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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
インドの新聞より
我が家は"THE TIMES OF INDIA"という現地の新聞を購読している。
インドでトップの購読率を誇る新聞であるが、いかんせん私の英語力に問題ありなので捨ててるだけのようでもったいない…反省

インドの新聞は見ているだけでも、日本のものとは明らかに違っていて面白い。日々の出来事は勿論のこと、記事の書き方とか、広告・日曜特集などなど…

①先ずは今のインドを象徴するような広告。
中間所得層の大幅な経済的台頭による不動産購買力上昇。
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豪華マンションやデリー近郊都市のベッドタウン的なマンション売り出し。だいたいの物件がLDK+3~4ベッドルームで完全セキュリティー・電力100%バックアップシステム・駐車場完備しかも魅力的なローン優遇付きなどの条件。
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お値段はお手頃なものだと500万~600万Rs(1300万~1500万円)といった感じらしい。勿論住宅ローンの広告もあって、大体金利9%、最高25年。
ちなみに平均的な中間所得層の夫婦共働きの収入は月6万円ほどなので
やはり一生のお買物である。

②結婚相手斡旋情報
毎週日曜日には見開き一杯にびっしりと14ページほどにも及ぶ結婚情報が折り込まれてくる。
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読んでいるとちょっとこっぱずかしくなるような、皆さんの「自信満々さ」。謙虚な国民性の日本では有り得ない様なアッピール。
例えば…
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『当方、最高にハンサムなパンジャブ出身26歳身長170センチ男性。アメリカの大学を卒業。最大手企業に勤務。 最高に美しい才女求む。占いデータと写真を送ってね』
「我こそは!」というお方、立候補なさってみては…(笑)

熱烈な国民性も新鮮であるが、歴史・文化的にもインド特有な記述もある。それはカースト・言語・宗教。カーストについては、私も深く知識があるわけではないので、細かい事は言及しないが、今でも同じカースト間の結婚が主流というので、この項目ははずせないようだ。ブラーミン(バラモン)・クシャトリアなど世界史で聞いた事のあるような階級カーストだけでなく、職業カーストも絡み合って更に細分化されているので、カースト別の募集一覧だけで22項目にも及ぶ。

そして母語別一覧。
インドは多民族国家なので紙幣にも15言語の記述が有り、少数民族の言語も含めればインド全土だけで1000以上の言語があると言われている。
結婚募集欄ではマラーティ語・テルグ語・パンジャブ語・オリヤ語・ヒンディー語・コンカナ語に分類されていた。

お次の分類項目は宗教。こちらは仏教・ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教に分けられていた。
後はまぁ「普通」に「地域別」「年齢層別」といったところ。

結婚広告1つとっても、お国柄が出ていてかなり新鮮!
応募必需品は「占いデータ」と「出生データ」なのだから、流石占いが
結婚を大きく左右するだけはある。

③商品広告
なかなか日本じゃ見かけないやり方を発見。
ある洗濯洗剤の広告で、布切れが貼り付けてある。その布をそこの洗剤で洗うと当たり番号が出てきて、それによって豪華商品が当たる!というもの。ちなみに一等は子供の奨学金。確かに服を一番汚すのは子供だし、お金がかかるのも子供ってわけだ…(笑)

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この布切れは、うちの鉄男が早速はがして、水道で試しに洗ってました。勿論インクは落ちないので何も出てこなかったから、「明日洗濯機で洗う!」と張り切っていました。まんまとこの洗剤買わされる羽目になるのか!?凄い商法だ。日本の広告業の方いかがですか?(笑)

④個人的な趣味ですが…
私の好きなインド映画界の帝王シャールクカーンのインタビュー記事。
そして日本ではきっとこんな事皇室関係にしかしないんじゃないの?と
思われるスペシャル記事。
その内容とは…
11月2日は彼の誕生日なので、なんとTHE TIMES OF INDIAが
「シャールクカーン、お誕生日おめでとう!」と読者からのお祝いメッセージを募集して、本紙に掲載するというもの。
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ちなみにシャールクカーンを知らない友達から「彼を日本でいうなら
誰くらいの大物俳優なの?」と…
日本でトップの新聞が、そんなお誕生日特集するような大物俳優って誰?!そんな人きっといないよね…
やはり恐るべき「帝王シャールクカーン」キャ~ッ★




