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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ようこそジャパンDAY~お茶会編~
今週水曜日、日本人学校において『ようこそジャパンDAY』が開かれ、現地校の生徒を招いて文化交流会が行われた。華道・茶道・折り紙・お囃子・日本食・民族衣装などの日本文化を紹介するという企画だ。
日本人の子供たちにとっては、ここインドで自分たちの文化を見つめ直し、なかなか接する機会のない伝統文化を体験するために、そしてインドの子供たちにとっては、日本文化に触れられる貴重な機会として素敵な行事。

私の所属する茶道部はお茶会の依頼を受け、部員の皆で「日本の夏」「夏祭り」を感じてもらえるような飾り付けなどを考え、役割分担して、準備を万全に頑張ってきた。私はヒラ&茶道初心者部員なので、
お茶に関しては大した仕事は出来なかったけど、通訳担当としてインドの子供たちに「茶道の簡単レクチャー」をさせていただいた。

ちょうど安倍総理夫妻が訪印中で、総理夫人がこの文化交流行事を視察されることになった。
総理夫妻訪印に関するインドの新聞記事
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総理婦人に関しては「ヨガとメディテーションをこよなく愛するファーストレディー」「夫の3歩後ろを歩くタイプではなく、夫と共に手を取って歩く新しいタイプのファーストレディー」と書かれている。

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お客様ご来校!
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VIPのお客様に文化交流会を有意義に過ごしていただけるよう、茶道部員皆で分刻みのリハーサルをし練習を重ね、着物を着て雰囲気作りも心がけた。
お茶室手前の飾り。テーマは「夏祭り」日本の夏」
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お茶会本番。インドの子供たちと案内係の浴衣を着た日本人の子供たちが茶室にやってきた。不慣れな正座も我慢して、お行儀よく勤めようと頑張る子供達。初めて見る、白やピンクの可愛い花の形をした干菓子を食べ、苦~いお抹茶を恐る恐る口に含む。
「右手で茶碗を取って、左掌に載せ、3回廻して飲むんだよ」という私のレクチャーに合わせて、ぎこちないけど真剣に真似している子供達。
そこへ総理婦人と大使婦人が入室された。インドの子供たちに「日本のお抹茶は初めてなの?」とか「苦いでしょ?(笑)」と笑顔で声をおかけになり、私たちの着物についてもご質問され、「インドの布を使ってこちらで作った着物です」と答えると、とても興味深く驚いておられた。

無事総理婦人・大使婦人をお送りしてからも、現地校の校長先生夫妻がお見えになり、お茶会を体験され、またまたインドの子供たちが第2弾で
やってきて、バタバタと忙しかったけど、通訳担当をさせていただいて、本当に楽しかった。緊張もしたし、間違えたりもしたけど(汗)、掛け軸やお華、お茶碗の柄の意味、お抹茶の効能など、皆さんとても興味を持ってくださり、遣り甲斐のある、貴重な経験をさせていただいた。お茶室に訪れた方みなさんが「ありがとうございました。美味しかったです。」「楽しかったです。」と喜んで帰っていかれた。

それもこれも、水屋で美味しいお茶を立て、美しく無駄のない所作でお手前を披露し、素敵な飾りで雰囲気を作ったりと、茶道部員みんなの協力・努力の賜物だと思う。みなさん、本当にお疲れ様でした!
お茶会の後、茶道部の皆と記念撮影。
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そして今回、影で大活躍だったもの。それはナシームおじさん作の着物!!今まで私の着物に興味を持って、「私も作りたい!」とお友達数人もインドの布で着物を作ってもらっていた。今回のお茶会、別の意味では「ナシームおじさんの着物作品ショー」とも言えるかも?!(笑)
この4枚とも全て彼の作品。
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やっぱり着物姿って素敵だなぁ、としみじみ思った。みなさん、とても美しく着こなしされていて、私も勉強させていただいた。
インドで異空間とも言える茶室にて、遠い母国に思いをはせる。日本文化って良いですなぁ…
私のインド生活の目標の一つ「国際交流の輪を広げる」を茶道部の活動を通じて達成できるありがたみを噛み締めています。


話しは変わって突然ですが、今日から日本人学校が1週間の秋休みに入る為、一時帰国してきます。久しぶりの日本を満喫してきます。
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[2007/08/24 01:22] | 国際交流 | トラックバック(0) | コメント(6)
シャンカール・マーケット
最近、初めて行ってからというもの、すっかりお気に入りになった市場がある。それはシャンカール・マーケット。場所はコンノート・プレースのすぐ東側なのだけど、外国ブランド店が多く、客層も富裕層が多いコンノートプレースとはガラリと雰囲気が違って、こちらは「庶民のマーケット」といった感じのこじんまりとした市場だ。

奥さん友達にシャンカール・マーケットの事を聞いて、凄く気になっており、早速、時間の出来た時に行ってきた。いやはや、私、かなり好きです、このマーケット。
何が良いかというと、こじんまりしているけど、とても見やすくて、扱っている商品の品質も良い上、お値段は他のマーケットよりも比較的安い。そして、豊富なインドならでわの可愛いブロックプリントやキラキラしたミラーワーク等、丁寧に織られた布が多いのだ。
パンジャビスーツのお仕立3点セット(シャツ・パンツ・ストール)もデザインが色々あって、キラキラビースやスパンコール刺繍物から、ゴージャスな金糸とラインストーンをちりばめた物、清楚な白刺繍で小花ステッチを施した物など等…。色んな布を見ていると、仕立てあがったパンジャビスーツや鉄男とチーコのおそろい子供服などの想像が無限に膨らんでいき、どれもこれも欲しくなってしまう危険な場所(汗)

