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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
食べたい病
妊娠時期って「今すぐに、どうしてもこれが食べたい!!」って思うこと、ありますよね?ところで、妊娠3回目で、今回の妊娠時期のつわりが一番辛く、長引いている。あまり食が進まなかったり、食べられていた物が受け付けなくなったり、食も今まで通りというわけにはいっていない。

そんな中、自分でも異様な食欲を感じ「これが食べたい!」と思ったが最後、本当に食べるまで落ち着かない「発作」が出る時がある…(汗)
毎回その「食べたい発作」の対象は異なるんだけど、スイカだったり、お餅だったりベビースターだったり…その中でも多いのが、スパイスの効いたインド料理。

先日も発作が出て「ビルヤニ(インドのスパイス炊き込みご飯)が食べた~い!!!」と自分を抑えられなくなって、急遽運転手のクマールさんにお気に入りのインド料理屋さんへ走ってもらった。
インド人ビジネスマンやおじさん達・学生で込み合う店内。一人でビルヤニを頬張る。辛いのが苦手な私。涙を流しながら、ハフハフ言いながら口元をハンカチでぬぐいながら、ビルヤニをひたすら食べる…

相席のインド人おじさん達とのお喋りも楽しい。
「お国はどこなの?」
「日本です。でもデリーに住んでるよ」
「留学生?お仕事しているの?」
「夫がこっちの○○で働いているの。(ありがたいことに○○はインドでは知名度が高い)主婦で妊婦だよ」
「え~、全然お腹大きくないよ(驚)!うちのカミさんのほうが、妊婦じゃないけど腹は出てるよ(笑)」
なんてやり取りをしながら、食べ方のコツなんかも教えてもらって、久しぶりに楽しいランチタイムを過ごせた。

ここのビルヤニ、本当に美味しい。山盛りになったビルヤニの中には、柔らかいチキンがゴロッと隠れていて、御飯に別注文のチキンカレーをかけて食べる。それだけでは辛いので、付け合せのヨーグルトを混ぜながら自分で辛さを調節。
これだけ食べて、お値段は190Rs(570円)
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お店は以前「ケバブロール」でご紹介したNIZAM'S
ビルヤニにはチキンとマトンがあって、両方とも肉がとろけるように柔らかくて最高。是非お試しあれ!
お店で一人黙々とビルヤニをかっ込む日本人妊婦がいたら、それはきっと「発作」を起こした私だと思います(笑)
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[2007/11/30 12:20] | インド料理 | トラックバック(0) | コメント(5)
手紙
鉄男が小学校にあがって9ヶ月。その間、平仮名・カタカナを習い、最近では漢字も学習し、文字を書く楽しみも漢字練習宿題の辛さも味わっているようだ。

文字が書けるとやはり嬉しいのか、やたらと手紙をしたためてくれる。学校の家庭菜園で育てたほうれん草をお土産に貰ってきても、ガサゴソして母に手渡さない。「待ってて。良いって言うまであっちの部屋で待っていて!」となにやらニヤニヤ顔。
待つこと数分。「ハイこれ」と渡された物はビニールに入ったほうれん草とお手紙。
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言った方が早いのに、こうやってわざわざ手紙で書いてくるところが何とも可愛らしい。

喧嘩をしたときもそうだ。「おやつ食べたら、遊ぶ前に宿題しなさいよ!」「ちょっと待ってよ~」「DVD観る前に宿題やろ!」毎日のように繰り返されるこのやり取り…
そして母は強攻策でTVのスイッチを切る(怒)
すると「お母さんとはもう口利かない!!」と言い捨て、部屋の隅でガサゴソやっている。
待つこと数分…怒った顔で手紙を私に差し出す。
「お母さんなんて大大大(大の字19個連続…)好きなのに、怒るなら大大(大の字5個連続…)嫌いになっちゃうからね。」
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思わず笑いそうになったけど、真剣な顔に私も芝居を打つ。顔を押さえ泣きまねをして寝室へ走り去る。後を追ってくる鉄男。そしてまたガサゴソ。
嫌いの文字を消して「好き」に書き直してくれてある。
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またププっと笑えるのだが、ここはギュッと抱擁。そして甘い言葉をささやき、宿題をする約束をさせる(笑)

父の帰宅を待ちながらベッドでゴロゴロしている時も、寝室のドアに張り紙をする鉄男。
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そして帰ってきた夫A-さんが、布団のユラユラしている箇所をめくると鉄男が「バァ~!」と飛び出す(笑)「あぁ、ビックリした~!」なんて大笑いする。

なんだか、字が書けるって幸せで嬉しいことなんだなぁ、と鉄男を見ながら思った。大人になったら当たり前のことでも、子供の目を通して色々な発見があるのが新鮮でありがたい。日々バタバタと過ごしてしまいがちだけど、こういう発見も見逃さずにやっていきたいなぁ、と改めて感じた。
「育児は『育自(己を育てる)』」。
そして担任の先生が教えてくださった「教育は『共育(共に育つ)』」
奥深いですなぁ…。

[2007/11/29 11:18] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(5)
病院探し
「インドで出産するつもりだ」と言うと、日本に住んでいる友達は「病院とか大丈夫なの?一体どんな所で産むつもり?」と心配してくれる。
きっとその心配は「インドの病院=日本人には到底考えられないような状態の病院」という図式から来ているのだと思う。
ところが、どっこい。それこそどこの国でもそうだけど、インドの病院と言っても、ピンきりだ。日本にだって、まるで高級ホテルのような病院もあれば、普通の個人病院や自宅のような助産施設だってある。

産婦人科医師探しと同時進行で、これまた苦難の道をたどった私の病院探し。現在は無事に「ここなら安心して産める!」と思える病院も決まったけど、見つかるまでは自分に合う病院を求めて転々とさまよった。

