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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
職業・・・
チーコの通う現地のプレスクールでは、毎月『今月の学習予定表』が
保護者に配られる。季節の歌、色・形の名称、読む本などのほかに
「身近な職業」というのもあって、「看護婦さん」「庭師」などの
絵が壁に貼られ、英語で名前が書いてあり、理解を促せるようになっている。
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「今月の職業」の絵を見て、思わず噴き出してしまった(笑)
なぜなら日本ではありえない職業、とてもインドらしいなぁ、と感心させられる「コブラ使い」が身近な職業に分類されていたから。
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なるほど、コブラ使いは観光地に行けばいるよねぇ。我が家もコブラ使いのおじさんを見たことがある。結構楽しめた。その時の記事はこちら
ところが現在ではコブラ使いも収入が減って、廃業する人が多く、後継者もなかなかいないらしい。だからそんな中でも、コブラショーを見る事が出来てラッキーだったかも。
「コブラ使い」が身近な職業としてこの先も継承されることになるのか、「コブラ使いの人間国宝」なんてのもできるのかなぁ?

それにしても「コブラ使い」って英語で「コブラー」って言うんだなぁ。そのままだけど、勉強になりました。別物だけど「アムラー(安室ファン)」「シャネラー(シャネルのコレクター)」と同じような響きで笑ってしまう。失礼しました…(笑)

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[2006/11/29 22:39] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(3)
狂犬病
実家の父からのメールで知ったのだが、今日本では狂犬病の話題で持ちきりらしい。なんでも、海外で犬に噛まれて帰国した旅行者が、帰国後日本で狂犬病を発病した、という事らしい。

「狂犬病」。日本では犬を飼う時に役場で予防接種をさせないとね~、
とかいう程度にしか話題に上らないのでは?
でも実際のところ狂犬病を撲滅している国は意外と少ないらしく、
日本・ニュージーランド・イギリスなど数えるほどらしい。

ここインドはと言うと…はい、撲滅されておりません。日本人会発行の手引きでもしっかりと「インドで注意すべき病気」の中に含まれています。ちなみに狂犬病は「犬」に限らず、猫・キツネ・こうもりからネズミに至るありとあらゆる哺乳類が狂犬病ウィルスを保有している危険性があるらしい。
こちらが狂犬病ウィルス
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インドは「野良」動物が多い。道行くだけで犬のみならず、牛、イノシシ、リス、猿、クジャク、オウム…などなど枚挙に暇がないほどの野良動物に遭遇する。動物園に行ってもインドの人達は珍しくもないから、これらの動物には目もくれない…(笑)

とにかくむやみやたらと野生動物に近寄らない・触れないという事を
子供に徹底して教えている。
インドに来たばかりの頃、動物好きのチーコが野良犬をなでようとした。びっくりして思わず大きな声で「触ったらアカン!!病気になる!」と注意したら「ワンコ触りたいのに~」と泣き出した。
またある時、公園でリスが寄ってきた。持っていたお菓子をあげようとした子供達に「やったらアカン!離れなさい!」と慌てて怒った。
また泣いた…
「お家に住んでない動物は病気持ってるかもしれんし、噛まれたら死んでしまうんやで!絶対に触ったり近寄ったらアカン」と教え込んだ。
今では動物を見ても子供たちは「可愛い」「なでてみたい」と言うより先に、「病気になるで」「危ないで」と言うようになってしまった。
これで良かったんだろうか… でも、期間限定だし、仕方ないよなぁ。
ちなみに狂犬病にかかっている犬は、目が充血して涎をたらしている事が多いらしい。
狂犬病にかかっている犬
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父が「○○(私の名前)は色んな動物に噛まれやすいのだから、特に
気をつけるように。まだ厄年だし。」と心温まる(笑)アドバイスをくれた。…そう、私はとにかく色んな動物に噛まれる。
今まで私を噛んだ動物達:犬・ネコ・ウサギ・ブタ・ラクダ・キリン・サル。
ここまで来ると、私って一体…と悲しくなってくる。動物に嫌われているのだろうか…(涙)私は動物好きなのに。片思い?!
流石にブタに噛まれたときは後で腫れて痛かったなぁ、雑菌が入ったんだろうな。
ちなみに飼育係などとして動物園で働いた経験はありません(笑)

参考までに「狂犬病」についてはこちらのWikipediaをどうぞ。

[2006/11/28 22:57] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(3)
宝の山!?
お友達のMさん宅がとてもインド満載なインテリアで、マハラジャ&マハラニの巨大壁画があったりして、すごく素敵なのだ。
それらの家具を購入したお店を教えてもらって、早速「厄年パートナー(笑)」のお友達と行ってきた。(その途中で接触事故しました…汗)
もしかして、私たちって最強ならぬ最凶ペアー?(笑)

そのお店、デリーのはずれにあるスラム街・倉庫街にある。あたりには
ビニールや板切れで組み立てた「家」が乱立し、子供が手桶で水を体にかけながら入浴しているシーンも見られ、本当に「生活の場」という雰囲気が漂う。かと思えば、隣はゴミの山で、掘り出し物を見つけようと
探っている人もいれば、食べ物を探す野良イノシシもいたりする。
普段の私の活動範囲(家~幼稚園、デリー市内など)では、あまり目にしない光景なので、改めて貧富の差を実感する。

スラム街と混在して倉庫街があり、その中にお目当ての店はある。
本当に「倉庫」といった感じで、通路は人一人が通られるほどで、両側にびっしり隙間なく、しかも上に上に何段にも家具が積まれている。
私はこういう場所が好きだ。「お気に入りを発掘してやる~」と燃えるのだ。
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それにしても膨大な数の芸術品。人によっては興味の対象にもならないかも知れないけど、私にとってはまさに「宝の山」だ。
全てが埃まみれなので、おじさんに雑巾で拭いてもらいながら、お気に入りを探す。とてもインドチックな図柄の彫刻を施した箪笥や鮮やかな色でマハラジャが描かれた収納箱などなど。
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地下1階地上3階の建物だけど、各階で大型家具・壁装飾品・ランプ・ブロンズや石の置物・額など、ありとあらゆるものが所狭しと陳列ではなく、積み上げられたり、無造作に置いてあったりするので、まさに埃まみれになりながらの宝探し。
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「1時間くらいね」と友達と話していたのが、結局お昼を食べる時間を削ってまで約3時間物色する。それでも時間は足りない!駆け足状態で各階を見て回り、「あぁ、これ良い」「わぁ、こんな物まである~!」と
言いながらも次を見ないと、3階まで見終わらないので大忙し。
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肝心の値段もデリー市内のお店の半値以下で、しかも種類も豊富とあって最高!探す手間はあるけど、これがまた楽しい。
ここを「ごみの山」とするか「宝の山」とするかは好みによって大きく
分かれそう…(笑)

今回買ったものは、
ランプ
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木彫りの女神像
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ブロンズの踊るシヴァ神像
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馬の腰掛(ブーツを履く時や子供に靴履かせる時に重宝)
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アンティークっぽいネックレス
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ビーズのブレスレット
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いやはや、それにしても凄い「宝の宝庫」を知ってしまった。
教えてくれたMさん、Yちゃん本当にありがとう、感謝します!
こりゃ通いそうで怖いわ… でもお財布のためには却ってうちの近所でなくて良かったかも?!