各店舗は小さいけど、店員さんはとてもフレンドリーで、物色していると「まぁ、座りなよ。チャイでも入れるよ!」と椅子を勧めて、こちらの要望に合うような布地をジャンジャン目の前に広げてくれ、熱くて甘い、疲れも吹っ飛んでしまう美味しいチャイを入れてくれる。

あれこれお話ししながら、希望の布を5,6点購入。次はボタンやレースが欲しい、と言うと、「じゃぁ、この店の反対側に小物専門店があるよ。案内しようか?」と親切に言ってくれる。
お兄ちゃん、ニコニコして「朝一番のお客さんだから、値段も負けるよ!」と気前が良い(笑)
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さて、その教えてもらった小物専門店。これまた大当たりだった。
レース・飾りボタン・飾り紐、刺繍セットなどなど、ありとあらゆる可愛い裁縫小物が勢揃い!そしてこれまたお値段も良心的。
色・幅・模様などバリエーション豊かな可愛いレース
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色とりどりのビースやスパンコール、飾りテープなど
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早速買った布にあわせて、どっちのレースが良いかな、子供服にこのボタン可愛いかも、などとブツブツ言いながら、あれこれ見せてもらう。
もう、頭の中は仕立て屋のナシームおじさんにどんな服を作ってもらうか、そのイメージが膨らんで膨らんで、もう大変(笑)
ちなみに、ナシームおじさんはセンスがとても良くて、ハイピング・テープやレースなどの小物類も抜群のセンスで適材適所で使用してくれるのだ。いやはや、流石ナシームおじさん。ますますナシームおじさんの職人技に惚れ込んでしまう。

このシャンカール・マーケット、主に布地を取り扱っており、仕立て屋さんも多く、職人さんがミシンを踏む音がシャカシャカと気持ちよく響いている。他にはペットショップ・電気屋さん・化粧品屋さん、そして先日ご紹介した表札やスタンプのオーダーメード店もある。
何でも有りで、活気溢れ、そして小奇麗なシャンカール・マーケット。
用がなくても足を運んでしまいそうな場所だ。
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ちなみに、この近くにカティ・ケバブ・ロールのお店もあるので、私にとってはまさに「危険な」場所である…(笑)

大規模な布地マーケットのネルー・プレースやラジパット・ナガールとは、また違った布地市場をお探しの方、是非行ってみてください。一見の価値ありです。

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[2007/08/22 23:42] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(8)
インドの軽食屋さん
以前に一度、インド通のお友達に連れて行ってもらってからというもの、それ以来、病みつきになっている軽食屋さんがある。

「カティ・ケバブ・ロール」という軽食なんだけど、モチモチッとした薄焼き皮で焼卵・チキンケバブやマトンケバブ・玉ねぎ炒めなどをクルッと巻いたもの。「具沢山の印度版クレープ」といったところだろうか。

これがもう最高で、店の近くを通れば、必ず吸い込まれるように食べに行ってしまうのだ。お友達曰く、このお店は昔からカティ・ケバブ・ロールが有名なお店で、地元の人にも大人気らしい。確かに、いつ行っても空席が無いほどに満員だし、立ち食い客も一杯。
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そういう私も、立ち食い席で、ハフハフ言いながら、グリーンソースをダバダバかけて、熱々のケバブロールにかぶりつく。
薄焼き卵の優しい味とスパイスの効いたケバブ(串焼き)の味の調和。そしてシャキシャキ玉ねぎの食感とモチモチ薄皮の食感のハーモニー。これは本当に絶品!!!!!
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種類も色々あって、ベジタリアンの具はジャガイモ・キノコ・パニール(インドのカッテージチーズ)で、ノンベジタリアンは、マトン・チキン・卵などで、具の量も選べる。「シングルチキン」「ダブルエッグ」ってな感じで、まるでマクドの「ダブルてりたま!」みたいだ(笑)

お値段も良心的でケバブ・ロールは具によって40~90Rs(120~270円)で、お腹も一杯になるボリューム!
写真でご覧の通り、20センチはあるかな??私はあまりに食意地の張った満面の笑顔なので、とてもお見せできません…(汗)
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インドの軽食、こんな手軽で栄養満点なものもありますよ!是非!!
「これを食べずして、インドを去るべからず」と思うほどお勧めです!
あぁそれにしても、このお店に初めて連れて行ってくれた私の「インドの姉御さま」本当に、大感謝です!!私、かなりはまっていま~す。

注文の仕方は、会計担当のおじさんに注文・支払いを済ませ、横のキッチンカウンターへレシートを渡す。レシートに書かれた自分の番号が電光掲示板に出たら、セルフサービスで取りに行く。飲み物はドリンクカウンターでもらう、という流れ。
会計のおじさん。いつもにこやかでステキな笑顔。
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情報として…
店名 NIZAm's
住所 H-Five & six,Plaza Building, Connaught Place, New Delhi
(コンノートプレースにある映画館PVRの裏手)
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[2007/08/20 21:10] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(7)
表札屋さん
インド生活も1年半経とうとしているのに、インドの我が家には表札がない… なので、思いつきで作ってみることにした。立ち寄ったマーケットに面白いお店がたくさん並んでいる。ゴム版オーダー判子屋さん、表札屋さん、なんでもプレート屋さん等など。

ずらりと並んだ見本プレートからサイズと印字デザイン、色などを選ぶ。お兄さんがPCにデータを入力。出来上がりの感じをPC上で確認。
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「決定」ボタンを押すと、あらまぁ!!隣の大きな印刷機から印字が切り込まれていくではないですか!
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そして、その印字シールをプレートに貼り付け、途中空気が入り込まないように石鹸水をかけながら表面をならしていく。
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シールの不要部分をカッターで器用に取り除き、最後にカラーシールを乗せて、空気を抜いて完成!!
素晴らしい!!作業時間たったの15分!!しかも鮮やかで素早い手の動き。流石インドの職人さん!