まずは私のインドにおける産婦人科病院探しの条件
①運転手さんの帰宅後でも、タクシーで迷わず行ける分かりやすい場所にあること。(どんなドライバーでも必ず知っている、ある程度有名な病院であること)
②産婦人科の医師が、同時間帯に一人ではなく、数人勤務していること。(担当医がお産にかかっていても代わりで診てくれる医師がいるかどうか)
③病院の医師・看護士・スタッフの衛生観念が自分と同等であること。
④分娩・出産・入院施設及び設備の状態が、自分の理想に近いもの。

鉄男もチーコも日本の普通の個人産院で産んだので、私の病院への理想が並外れて高い、という事は無いと思う。なのに難航した病院探し…
私が実際に医師の診察を受け、行った病院をご紹介。

①FORTIS la femme(フォーティス 女性専用病院)
この病院が在留邦人を含め、外国人の利用も一番多く、デリー界隈では一番近代的で最新設備を完備している、との評判。入院室もホテル並の豪華さ。そして診察料・検査費用・部屋代も高い…
同時間帯に4,5名の医師が勤務しており、それぞれが2,3時間ごとに入れ替わるようだ。実際、この病院で出産している日本人は多い。
ただ、我が家から病院到着まで1時間近くかかり、病院の場所も少々分かりづらく、夜中にタクシーで行くのは困難と思われた。
まるでホテルのロビーのような病院内。
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②ROCKLAND Hospital(ロックランド総合病院)
日本人が多く住む地区から近いし、大使館の医務官と面識のある医師が多く、紹介があれば対応も凄く良い。近代的だが、個人的には衛生面がいまひとつの感が否めない。例えば、内診台のシーツは患者ごとに取り替えない、採血・検尿を検査スタッフが手袋・手洗いなしに同時進行で行っている、注射針・血液付着物の取り扱いがいい加減、等など。
あとどうしても嫌だったのが、産科で区別された入院室がなく、場合によっては男女同室になる、ということ…有り得ない(汗)
超音波室、内診室の前に係の人がいないので、診察中に突然知らない男性(たぶん自分の身内がいると思って)が入ってきたりして、何度も嫌な思いをした。

③APOLLO Cliniq(アポロ クリニック)
バサントクンジに救急外来病棟と、ネールプレース近くに本棟がある。産婦人科は本棟にのみ。超巨大総合病院で、内部のホールはまるで駅のコンコースのような混雑振り。混雑時には我が家から1時間半かかり、人が多すぎる、施設が巨大で検査ごとに建物が異なったりと移動・待ち時間だけでも大変…ただ、腕の良い医師は揃っている、とインド人の間では評判のようだ。
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④MAX Super Speciality Hospital(マックス)
デリー近郊あちこちに病棟をもつ総合病院。特に産婦人科・心臓外科は最新設備の新しい病棟がデリー南部のサケートにある。私が最終的に決めたのもこの病院。自宅から混雑時も30分以内で行ける。なにより、産婦人科医師も複数勤務しており、出産・入院施設も簡潔・清潔で問題なし。スタッフの教育も行き届いている。
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入院室・分娩室・陣痛室・新生児室も見せてもらったが、専用のローブに着替え、靴カバーも義務付けられている衛生面での徹底振り。入院患者への面会もナースステーションを通過してのみ可能。こういうことも決まりとして確立しているのが安心できる。
入院室(勿論、産婦人科病棟専用で男女同室はない)個室
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個室のシャワー・トイレ これまた清潔
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陣痛・分娩室(普通分娩ならここで)
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産後直後の赤ちゃんの処置台
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分娩室(帝王切開の場合はここで)
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新生児室(ガラスで隔たれた部屋からも内部が見られるようになっている)最新鋭の設備と完全な警備体制
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診察の間、待合ホールには子供が遊べるプレイゾーンや授乳室まで完備。
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ただ、ここも大総合病院なので、患者は多く、検査ごとにエリアが異なるので、「各検査の支払い・予約ブース→検査室へ」と移動・待ち時間はあるものの、清潔なカフェや本屋さんもあるので苦にはならない。
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病院のロビー
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「高度出産医療施設」として表彰された病院は、北インドではここMAXが初めてらしい。
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グルガオン方面の近代的な産婦人科も勿論あるけれど、州をまたぐとタクシーでの移動は複雑になるので、私の場合、デリーの病院のみを探した。(グルガオンはハリヤナ州に属し、デリーとは別州)

今回病院・医師を探す間、色々な方から有益な情報を頂いたので、これからインドで出産を考えておられる方、喜んで情報提供します。ただ、お勧め医師の携帯番号など個人情報も含まれますので、情報の必要な方は、メールフォームにて私宛にメールを頂ければ、と思います。
ただでさえ不安の多い妊婦時期、医師・病院探しで苦労するのはお勧めできませんからね…(涙)

MAXの産婦人科病棟の飾り
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[2007/11/27 11:18] | インドで妊婦生活 | トラックバック(0) | コメント(14)
マレーシア旅行2~食事編~
マレーシアのクアラ・ルンプール、何が良かったって、そりゃぁ食べ物です!!(笑)
2泊3日のKL旅行の決め事は…
①後悔のないように食べたい物は食べる
②ケチケチせず、この際金額は無視する
③子供の好きなものをお腹一杯食べさせてあげる
これら全てを貫徹したので、後悔は残っておりません!(笑)

インドで暮らして1年半余り。知らず知らずのうちに、自分の思考回路から「日本食の食べたいもの」は締め出されてしまっていたようで、KLの日本料理屋さんで豊富な「写真入りメニュー!」を目にして思い切りうろたえる自分がいた…「何食べよう?」ではないのだ。「うっ、全部食べたい。何を食べて良いのか分からない!」そして「せめて記憶に残そう」とおもむろにカメラで撮影してしまう悲しい自分。
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まず初日。空港に着くなり朝から「ビーフバーガーを食べよう!」とBURGER KINGへ。個人的にはマクドよりもBURGER KINGの方が好き
久しぶりのビーフバーガー!これまたジューシーなビーフパテが最高で親子で唸りまくり…(笑)

そして昼食は「ラーメン食べよう!!」と、夫A-さんがネットでチェックしていたラーメン屋さんへ。メニューを広げるも、決められない…。
「ラーメン」だけでも味噌・醤油・チャーシュー等など選択肢が一杯!
注文後、料理が来るなり我を忘れて食べ始めるものだから、当然画像なんて残っちゃいない(笑)
「ココは帰る前に絶対また来なければ!」と万丈一致で決まり。
そして最後のKLでの食事にカムバック!ちゃんと撮影もした。
あぁ、味噌ラーメン、最高だった~。
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子供たちにも枝豆を一人一皿注文してあげて、夢中で食べる不憫な我が子…(涙)枝豆、ベランダで栽培することにしよう!