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[2006/11/27 22:27] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(10)
インフルエンザ
毎年「インフルエンザ予防接種」の言葉を聞くと、あぁ、冬だなぁ、と
感じてしまう。色気のない季語ってとこでしょうか(笑)
インフルエンザの予防接種を先日インドで受けることができた。
日本人学校で児童に限らず、その保護者・未就学の兄弟姉妹までが
一同に受けることができるので、とてもありがたい機会だった。
ちなみにインドではインフルエンザワクチンの製造ライセンスを
とっていないらしくて、輸入ワクチンになるらしい。今回受けたのは
フランス製で、やはりフランス人の体格に合わせてか、接種量も日本より多いらしいので、日本では2回接種するところを1回で済むというので、毎回注射のたびに大暴れする子を持つ母としては、ちょっと嬉しかった。

案の定、もの凄い抵抗の仕様だった…汗 日が迫るにつれドンヨリと
気分が沈むようで、当日朝には「好きな女のこの前でギャーギャー
泣いてたらカッコ悪いでぇ~」というとそれでも「絶対泣くもん!」と
威張っていた…
そして直前、接種会場の教室に足も踏み入れない。引きずるようにして
入室するものの、それはそれはギャーギャー泣き喚く…
腕でなく、大腿部にブスリとやったのがまたショックだったようで大泣き。あぁ、一体何歳までこの大騒ぎが続くのやら…汗
まぁ、確かに私も接種時「あ、痛い~」と思ったから、子供にとっては
大変な痛みなんだろうな。

何はともあれ、無事接種も終え、「頑張ったご褒美」におやつをご馳走した。帰宅途中のグランドホテル内にあるBRIXにて、オレンジクリーム
ミルフィーユとブラマンジェのワイルドベリーソースがけを注文。
ご褒美とか言いながら、単に母が食べたかっただけ…?!

こちらオレンジクリームミルフィーユ。パリパリでなくふんわりしたパイ生地にオレンジクリームがマッチしてる。
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ベリー系に目がない鉄男はごろごろ入っている実に感激してペロリ。
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凄いボリュームで日本人になら2~3人前?ってくらい大きい。
お値段はそれぞれ200Rs(500円)なので、インドの物価からすると
かなり高いですが、味は満足。
デザートも食べ終え、注射の痛みも吹っ飛んでケロリとして帰宅
出来たのでした。一件落着…

[2006/11/26 23:44] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(3)
あちゃちゃ~
お友達とデリー郊外近くに出かけた。ちょうど金曜日でムスリムにとっては1週間では一番大切な礼拝の日。近くに大きなモスクがあることもあり、道路は凄い渋滞。しかもモスクに入りきれなかった信者は
道路にはみ出してお祈り、…といってもこのはみ出し方が半端じゃない!片側3車線を全て占領して、皆で座ってお祈りしてるものだから
車は必然的に反対車線を逆走しないといけないわけである!?(驚)
普段ならビービーとクラクション鳴らしまくりの運転手さん達、原因が
神聖な礼拝だからなのか、抗議の様子は微塵もない。流石、多民族・多宗教の国だ。こういうことに関しては寛容である故に多民族国家として
成り立っているのかなぁ、と妙に感心&納得した。

私はお友達の車に乗せてもらって、その後ろをアシフさん運転する
マイカーについて来て貰っていた。渋滞中、後ろで”ガシャーン”と
事故特有の衝突音が…。すぐ後ろだったよなぁ。友達のドライバーさんの慌てようから、ふと後ろを見ると、何と愛車のワゴンR が…!?

「冷静に、冷静に…」と自分に言い聞かせ車を降りながらも、ブロガー魂には逆らえず、カメラを取り出しながら(オイオイ…)近づくと…
愛車の後ろから他の車がぶつかってきたようで、ウィンカーランプが割れ、リアドア後ろも傷が…
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よりによってなんでA-さんの一時帰国中に!とやはり右往左往する
私を横に、友達ドライバーさん、ぶつかってきたドライバー、そしてアシフさんの3人が話し合い。いわゆる「示談」で事をさっさと済ませましょう、とヒンディー語で話し合って、あっという間に解決した模様。

事後報告によると、相手が「止まっていた車に自分が衝突した」と自分の非を素直に認め、しかも「修理代は全て出すから、近くにある修理屋
さんに持って行こう」と何とも紳士的な対応だったという。素晴らしい!
我が車はマルチスズキ車製なので、ラッキーなことにどこにでもそこら辺に営業所や修理屋さんがあるのだ。よって、ものの2分で修理屋さんに到着。早速ランプ交換。
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そしてお次は10Mくらい離れた、塗装屋さんに移動。作業者のおじさんが磨くと、アラアラあっと言う間に奇麗になった!!
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そして修理完了!この間、なんと10分!!!!
インドでこれほど迅速に事が完了するなんて、そのことに一番驚いた!
日本なら10分でササッと簡単な修理は当たり前だろうけど、
日々「如何に怒らずストレスを感じずに暮らすか」が肝心な「インド生活の心得」は、「①物事はすぐには解決しないものである」「②すぐ、と言われても最低1,2日は覚悟するべし」「③万事はノープロブレム」「④相手からの謝罪は期待するべからず」
これを頭に刻んでおくだけでも、日々のストレスからはかなり解放される、間違いない!(笑)実際に私は大抵のことには腹が立たないようになった(笑)インドに流されてますなぁ…(笑)

なので、今回の迅速且つ素晴らしい対応に、驚愕・感激してしまった!
何はともあれ、大事に至らず良かった良かった。そして頼れるインド人スタッフに感謝するのであった。

蛇足ながら、修理のついでに「他のボディーの擦り傷も直してぇ~」
とちょっとブリッ子(死語?)風にお願いしても「ノー マダム」と
あっさり断られてしまった。あぁあ…




[2006/11/25 12:41] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(7)
ソムヤちゃんのお誕生日会
絵画教室のお友達のソムヤちゃんのお誕生日会に招待された。
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マクドナルドのワンフロアーを貸切で、子供たちがキラキラ三角帽子をかぶりディスコさながらに、ノリノリでボリウッド映画のサントラを
BGMに、これまたボリウッドダンスを踊りまくる!
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そして食事はもちろん子供たちの大好きなマクドのハッピーセット!!
子供にとっては文句なしの誕生日会だ(笑)
ポテトやバーガー(ノンベジかベジバーガーの2種類どちらかを選択)
ジュースを頬張りながら、子供たちは満面の笑顔でとても楽しそう。

うちの子供は他の子供達のパワーに押されて、タジタジになっていた(笑)それでもばっちり楽しんでましたが。
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7歳で7本の蝋燭を立てたケーキを前にお願い事をする。
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ソムヤ一家。
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それにしても自己主張が強い国ならではなのか、誕生日のゲームも
「モデルごっこ」(輪になり座って、その真ん中をモデル歩きやパフォーマンスしながら通過して、勝敗を争う)なるものがあった。
みんな上手い!クネクネ腰を振りながらトップモデルさながらに
歩いたり、スター歌手のように踊ったり(笑)

インドの子供たちの可愛い素顔や姿を見られて、それだけでも
満足だった。招待ありがとう。
そして7歳の誕生日おめでとう、ソムヤ!