こういう物づくりの現場って大好きだ。見ていて飽きないし、目の前でどんどん出来上がって行くのでワクワク感一杯。鮮やかな職人技を目にすると感嘆の溜息すらこぼれる。
出来上がった表札、画像でお見せできないのが残念ですが、我が家へ遊びに来られたら是非見てみてください!
ちなみに、お値段は480Rs(約1500円)也。

ついでにゴム版の住所スタンプも作ってもらった。インドの我が家の記念にもぴったりだし。こちらは「シャチ○タ」タイプでインク無しで2000回は押せるとのこと。お値段は280Rs(約850円)。これで今年の年賀状の住所書きは楽勝だ~!(笑)

情報として…
シャンカール・マーケット(コンノートプレースの近く)内
店名 Super Arts 店員ヴィクラムさん
[2007/08/19 21:49] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(8)
ラクシャ・バンダン
今年もラクシャ・バンダンの時期がやってきた。8月28日はインドの祭事で「ラクシャ・バンダン」の日。
ラクシャ・バンダンとはどんな日なのか??
兄弟姉妹間の行事で、女の子が男兄弟に「私をずっと守ってね」という意味を込めて手首に飾り紐をくくりつける。それをもらった男側は、「了解」の意味を込めて、チョコレートや小物などをお返しする、というもの。
特に兄弟姉妹間でなくても、友達の間でも交換するらしく、でもその場合、もらった側の男の子は「あぁ、彼女は僕の事を兄弟みたいな友達で、恋愛対象としては見てないんだなぁ…」とショックを受けたりもするらしい(笑)なんとも微笑ましい。

そういうお祭りが迫っているので、街にはラクシャ・バンダンの飾り紐(ラキ)の露天などが見られるようになってきた。
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去年、ラクシャ・バンダンを初めて体験した私としては、「おぉ、もう1年経ったのか!」と感慨深くラキの露天を見つめてしまった(笑)
(去年の様子はこちらにてどうぞ。)

ラキもいろいろ大人っぽいものから、子供の喜びそうなキャラクター物まで色々ある。それにしても明らかに「無許可」だよなぁ(汗)
インド映画のヒーロー「クリーシュ」型ラキ
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スパイダーマンのラキ
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我が家はチーコから鉄男へのプレゼント用に、ガネーシャのラキを買った。
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それから、ブレスレットとして使えそうだったので、こちらも購入。
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残念ながら、私にはラキをあげるべき人がいないので…だって夫A-さんは恋愛対象だもん(だったもん…?)

こういうインド独特なイベントってワクワクして、嬉しがって参加してしまう(笑)
みなさんも、ラキ、誰かに贈ってみませんか?

[2007/08/18 18:13] | 町の様子 | トラックバック(0) | コメント(3)
映画 Chak de! India
待ちに待ったSRK(シャールクカーン)の映画"Chak de! India"が公開された。つらい過去を背負う監督とインド女子ホッケーチームの話し。
公開を今か今かと待っていたので、自由時間ジャスト3時間ある時に、映画館へ駆け込んで観てきた。
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あらすじは以下の通り…
カビール・カーン(SRK)は、ワールドカップ男子ホッケーのインド代表チームキャプテンだった。パキスタンとの決勝戦、カビールのゴールミスが原因でインドチームは優勝を逃してしまう。試合終了後のパキスタンチーム選手との握手シーンが原因で、カビールの八百長試合だと報道され、カビールは「イスラム教徒はパキスタンへ帰れ」「売国奴」などとののしられ、民衆の前から姿を消す。
そして、6年後。ワールドカップ女子ホッケーのインド代表チームの監督として、カビールは再び姿を現した。インド女子ホッケーチームの選抜選手がキャンプに集まるが、皆個性が強く、そして「インド代表」というよりも「州代表」の意識が強く、他州出身の選手とのいざこざや、スタンドプレーが目立ち、なかなかチームはまとまらない。カビールのスパルタな特訓に疲れ、不満を持つ選手達はカビール解雇の嘆願書を書く。
チーム崩壊の危機の最中、マクドナルドでチームメートの一人が男に絡まれ、チームメートが一丸となって男達をやっつける事件が起こる。そこで選手同士の絆が深まり、チームはまとまり始める。
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チームがキャンプに励むその時、ホッケー協会は資金不足のため女子ホッケーのワールドカップ参加を取り止める方針でいた。カビールは男子代表チームとの対戦を提案。前半戦、女子チームの男子チームに歯も立たない様子を見た協会の人間の女子軽視発言に対して、後半戦、女子一丸となって男子チーム相手に接戦を繰り広げ、女子チームの健闘を認めさせ、ワールドカップ参加が可能となる。
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オーストラリアで開催されるワールドカップ。試合を重ねるごとにチームは強くなるが、いまひとつ心を一つにしたチームワークに欠けていた。
カビールは自分のワールドカップ銀メダルを胸に作戦を練り、選手達を励まし、チームがひとつになれるよう導く。
なんとか勝ち進むインドチーム。いよいよ決勝戦まで登りつめる。カビール自身の過去の失敗が脳裏を横切る。決勝戦の接戦。チームの心は1つになりえるのか…。