「楽しみは最後に」派の鉄男。全部むいてから味わって食べる…
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「楽しみは我慢しない」派のチーコ。むきながら食べるからすぐに無くなり泣き出すパターン…
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ラーメンでお腹が一杯にも関わらず、次に向かうはパン屋さん。アンパン・メロンパン・チーズ蒸しパン・シュークリーム・調理パン等など。これまた「食べたいもの何でも入れて良いよ!」と皆でパンやデザートのプリン・シュークリームも買う買う!
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ホテルに戻り、夜の屋台街へ繰り出すべく一眠りし、21時頃からお出かけ。ブキッ・ビンタン地区のアロー屋台街にて、新鮮な魚介が並びお客の多い屋台で、蒸し蟹・ミーゴレン(マレー風焼そば)・牡蠣の炒め物などを食べる。これまた最高!!
熱気ムンムンの屋台街
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プリッ&ほっこりの絶品蒸し蟹!
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2日目。市内観光の合間に「とにかくお腹が空いたら、食べたいものを食べる」という超不規則な食生活を送る。お陰で、フカフカ&ジューシーな肉まんやインドには無いハーゲンダッツのアイス、マレーシアのかき氷「アイスカチャン」、吉野家の牛丼、これまたインドのマクドには無いアップルパイを心置きなく食べる。
マレーシアかき氷「アイスカチャン」美味しかった~
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そして最後の晩餐。やはりどうしても食べたいのは「SUSHI」ではなくて「寿司」!もちろん握りの「松」で、追加でウニ・アナゴ・イクラや一品料理だってお酒だって何でも注文しちゃう!何と言っても「最後の晩餐」ですから…(涙)
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ちなみにこの松握り、先日紹介した「SUSHI屋」の握りより安い…

鉄男のお腹はまさにはちきれんばかりで、プチオヤジ状態…。でも、本当に美味しそうに、そして幸せそうにバクバク食べる我が子の姿は何とも嬉しい。

伊勢丹の食料品売り場は、マレーシアにありながら、まさに「日本」であった。刺身・寿司・手作り豆腐・生麺・ケーキなどなど。
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極めつけは「北海道展」!!冷凍ズワイ蟹や数の子・鮭など、まさか海外で入手できるとは夢にも思わないお宝がズラリ勢ぞろい。
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2泊3日、物欲・食欲に身を任せ、インドの自宅に帰ってきた私たち。荷物を片付けながら、伊勢丹の袋を見て思わず呟いてしまった。「あぁ、もう伊勢丹もラーメンも何もないんだね…(涙)」
それを聞いていた鉄男。「そんなん無くてもいいやん(笑)」と笑顔でサラリと言ってのけた。
驚いた!「マレーシアでは一杯食べたし、インドにはインドの楽しさがあるやん」と6歳の息子に教えられた…そうだ、その通り。
インドでは食生活が日本のようには行かないのは当然であり、そういう状況にあるからこそ、余計に日本を感じることができるし、感謝することもできるのだ。
鉄男よ、物欲・食欲の塊の母を目覚めさせてくれてありがとう。
あぁ、それにしても、デリーにも美味しいラーメン屋さん、できないかなぁ(笑)
[2007/11/24 18:07] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(8)
マレーシア旅行1~観光編~
インドの病院不信に陥っていた頃、「日本じゃなくても良いから、せめてどこか日本語で受診できる産婦人科にかかりたい!」と我侭を言って、夫A-さんにとってもらっていたマレーシアのクアラルンプールへの旅。今月2週目のディワリ休みに2泊3日でクアラルンプールへ行ってきた。幸い病院に行かなくてはならないような事態にはならず、食欲・物欲の旅となり、塞ぎ込んでいた後だったし、かなりリフレッシュできた。

マレーシアの首都・クアラルンプール、通称KL。私と子供達にとっては初めてで、夫A-さんは2回目。私と正反対で、地理に強いA-さんは一度行ったことのある場所なら、大概すぐに土地勘が働くように出来ているらしい。今回もとても頼りになった、素晴らしい!
夫A-さんのKL旅行記はこちらからどうぞ!

クアラ・ルンプールの観光。
KLのシンボルと言えば「ペトロナスツインタワー」。アジアで一番高いビルらしく、何とも未来的な輝く高層建築。
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内部は伊勢丹や紀伊国屋をはじめ、ありとあらゆるブランド店がひしめき合い、各国の料理が食べられるフードコートは国際色豊かな人々で溢れ、巨大なショッピングセンターにもなっている。
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そしてクアラ・ルンプールの巨万の富を支える国営石油会社「ペトロナス」の「ペトロサインス」という石油化学のアトラクション科学館も入っている。
設置された装置を触って遊びながら、科学の仕組みなどを理解できるようになっている。そういうのが大好きな鉄男は大喜び。
ジュラ紀を再現した展示場
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ヘリコプター・シュミレーションで行く、海上石油採掘基地を忠実に再現したオイルプラットホーム
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小高い丘に建つKLタワー。地上300Mの展望台まで高速エレベーターで上がっていくと、KLの街をグルッと見渡せる。所狭しと立ち並ぶ高層ビルやマンション群、縦横無尽に走る幹線道路やモノレール。
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日本では見慣れた景色だけど、インドにいる間にすっかり忘れ去っていた景色でもあり、「あぁ、そういえばこういう世界もあったよなぁ」と何だか懐かしい気持ちになった(笑)