[2006/11/23 16:41] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(3)
SUSHI
外国人が真っ先に思い浮かべる日本食はやっぱり「寿司」である。
なかなか純日本食が食べられる店というものが海外では少ないけど
(日本食なんでもありのバンコク、ラーメン横丁まであるロンドンなどは別として…)、アジアっぽい店だとSUSHIなるものが置いてあることがある。
最近私の大のお気に入りであるカーンマーケット内のthe KITCEN(←以前の記事はこちらの色文字からどうぞ)で"SUSHI"を見つけた。ここのお寿司、やはりローマ字表記のSUSHIが
しっくり似合う、日本のものとはまた違った寿司なのだ。

それでも侮ることなかれ!!とても美味しいのだ。伝統的な寿司とは違って、見た目にも斬新なデザインでとてもお洒落!
握り寿司かと思ったら巻き寿司のよう?
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ちなみに私の「美味しい」はかなりレベルが低下しているので、万人にとって「美味しい」とはいかないかも…(汗) なんせ日本食に似たもの
が出てくれば、それだけで嬉しいと思うレベルですから…(笑)

それにしても海苔で巻かずご飯が外側で、しかも数の子のようないくらのような魚卵で彩られ、中には玉子・パプリカ・えびがロールされている。もう一種類はスモークサーモンをグリーンハーブで奇麗に彩った
もの。見た目もお味も合格です!!
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そしてこれで295RS(約700円)。日本食に飢えている方、是非試してみてください!

ちなみにサラダ&前菜部門の"Platter of Sushi"でメニューに出ています。ベジタリアン210Rs、シーフード295Rsとなってます。
私はシーフードを頂きました。あ~美味しかった。近場でしかもお手ごろ価格でお寿司が食べられるなんて~。でも、あくまで「寿司」ではなくて「SUSHI」ですからねっ(笑)

[2006/11/22 10:24] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(7)
大運動会
日曜日は前からずっと子供も大人も楽しみにしていた運動会。
その名も「日本人学校・日本人会大運動会」!
幼稚園と小中学生総勢約120人プラス個人会員や日本人会に属する企業
などの駐在家族競技参加登録者数だけでも190人程。応援などの人数を
入れると実際はもっと多い。国外にも関わらず、まさに「大運動会」で
日本人の祭典!
デリーだけでもこんなに日本人が住んでるんだなぁ、とこれまた
日系企業のインドへの注目度を実感させられた。
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我が息子・鉄男は器楽パレードやインディアンダンス、かけっこ、障害物競走(後者2種目はチーコも参加)と、日頃の練習の成果をバッチリ発揮し、親はただただ子供の成長・晴れ舞台を嬉しく眺めていたのだった。
器楽パレード。幼稚園から中学生まで心を合わせて演奏・踊り
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かけっこの「位置について!」
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ちなみに鉄男は「ペンギン走り」なので順位より走りぬくことが課題…

それにしても日本にいたら経験できないような、民族衣装に身を包み、インドダンスを踊る、という貴重な体験ができた事を感謝するばかり。
これだけでもインドに来て良かった!
鉄男も最初は「難しいから練習嫌だ~」と少々愚痴っていたが、
頼りになる小中学生との合同練習や頑張れば褒めてもらえる喜びなどを味わい、最終的には皆の前で踊りきった晴れ晴れした顔は、我が子ながら「良くやった!」と褒め称えたい気持ちだった。
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幼稚園組みでインド衣装を着て記念撮影 本当に可愛い!!
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日本では教育の場での問題が色々と取り沙汰されているが、ここ
ニューデリー日本人学校においては、そんなものは微塵にも感じさせない、純粋真っ直ぐ・一生懸命な子供たちの姿を見ることができ、本当に
清々しく気持ちよかった。

それにしても、日本人会部門の競技も本格的で、4チームに分かれるのだが、ネーミングがまたナイスである(笑)
ムガールドラゴンズ、インディアンライオンズ、マハラジャキングス、レッドウィング。それぞれインドチックで笑ってしまう。
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しかも勝敗をかけて本気で熱く戦うのだから、私も久々に体を張った。
障害物競走では、いきなり「一緒に来て!」と引っ張られ、ゴール後に
紙を見せてもらうと「いい女(自称)」とあるではないか!?
恥かしくて恥かしくて、審査員に「おい、ちゃうやろ!」と突っ込まれるんじゃないかとドキドキした…汗
こちらは定番「玉入れ」
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ラジオ体操も久しぶりだった。ハンガリーで会社勤めしていたときも、
日系企業だったので、毎朝ラジオ体操が流れていたのだけど、その頃を
懐かしく思い出しながらも、歳のせいか、準備体操はしっかりせねば!と真面目に体操した。

ちなみに高校時代はラジオ体操でなくて、「大日本帝國青年体操」
というものをやっていた。
体操の絵も水兵さんがやっているプリントを入学後に配られ、1学期の
体育のテストは「青年体操」を正しく出来るか、というものだった。
日の丸掲揚や国歌斉唱よりももっとやばいんじゃないか…(笑)
今もやってるのかなぁ?誰かご存知??

そんな話はさておき、運動会、本当に好天に恵まれ親子共々、のびのびと楽しんだ一日だった。そして夜…早くも筋肉痛に襲われ、サロンパスを全身に張りながらも「筋肉痛が早く来るってことは、まだ若い証拠だな(笑)」とニヤリとしていたのでした。

[2006/11/20 23:37] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(3)
インド国際トレードフェア
今週からデリーのプラガティ・マイダンにて国際トレードフェアが
行われている。インドの各州や省庁がパビリオンを出していて、
各州の企業ブース・パネル展示・特産品・郷土料理などなど、見るもの・欲しいもの・買うものが一杯なのである!
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早速、子供たちを子煩悩なドライバーのアシフさんに託し、
インディア門の公園で遊んでいてもらうことにして、母は1時間の約束で行ってきた。
それにしても会場はもの凄く広い!各州のパビリオンだけで19箇所。
省庁パビリオンが4箇所、そして24ホールにも及ぶ大規模さ。
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パビリオンもそれぞれに雰囲気が全然違っていて面白い。
結局1時間の約束は2時間半になり、それでもたった4州のパビリオンしか観られなかった…また出直さねば!

先ずはビハール州のパビリオン。
建物がとても素敵だった。
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中に入ると観光案内パネルや主要産業などの紹介。
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いよいよお楽しみ物産展コーナーへ。まずはインドの絵。
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天然塗料のみを用いて手漉き紙に描いたまさにインドチックな絵。
以前から欲しいと思っていたところ、同じく隣で激しく物色する
インド人マダムに「ここのは質は最高だし、値段は安いし買わないと
損よ!」と言われ買う気満々になった(笑)
でも迷うんだよなぁ~。とにかく凄い数で色んな図柄。
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あ~ガネーシャも欲しいし、パールバーティやシヴァ、ラクシュミー
も良いなぁ…などブツブツ呟きながら真剣に物色してしまう。
早速習ったヒンディー語で「高いよ~、○ルピーにまけてね!」と
言いくるめクリシュナ神夫妻とガネーシャの2枚を購入。

お次はアッサム州のパビリオン。
「本場のアッサムティーはアッサムの業者さんから買わないとね!」
ってことで可愛い麻袋に入ったアッサムのリーフティーを購入。
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ちなみにインドでは買物したら紙袋でなくて、可愛い麻袋や布袋に
入れてくれることも多くて、ついつい集めてしまう…
(捨てられないのよ~、貧乏性?!)