この映画、ダンスシーンが全くなかった。あるのは激しいトレーニングシーンやキャンプの様子、カビールと選手達とのやり取り、カビールの殺気迫る叱咤激励シーンなど。
しかも私はヒンディー語がわからないし、ホッケーのルールもチンプンカンプン。それでも、十分楽しめ、見ごたえのある映画だった。
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最初喧嘩ばかりしていた選手達が、次第に心を一つにしていく様子、手に汗握る試合の数々、選手一人一人の心の葛藤などを見事に描き出しており、涙あり、笑いあり、安堵の溜息を漏らしたり、ハラハラしたり…。BGMがまたカッコよくて、ホッケーバーのぶつかるカツンカツンいうリズミカルな音、スピード感溢れる音楽。気持ちを高揚させる盛り上がり。音楽もこれまた最高だった。
もちろんサントラCDも購入済み。ガンガン聴きまくっています(笑)
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今回、公開後間もないせいか、映画館は一杯で、インド人観客に混じって観ていると、今まで以上に面白かった。先ず、皆静かにしていないのだ。ゴールが決まると拍手喝采し、決め台詞を言えばヒューヒュー口笛を吹き、試合前には「頑張れ~インド!」と声援を送る(笑)
お陰で私もジッと静かに観ることなく、大いに拍手し、「ヤッター!」と雄叫びを上げ、なんだか、観客も一丸となってインド女子ホッケーチームを応援できた気分で気持ち良かった!これぞ、映画館でインド人と共に観る醍醐味だ(笑)

感慨深かったのは、この映画がまさに独立60周年記念に合わせて公開されており、映画開始前にスクリーンに名だたる歌手が勢ぞろいして国歌を歌い上げ、国旗が映し出され、観客皆が総立ちして厳粛に聞き入り、
拍手をしていたこと。背筋にゾゾッと鳥肌が立ち、インドの「愛国心」をまざまざと感じた瞬間だった。
そして、ホッケーチームの女子たちが、インドの国旗カラーのサリーを着て勢ぞろいした時のカッコよさ。出身州によって顔の感じも全く違い、言語も異なる彼女達が「インド」を背負っている。そのことにも胸が熱くなった。

シャールクカーンが髭を伸ばしていて、これまたワイルドでカッコよかった~。痺れる~!
同じになるかどうかはさておき、夫A-さんに「髭を伸ばしなよ」と言ってみた(笑)A-さんがSRKみたいになちゃったらどうしよ~、キャー。(
要らん心配ですかね…)
[2007/08/17 07:53] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(17)
嬉しい返事
以前、我が家のお手伝いのモティさんが、ロンドンに行ってしまうかもしれない、と書いた。(それについてはこちらをどうぞ)それからというもの、ブログを読んだ方々から「モティさんどうなった?」「モティさん、どうするんだろうね」と
心配の声を掛けていただいたり、励ましていただいたり、色々と気にかけていただいていた。

ロンドンへモティさんを連れて行きたいというインド人夫妻が、いよいよロンドンからインドに一時帰国した。
どうするんだろう、と思いながらも言葉には出せずにいた。我が家で仕事をしてくれている間に、モティさんの携帯が鳴り、彼女がヒンディー語で話しこんでいると、「きっとロンドン行きの事を話しているんだろうな…」と思い涙が滲んできた。モティさんが言ってくれるまで何もこちらからは言うまい、と決めていた。

そしてある日。台所で一緒に夕飯の準備をしていると、モティさんがサラリと言った。「キャンセルしました」と。
「えっ?!何を?」
「ロンドンには行きません。ここであなた達家族が本帰国するまで一緒にいたいです。」

凄く嬉しかった!!もう一気に肩の力が抜けて、安堵の溜息を漏らした。そして何度も何度も「サンキュー、サンキュー、モティさん!」と言った。だって、この2週間、私は悪夢をよく見ていた。

ドライバーさんがなかなか定着しない我が家、お手伝いさんも「あぁ、また辞めて行っちゃった。これで5人目かぁ…」とか「せっかく良い人が来てくれたと思ったけど、また6人目探さないと…」などと落胆し涙する自分の夢を何度も見た。ドライバー探しの悪夢がまた現実になるんだ、と思うとやりきれなかった。
それに、子供たちはモティさんが大好きだし、私も姉妹のように色々話せるし頼りにもしているので、彼女がいない生活なんて想像もつかなかった。

あぁ、良かった。心配してくださったみなさま、報告が遅くなって申し訳ありませんでした。我が家のモティさんは、これからも我が家で働いてくれることになりました。
モティさんの手作りワラビ餅・モモ(餃子)・ビビンバ好きな、我が家の常連友達のみなさん、これからも美味しいお料理が食べられますよ~。

本当に良かった。今回のことで、日々の生活に慣れてきたインド生活、
自分達の快適な生活が、いかに多くの人によって支えられているのか、ということに改めて感謝した。これからも感謝の気持ちを忘れずに、そしてモティさんとのインド生活を存分に楽しむぞ~。
[2007/08/15 23:30] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(5)
インド独立記念日
明日8月15日はインドの独立記念日であり、今年は記念すべき独立60周年。60年前に晴れ晴れしくインド独立を果たすまで、様々な犠牲を強いられてきたインド。インドの国旗は上からサフラン色・白・緑の3色の横縞からなる。サフランは「勇気」「犠牲」を意味し、白は「真理」「平和」を、緑は「大地」「誠実」を表わし、真ん中のチャクラ(法輪)は独立運動の象徴でもあった「糸紡ぎ」、インダス文明までにさかのぼるインドの文明を表わしている。

チーコがプレスクールで作ってきた「インドの国旗」のブックマーク。
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同じく盛大に独立記念日を盛り上げているプレスクールの「独立記念日」仕様の飾り絵。(こういうインド独特なイベントをやってくれるのでこのプレスクールには大満足している。)
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歴史的な話しから始めると、1600年にイギリスが東インド会社を設立してからというもの、インド国内でのイギリスの統治力は次第に強まり、ムガール帝國は滅ぼされ、無関係だった第一次世界大戦においても、「戦後の自治」という条件で、イギリス軍への軍事物資供給・派兵協力をするも、約束は果たされなかった。それどころか、国内でのイギリス支配力はさらに強まり、民族運動の弾圧や塩専売権を剥奪するなど、インドの状況はかなり厳しかった。
1919年、パンジャブ州の町アムリトサルにて、イギリス支配に抗議する民衆デモに対するイギリス軍の無差別発砲殺戮事件が起こる。一気にインド国内の反英運動は高まり、独立に向けての長い戦いが始まることになる。
グジャラートの弁護士だったガンジーが、南アフリカでの人種差別運動から帰国し、インドの独立運動を導き始める。「イギリス製品の不買運動」「非暴力主義」を貫き、インドの国産力を高めるため、積極的に地方へ赴き、織物技術を指導・普及させる中、イギリスによる不当な逮捕・投獄を繰り返され、塩専売権剥奪に対する「塩の行進」を行い、インド一丸となった民族独立運動を進めていった。
紙幣に描かれた「塩の行進」
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そんな長く苦しい独立運動の末の「独立」。
独立60周年記念日を明日に控え、インドの新聞では、独立記念日特集が特集されている。

