても、インドの人々は熊やライオン、トラなどの前に来ると、大人でも「どっからそんな声出してるんだ?」と思うほどの威嚇の雄たけびをやたら挙げている…(笑)
可愛そうに、ホワイトタイガーはそれに対抗して、ガオガオ食って掛っていた…。
そして面白いのは、やたらと携帯電話のカメラで動物を撮影しているインドの人々の姿。
あぁ、これじゃ、動物観察じゃなくてインド人観察になっている…(笑)

そしてさらに動物観察から外れて…(笑)
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『動物をいじめたり食べ物を与えたりした場合は、罰金2000Rs(約6000円)か、6ヶ月の懲役、もしくは両方の罰をうけることになる』との警告看板。半年の懲役は長いなぁ…

正直、これからもっと暑くなると、動物園はかなりキツイと思われる。日陰はあまりないし、暑くてムッとして、いろんな臭いも立ちこもる。
行くなら本格的な夏が来る前の今か…いや、もう遅いかな?

それにしても、流石に暑いとはいえ「春」だけあって、色とりどりの花が咲き乱れ、とても綺麗で、まさに春の遠足といった気分だった。
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情報として
ニューデリー動物園
入場料は「インド滞在証明」の掲示で、外国人価格50Rsの1/5で、インド人価格の10Rsになる。
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最後にまたまた関係ないけど…
この動物園でもカンニャークマリで見たような、怪しいゴミ箱があちこちに見られた(汗)インドってゴミ箱社会、特定の会社の独占状態なのかな??個人的には、もうちょっと可愛いデザインをお願いしたい…(汗)
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[2008/03/10 09:35] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(2)
老舗のお菓子屋さん
デリーの中心地であるコンノートプレースに、創業1926年の老舗菓子屋さんがある。ナッツのタルトやデコレーションケーキをはじめ、ピーチやアップル、ジャム入りなどのデニッシュ類も豊富で、チーズケーキ、フルーツクリームケーキなどなど、ショーケースには可愛らしいケーキが一杯!
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どれも美味しそうで、目移りしてしまい、ただただショーケースの前をウロウロして、まるで動物園の熊状態の私…(汗)
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日曜日の昼下がり、同じくコンノートプレースにあるケンタッキーで家族で昼食をとり、食後のデザートに!と寄ったのだけど、あまりに決められない私に家族は痺れを切らし、「外で待ってるから!」と冷たい言葉…(涙)

店内はクッキー、ケーキ、パンとコーナーごとに分かれており、各コーナーで欲しいものを店員さんに言って箱詰めしてもらう。そして注文書をもらって会計で支払いを済ませ、レシートを持って各コーナーで商品受け渡し、となる。
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流石老舗だけあって、店内は混雑しており、見るからに「甘いの大好き!」という見事な体格のインド人達でいっぱい。

もっと色々買いたかったけど、今回買ったのは、チーズケーキタルト、レモンクリームロール、シュークリーム、アップルデニッシュの4点。ちなみにこのコーナーではどれも1個40Rs。
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私の希望ではそれぞれちょこっとずつ味見をしながら食べたかったのだけど、それも適わず、それぞれが選んだものをペロリと平らげてしまった…(涙)
ちなみに、私の選んだレモンクリームロール、さっぱり味のレモンクリームが癖になりそうな、ふんわりバニラスポンジのロールケーキで、今までインドで食べたロールケーキの中ではピカイチの美味しさ!

店内や店構えも老舗の風格が漂っており、お持ち帰り用の箱がこれまた可愛いくて、センスが良いのだ!
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おやつタイムに、お呼ばれの手土産にどうでしょう?

情報として・・・
店名 Wenger's
住所 A-16 Connaught Place
営業時間 10:00~20:30 無休
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[2008/03/08 22:36] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(3)
宅配天国
インドは宅配天国である。大体どんなものでも手数料や宅配料無しで、自宅まで配達してくれる。なんとマクドだって宅配してくれるのだ!
新聞のチラシに入っていたマクドの宅配オーダー広告。何とも美味しそうな形のチラシである(笑)
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ただ、我が家はあまりマクドは利用しない。子供たちの好きなハッピーミールは、ハンバーガーもスパイシーで大人でもヒーヒー言ってしまう辛さだし、おもちゃも「今月はポケモン!」とか謳って、ショーケースに玩具が4つとか並んでいても、選択肢はなく一種類だったりする…(涙)