アンドラプラデーシュ州のパビリオン前で民族舞踊をやっていた。
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普段デリーの生活しか知らないので、初めて見るアンドラプラデーシュの人や踊りは「これもインド?」ととても新鮮だった。

こちらはカルナタカ州の踊り。重そうな飾りを棒一本で頭のてっぺんで
支えながら踊るのである、驚き~!この二つの踊りだけでも、同じインドとは思えないほどで、多民族国家インドを感じた。
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ラジャスターン州のパビリオン。
ラジャスターンはジャイプールという別名「ピンクシティー」という
名だたる観光地もあり、パビリオンもピンク色だし華やか!
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子供たちが民族衣装に身を包み踊っていた。とても可愛かった。
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中に入ってもっとびっくり!たった2週間弱の開催期間のために
これだけの豪華さにするとは!
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お気に入りのインドのおじさん人形があちこちにあって、これはラジャスタンの特産品だったのね、と勉強になった。
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ちなみにこちらの身長1Mのおじさん人形欲しいなぁ、と思ったん
だけど、日本に帰って置く場所ないよなぁ、と諦めた…
お値段は1600Rs(4000円)。
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ラジャスタンはブロックプリントが有名。素敵なブロックプリントが一杯で女性陣は一生懸命選んでいる。
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ちょうど寒くなってきたし、ということで私はブロックプリントの
可愛いキルトを購入。
ちなみにシングルサイズで330RS(820円)。肌触りも気持ち良いのよ!
かなりお得な気分!
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この時点で子供たちから携帯へのコール2回。
「お母さん、もう終わった?」
「ごめーん、まだ~。あともうちょっと!すぐすぐ!」
そして次のパビリオンへと走る母…(おいおい)

各パビリオンは一方通行になっていて、建物を出るとその州の
フードコーナーが所狭しと並び、皆さん美味しそうに食べている。
ドーサ(薄いクレープみたいなものにスパイス入りの具をクルッと
巻いて食べる)を鉄板で焼くおじさんと、お客を手際良くさばく
おばちゃん達。
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ターリー(定食)を手にしたお兄さん。
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フレッシュパイナップルジュースのスタンド。
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使い捨ての素焼きカップで飲むチャイ屋さん。
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ちなみに「日本が誇るインド人の嫁」(まさにその通りのお方です!)であるお友達によると、インドは「浄・不浄」の観念が強いらしい
ので、こういう使い捨ての素焼きカップやバナナの葉っぱのお皿などがよく用いられるそうだ。

またまた面白いもの発見!
「きっと昭和中期には日本にもこんなのあったんじゃないの?」と
思われる代物。
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おじさんが手動蓄音機みたいなものでレコードのような円盤を回して
いて、箱に設けられた穴から中を覗くと動画が見られる、というもの。
チラッと覗くと、サリーを着た奇麗な女性達が煌びやかに踊っていた。

そして子供から3回目のコールが…
「お母さん、喉渇いたよ~」
この日も暑くて30度近くあったのでは、という程だったので、流石に
脱水症状になってはイカン!、と母は激しく後ろ髪を引かれる思いで
会場を後にしたのだった。

外に出てこれまたびっくり。このフェアーのおかげで大渋滞&凄い人だかり。デリー交通局のお巡りさんもいて、騎馬隊までも!
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それにしてもこれは2,3時間では絶対に足りない!半日いても良いくらい
見所満載だった。私も勿論出直します!(笑)
機会があれば、皆様も是非行ってみてください。

情報として…
India International Trade Fair
Pragati Maidan(ほぼ全てのゲートから入場可)
平日(月~金)午後1時~8時迄
週末・祝日 午前10時~午後8時迄
11月27日まで開催


[2006/11/18 23:37] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(7)
厄年
実は私、今年は厄年です。
…といっても一応分類上、私はカトリック教徒なので本来は関係ない
話なんだろうけど、とにかく今年は悪いことが多い。
今年上半期だけで、腕の石除去手術2件・胃のポリープ切除手術・
肋骨骨折・卵巣嚢種・膀胱炎…と病歴の数々。
こういう状況を話すと「今年もしかして厄年?」と聞かれる。
はい、まさに女・数え年33歳、本厄の年なのである…

こうも悪いことが続くと別に「厄年」ということを信じるわけではないが、ちょっとでも状況が良くなるなら…とお守りでも持っていようかな、という気分にもなる。
そもそも「厄年」というものには、その年齢設定にもちゃんと理由が
あるらしい。昔、女の人の結婚・出産・育児が10代後半~20代前半が
主流であった時代、ちょうど出産・育児の疲れ・無理がどっと体に出てくるのが30代前半の32・33・34歳あたりだったらしい。
なので、前厄・本厄・後厄などといって、お払いしたりすることで、
体に無理がたまっている年齢であることを自覚させ、これ以上無理をさせないようにするものだったそうだ。

まぁそういう理由なら、この歳で疲れが出てくるのは納得する。
子供二人を立て続けに産み、我武者羅に自分のことは後回しで育児に
専念して来たわけだから(ホンマかいな?!)、ちょっと落ち着いた
頃に疲れが出てくる、というわけだろうなぁ。

「前厄」に当たるお友達がいて、彼女も今年は病気続きだという。
彼女のお姑さんが「虹色の物を身に付けていると厄除けになる」と
教えてくださったそうで、早速虹色グッズをお互いにお揃いでプレゼントしあいっこした。
インドの可愛いガラス玉で作った七色の携帯ストラップ。
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インドのジャラジャラ鈴のついたヘアークリップ。
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さぁ、これで厄年を乗り切るぞ~!
インドグッズゆえにヒンドゥーの神様、私たちを守ってね~。
(おいおい…何でもありですなぁ、罰当たり?!)

[2006/11/17 04:56] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(3)
KANKやっとゲット!
前々から観たいと思っていたにも関わらず、8月の上映時に観られないまま終わってしまっていた映画"KANK"ことKabhi Alvida Naa Kehna(さよならは言わないで)のDVDがやっと発売された。
即買いして、夜さっさと子供たちを寝かしつけホームレイトショーを。
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ところで、インドのDVDやCDってパッケージが凄く凝っていて面白い。
色々工夫を凝らしていて、毎回それも楽しみだ。今回のKANKのは
本みたいな感じで、下のPULL部分を引っ張ると上下からバッとDVDが二枚飛び出す仕組みになっている。
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物語のキーワードは「結婚・人間関係」。
二組の夫婦がいて、一方は学生時代からの友情の延長で結婚し、
他方は親に対する義理人情もからむ幼馴染同士の結婚。
そのうちの男女が、自分はパートナーに愛されているにも関わらず、
相手に不満を持っていて「この結婚は間違っている」と思っている。
お互いにそういう気持ちを相談し合ううちに恋愛感情が芽生え、
挙句の果てには肉体関係まで。いわばダブル不倫。
しかもその不倫関係を「真実の愛」と信じ、貫き通す二人。
もちろん、二人の周囲、特にそれぞれの結婚相手は深く傷つくわけで、その親も複雑な心境に陥って、人間関係は崩れて行く…というのが
簡単な大筋。

結婚・恋愛というテーマ自体が、それこそ多種多様な捉え方があるので、「これが正しい」なんていう正解は勿論ない。
でも、やっぱり既婚者の私は、いや、もし独身だったとしても、ちょっとこのストーリーには共感できない。
それにしても思い切ったテーマで映画を作ったものだと、感心する。
インドでは占星術なども絡んだお見合い結婚が多数派で、婚前交渉も
まだご法度、という考えが主流な中で、ダブル不倫、しかも肉体関係まで持ってしまい、離婚までして最終的には結ばれる、なんて話に共感できるインド人は極端に少ないと思われる。
インド全体で、この映画に対する感想はどう分かれたんだろう?と、
そっちの方が気になるなぁ…