『60年前、我々インド国民は「死ぬか、行動するか」の選択に迫られた。その結果、我々は世界地図を書き変えたのだ。今も世界中の目が我々に注目している。インドはいつまでも「潜在能力の高い国」「眠れる虎」などと呼ばれていて良いのか?「哲学の国民」から「行動する国民」へと生まれ変わろうではないか!我々一人一人がインドを導くのだ!』と熱いメッセージが第一面に語られている。
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「Lead!India!」現代版「塩の行進」(新聞より)
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お祭りごとには「凧揚げ」が付き物のインド。「凧揚げは安全な場所で」の広告もインドらしい(笑)
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素晴らしい。なんだか、羨ましくなるほどの「愛国心」。
国を挙げて独立記念日を盛り上げている。その行動力や結束力たるや、凄いものだ。これこそが国を突き上げ動かす原動力なのだと思う。今世界がインドに注目している。やはり注目されるに値する力を十分に秘めている国だと感じる。
独立60周年、インド万歳!!Chak de! India!!(頑張れ!インド)
[2007/08/14 15:35] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2)
ビリーズブートキャンプ
もう遅いのだろうか…??
日本では「ビリーズブートキャンプ」というのが流行っているらしい。ここインドの日本人社会の中でも、やたらと「ブートキャンプ、買っちゃった」「入隊したよ」「いま何日目??」などの会話が飛び交っている。この夏に一時帰国しなかった私には、何が何だかさっぱり分からない。流石にあちこちで耳にするので、「ビリー何とかって一体何??」と訊いてみた。

「ビリーズブートキャンプ」とは、ハリウッドスター達が短期間で身体を引き締めるのに効果大で実行していた、ということから、アメリカで大流行し、日本にも上陸したエクササイズの一種らしい。はたまたビリー氏本人までが来日するほど大騒ぎ&大人気だそうだ。
…なにも、私がここで解説する必要なんてないですね、すみません(汗)
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その「ビリーズブートキャンプ」のDVDを一時帰国時に購入したお友達から借りて、早速やってみた。
朝、子供を学校・幼稚園に送り出し、一人でテレビに向かって動きを真似する怪しい私。50分のトレーニングにも関わらず、15分を過ぎる頃から「マジで…」「無理やで、こんなん…」「嘘やろ~ぉ」「こりゃ死ぬわ…」などと弱音を吐く始末。
太ももの筋肉はピキピキと震えだし、肉離れ一歩手前状態(汗)
凄い汗をかきながらも、何とか30分頑張ったが挫折。

それにしても、このDVD、やるのはきついけど、見ているのは楽しい。ビリー氏の励ましが凄いのだ。
「きついか?それは効いている証拠だ。きつい時こそ頑張る時だ!」
「諦めるな!俺について来い!結果は必ずついて来る!!」
「声を出すんだ!そして自分を励ますんだ!」
等など、まさに名言のオンパレード。
思わず「はい、お師匠様、どこまでもついて行きます!」と言いたいところだけど、とてもじゃないけど、私にはついて行けない…(涙)

夜、帰宅した夫A-さんに、早速「ビリーズブートキャンプ」の話をした。興味を持ったA-さん。そして2人で夜中にブートキャンプ入隊(笑)
ところが、とても見てられないA-さんのトロイ動き…。
「へっぴり腰になってるで!」「もっと手を伸ばさな!」「足全然上がってへんで!」などの妻の愛情溢れる声援に応える余裕はA-さんにはなく、私も流石に一日に2回目のブートキャンプはきつ過ぎ、2人揃って30分ほどで挫折してしまった(汗)

これ、本当に1週間も続けられる人がいるの??
でも、最後までやり遂げたら、ホンマにお腹も8つに割れるよなぁ、と納得できる激しさ。ブートキャンプ、入隊された方、どうぞ頑張ってください。私も気が向いたら、またやってみようかな~(笑)

ところで、日本では今現在もこれって流行っているのでしょうか??
もう既にブームは去っているのかなぁ…
以上、インドより、浦島太郎のレポートでした(汗)
[2007/08/11 20:19] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6)
インド・アイス
最近アイスねたが続いて申し訳ない…旬なものという事でお許しを(笑)
アイスクリーム好きな我が家。インドで食べることの出来るアイスクリームは、シャーベットからジェラート、世界的なチェーン店の31まで色々ある。中でも、インド独特のアイスクリーム、「クルフィ」についてご紹介。

クルフィは卵を使用しないで作っているので、ベジタリアンの人も食べることができる、インドならではなアイスクリーム。
作り方としては、牛乳を1/3量になるまで煮詰め、その中にアーモンドやピスタチオのペーストを混ぜて作る。作ったことは無いけど、自宅で牛乳と混ぜて簡単に作れる『簡単クルフィパウダー』のようなものも市販されている。

さて、そのインド独特なアイスの「クルフィ」。最初は、アーモンドやピスタチオのペーストのザラリとした舌触りが気になるんだけど、食べなれると、特有のスパイス系の甘さ・ピスタチオの食感にはまってしまう。お友達のお宅でご馳走になってからというもの、すっかりお気に入りになった、インド人の間でも大人気のクルフィ屋さんのフルーツ・クルフィ。