「浦島太郎状態」の私には、日本のマクド事情は全く分からないけど、「ギガ」とか「メガ」とかのボリュームたっぷりなバーガーに匹敵するものとしては、チキン・マハラジャ・バーガーがある。でも、あくまでもここはインド。ベジ・バーガー(野菜コロッケがはさんである)はあっても、ビーフ・バーガーは有り得ない・・・(涙)
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マクドの他にも、日本でもおなじみ「ドミノピザ」もある。謳い文句は世界共通であるのか、『宅配30分以内の保証付。30分以上かかったらタダにします!』はインドでも宣伝されている。
お腹が減っているのだから30分以内に届けば嬉しいはずなんだけど、時間内に届くと「あぁ~あ…。タダじゃないか…」と思ってしまうところが超庶民(以下?!)な私。
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そして、そして、何よりも嬉しいのが、私たちの住む地区内にごく最近オープンした、インド料理レストランチェーン店のモティ・マハール・デラックス!!もちろん宅配もしてくれる!!
このインド料理レストラン、チェーン店としては個人的に一番大好きなお店。インドの人にも人気があり、開店と同時に凄い人気である。薬局・スーパー・散髪屋などの店員さんも、どこもこの店の宅配ナンやチャパティ、ダール(豆カレー)を頬張っている。
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お家で手軽に美味しいインド料理宅配が現実となった、ワーイ!!これで我が家の休日の食卓も華やぐと言うものだ。自分で作れ、という声が聞こえてきそうですが・・・(汗)

情報として・・・
店名 Moti Mahar Delux
住所 C-4, C-Block Market, Vasant Vihar
電話 4601-6233/44/55
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[2008/03/06 10:39] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(8)
赤ちゃんの名前
せっかくインドで授かった命。生まれてくる子供には、是非、インドに因んだ名前を!と考えている私。
でも、夫A-さんはあまり乗り気でない…(汗)その理由は「一生インドに付きまとわれそうだから…」「インドのつらい時期を忘れられなさそうだから」などなど(笑)
とかなんとか言いながらも、夫A-さんは基本的にどんな国に行っても楽しみを見つけられる性格で、ここインドでも、古典音楽やらボリウッドやら怪しい電脳街まで楽しんでいるのだから、「インドに因んだ命名」は強行するつもりだ。

そこで、購入したもの。『インドの子供の名前』の本。
AからZの順で、インド人の名前がズラリと男女・宗教・意味などに分類されて載っている。
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例えばAの名前一覧
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Aadi 男の名前 「第一に・最重要」
Aafreen 男・女の名前 「励まし」
Adinath 男の名前 「第一の化身(ヴィシュヌ神の化身)」

といった具合。
「音が日本の名前にしても変でなく、そして意味も素敵なものを」という観点でズラリと並ぶ名前に目を通してみると…
Kanta(カンタ)女の名前 「美女」
Mayuri(マユリ)女の名前 「孔雀のメス」
Meena(ミナ)女の名前 「青い宝石」
Anju(アンジュ)女の名前「心に住む者」
Naotau(ナオト)男の名前「新しい」

と色々あるんだけど、見れば見るほど分からなくなる…(涙)

ところで、今回の妊娠での心強い味方は、会社の通訳であるキラーンさん。今まで一人で頑張ってきたけど、色々な検査で精神的に疲れてしまっていた私を「もうほって置けませんから。私に何でも言って下さいね!」と励ましてくれる、本当に頼もしい味方。彼女と話していると、病院の待ち時間もあっという間で、インドの出産・医療・生活・女性の地位・習慣などなど、ありとあらゆることが勉強になる。日本で留学されていたこともあり、日本とインドを比較する目も持っていて、それがまた客観的で「なるほど!」と納得させられることが多いのだ。

キラーンさんと子供の名前について話していて、とても参考になる素敵なお話を聞いた。
キラーンさんのご家族は、みんな「太陽」に因んだ名前なのだという。
ご本人・キラーン「日輪・太陽の光」
ご主人・サンディープ「太陽の恵み」
息子さん・アーディティヤ「太陽」

我が家の二人の子供たちも、命名の共通点として「世界に羽ばたく」意味を盛り込んである。なので、3人目の子供にも是非!と思うんだけど、正直なところ、どうもネタ切れで困っている…(汗)
そしたらキラーンさんが「私もここまで一緒にやってきたし、是非命名に参加させてください。インドの立派な名前を考えますよ!」と言ってくださった。
なので、キラーンさんには「世界に羽ばたく」意味合いのヒンディーの名前を選んでもらって、それに漢字を当てればいいのではないか、と名案を思いついた。
キラーンさん、どんな名前を考えてくれるのか、わくわく楽しみだ。これまたインドの忘れ得ない素敵な一生の思い出になるだろうなぁ。何よりも色々な人から楽しみにされて生まれてきた証拠になる、最高の贈り物だと思う。
[2008/03/03 22:17] | インドで妊婦生活 | トラックバック(0) | コメント(12)
映画 ”TAARE ZAMEEN PAR”
もうご周知かと思うが、我が家は家族そろってボリウッド映画好き。鉄男はサントラをランダムに流すだけで「これはカルホナホ。これはドン!これはサラーメイシュク!」などと、それぞれの曲がどの映画のサントラであるかを即答できるスゴ技(?)を持っている。チーコもダンスクリップを観ているおかげで、歌を聴くとボリウッド特有の振り付けで踊り始める…
こうやって書いてみると、改めて我が家の子供たちって、良いか悪いか(汗)、かなりモロに親の影響を受けている…