ストーリーに対する共感度はさておき、映像の美しさや音楽・ダンス
シーン、グイグイ引き付ける展開は流石だった。
そしてインド映画界の大御所"BIG B"ことアミターブ・バッチャンの演技は凄く決まっていた。台詞にも渋み・重みがあり、何ともいえない
親の心理を絶妙に表現していた。
もちろんシャールクカーンやラーニ・ムケルジー、アビシェーク、プリィティ・ジンダーの4人も文句なし。

3時間見終わった後で、思ったのは「結婚関係もダラダラ流されるんで
なくて、夫婦お互いがいつまでも良き関係を維持しようという意識や
努力が必要なんだなぁ」ということ。
結婚6年のまだ未熟者の私は、A-さんに愛想つかされないように
しないとなぁ、と気を引き締めたのでした。




[2006/11/16 05:50] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(3)
インド・こどもの日
前回の記事で励ましコメントしてくださった方をはじめ、ご心配かけて
すみませんでした。鉄男も5日間の休養の後、今日から幼稚園にも
いけるようになりました。
そして母も「看病疲れ」の名の元、暇さえあれば惰眠を貪っていた生活を改め、久々にブログを更新するに至りました。
健康に気をつけながら、また元気にアホなインド日記を書いて参りますのでよろしくお願いします(笑)

さて今日11月14日は、インドの「こどもの日」だった。
別に祝日というわけではなく、学校も幼稚園も登校日。
チーコの通う現地のプレスクールで「秋の遠足」に行ってきた。
行き先は「ファームハウス」。
ファームハウスとは、元々農場として使われるような広大な敷地に
お屋敷や庭園を設けた、いわば超大邸宅!
しかも、このファームハウス、プレスクールの一先生のセカンドハウス
だというから、いやはやインドのお金持ちとは、私みたいな日本の
凡人には計り知れぬ規模での「大金持ち」である…
私ならそんな豪邸をセカンドハウスに持っているくらいなら、
きっと働きもせず、あっちこっちウロウロして、趣味や好きなこと
ばかりしているだろうに(怠け者ですみません…)
そんな有り得ない妄想はさておき…(涙)

そのファームハウス、素晴らしかった。そもそも保護者の車が十数台連なって行っても、余裕の大駐車場。校庭くらいの広さは悠にある庭園が
あちこちにあり、見渡す限り全てが敷地だという。
DSCN5706.jpg


エントランスも「迎賓館?!」というような立派さ。
DSCN5705.jpg


そして子供たちが遊ばせて貰った庭園も広々として、遊具もたくさんあり、とても個人所有とは思えないほどの規模。
DSCN5708.jpg


子供たちは思い思いにクラスのお友達と電車ごっこをしたり、追いかけっこしたり、遊具で遊んだり。チーコもご機嫌で遊んでいる。
DSCN5710.jpg


普段のチーコの園での姿を知らない母は、我が子の知られざる姿を
新発見し、嬉しかった。
まず、お友達の名前をきちんと覚えて、名前を呼びながら
英語か日本語で区別してコミュニケーションをとって遊んでいる。
しかも発音を耳から覚えているので、「ビクトリア」ではなく
「ヴィトゥリア」とネイティブ発音!おぉ、母はたまげたぞ!
DSCN5714.jpg


家ではおもちゃ1つ巡って、鉄男と激しく取りあい、喧嘩しているくせに園ではお友達と譲り合っているではないか。
(出来るなら家でもしろ~!)
そして極めつけは、母が途中でいなくなっても平気だったこと。
遠足の途中、鉄男の担任の先生から電話が入り、鉄男が気分悪くなったので迎えに来て欲しい、とのことで、急遽チーコを先生やお友達のママに託し、私は日本人学校へ。
今まで母が途中でいなくなる気配を感じようものなら、泣いて膝に
すがってきたのに、いつの間にか、母よりも友達と過ごす楽しさを
覚えたのね…
嬉しいやらちょっと寂しいやら…我が子の成長をまざまざと感じた。

そして鉄男。幼稚園に迎えに行くと、既に彼は復活していて、
皆とお弁当を食べたい、と言うので、そのまま母は退散。
ちょうど小・中学生合同で運動会のパレードの練習をしていたので、
見学させてもらった。
DSCN5720.jpg

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○年前に私もやったなぁ、と懐かしく思いながら、一生懸命練習している子供たちの凛々しい姿を眺めた。先生に「あと5日、もっと上手になれるよ!」と励ましてもらっていた。
ちなみに日本人学校の行事では、保護者も子供もみんなでお揃いの
"Japanese school ND"のTシャツを着用する。
なんだか気持ちも高なるよなぁ~ワクワク
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私は保護者としても競技に参加するし、企業も競技を企画しているのでその駐在家族としても綱引きやリレーにも参加することになっている。
まさに日本人社会の祭典だ~。「異国に在りて母国を感じる」こういうイベント好きだなぁ。

遠足も楽しかったし、良いものを見せてもらえ、ご機嫌で帰路に着いたのでした。

[2006/11/14 22:21] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(2)
デング熱?!
先日から鉄男が40度近い高熱が出て、関節が痛くて歩けないと言う。
39度を越す高熱なんて出たことがなかったので、流石に心配で
病院に連れて行った。
高熱・関節痛があることなどから、先生に「マラリア・デング熱の疑いあり」と血液検査と尿検査をするように指示を受けた。
総合病院でない限り、日本の病院のように個人病院でその場で
血液検査などが出来るわけではないので、病院を出て、また検査機関へ移動。子供は血管が見えにくいことから、血管がなかなか見つからず、鉄男は何度も針を刺されて「痛いよ~、お母さ~ん、嫌だよ~」と泣き叫ぶ。それだけでも痛々しくて居たたまれず、弱い母は泣きそうになる。
しかも検査項目が「マラリア」「デング熱」と来てる…
もう不安で胸がつぶされそうだった。
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ちなみに「デング熱」なんて日本にいれば聞いた事もないような病名。
今年インドでデング熱の媒体となる蚊が大量発生していることから、
今年は特にインド全土でも死亡者が多数出ている。大使館からも説明会がもたれるほど注意が呼びかけられた。
高熱・関節痛が特徴で、更に怖いタイプのものでは「出血性デング熱」というのがあり、傷口や歯茎から出血が続き死に至らしめる事もあり、
その場合は輸血も必要になるため、インドではなくバンコクの病院に
緊急輸送されることになる、という。

予防ワクチンなどはないので、ただただ蚊に刺されないようにするしかない。幼稚園でも蚊取り線香は焚きっぱなしだし、虫除けスプレーも
ジャンジャン振り掛ける徹底振り。もちろん家庭でも24時間電気蚊
取り器をつけている。
デング熱の媒体となる蚊は、僅かな水でも生息できるため、デリー市内でも公園の池も噴水も水を抜いて、蚊の発生を抑える努力をしている。

そんな中での「デング熱の疑い」と来たものだから、不安は筆舌に尽くし難く大きかった。
結果が出るまで丸1日。もう色んな最悪な状況が思い浮かび、気が気でない…

そして今日病院に結果を聞きに行った。
結果は「デング熱反応なし」「マラリア反応なし」!!
あぁ、良かった~!ホッと安心感が広がり、張り詰めていたものが
プツンと切れ、ドッと疲労感が押し寄せる。
でも、本当に良かった。
鉄男はまだ熱はあり、食欲もないけど、徐々にましになってきている。
何も食べられなかったのが、リンゴをかじるようになった。
あぁ、良かった。

それにしても、マラリアもデング熱も、どこかで「他人事」だと思っていた私。今回のことで、やっぱり日常生活に潜む危険を甘く見てはいけないなぁ、と改めて気を引き締めた。虫除け対策はきちんとしないと…

来週は日本人学校・日本人会の大運動会がある。それに向かって子供たちはインディアンダンスや楽器パレードの練習に励んでいる。
鉄男よ、頑張ってお薬飲んで、早く治そうね!