水族館のAQUARIAにも行ってきた。こちらは90Mの長い水中トンネルが観物で、頭上をゆったり泳ぐエイやサメの姿を楽しむことができる。
爬虫類や昆虫も数多く、子供達はキャーキャー言いながら喜んでいた。
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ついでにインドと違った異国情緒を感じたのがコレ。
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イスラム教徒の多いマレーシア。ホテルの天井にも聖地の方向を示す表示がきちんとされてある。

歩き回るとお腹も張ってくるので、私は午前中ゆっくり寝させてもらって、その間、夫A-さんが子供達を街中やプールへ連れ出してくれていた。いつもながら子煩悩な頼れるパパさんである。子供3人連れて歩くA-さんの姿が早くも楽しみだわ(笑)
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2泊3日の短い日程なので、あまり観光も出来なかったが、のんびり休憩しながら大人も子供も十分楽しめたクアラ・ルンプール。また訪れたい場所だ。

[2007/11/22 22:33] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(5)
マタニティ&ベビー用品
3人目ともなると、お腹の皮膚の伸びも良いのか(?)、「ちょっとお腹大きすぎない?」と皆に言われるほどのデカイお腹になってしまっている…
医学的に正しいのかは不明だけど、1人目の時よりは2人目の時の方がお腹の大きくなり方も早く、3人目ともなるとそれ以上という事か?
とにかく、妊娠5ヶ月目にして既に普通服が入らなくなってしまったので、マタニティーウェアを買ったり、ナシームおじさんにコピーしてもらうために産後のお友達に貸して貰ったりしている。

また、ドンドン大きくなるお腹を支えるために腹巻を探していたのだけど、どの薬局でも「妊婦ベルト?あぁ、これだよ」と言って出されるのは決まって「サウナベルト」…(汗)箱の写真も明らかにダイエットや出たお腹をサウナ効果で引き締める!という感じ。「これって妊婦には逆効果でヤバイんちゃうの?」と思いながらも、行く先々で妊婦ベルトを探し求めていた。

そして思いがけず見つけたのだ。新しく出来たショッピングモール探検(それについてはまた後日)に出掛け、素晴らしいお店を発見!!
マタニティー・ベビー用品を始め、可愛い子供服(生後すぐ~5・6才用)や出産祝いの品々まで、種類も豊富で品質も良い物が一箇所に集まっている。お値段は日本より2,3割高めだけど、インドで買えるだけありがたい。

可愛いマタニティーウェアやマタニティーサポート下着売り場。
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ベビーベッドやベビーカー・チャイルドシート・ベビーバスもある。
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しかも、このお店、試着室も妊婦さんが腰掛けられるようにゆったりした椅子は置いてあるし、ベビーちゃんのオムツ換え・授乳室まで完備している徹底ぶり!すごい。
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インドで妊娠・出産をお考えの方々、こっちでもマタニティー・ベビー用品が色々と買えるのでご心配なく!
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情報として…
店名 MOTHER CARE
場所 ショッピングモール CITY WALK内 2階
住所 A-3 District Center, Press Enclave Road, Saket,New Delhi

[2007/11/21 21:12] | インドで妊婦生活 | トラックバック(0) | コメント(7)
大運動会
今年もデリー日本人学校・日本人会主催の大運動会が開催された。日本ならとっくに終わっている行事だけど、デリーでは涼しくなったこの時期に開かれるのが恒例だ。
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去年幼稚園児だった鉄男も今年は1年生。立派に鼓笛隊パレードや応援合戦・団体別リレーなどにも参加して、去年感じた「幼児」の可愛さとはまた違った「子供」の成長を感じ取ることが出来た。

10月から始まった運動会の練習。日本人学校恒例のインドの民族衣装に身に纏った子供達による「インディアンダンス」や、和太鼓・アコーデォンピアノ・お囃子・小太鼓・メロディオンなど等の器楽パレードの練習、応援合戦など等盛り沢山の内容。
鉄男も帰宅後の空腹度が激しく、「おやつ」にお菓子ではなくうどんやスパゲティーなどをオヤジ並みに平らげていた…(汗)そういう鉄男の姿からも去年とは違った「少年」に成長した我が子を感じて、嬉しいやら寂しいやらの母。

さて、運動会当日。晴天に恵まれ、日本人学校と日本人会の会員達がグランドに大集合。大人も子供も競技に打ち込み、気持ち良かった。
子供たちの一生懸命な練習の成果が見事に実を結んだ。
器楽パレード
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インディアンダンス
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応援合戦(すみません、鉄男が白組みだったもので…)
WINの文字が。素晴らしいアイデア!
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そして、そんな子供たちの姿をじっと塀の外から見つめる運転手さん達。ズラリと並んだ頭が笑える(笑)
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私は競技には参加せず応援に徹し、みんなに熱い声援を送らせていただいた。今年も成功に終わった大運動会、とっても充実した一日だった。
参加されたみなさま、お疲れ様でした。

話しはそれるが、見逃してはならないモノが校庭にある。
増え続ける幼稚園児童数のニーズに応えて、幼稚園舎の増築工事が始まり、新園舎完成までの間、臨時で校庭隅に建てられた幼稚園。その幼稚園の外壁に可愛らしい画を!、と幼稚園のママたちが力を合わせて描き上げた最高傑作。
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とても愛らしくワクワクするような可愛い園舎に生まれ変わった。しかも運動会でお披露目できるように、と超短期間で仕上げられたそうだ。
皆さんの涙ぐましい努力と、素晴らしい完成度に拍手を贈りたい気持ちで一杯です。幼稚園のママさん達もご苦労様でした!!