今年のお正月、いつもは夫婦でしか行っていなかったけど、子供たちの強い希望で、初めて家族でボリウッド映画を観てきた。アーミル・カーン監督作品でフィルムフェアーでも数多く受賞した作品『TAARE ZAMEEN PAR』である。まだ映画館でも上映しているし、受賞作品でもあり、かなり泣かせる素晴らしい出来なので、観に行かれてみてはどうでしょう?
TAAREZAMEENPAR02.jpg

あらすじは…
小学生のイシャーンは、空想が大好きで絵を描くことが何よりも大好きな腕白坊主。でも勉強は大の苦手で、教科書を読むこともノートをとることさえも出来ず「落ちこぼれ」とされていた。家では出来の良い兄がおり、兄弟仲は大変良かったが、忙しいビジネスマンとして活躍する父は、あまりのイシャーンの出来の悪さに困り、母は身の回りのことさえもきちんと出来ないイシャーンに振り回されている。

そんな中、父はとうとう、イシャーンを寄宿学校に転入させ、規則正しい戒律にのっとり、彼を軌道修正しようとするが、イシャーンは軍隊並みの寄宿学校生活で、どんどん自分の殻に閉じこもり、好きだった絵を描く意欲さえもなくし、自暴自棄な毎日を送る。

ところが、美術のニクンブ先生(アーミル・カーン)との出会いをきっかけに、イシャーンは変わっていく。ニクンブ先生は、イシャーンが読み書きが出来ないのは怠けているからではなく、文字の認識が出来ないという一種の障害が原因である、と気づく。実はニクンブ先生自身が幼い頃、同じ障害をわずらっており、克服した経験から、イシャーンの教育係を申し出て、独自のトレーニングで文字や形の認識、書き写しなどを習得させ、何よりもイシャーンに自信を取り戻させることに成功する。

ニクンブ先生は校内美術大会を企画。この日は先生も生徒も関係なく、好きなように絵を描き、ニクンブ先生の師匠である先生に批評してもらう、というコンテスト。
いつもは威張っている教師が、実はものすごく絵が下手で生徒に笑われて、照れ笑いをしていたり、絵のアドバイスを逆に生徒に受けたりと、和気藹々と絵画活動が繰り広げられる。

イシャーンは、寄宿学校転入以来、殻に閉じこもり、絵も描いていなかったが、彼の独創的な絵画センスはやはりずば抜けており、最優秀賞を受賞。
その頃には文字認識の障害も克服し、自信みなぎる子供になっていた。そんな我が子を見て、父は自分の不甲斐なさを嘆き、そして改めて息子の愛おしさを感じ、母も兄もありのままのイシャーンを受け入れ、抱きとめられるようになる。そしてニクンブ先生とイシャーンは何物にも代え難い強い絆で結ばれる。


この映画、本当に親子そろって楽しめた。子供たちは、ニクンブ先生が登場するダンスシーンをTVで何度も観ており、その場面になるとノリノリで踊りださんばかり(笑)
親である私たちは、やはり父と母で感情移入する場面や感じ方が違うようで、それぞれでグッとくるシーンも異なり、近くで凄い号泣が聞こえると思って横を見てみたら、それが夫A-さんで驚いたり…

子供の感受性の強さや才能、それを摘み取って壊してしまうも、暖かく育んでより一層伸ばしていくも、全ては周りの大人次第なのだ、と感じた。そして改めて親の責任は重大だと、背筋を伸ばした。

結局、フィルムフェアーでは、この映画が最優秀作品賞と最優秀監督賞をとったわけだけど、個人的には、SRK(シャールクカーン)の”Om Shanti Om”がボリウッド映画の醍醐味を全て網羅していて良かった気がする。でも、心に訴える作品としては文句なしだから、確かに優秀作品には間違いない。
ちなみに、夫A-さんもフィルムフェアや今回の受賞予想など、珍しく毎日のようにブログ更新していたので、こちらも宜しかったらどうぞ…(笑)
[2008/03/01 23:06] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(7)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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