[2006/11/11 22:58] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(12)
遊園地
週末の子供サービスにデリーの遊園地に行ってきた。
結構広大な敷地には、パイレーツやコーヒーカップ、ジェットコースター、ゴーカート、プール、観覧車などなど日本でもお馴染みの遊具施設
が所狭しと並んでいる。

まず、入り口で入場料を払い、可愛い象さんの門をくぐるとチケット売り場が。チケットの種類は色々あって、全アトラクション・無制限乗り放題、全アトラクション一回ずつ、遊園地&プール1日券、回数券4枚、などに分かれている。
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ちょうどディワリ連休だったので、チケット売り場も凄い人だかり。
みんな「お出かけ」という感じで小奇麗な格好をしてる人が多かった。
DSCN5393.jpg


我が家は全アトラクション1回ずつのチケットを購入。
チケットといっても紙腕輪のようなもので、入り口でセキュリティーチェックを受けた後、おじさんが手首に巻きつけてくれる。
DSCN5394.jpg


でも結果的には幼稚園児には回数券4枚くらいでちょうど良かったかも。小さな子供の場合、乗れるアトラクションが激しくないモノに限られるので、そういうものは僅かなので…
全体的に若者・大人カップルの姿が多く、絶叫系アトラクションなどが
多い感じ。
おなじみパイレーツ
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回転ブランコ
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我が家はみんなビビリなので、怖くて乗れない…しかも「乗ってる途中で停電になったらどうなるの?」なんて、インドチックな可能性を考えると余計に乗れなくなってしまった…(笑)

そんな余計な心配をしたものの、久々の遊園地、ばっちり堪能しました!アトラクションも始業時間が遅いのか、12時過ぎになっても
動かないので、まずは腹ごしらえ。ピザコーナーにて、ピザとグラタンを注文してパクパク。
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さぁ、先ず始めにコーヒーカップに乗る。
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周りのインド若者達は、可能な限りグルグル回してヘロヘロになっている(笑)思いのほか回転も速く、ちょっと酔ってしまった…
カップルで可愛くデートしているカップもあれば、なぜか男同士二人で
ぴったり寄り添い乗っているカップも…
ちなみにインドでは男同士の仲が熱く、手を繋ぐも腕を組むも「普通」
らしいけど、私たち日本人から見ると、濃いインドメンズが寄り添っている姿は何とも言えず不思議である(笑)

お次はロープウェイ。
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乗り出せばすぐに落下してしまいそうな腰高の壁と屋根だけの簡単な
作りだけに、子供をしっかり抱き寄せ出発。
意外とスピードもビュンビュンでて風も気持ちよく、上空から広い遊園地を見下ろすのも爽快だった。
波プールつきの広々したプールもある。4月になったら来たいなぁ。
(4月はインドでは「夏」ですから)
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鉄男は毛虫君の何ともいえない表情が素敵な子供列車に乗る。
こちらも上下にスイングしながら走るという、見た目からは想像できない激しさ。でも、子供たちは皆歓声を上げて喜んでいる。
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お化け屋敷好きのA-さんが「ちょっと行ってきて良い?」とお化け屋敷へ。ゴーカートに乗って中に入って行くと色々怖いものがあるという仕組みらしい。
DSCN5428.jpg


…が、A-さん、出てきて開口一番「金返せ~!」と。
「怖がりの私でも大丈夫?」と聞くと「余裕!」と言うので、私も。
私は狭所恐怖症なのでそういう意味で怖かった。というのもたぶんこの
お化け屋敷、全体の大きさが5メートル×10メートルくらいしかなく、内部は1メートルも直進しないうちに、乗っている者の感覚としては「直角カーブ」を何度も何度も立て続けに味あわされ、これまた目の前50センチという至近距離の壁には、下手なホラーチックな絵が蛍光ペンで描きなぐられ、恐怖感を煽っているのだ…
あぁ、怖かった~(笑) でもやはり開口一番「金返せ~!」

メリーゴーランドもあって、子供はそれぞれ満喫したし、親も童心に帰った楽しい遊園地だった。
皆様も是非一度行かれてみては。もちろんお化け屋敷にも入ってくださいね(笑)
DSCN5430.jpg


情報として…
Appu Ghar Amusement Park
Gate No9 Pragati Maidan
12:00~20:00

[2006/11/10 15:44] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(6)
DONに大興奮!
今日念願のインド映画館デビューを果たした。
サントラCDだけは毎日聴いており、どうしても観たかった
シャールクカーン主演の『DON(ドン)』を映画館で観てきた!
don.jpg


あぁ、今日はもう興奮して寝られないかも~!
誰か、この興奮を共有しておくれ~。ということでブログに
この熱き想いをぶちまけさせていただきます!

『DON』のサントラがあまりにも素晴らしくて、この曲のダンスシーンを
観て、スクリーンでシャールクカーンが見られるだけでも価値があると思い、英語字幕無しでヒンディー語も分からないのに、映画館に乗り込んだ次第。
あらすじは前もって、アルカカットさんのHP『これでインディア』にて予習し頭に叩き込んで置いたお陰で、わけがわからなくなる事もなく、音楽も踊りもストーリー展開も全て楽しめた。
(あらすじについては『これでインディア』←こちらへどうぞ

もちろんヒンディー語がわかれば、もっともっと200%満喫できたに違いないけど、なんせヒンディー語教室に通い始めてまだ1ヶ月。
分かったのは「お前もか」「3000ルピーだ」「凄いやつだ」「オッケー」「要らないよ」などなど。
まぁ、これだけでも自分でヒンディーを生で理解できたのだから嬉しいもんだ(笑)

それにしても手に汗握る展開と数々の豪快なアクション、
カッコよすぎるシャールクカーンや美しすぎるプリヤンカ・チョープラーを見ているだけでも十分楽しかった。
映像的な美しさだけでなくて、作品としてもストーリー的にも素晴らしい出来だと思う!
何といってももの凄い最後が待っているので、最後まで息つく間もなく
グイグイ引っ張りこまれ、あっという間の3時間だった。
もう、これはみなさん、観るしかありませんぞ!!

早くもDVDの発売を心待ちにしてしまう。
あぁ、時間が許せばもう1度スクリーンで観たいと思う作品だった。

それにしてもロケ地はマレーシアのクアラルンプール。
この夏夫A-さんが一人で行ってきたところではないか…
「この展望台ってA-さんが行ったって所だよね?」とか思うと
ジッとしていられない。
あぁ、私もクアラルンプールへ行って、あの展望台に行かねば!
…なんて、マニアックでミーハーなことを口にしてしまう程に
シャールクカーンに陶酔してしまった…
こりゃ、ヨン様にはまった母を笑うことは出来ないなぁ…(笑)

もちろん、この記事を書いている間もサントラは『DON』です。
映画の中でも私の大好きな曲のダンスシーンをご紹介します。
ganesya.jpg


体が人間・頭が象の神様ガネーシャのお祭りでのシーンです。
色文字をクリックすると見られますよ。
ちょっと最初はダウンロードに時間がかかりますが、2回目からはスムーズに見られますので、きっと見たらあなたも『DON』の虜になるに違いありません!
ちょっとマニアックで引いてないですよね、みなさま…(汗)