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[2006/10/31 23:32] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2)
おはぎが食べたい!
ハンガリーのときもそうだったけど、海外生活をしていると、普段は
現地生活・食事で満足しているんだけど、たまにどうしても『純和風』なものが恋しくなる時がある。

なぜか秋になるとおはぎが食べたくて仕方ない。
しかし、当然ながらインドにはおはぎは売っていない。
…ならば自分で作るしかないであろう(涙)
お友達が旦那様のインド出張の荷物で「何か欲しいものない?」と
メールしてくれたので、ありがたくリクエストさせた貰った。
もち米・小豆・きな粉などなど Cさん・Aさんありがとう!!
そして勿論作るは念願のおはぎ!

普段の生活に疲れると、一心不乱に黙々と何かを作り出してしまう私。
土曜日、子供たちが遊んでいる隙に、小豆を焚き餡子作り・もち米と
うるち米を混ぜて炊飯器にセット。
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炊き上がった餅を丸めたり、餡子をかき混ぜたりしながら、BGMは最近の
お気に入り、シャールクカーン主演映画"DON"のサントラCD。
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「OO7」みたいな感じの曲にノリノリに口ずさみながらのおはぎ作り。
あぁ、落ち着くし癒される~。

それにしても餡子作りはやはり難しい…
ちょっと堅めに仕上がってしまったけど
夢にまで見たおはぎの味はひとしおの感激だった~!!

きな粉をまぶし、あんこで包みしている横で、出来立てのおはぎは
同時進行で子供達の胃の中へ消えて行く(笑)
「美味しい!もっと~」という子供たち。A-さんも「美味しい!」と
一気に4、5つと食べていて、苦労して作った甲斐があったなぁ、
と嬉しかった。
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やっぱり子供もこういう時に「自分の中の日本人」を
感じたりするんだろうか… アイデンティティーて奴ですなぁ。
私の場合、食文化でアイデンティティーが形成されている部分が
かなりある…(笑)

ちなみに最近はまって作っているものは「ういろう」「スイートポテト」。ういろうはなんと簡単に電子レンジで作れてしまうのですよ!
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一時帰国時に買ってきた「和菓子作りの本」
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めんどくさがりの私でも「やってみよう」と思えるほど簡単に作り方を紹介してくれています。
食欲の秋、自分で作った和菓子はまた格別だし、愛着も手伝って
ついつい手が伸びます。あぁ、危険な秋…


[2006/10/30 15:29] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(5)
衝撃的事実!?
我が家の5代目ドライバーのアシフさんが来てくれて1ヶ月がたった。
無遅刻・無欠勤・安全運転、そして我が家の子供達とも仲良しで、
すっかり「良き兄貴」という感じ。
子供たちとアシフさん
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お手伝いさんのモティさんはそれぞれ歴代5人を見てきたので、私が
「アシフさんは今までで最高のドライバーさんだね。ずっと働いてもらいたいよ」と言うと、何やら意味深なニコニコ顔で「アシフさんは
誰だか知ってるの?」と聞くではないか…。
「誰だか知っているか?」とはこれまた変な質問。そんな質問するなんて「普通の人ではない」という事だろうから、考えに考え抜き、
「苗字がカーンだから、もしかしてシャールクカーン(私の大好きな男優)の親戚とか?」と
お馬鹿な答えを言う私…(笑)
するとなんと「アシフさんはカーンさんの息子だよ」と!!
「カーンさん」とは我が家の4代目ドライバーだった人。
雇用期間たった2日間で、私に「お前のところなんてドライバーは二度と来ないぞ!」と捨て台詞まで吐いて去っていった人…

私「…」何も言えなくなってしまった。そして思わず笑ってしまった。
最高ドライバーはなんと、最悪ドライバーの息子だったなんて。
しかも「ドライバー来ないぞ!」と言ったのに、その息子が来てくれてるなんて!
モティさんによると、その父子関係はチョキさん(門番さん)が教えてくれたそうで、アシフさんは父からではなくて、友達から我が家を紹介されて面接に来たらしい。隠していたわけではないけど、「カーンさん」との喧嘩別れを知っていたから、敢えて自分からは父の事は言わず、「ありのままの自分と運転態度」を見て欲しかった。と…