年内の日本人社会の大イベントも、残すは「大忘年会」のみ!
最近の話題と言えば「忘年会行く?」「何着ていく?」「福引何枚買う?」など等。これまた超楽しみな行事だ。
今年も残り僅か。年末に向けて準備も忙しくなり、季節柄冷え込みも厳しくなるので、皆様、どうぞご自愛くださいませ。

[2007/11/19 17:12] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0)
金曜特版
インドの新聞を取っていれば、必ずどの新聞にも付いて来るはずの「金曜特版」。向う1週間のイベントやお勧めスポットなどを特集したもので、各社で小雑誌みたいになっていたり、分厚い折込だったり形体は違うけど、どこも色々と工夫している。

我が家では'TIMES OF INDIA'紙を購読しているのだが、私がきちんと最初から最後まで目を通すのは、情けないが、この金曜特版の"WAHAT'S HOT"と同じく折込形式の'DELHI TIMES'のみ…(笑)
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DELHI TIMESには主にインド映画スターのゴシップやデリー近郊のショッピングモールのイベントや広告・上映中映画の評価・各映画館の上映時間一覧表などが掲載されている。映画を観る前に必ずチェックして、どこの映画館が一番都合が良いか、を調べるのに便利。
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個人的に、金曜特版の"WAHAT'S HOT"はかなり重宝している。これだけ見れば、いつどこでどんなイベントがやっているか、チケット入手法などもすぐにわかる。
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例えば、私も去年行ってかなり盛り上がった「国際トレードフェア」が今年も開催される。今年はまだ行っていないけど、去年の感想からして絶対お勧め!ちなみに去年の記事はこちら。(←色文字クリック!)

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『第27回 India International Trade Fair』
期間:11月27日まで開催 毎日10~20時
場所:Pragati Maidan (クラフトミュージアムの近く)
入場料:大人 平日25Rs 休日55Rs
子供 平日15Rs 休日25Rs
駐車場:会場周辺は駐車禁止
Pragati MaidanのGate No2の向かい側・National Stadium・
Jawahar Lal Nehru Stadiumにおいて6000台駐車可能

もう一つのお勧めは野外コンサート。
①ネルーパークにて古典音楽コンサート 11月17日夕方6時より
②バラタナティヤム・ダンスコンサート 11月18日19時より
場所:Ayappa Temple, Dilshad Garden

①は特にお勧め!去年も我が家は家族連れで行ったけど、星空の下、何とも贅沢な時間を過ごす事が出来た。古典音楽についてはこちら
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他には美術館・文化センターでの特別展覧会のお知らせなど等。

忘れちゃいけないのが「食イベント」!!(笑)
どこのホテル・レストランで「○○国料理week」をやってる、などの情報満載。最近オープンした人気レストランなどの紹介も充実。
ちなみに今月は…
①シャングリラホテル内の19 Oriental Avenueレストランにて
なんとロブスタースペシャル!ランチ12時半~14時45分

②ホテル The Park内のMistレストランにてシーフード・バイキング
料金:ランチタイム1000Rs ディナータイム1200Rs(一人当たり)

③コンノートプレース Inner Circle B49のレストラン
'Bonsai The Garden'にてSUSHI&SAKEフェスタ
写真で見る限りは、鮭・マグロ・海老・赤貝などの握りが食べられるそうな…実際はどうなんだろう(笑) 期間は11月25日まで。
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気になる所があれば、週末のお出掛けにどうでしょう??
ホント、新聞の金曜特版は便利で重宝しますよ!
ちなみに私は新聞屋の廻し者ではありません…(笑)

[2007/11/17 16:17] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(5)
医師を求めて
インドでの医師の勤務形態は日本と大きく異なるようだ。私の理解範囲内なので、誤解もあるかもしれないが、まず、総合病院や大きな専門病院になると、専任医師と兼任医師に分かれる。もちろん個人で開業してそのクリニックだけを担当している医師もいる。

一つの病院に専任の医師なら、例えば朝8~昼3時までなどの勤務時間で急用で病院に駆け込んでも大抵診てもらえるのだが、問題は兼任の医師。こちらは一人の医師が、3,4箇所の病院をそれぞれ短い勤務時間で区切りながら廻って行くので、「この先生に診てもらうなら、朝9~11時の間だけ!」ってことになってしまう。そして急に駆け込んでも、担当医師は「今別の病院でお産やってるから、もう1時間待ってて!」ということになり、これまたいつ来るかわからない先生を不安な気持ちで待たなければならない。
もちろん、同時間帯に複数の医師を配置している病院もあるが、急な場合、引継ぎや電話指示などで手間取ることもある。


インドで始まった私の妊婦生活。先ずはインドでの担当医探しから始まるわけだが、これが苦難の道のりだった(涙)
今現在、やっと信頼できそうな医師に巡り会えホッとしているが、その先生は私にとって実に4人目の先生!

①一人目の医師
今回の妊娠で初めてかかったお医者さん。内診で妊娠確認。「おめでとう、妊娠してるわよ」と笑顔で言われて嬉しかった。
…だが、以前紹介した卵巣嚢種の診断依頼、信頼関係は木っ端微塵に崩れた。まず、激痛を抑える鎮痛剤・流産止め・ホルモン剤など、何の説明もなしの投薬。説明を求めても「母体にも胎児にも100%安全だから安心して」と言われるだけで、ただ医師を信じて妊娠維持のため薬を飲むしかない。
ところが、ネットで薬のことを調べてみると「妊婦には危険」「胎児の○○異常の危険性有り」などなど、恐ろしいことばかり書かれている。
医療メール相談でも、「なぜその薬を処方したのか、担当医師の意図が分からない」「すぐに服用を中止するべき」との回答をもらう。

急いで受診して薬についての説明を求め、自分で調べてみた事の真意も尋ねた。途端に医師の態度は豹変した。
「私の診断にとやかく言うなら、他の医者のところへ行きなさい!」
「そんなにネット情報を信じるなら、ネットの医者に診てもらえば良い!」「処方した薬は飲んだのか?飲んでないから回復しないんだ!」
とにかく怒鳴りまくる。

「私はただ赤ちゃんが心配で、先生を疑っているんじゃなくて、薬に対して過敏になっているんです」と説明しても
「ふん。貴方は薬に慎重で、医師である私が慎重じゃないとでも言いたいの?!」と怒鳴り返されるだけ…
何だか悔しいやら悲しいやらで泣き出してしまう私に
"Don't cry!!!!"と怒鳴る医師。もうダメだった。