[2006/11/08 01:33] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(2)
ロレアルサロン
我が家の鉄男、髪の毛が伸びるのが恐ろしく早く、しかも凄い
剛毛ではねるので、伸びてくるともう「パイナップル」さながらである(笑)
そのくせ散髪が嫌いなので、マクドのご褒美をちらつかせて、同じく
散髪を嫌がるお友達と3人で一緒に美容院に行った。

鉄男に「散髪の何が嫌なんだ?」と聞いてみると
①首に髪の毛が当たってチクチクする
②バリカンが怖い
③頭をやたらと動かされる
という事らしい。①,②は日本でも仕方ないんだけど、③は笑った。
日本の美容院だと美容師さんが椅子の高さを調節したり、自分が
中腰になったり動き回ったりして、客の頭をグイッと動かすことは
あまりない。でもこちらでは普通のこと(笑)

鉄男を含めて男の子3人ズラリと鏡の前に座らされて、一斉にカットが始まる。
DSCN5666.jpg


注文は「コリアンカット スペシャル(韓国風カット特別版?!)」
なんちゅうネーミングだ…と思うけど、幼稚園の他のお友達がこれで
男前にカットされていたので、みんなこれでいこう!となったわけです。でも、カットする人もされる人も癖や髪質があるからか、出来上がりはそれぞれ別ものでした…
とりあえずさっぱりしたし、母達はホッとこれでしばらくは一安心。
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それにしても鉄男め、良いなぁ、私より良い美容院に行って…
私、インドでロレアルサロンなんて行ったことないぞ~(涙)
母の行っている美容院についてはこちらですビューティーサロン体験

ちなみにここは男性専門のヘアーサロン。
もちろん、使っているシャンプーなんかも全てロレアル製品!
DSCN5669.jpg


ポスターもカッコいいお兄ちゃんが笑っている。
DSCN5668.jpg


シャンプー台も快適そうで、おじさんも気持ち良さそうだった~。
DSCN5671.jpg


しかもこの設備、清潔感でコリアンスペシャルも120Rs(300円)
と安い。
A-さんも次回はここにしようと言っていた。

情報として…
Oxford
BF 48 Basant Lok (マクドの向かい、アディダスの隣)


[2006/11/07 13:19] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(4)
インドのお友達
こちらに来て最初に出来たインド人のお友達。
それは鉄男と同じ絵画教室に通う女の子のお母さん、ハルシャさん。
ハルシャとは毎週2回顔を合わすので、その度彼女の超早口弾丸トークを
聞いては、私は大受けしている。

何かインド人との間で困った事があったり、「これってどういう事?」と誤解しそうなときは、ハルシャに聞いてみると、明確な答えが返ってくるので、変に誤解したまま終わらず助かっている。

一時帰国した折、彼女の娘ソムヤちゃんにお土産用の「ジャパニーズ着物」をプレゼントした。とても喜んでくれて、早速試着していた。
インドの人も黒髪が美しいので着物が似合うんだなぁ、と新発見。

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我が家に来てくれたときに、お茶とお煎餅で日本風もてなしをしたら、とても喜んでくれ、日本茶も「美味しいし香りが良い」と気に入ってくれた。
少しでも私を通じて日本を身近な国に感じてもらえたら嬉しいなぁ。
子供たちは和気藹々と言葉も通じているのか通じていないのか、
でも、仲良く遊んでいるので、これも以心伝心ってやつなのかな、と
私とハルシャは目を細めて子供たちを眺めていた。
とてもほのぼのした一時だった。


[2006/11/06 23:38] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0)
美味しいお店
デリーでは「質も良く、大概のものが揃う」ということで、外国人がよく行くカーン・マーケットに家族で食事に行った。
このマーケット、色々と掘り出し物や可愛い文房具・レターセットなどが一杯あって重宝する。

週に2回も動物園に行った(笑)
水曜日に行ったばかりだけど、日曜日今度は家族4人で行ってきたので
その帰りにお腹をすかせて、カーン・マーケットへ直行!
裏通りになかなかお洒落なレストランを発見。
DSCN5615.jpg


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シーフードが売り物らしいけど、我が家の鉄男はもちろんホットサンド、私はチキンストロガノフ&パセリピラフ、A-さんはベトナム風ヌードルを注文。どれも美味しく、しかもお値段も良心的。ベトナムヌードル以外は全く辛くなくて、子供たちも夢中でバクバク食べていた。
これまた1つ良いレストランを発見。

チキンストロガノフ&パセリピラフ 250Rs
DSCN5603.jpg


ベトナム風ヌードル 200Rs(500円) 240RsDSCN5606.jpg


ハム&チーズホットサンド 140Rs(350円) 195Rs
これまたとろける鉄男氏(笑)
DSCN5604.jpg


写真を撮るのを忘れましたが、ここのベークドチーズケーキ&ブルーベリーソース(95Rs)はかなり美味しかった~!
注文した4品の美味しさから言って、きっとシーフードも美味しいだろうと確信。また次回行く事を決意したのでした。

情報として…
The KICHEN
カーンマーケット内 裏通り anohkiの斜向かい
'09.6.18 訂正)
現在ここにはanohkiはありません

DSCN5594.jpg


[2006/11/05 22:08] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(4)
雑誌での特集
お友達が定期購読している婦人誌『LEE』でハンガリー特集が掲載されていた。(Mさんありがとう!)貸して貰って見ていると、懐かしい風景や知っているお店などが
載っていて「あぁ、ハンガリーに帰りたい!」と思った。
「行く」というよりは「帰る」という感覚になっているので、まさに私にとっては第二の故郷だ。

こちらが『LEE』の表紙&中身のハンガリー特集。
DSCN5677.jpg

DSCN5676.jpg

DSCN5679.jpg


ちなみにコーディネーターとして名前の出ている人は、私の友達で
「あぁ○○君がやった仕事なんだなぁ。」と思うと特集に対する
愛着も増す。これからもどんどんハンガリーを売り込んでね、Rちゃん!

ハンガリーはさておき、今は何といってもインドが熱い。
世界中がインドに注目している。
「眠れる巨象が目覚める!」とか「急成長する巨大市場!」と
いうフレーズで紙面を賑わせたり、色んな雑誌でも「インド特集」が
組まれている。
そう、何といっても今本当に世界はインドに注目しているんだと実感する。デリーネットワークで集まる各国企業の駐在員の奥さん方、
チーコの幼稚園に来ている各国駐在員の子供たち。ホテルでも色んな国のビジネスマンを見かけたり、飛行機もビジネス客で一杯。
各地で新しい外国企業との合弁会社の工場が建設中であったり、日本の様々な企業が進出し、日本人学校の生徒数もどんどん増加中。

日本のメディアに対して「インド特集」のお仕事をしているお友達が
いる。…Bさん貴女です(笑)
勿論大変な事も多々あると思うけど、自分の第2の祖国インドについて
紹介し、それで印象アップに貢献できるなんて素晴らしいお仕事だと思う。
彼女の関わったインド特集は数知れず。そして確実に日本でのインドに対する感覚は変わりつつあると思う。
「汚い・貧しい・病気だらけ」などひどいイメージばかりが先行していたインドも「お洒落スポット」や「IT関連エリート国」「可愛い雑貨天国」など好印象ももたれつつある。
どんどんインド特集してくださいな!
インド特集のある雑誌のほんの1部例
56116[1].jpg

M01823226-01[1].jpg



かといって、格好良い面ばかり強調されても、負の面も当然ある
わけで、それも踏まえてありのままのインドに興味を持ってくれる人が
増えればいいなぁ、と感じる。

非力ながら私のブログを見て下さっている方からも「インドのイメージが変わったよ」とか「今までは絶対死んでも行かない、と思っていた国だったけど、なんか面白そうだし奇麗なところも一杯あるね」と言ってもらえたり…
駐在帯同の決まっている奥さんからも「インド赴任の不安が小さくなって、赴任が楽しみになってきたよ」などなど嬉しいメッセージも届くようになり、インドの魅力的な面をどんどんお伝えしなければ!と使命感に燃える今日この頃である(笑)
インドを良く言って貰えると嬉しいという事は、もう私にとってはしっかりインドも第3の故郷になりつつあるって事だなぁ、と嬉しく思う。
いつの日か大きくなった子供たちとまたインドの知人を訪ねる旅が出来るように『インド貯金』もしないとねぇ。
もちろん『ハンガリー貯金』も。そんなに貯められるのか~!?