マンゴー・メロン・チックー(見た目は小さなジャガイモ。味は柿のような甘さ)・リンゴなど、旬のフルーツをクルフィにしている。
それがまたとてもお洒落なのだ。見た目は果実丸ごと。
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割ってみると中の果実をくりぬいて、そこにクルフィを詰め込んである。クルフィはもちろん、周りの果肉もシャリシャリとシャーベットみたいで美味しく、二通りの味が楽しめるようになっている。
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お店は運転手のクマールさんも知っていて、「僕もたまに買いに来るよ」と言い「インド人なら誰でも知っているお店」とクマールさんが言っていた。どうりで美味しいわけだ!
果物丸ごとクルフィの他にも、バニラ味などの正統派三角型入りクルフィやインドの生菓子・アーモンド詰め合わせなどもあって、まさに「インドスイーツパラダイス!!」である。
他のお菓子も試したくて試食をお願いしたら、快く試食させてくれた。それは「大根のシロップ付け」だったけど、この暑い熱いインドでは、身体の疲れがとれそうな「超インドな甘さ」で美味しかった(笑)
他も美味しそうなモノがたくさん。色々と試したくなるほど種類豊富だ。ジャンジャン試すぞ~!オ~ッ!!

情報として…
店名 Kaleva(カレヴァ)
住所 109 Bangla Sahib Road コンノートプレース近く
(元日航ホテルのそば)

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[2007/08/09 21:32] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(6)
インドのイメージ
日本の皆さんは「インド」といえば何を思い浮かべるんだろう。
私の周りでは「数学で2桁の掛け算が出来る」「ターバンを巻いている」「毎日カレーばかり食べている」「もの凄い急成長時期の真っ只中」「汚い・病気が怖い・臭い」など等のイメージがあるようだ。

それぞれについては、その通りだったり、誤解もあったりする。
先ず、「ターバンを巻いている」
元々ターバンは敬虔なムスリム(イスラム教徒)の印だったらしい。ヒンドゥー教国家からイスラム教国家に移り変わったりする歴史を持つインドでは、今でも宗教に関係なく結婚式時などの正装としてターバンを巻くことが多い。
正装でなく普段からターバンをしている多くはシーク教徒だ。インドにおいてはヒンドゥー教徒が圧倒的に多いので、普段からターバンを巻いている人は割合的にはそう多くない。なので、「インド人=ターバン」というわけではない。
きっと日本のインドカレーのパッケージやらにターバンを巻いた人が描かれているからなのかな(笑)

お次、「毎日カレーばかり食べている」
これも語弊がある。カレーばかりではない。日本人のイメージするカレーライスとは違うのだ。野菜の煮込みやマトン・チキン・シーフードなど、とにかく、インド料理は調味料に様々なスパイスを用いるので「カレー味」という表現になるのかも。
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日本食で例えるなら「全てがだし味」ってところかな(笑)
ここでは色んな味のカレー味が堪能できるので贅沢だよなぁ。
あぁ、辛い物が苦手な私としてはツライ…(涙)

「急成長の真っ只中」
これは本当だ。特に都市部においては、もの凄いスピードで急成長しようとしている。日本のメディアでも、インドの経済成長について取り上げられない日はない、ってくらいに毎日特集が組まれているらしい。
日系企業だってバンバン進出して来ている。生徒数もどんどん増えて日本人学校・幼稚園も現在増築中。
お店だってハイパーマーケットやら巨大ホームセンターもどんどん出来て、物欲を刺激されて困っちゃう~(笑)
その分、日本と同じく「格差」が大きくなって、地方と都市の格差は広がるばかり。地方からの出稼ぎ人口もかなり多い。

「数学が出来る」「二桁の掛け算が暗算で出来る」
私の母親なんて、「鉄男をインドの大学に行かせて、数学者にしたら~」なんて本気で言っている。インドの人が皆二桁九九暗算が出来るかといえばそうではないと思う。でも確かに、普段の生活で、店員さんが
楽々「13×15」とか暗算してしまう場面を目の当たりにすると、「おぉ~!」と驚いてしまう。答えを指して「そうだよね」なんて言われても、悲しいかな、私には解らないので微笑むだけ…(汗)

そんな「数学インド」を裏付けるようなチラシをよく目にする。
学習塾のチラシなんだけど、凄い計算式が載っている。
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すみません、私計算苦手なのでわかりません…しかも暗算で数秒で解くなんて神業としか思えない(涙)
みなさんはどうでしょう???
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最後に「汚い・病気が怖い・臭い」に関しては、そういう事もあるかもしれない。でも、敢えてそういうマイナスイメージは強調すべきではないと思う。自分の国に置き換えてみれば理由は明らか。
国・国民性を語る際に、否定的なイメージを持つことは、心の中のメガネを最初から曇らせてしまうことだ。何と言ったって、その国民に対して失礼ではないか…と思う。
特に私は今、インドに住まわせてもらっている身である。自分の凝り固まった尺度でしか物事を判断できないようでは、せっかくの海外経験も意味が半減してしまう。色んな価値観・尺度を積極的に学んでいければ自分自身の成長にも繋がると信じている。

そんな偉そうな理想ばかり言っても、やはり現実生活上手くいかないときもある…。時間の感覚や自分の思ったように物事が進められない時など些細なことでもカチンと来ることも確かにある。
そういう時こそ己を戒めて「いやいや、そう人ばかりではない。国民性ではなく個人の問題だ」と怒りを静めるように努力する。もしくはひたすら泣いて寝まくる。読書三昧で現実逃避する、など等(笑)

インドで暮らして早1年4ヶ月。日々のトレーニングのお陰で、怒りの沸点はかなり高くなり、少々のことでは怒らなくなってきた。のんびり野良牛のように、悟りの境地で暮らせると良いなぁ…