②二人目の医師
一人目と異なり、とても穏やかな先生だった。「妊娠期間、ずっと付き合っていく関係だから、信頼関係はとても大切よ。大丈夫、私が責任を持つわ。」と絶えず優しく微笑みかけてくれた。
でも、どうしても生理的に受け付けられないことがあった。先生は指輪をしていた。それも殆ど全部の指に、豪華な抓付のダイヤやルビーなどがゴテゴテついた指輪を。そしてその手で内診するのだ。
「内診の時は指輪を外してください」とその一言を言えれば良かったのだが、インドの女性は結婚時に実家が買い貯めた貴金属を貰って、お守り代わりに肌身離さずつけている、と聞いたことがあった。だから余計に「外してくれ」なんて言えなかった…
毎回の内診。恐怖で身体が硬くなった。

そしてホルモン剤の投薬指示。「もう33才なんだし、母体も衰え始めるから週2回、1ヶ月間、ホルモン注射を受けるように」と言われた。前回の薬への不安もあり、医療メール相談で問い合わせてみた。
すると「日本では必要ないという考えで一致しています。」との回答。勿論インドと日本では、人々の体格も違うし、栄養面・環境面でも異なる。だから再度日本の医療を持ち出すのも、信頼関係が崩れる原因だと思い、ただ「ホルモン注射はしたくない」とだけ医師に伝えた。

そうこうしているうちに、私の精神的な苦痛や不安は大きくなるばかりで、とうとう神経性胃炎になってしまった。急に受診予約を入れても、先生は他の病院でオペ中。腹痛の不安を抱えながらひたすら待った。
受診した際、先生は言った。「貴方、色々と心配ばかりしているようだけど、何がそんなに不安なの?私には全く理解できないわ」と。
これまた、もうダメだ、と思った。



この時点で私の心労はピークに達していた。妊娠が継続できるのか、薬の副作用は胎児にとってどうなのか、一体いつになったら安心して受診できるようになるのか…など等。不安を口にすれば涙がこぼれ、口に出すのさえ辛くなっていた。ただひたすら「日本に帰りたい。日本語で日本の先生に、ただ『大丈夫ですよ』って言って貰えるだけで良い。」と涙ながらに夫に訴えた。

そしてやっと時間が取れるようになった夫A-さんが、初めて一緒に会社の日本語通訳さんを伴って病院について行ってくれた。会社の医務室の先生が太鼓判を押す産婦人科医を紹介してくれたのだ。

③三人目の医師
日本語で通訳さんに今までの経過・不安点などを洗いざらい話し、それを医師に伝えてもらい、医師は「それはひどい。かわいそうに。辛かったでしょう。でも大丈夫。飲んでしまった薬のことは忘れなさい。胎児も大丈夫だから安心して。」と優しく包み込むように言ってくれた。
でも、この先生、産婦人科界ではかなり有名な先生らしく、超多忙で、デリーとムンバイを行き来しており、産婦人科系の手術はするが出産は担当できない、という。
そこで、先生のイギリス医療留学時代の同期であったという別の医師を紹介してくれる、という事になった。

④四人目の医師
流石、イギリスに医療留学していたというだけあって、インド国内の産婦人科事情だけでなく、色々な国の出産・医療事情に明るい先生だった。そしてインド式ではなく、国際基準に則って診察している、という。内診時も指輪は外すし、不必要に薬も出さない、と断言してくれた。そうして、やっと信頼できそうな医師に巡り会えたのだ。しかもこの先生、デリーの最新近代病院の専任医師でどの時間帯でも診てくれ、診られない時は代わりの先生もしっかりつけてくれる、と約束までしてくれた。


ただでさえ不安の大きい妊娠期間。やっと、本当にやっと、担当の先生が決まった。精神的な安定はとても大切だ。たどたどしかった英語でのコミュニケーションも、安心感が生まれたからか、言いたいことも何とか伝えられるようになり、言葉も選びながら、先生の意思も尊重できるよう、表現にも気を配れる余裕が出てきた。
お腹が張って不安な時、「赤ちゃんは大丈夫ですか?」と聞くと「じゃぁ、心音聞いてみようね」といって、赤ちゃんの元気な心音を聞かせて不安を取り除いてくれたりもする。
きっとこの先生なら安心して任せられる。そう思える医師に出会えて本当に良かった。

人それぞれで、妊娠生活スタイルや出産方法の希望も異なるのは当然だ。ただ、医師との信頼関係は絶対に欠かせない。
インドで、海外で、出産を考えておられる方々へ。
医療専門用語を外国語で100%理解し、ましてや完璧に話すなんてかなりの超人技です。出来なくて当然。でも、そういった言語面や異国での出産に対する不安も、全てひっくるめて理解してくれる、そんな担当医を見つける事が肝心だと思います。私も時間はかかったけど、やっと自分に合う先生を見つけられました。何より赤ちゃんと母体のための第一スタート地点。きっとぴったりの先生はいるはずなので、頑張って見つけましょう。そして一人で抱え込まないこと。通訳さん・夫・友達、助けてくれる人は必ずいます。

なかなか人に甘えることが上手く出来ない私。でも、今回本当に親身になってくれた通訳さん、そして「鉄男もチーコも預かるから日本に帰って安心しておいで」とまで言ってくれたお友達。
色々な方に助けてもらって、ここまで来れた。海外生活、しんどい時は無理せずに助けを求めることだ。私も今回受けたご恩をお返しできるように、経験を積み、人の力になれるような人間になりたいと思う。

[2007/11/14 06:03] | インドで妊婦生活 | トラックバック(0) | コメント(14)
ディワリ&冬の訪れ
今週金曜日はインド最大のお祭り「ディワリ」。日本でいう「お正月」のような感じで、みんなプレゼントやお祭り準備の買出しで大忙し。
マーケットにもディワリ・グッズ(主に蝋燭やオイル入れ)を売る露店がたくさん。
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スタッフさんへのディワリ・ボーナスも用意したし、富の女神「ラクシュミー」に来てもらえるように、蝋燭もたくさん買った。