良いのよ、良いのよ、そんな事は!
どんな巡り合わせだろうが、誰の子供だろうが「最高ドライバー」には変りないんだし。だからってどうこうする訳でもない。
それにしてもびっくりした~。下手な推理小説のどんでん返しよりも
数倍凄い予想だに出来ないどんでん返しだ。

そしてさぞ父上は息子が我が家で働く事を良く思っていないんだろうね、とアシフさんに聞いてみると「息子のとても恵まれた仕事環境に感謝している」
と。私の「各宗教お守りコレクション」に、イスラムのお守り「ミニコーラン入りロケット」を買ってくれたのも「父上カーンさん」だそうだ。
こちらがカーンさんから貰ったロケット
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カーンさんとの嫌な最後も息子アシフさんのお陰で、すっかり抹消され
お互い最悪な印象を持たずに済んだ事を感謝するばかり。「最悪ドライバー」なんて汚名は大返上です、すみませんでしたカーンさん。
それにしても、人との巡り合いってつくづく不思議だな、とインドで悟りました(笑)流石「悟りの国インド」!?

[2006/10/28 23:29] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6)
親子遠足
今日は幼稚園の親子遠足だった。
行き先は動物園とロディーガーデン。両方とも我が母子にとっては
初めての場所で、かなり前から凄く楽しみにしていた鉄男とチーコ。
(園児の兄弟姉妹も同伴可だったのでチーコも)

お天気は秋晴れというより、日本で言えば普通の「真夏日」(笑)
それでも最近のデリーはめっきり朝夕涼しくなってきて、30度以下だと
風邪を引いてしまう始末…体はすっかりインド仕様になっている。

さて動物園、想像以上に楽しかった。先ず何といっても「広大」「自由」という言葉がぴったりの広々さと動物もとても自由にゆったりしている。
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「サファリパークの縮小版」みたいで、カートに乗って移動するのだ。
カートがまた風を切ってビュンビュン進んで、それだけで子供たちは
大喜び。
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先ず最初にチンパンジー。子供たちは無口に(当然だけど…)佇むチンパンジーに「サルー、こっちおいで~!」「お猿さ~ん、お猿~!」とまるでステージ上のスターに声援を送るがごとく叫んでいる。
そしてちょっと動いたり反応するとキャーキャー言って喜ぶので
可愛い。
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キリンも日本の動物園とは別の動物を見ているかのごとく、広い場所で
悠々と生えている木々の葉をむしりながら食べている。動物達の姿や住環境が自然で見ていて窮屈感や悲壮感がない。
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象。こちらは街でも見かける事が出来るから、珍しい動物でもないんだけど、やっぱり子供たちの人気者。途中私達の目の前でウ○コをしたので「キャ~、わぉ~!」と大歓声。チーコはよほどこれが新鮮だったのか、何度も何度も「象さんがボトボトってウ○チしたんだよ~!」と
興奮気味に話してくれた(笑)
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そしてこの動物園の目玉!ホワイトタイガー。
生息地はインド・ネパールでベンガルドラの白変種。全世界でも200頭いるかいないかという珍種で、インドでは古来より神々の住むヒマラヤの雪のように白いこのトラを「神の使い」と信じ、見た者は幸せになれると伝えられてきたそうだ。幸せになれるかなぁ~(笑)
ちなみに中国の神話にも天の4大神の1つ「白虎」として知られ、日本でも「豊作・縁結び・金運・健康運」などにご利益があるとされている。ディワリで富の神様ラクシュミー、そして今日ホワイトタイガーで
金運強くなりますように…(笑)
残念ながら全身は見られなかったけど、水からちょっと覗く顔はやっぱり白いですなぁ。
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変わった看板を発見。
「動物の立場になって考えよう!動物にいたずらはしないでね」
その通りだけど、この絵のセンスには度肝を抜かれた!(驚)
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お腹もすき、動物園を後にしてロディーガーデンにてお弁当。
こちらも遺跡を含む広大な敷地の公園。芝生上にレジャーシートを広げ
お弁当をワイワイ食べる。おやつも交換して楽しそう。食後は縄跳びや木登り・電車ごっこなど。青空の下元気に遊んでいました。やはり子供には青空が似合うなぁ、と感心しながらも、母はお弁当でお腹も膨れて木陰でぐったり&ダラダラ…いやぁ、食欲の秋ですから(笑)
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子供たち、とても楽しかったようで、帰宅した夫に「お父ちゃん、動物園今度一緒に行こうね!」と早速言ってました。うん、行こうね。