[2007/08/08 11:22] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6)
愛するアイス(寒っ)
アイスを愛する私としては、あちこちでアイスクリーム屋を見つける度に試さずにはいられない。
世界中でチェーン営業している31(サーティーワン)。ありがたいことにインドにも店舗がある。
毎週土曜日には鉄男のサッカーがあるので、その帰りに必ず寄っては、「美味しいねぇ~」と母子3人(父は仕事)で味見し合いっこしている。
お友達ママが「日本の31じゃ、31日には31%引きになるけど、インドはどうなんだろうね」と言っていたので、早速リサーチ!!
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はい、インドの31でも31日には310Rs(約930円)以上買うと、31%引きにしてくれるらしい。それにしても、310Rsとはちょっと高い。
なぜならシングルスクープ35Rs(105円)、豪華アイスサンデーでも90Rs(270円)、最高額でもお持ち帰り用のビックパックが222Rs(666円)なのだ。310Rs分購入となると、すごいお得意様になるよなぁ…
インドの庶民の味は牛乳屋さんで売っている一本10Rsのアイスバー。それを考えると、やっぱり31はお高いお店なのだろう。

値段のことでいちいち細かいことは性格に合わないので、美味しい物は美味しいで良し、としよう。
先月は行きそびれたから、今月こそは31日、必ず行くぞ~(笑)

お兄さん、カメラを向けると「ちょっと待って!」とわざわざコーンを持ってニッコリ笑顔を作ってくれた(笑)
店員さんもフレンドリーでナイス!
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ちなみに、サッカーの帰りにお友達と行った時、「何故ゆえに31なのか」という事を初めて知った。お友達曰く、「31日間、毎日違う味を楽しめる、ってことだよ」と!!へぇ~っ、とちょっと感動(笑)
そして息子君「本当に31種類あるの?数えてみよう。」
結果、24種類でした…。
これじゃぁ、「24時間、毎時間、違う味を楽しめるよ」ってこと?!
あっ、でも24時間営業ではありません。

情報として…
日本人学校より一番近い31のお店は
Vasant Kunj B-10 Market 内にあります。
無料宅配もしてくれます。

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[2007/08/06 23:36] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(4)
『ブッダ』
少し前から全世界で大人気の「日本マンガ文化」。インドにおいてはまだ「マンガ文化」は根付いていないようだ。
本屋さんには外国出版の洋書がズラリと並び、インドの写真集や各国料理本・マネージメントやIT関連など、ありとあらゆるジャンルの本が並んでいる。
そんな中、見覚えのある本を発見!!
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おぉ!手塚治虫さま、インドに進出ですね!!さすがにインド関連のマンガという事で置いているのか『ブッダ』がセットで目立つ位置に並べられていた。

もちろん中身の台詞は全て英語。でも、見慣れた手塚治虫先生の画だ。
なんだか、インドで『ブッダ』をパラパラ立ち読みしようとは思ってもみなかったので、感慨深かった。
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インドの人にとって「マンガ」はどんな位置づけなのだろう?でも、この『ブッダ』、是非手に取って欲しいなぁ。日本の著名な漫画家がインドについてここまで深く描いているという事実を知ってもらいたい。

ちなみに、私、マンガ好きです…(笑)
手塚治虫さんの『アドルフに告ぐ』は全部持ってるし、『ブラックジャック』も揃えたい。鉄男も『ブラックジャック』は好きで、結構シビアな内容だけど、彼なりに善悪判断も学んでいるようだ。
長編・続きモノ、大歓迎です。面白いマンガ持っていらっしゃる方、
貸して下さ~い!
[2007/08/05 18:55] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(2)
荷物
先日、我が妹夫婦から荷物が届いた。開けてみると、子供たちの大好きなピカチュウTシャツやお菓子、そして私の大好物の数々。
そのセレクションが何とも言えず、懐かしく嬉しかった。長い歳月を共に過ごした我が妹しか知りえない私の好物が、たくさ~ん詰まった贈り物。一つ一つを手に取りながら、姉妹で過ごした日々が思い出された。
(画像が見難くてすみません)
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私と妹は年子で、背格好もほとんど一緒だけど、性格は正反対だったので、友達のようによく遊びもし毎日・毎時間のように喧嘩もした。両親が共働きだったので、2人で近所の駄菓子屋さんに行っておやつを食べたり、インスタントラーメンを作って食べたりもした。

ところでインスタントラーメンって、人が作ったものの方が断然美味しそうに見えてしまう。妹の作るインスタントラーメンは独特で、裏に書かれている分量や方法なんて全くの無視。ドロドロの玉子麺みたいな物が出来上がるんだけど、これがまた美味しいのだ。いつも妹が作っては「ちょっと頂戴よ」「もう一口」「ケチ~!」「そんなに欲しいんやったら自分で作りよ!」…てな口喧嘩に続く(汗)
自分で作るより、妹が作ったドロドロ玉子麺が美味しかった。当時は意地を張っていたし姉のプライド(?)もあったから、そんなこと口が裂けても言わなかったけど…(笑)

そんな懐かしい私たち姉妹の思い出が詰まったインスタントラーメンの「中華三昧」が入っていた。

そして、これまた懐かしい子供の頃の我が家に必ずあったお菓子「雪の宿」せんべい。小学校のマラソン大会の後に毎年もらった、黄金糖の飴「純露」。どれもこれも思い出の詰まった大好物だ。

それから私の愛して止まないブルボンの「ルマンド」。子供時代、ルマンドが壊れないように気をつけながら、冷蔵庫で冷やしてありがたく食べたものだ…あぁ、懐かしい。

贈り物って、その物自体も嬉しいけど、その人と共有した思い出や、相手の嗜好を深く理解している間柄など背景にあるものも感じられて、それが尚一層嬉しい。
私もそういう贈り物を贈れる人間になりたいなぁ、と思う。