さて、ディワリの終わりは同時にデリーでは「冬の訪れ」を意味する。
よく日本に住む人には「インドにも冬があるの?」と聞かれるが、勿論インドにも冬はある。ただ、インドと言っても広いので、雪が積もってスキーが楽しめる山岳地帯もあれば、南部のゴアなどではベストシーズンで海水浴三昧の地域もあったりする。

デリーはディワリの終わり頃から、急激に冷え始める。朝夕の気温がグッと下がり、給湯器の働きも鈍くなる。家族続けてシャワーにかかると、もう2人目からは水シャワーである…ブルブル。

そこで、今年も登場!
子供達専用のミニ浴槽。名付けて「バケツ風呂」。
DSC03402.jpg

ちょうど子供サイズで、しっかり肩まで浸かって身体を温められるので、我が家では冬の必需品だ。早くもホットカーペットまでもが登場している「超寒がり」な我が家…(汗)
あぁ、これから2月終わり頃まで続くデリーの冬。冬のインドの風物詩である焼芋・焼栗の屋台をホクホク楽しむぞ~。

[2007/11/08 09:39] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(10)
ホッと一安心
長かったこの不安な2ヶ月間。やっと安心できるようになり、ご心配くださった皆さんにも報告することができる時期になりました。
実は赤ちゃんが出来ました。
やっと安定期に入ったところで、予定日は来年の4月末ごろ。

妊娠が判明して、喜んだも束の間。
激しい痛みで流産かと不安になりながら病院に駆け込んでからというもの、卵巣嚢腫の診断で鎮痛剤や流産止めを処方され、薬の副作用で起きられない日々が続き、不安で不安でどうしようもなかった。
一時はインドの病院不信に陥り、日本に急遽一時帰国しようかと悩んだほど…本当にこの2ヶ月は精神的に辛かった。

その間、私が安静に出来るよう子供を見て下さったり、色々とお気遣いくださったお友達の皆様、本当にありがとうございました。皆さんに精神的にも支えて頂き、心より感謝しています。

あぁ、やっと安定期だ!超音波検査で元気にピョコピョコ動く赤ちゃんの姿を確認し、ドクンドクンと力強く響く心音。順調に育っている、流産の危険性も低くなった、そのことが分かっただけで気持ちが楽になった。
超音波に映るベビーちゃん(頭と胴体、分かるかな?)
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3人目ということもあり、何事も問題がなければ、チャレンジ精神で望みたい。在印期間内なら出産は是非インドで!
今までの出産で、鉄男は2日間に及ぶ陣痛で苦しみ、チーコは逆子で帝王切開。腰がちぎれる様な陣痛の苦しみも、術後の麻酔が切れていくにつれて増す激しい痛みも二度と経験したくない…(涙)
なので、「無痛分娩」というのを是非お試ししてみたい。本当に痛くないのか…友達曰く「全然痛くなくて、ちょっと力んだら、もう生まれてたよ」とのこと。そんな楽チンなことって有り得るのか?!

インドで妊娠・出産。これまた滅多に無い機会だし、当地の忘れ得ない思い出になるだろう。そして同時にインドのマタニティー事情などの紹介にもお役に立てるよう「インドで妊婦生活」もカテゴリーに追加!(笑)
インドの病院での検診・検査など、私も初めてのことが多いので、経験者の方、何かご存知の方からのアドバイスなども頂ければとても嬉しいです。

今はまだつわりもあって辛いけど、これも無事赤ちゃんが成長している証拠だと思って、頑張って乗り切ります。

[2007/11/06 14:45] | インドで妊婦生活 | トラックバック(0) | コメント(19)
SUSHI屋さん
最近の週末は、今まで未開拓だったディフェンスコロニー地区のレストランへ家族でお昼を食べに行くようにしている。
デカデカと「SUSHI」と書いてある看板が気になり、早速行ってみた。
このレストラン、3階建てで全てが"MOET'S"という店なのだが、1階がインド料理・2階がSUSHI屋・3階が??料理となっている。
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我がファミリーは「SUSHI屋」へ。メニューは韓国・中華・日本料理となっており、日本料理の欄には握り寿司・巻き寿司・定食(エビフライ・チキンテリヤキ・チキンカツなど数種類)・ラーメン・餃子etcとある。

握り寿司セットはベジタリアンとシーフード、もしくはミックスがあり、躊躇なくシーフード12貫セットを注文。
「あぁ、何が出てくるんだろうね~。イクラ・ウニ・マグロ・イカ・タコ・ホタテとかかなぁ~?あぁ楽しみ~!!」とワクワクしながら待つこと30分以上。その間、中華でよく出てくる海老煎餅をかじりながら空腹をしのぐ。
「おっ、握りが来たよ~!!」…「えっ?!」
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握りは海老4貫のみで、あとは鉄火巻き・サーモン巻き各4つ。
これで950Rsかぁ…(画像はいくつか食べてしまった後)

そして期待のエビフライ定食。
幕の内弁当のような箱に入ってきて、開けるとエビフライがたっぷり。
…と思ったら中華野菜炒めで底上げされていた。その中華野菜炒め、他のおかずゾーン2エリアにも、ぎっしりと詰まっている(汗)
エビフライは美味しかった。衣も厚すぎず、海老はプリッとして数も4匹入っている。
お値段は390RS。
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「もうココには来んでエエよなぁ…」「…うん」
家族万丈一致の意見であった(汗)

あくまで我が家の個人的な感想ですが、色んな味の好みがあるし、もしかしたら他の料理は美味しいのかもしれない。(苦しい解説?!)
興味をもたれた方はどうぞ…

情報として…
店名 MOET'S 寿司は2階(日本の数え方で)
住所 50 Defence Colony Market (タクシースタンドの隣)

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[2007/11/04 11:26] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(9)
映画 JAB WE MET
最近まだ本調子でないのと、気分的にも引きこもりがちだったので、「この気分を晴らすにはボリウッド映画しかない!」と思い立ち、久しぶりに映画館へ行ってきた。
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選んだのは"JAB WE MET(勝手な邦題「私たちの出逢い」)"というインド映画。この映画の主演俳優でもあり、最近何かと話題だったボリウッドカップルのシャーヒド・カプル(写真右の男性)とカリーナ・カプール(写真左の女性)。破局説や新恋人説などが囁かれたが、結局のところ、公の場にカリーナと現れた新恋人のサイフ・アリ・カーンが「僕たち付き合ってます」宣言。ネットのボリウッドニュースでも雑誌でも話題沸騰中である。
カリーナとシャーヒド
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カリーナと新恋人のサイフ・アリ・カーン
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そんな主演俳優の私生活は、まぁ取りあえず置いておいて…