[2006/11/04 20:41] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(4)
バケツお風呂!?
我が家は寒がりなので、周囲からはびっくりされるが、すでに衣替えを終え、すっかり秋モードで長袖ばかり着ている。
…日本在住のみなさん、インドはまだこういうレベルの暑さです(笑)
昼はTシャツでオッケーだけど、朝夕が冷え込むし、なんせ家の床が
大理石なので、余計に寒々しいのである。ちなみにもうオイルヒーター
使用しています…(笑)早すぎ?!

さて、そんな感じなので、「入浴タイムもよりホットに!」ということである物をバスルームに追加。
それは…バケツ!?日本でも良くあるゴミを大量に入れるポリバケツです。何に使うか?子供用の風呂桶です!
シャワーだけでは寒いし、我が家のギザ(温水器)の容量は小さいので
シャワーの途中で水になってしまうこともしばしば…
なので子供たちだけでもと、ポリバケツに「生ゴミよろしく(笑)」
浸からせることにした。
DSCN5637.jpg


これが凄い人気で、毎日外から帰ってくると、二人とも我先にと
服を脱ぎ、少しでも長く浸かって、お風呂のおもちゃで遊ぶので
おかげで肩までポカポカ!
私も入りたいけど、流石に親は大きさ的に無理なので入れない…涙
あぁ、日本のお風呂みたいに肩までしっかりたっぷりのお湯に浸かりたいよ~!!温泉が恋しい~!インドに温泉があればなぁ…

ちなみに以前住んでいたハンガリーは温泉大国なのでそこここに温泉があり、しかも湯冷めしにくいタイプの水質なので、本当にホカホカと
足先まで温もった。あぁ、温泉…なんて素敵な響き。

友達と暖房の話をしていたら、ヒーターつけて寝ているのは我が家だけでびっくりされた。まだクーラーや扇風機をまわして寝ている家庭もあり、こちらこそびっくり!
インド人のお友達によるとこれからは朝夕は霧が出るようになるらしく、いよいよインドも秋深まり、冬突入なのね…と寒がりの私は覚悟を決めたのでした。
[2006/11/03 22:26] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(5)
小林さん?!
先日、面白いネーミングの食べ物を発見!
デリーから車で30分のグルガオンというモール天国の町に
お買物に行き、お昼に入ったお店にそのものはあった。

メニューを見ると"Kobayashi chicken soup"とな…?
Kobayashi、コバヤシ、小林?
これって日本人の苗字やんなぁ…
きっと『小林さん』という名の駐在員さんが教え込んだ
料理なのかな、と推測。

もちろんそれを注文しました!
出てきたものは、なんとラーメンもどき!
やったー、ラーメンだ!
DSCN5536.jpg


しかも野菜たっぷりのチキンスープになぜかビーフンと中華麺の
2種類入っていて、これが意外と美味しかった。
"Kobayashi"、私のお気に入りに追加します(笑)

それにしても、このネーミング!
ハンガリーに居た時は、首都ブダペシュトではなくて
郊外の町に住んでいた。そこには当時日本料理レストランはなく、
中華レストランが唯一アジア料理を味わえる店だった。
そこには単身赴任で家庭の味に飢えている駐在員達が
スープに麺を入れて特別メニューに加えてもらったりして、
どんどんメニューに載っていない特別料理が増えていってた。
大体そういう料理には「○○スペシャル」とかいって
その人の苗字○○が入ったり、会社名(もちろん日系企業名)が
入ったりしていたものである。

きっとグルガオンの"Kobayashi"もそういう過程があるんだろうなぁ、とハンガリー時代を思い出しながら、懐かしい思いに浸りながら
コバヤシラーメンをすすったのでありました。
小林さん、素晴らしいレシピを教えて込んでくれてありがとう。

ちなみに"kobayashi"は、グルガオンのCity center3階のお店
(名前忘れました…)で150Rs 程で食べられます。
春巻き・キムチ・コーラ付きでお腹もお財布も満足でした(笑)

最後に…
世界で活躍するジャパニーズビジネスマン達よ(夫A-さんも含む)
頑張れ~!!

…ってここまで書いて、小林が人じゃなかったらどうするの?!(汗)


[2006/11/02 02:45] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(7)
じんわり感謝
インドに限らず、海外生活をすると、親兄弟は遠く日本に離れているわけだから、いざと言う時に頼れるのは、「お友達」である。

お互い同じ境遇なので、みんな本当に親身に力になって支えあっている。そうして得た親友は、同じ苦境を生きた「戦友」とも例えられるほどで、駐在生活のたまらない魅力でもあり、ご褒美であると思う。

先日、また腹痛に苦しんだとき、これまた皆さんの親切が心に染みた。
病院から戻ると、モティさんがおかゆを炊いていてくれた。
DSCN5659.jpg


お友達がお手製のチーズケーキをお見舞いにもって来てくれた。
DSCN5661.jpg


また別のお友達は、おかゆと貴重なおかずを届けてくれた。
DSCN5660.jpg


そしてゆっくり休めるように子供を預かろうかとも言ってくれる。
電話やメールで「遠慮は無しだよ、いつでも言ってね!」と助けの手を
差し伸べてくれる。ありがたい『戦友』が一杯で私は幸せ者です。

みなさんの心遣いが嬉しくて、温かくて涙がこぼれた。
心身ともに親切が染み渡り、パワーをもらえた気がする。

海外生活、体がきついときは精神的にもかなり追い込まれる。
そんなとき、一番の救いになってくれるのはやっぱり「友達」だ。
もちろん旦那様も力になってくれるけど、『駐在妻の一番の任務は
夫が気持ちよく安心して海外での責任を果たせるようにサポートする
こと』らしいので(笑)… あまり夫に負担はかけられない、のである。
ちょっと一昔前のような奥ゆかしい奥様像を連想してしまう。
私はこの点完全に失格である。自分の楽しみのためについて来てるようなものなので…汗

それにしても病気のときの人の親切とは、身に染みてありがたいものである。ハンガリーにいるときも大家さんやルームメートが食事を作ってくれたりした。「日本人=米を食べる」という発想から彼らが作ってくれた病人食は「お米のミルクシュガー煮」であった…。
いや、大事なのはその気持ちですから!
勿論全部「美味しい」とたいらげました。

インドの病人食は一体何なんだろう?
興味あるなぁ。今度病気になったら、モティさんに
お願いしてみようかな(笑)
いえいえ、こんなこと言ってる場合じゃないですね。

みなさんから頂いた心の篭った美味しいもののお陰で、すっかり
回復しました!ありがとうございました。
[2006/11/01 20:48] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(3)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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