そういう私はあちこち旅行するたびに、妹へお土産を送るのだけど、毎回「あんたの趣味にはビックリするわ…」とか「もう何も買わんでエエよ…」などといわれる始末である(涙)その人に最適なものを贈るってなかなか難しいですなぁ…

妹夫婦よ、ありがとう。貴重な日本の味、大切にいただきます。
[2007/08/04 14:04] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(4)
決断の時
我が家では来週月曜に「決断の時」が待っている。
夫A-さんの単身時期を含め、私たちが渡印してこの1年半の間、毎日お世話になり、もはや彼女なくしては生活が成り立たない、というほどに頼りっきり、そして既に「我が家族の一員」のような存在であるお手伝いのモティさん。

彼女から相談を受けたのは2ヶ月前。その相談とは…
以前から、チャンスがあれば外国で働きたいと希望しており、近い内にそういう機会がありそうだ。でも、その機会に飛びつくという事は、同時に我が家での仕事を辞め、私たち家族との別れを意味する。
鉄男とチーコを心から可愛いと思うし、我が子のような2人と別れたくないし、私たち夫婦とも離れたくはない、と。
だからこそ、チャンスを活かすべきか、私たち一家の本帰国まで添い遂げるかとても悩んでいる、と彼女は目に涙をためながら話した。この件を打ち明けるにもとても勇気が要った、と。実際、彼女はとても辛そうに、言葉を一つ一つ選びながら話していた。

それを聞いたとき、正直なところ、とてもショックだった。ずっと本帰国まで一緒にいられる、と思い込んでいたので、突然「家族を失う」ような感覚に陥った。
でも、モティさんにしてみれば、ずっと願っていたことがチャンスとして目の前に現われたのだ。私たち家族がずっとモティさんといられるはずもなく、いつかはインドを去らねばならない。自分たちの為にモティさんを拘束するわけにはいかない。

私も言葉を選びながら努めて冷静に答えた。
私たちがこれからずっとモティさんの雇用を保証することは無理なことであり、いつ帰るかわからない自分たちの為に、今のチャンスを諦めさせる権利は私たちにはない。
願ってもないチャンス、ましてずっと希望していたことなら、なおさら
私たちのことは関係なく、モティさんにとって最善を選択して欲しい。
ココを辞めても、永遠の別れではないし、また必ず子供たちを連れてモティさんに会いに来るし、私たちの関係は決して終わることはない、と。言いながら涙がこぼれ、モティさんも泣いていた。

そして、この2ヶ月間、モティさんは自分がロンドンへ単身出稼ぎに行くに備えて準備していた。自分の家族・子供との時間を大切にし、子供をあちこちに遊びに連れて行ったり、家族の引越先を探したり。

ちなみに、モティさん一家は我が家の「離れ」に住んでいて、辞めるとなると新しいお手伝いさんも来るから、そこを出て行かないといけなくなる。インドに残る旦那さん・娘・息子・お義母さんは、今よりも治安の良くない地域に住むことになる。性犯罪の多い世の中、思春期の娘さんには危険だ。そこで娘さんのために安全な寄宿学校を見学したりもしていた。
そして大きな壁が立ちはだかった。寄宿学校の学費がロンドンでもらえるお給料の2/3にもなること。

私も色々と悩み考えた。私たちに出来ることはないのか。ロンドンに行ってしまえば、彼女は家族に年に一度しか会えないし、学費・生活費の仕送りをすれば手元に残るのは僅か。母親が必要な時期の子供たちにとって母に会えない寂しさ。海外で辛い時モティさんはどうするのだろう…。私がモティさんの立場だったらどうするだろう…。

思い切って提案してみた。
私たちが払うお給料を上乗せするから、ここに今まで通り一家揃って住んでみてはどうか、と。いくら高いお給料をもらっても、学費の仕送りで残る金額が今と変わらないなら、寂しい思いを自分もし、子供にもさせてしまうのなら、このままの方が良いのではないか、と。

今彼女は悩んでいると思う。来週、ロンドンにモティさんを連れて行きたいというインド人夫婦が彼女を迎えに来る。期限は迫る。
どうするんだろう…。後悔のないように、そしてモティさん一家が最終的に幸せになれる方を選択して欲しい。

もしモティさんがここを去ることになったら、と思うと辛くて仕方ないけど、彼女との残された時間を有意義に過ごせるように努力することしか私には出来ない。
モティさん、どうするんだろう…。
[2007/08/02 10:44] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(3)
インドの作曲家
インドで人気のある作曲家といえばA・R・ラフマーン。
インド国歌に准ずるような歌を作ったのでも有名。
Vande Mataram(ヴァンデー・マタラム)。とても壮大な曲で、ビデオクリップも最高。まさに多民族多宗教のインドを象徴するような映像が一杯で、何度聴いても見ても飽きない。それどころがインドの奥深さが胸に染み込むような感じだ。
是非このVande Mataram、クリックして見てみて下さい、最高です!

そして記憶にも新しいが、先月始めに「新・世界の7不思議」の投票が全世界で行われ、日本では清水寺が候補に挙がったりもした。インドでも「タージマハルに一票を!」とテレビやネットでも呼びかけ運動が大々的に行われていた。
その甲斐あってか(?)、タージマハルは見事「新・世界の7不思議」に選ばれたわけだが、今回の「タージマハルに一票を!」の運動で、この偉大なる作曲家でもあり歌手でもあるA・R・ラフマーンが、自ら「応援のために」とこれまた素晴らしい曲を作っている。
その名も"ONE LOVE" 。「愛の象徴」なるタージマハルにぴったりの曲。
こちらも是非見てみてください。色文字クリックで見られます。
[2007/08/01 00:00] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(3)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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