映画のあらすじは…
アーディティヤ(シャーヒド・カプル)は、親の会社を継ぐが、経営は傾き、恋人とは破局。人生に絶望して、フラリと当てもなく自殺場所を求めて夜行列車に乗り込む。
同じ列車には故郷のパンジャブに帰省するギート(カリーナ・カプール)が乗っており、ギートは絶望顔のアーディティヤを放っておけず、明るく話しかける。ついには途中下車したアーディティヤが心配で追いかけるが、自分が列車に置いて行かれる羽目に。
荷物も列車に置き忘れ、一文無しになったギートを、アーディティヤは責任を取って、次の停車駅まで無事送り届け別れる。ところが売店で押し問答している間に列車は発車…
深夜の駅には若い女性を狙う男が一杯で、駅の周りにも売春婦達が客引きしていたりして、危ない雰囲気。男に追いかけられ逃げるギートは、アーディティヤに助けを求め、一緒に泊まってもらうことに。
ホテルで「私には好きな人がいるんだから変な気は起こさないでね」というギート。「僕だって好きな人がいるから、そんな気は起こさないよ」という話しからアーディティヤの失恋話になる。失恋の克服方「写真に火をつけてトイレに流しちゃうのよ!」というギートに渋々従うも、本当に気分が晴れ晴れして、アーディティヤはギートに親近感を覚え始める。
そこからギートを実家のパンジャブまで送り届けるという、2人の旅が始まった。レンタカーを借りたり、ヒッチハイクしたりしながら、途中の街で観光や買い物も楽しみ、旅を続けながらギートの天真爛漫な明るさに、絶望感で一杯だったアーディティヤも徐々に癒されていく。
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パンジャブのギートの実家に着くと、家族はアーディティヤを恩人として大歓迎する。そこに親の決めたギートの婚約者も現れ、一気に結婚式モードへ。ところがギートから「好きな人がマナリーにいるから、私は逃げる」と打ち明けられ、アーディティヤとギートは夜逃げのように家を飛び出す。
そして2人はマナリーへ旅を進める。ギートを恋人アンシュマンの家の前まで送り届け、アーディティヤは会社のあるムンバイへ戻る。

ギートの前向きさに影響を受け発想転換したアーディティヤは、会社経営でも実績を挙げ、新商品に「ギート」と命名。その発表をTVで見たギートの家族が会社に「娘ギートを返せ!」と乗り込んでくる。家族の話で、ギートはマナリーでアーディティヤと別れて以来、消息不明だと判明。心配したアーディティヤはマナリーのアンシュマンを訪れるが、彼はギートを受け入れず突っ返したと言い、その後のギートの行方も分からなくなっていた。ギートを探しまわり、ついにシムラーの修道院学校で働くギートを見つける。
しかし、ギートに以前の天真爛漫さはなく、失恋の痛手から立ち直れず生気のないギート。アーディティヤはなんとかギートの明るさを取り戻して彼女の実家へと連れ帰るため、彼女を包み込む。アンシュマンへの思いを断ち切るために、「電話をかけて思い切り奴を罵倒してやれ!」と側で応援する。今までのつらい思いを一気に吐き出したギートに明るさが戻り、二人は固く抱き合う。お互いが自分にとって不可欠な存在であると気が付く2人。果たしてそれは恋愛感情なのか友情なのか…。
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ところがアンシュマンが拠りを戻したい、と言い出し、ギートもその思いを受け入れ、アーディティヤは2人を連れてパンジャブのギートの実家へ。アーディティヤからギートを連れて帰ると聞いた家族達は、早とちりしてギートとアーディティヤの結婚式の準備に取り掛かる。帰るなり、これまたいきなり結婚式モード!相手がアーディティヤではなくアンシュマンだ、と誤解を解く機会も失い、式の準備は着々と進んでいく。
そしてその間、ギートは自分の本当の気持ちに気がついていく…
クライマックスの結婚式、果たして友情は恋愛に変わるのか否か。



我が家で取っている新聞"TIMES OF INDIA"の映画評価欄は結構厳しく、滅多に4,5つ星はつけないのだが、"Jab We Met"は4つ星評価。かなりの出来だと期待して観てみると、本当にこれは凄かった!
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初対面の2人のぎこちなさ、心を開きあい、友情が生まれ、友情以上の感情が生まれる様子、そしてその気持ちに気が付くまでを見事に描いており、それが旅と供に表現される。二人が訪れる先々での人々の暮らしぶり・民族衣装・祭りの様子など、広大なインドの様々な民族文化の違いも楽しむことが出来る。
ダンスシーンだけでも、パンジャブ・ダンスとマナリーの山岳民族ダンスの両方が堪能でき、ロードムービーとラブストーリーを上手くミックスさせている。

そして何と言っても映画のキーになる「列車」の描かれ方が最高に巧い。思わず唸らされるこの演出。
サントラも文句無しに良い!!パンジャブ、マナリーと地方色をも出しながら、これまたインディアン・リズムの多様性を味わえる。

この映画の中で、シャーヒドとカリーナはまさにベストカップルだった。付き合っていた当時も主導権はカリーナが握っていたのかな?、等と要らぬ想像をしてしまうのも面白い…(これっておばさん?!)

シャーヒドについては、正直今まで全く眼中になかった…あぁ、とんでもない間違いだった。ダンスは巧いし、甘いマスクに素敵なはにかみ笑顔。かなり日本人女性好みの顔だと思う。もちろん私も一発で撃沈されちゃったわ~(笑)
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いろんな意味で、観る価値大有りの映画。超お勧め!!!!

[2007/11/01 22:30] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(7)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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