[2006/10/26 23:31] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(3)
あぁ、危険~!
先日、私にとって凄く危険なところを発見してしまった…
それはTea room!この手の場所にかなり弱い私。
「太るぞ…」というもう一人の私の忠告をも無視させてしまう
恐るべき場所。
ハンガリー協会の近くにあって、通る度に前から気になっていたこじんまりしたホテルの中にそのティールームはあった。
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休日の昼下がり、家族4人で行ったのだが、これが「大当たり!」で
インドに有りながらヨーロピアンな雰囲気と上品な甘さのデザートたち。もちろん盛り付けにも力の入った文句の付け所のなさ!
あぁ、ミターイ(インドの甘いお菓子)以外にこんなに美味しいデザートがゆっくり食べられる場所が見つかり、通いそうな自分が怖い…
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アップルパイを注文したのだけど、ちゃんと黄金コンビのバニラアイスとバニラソースもかかっており、この上なく美味しかった。
そしてティラミス好きのA-さんも唸るほどの絶品ティラミス。
子供たちはそれぞれカスタードプリンとオレンジムースに舌鼓を打っていた。家族4人皆がハズレ無しの幸せなひと時でした。
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ティールームの前には広々とした噴水のある芝生庭園があって、これまた気持ち良い。そしてデザート後にはしゃぐ我が子たち。
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さらに恐るべき事実を聞いてしまった…
平日はデザートビュッフェを12~15時までやっていて、一人300Rs以下で
食べられるらしい。あぁ、なんて危険な。
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皆さんには毒でしょうが(笑)、情報として…
ホテル クラリッジ内(The Claridges) 1階
ピックウィックス(Pickwicks)
12 Aurangzeb Road, New Delhi
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[2006/10/24 23:30] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(4)
チーコのディワリパーティー
ディワリネタばかりですみません。それ程インドにおいては熱の入ったイベントだという事でお許しください…(笑)
先日我が娘チーコの通う現地のプレスクールで、ディワリパーティーが
開かれた。いつものように園に送って行くと、もう雰囲気がお祭りである。まず玄関にはマリーゴールドの花輪がかけられ、床には蝋燭立てと奇麗な模様が描かれている。
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入ったメインホールにも祭壇が設けられ、お香が焚かれて、聖水も捧げられている。
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壁画よろしくディワリの神様の絵がドドーンと描かれ、
園全体がディワリムード一杯!
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親も招待されていたけど、残念ながら私は用事があったので参加できず…
帰ってみると、チーコの額にはビンディーがつけられ、腕にもチューリー(子供用の腕輪)がジャラジャラと。
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「今日何したの?」
「ハッピーディワリってパーティーやったよ!そんでプレゼントもたくさん貰ったの~」と大興奮。

鉄男は日本人幼稚園なので、特にディワリの催しものはなかったらしいけど、しきりにチーコを羨ましがっていた。
インドの幼稚園に通って、こうやって日本文化とは異なるものを自然と受け入れる事が出来るようになるのは有り難いことだ、と良い環境にある事を感謝する。

話は変わるが、2歳の女の子といえばお喋りも人一倍始める時期。
そして最近のチーコの面白い「言い間違い」。
ピレコット←「ピグレット」
こもど←「子供」
これが聞きたくて、わざと言わせるように仕向ける母であった…(笑)
鉄男はこの言い間違いを聞いて「チーコ可愛い」と兄妹愛を感じている様子。あぁ、このままどうか仲良く育っておくれ…

[2006/10/23 16:15] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(5)
ディワリ(当日編)
21日土曜日はディワリだった。
生まれて初めてのディワリ、一体どんなものなのか、ワクワクしてました。
前日深夜からバンバン爆竹音が鳴り止まない状態だった。
午後からヒンドゥー教徒はプージャと呼ばれるお祈りに出掛けると聞いていたので、その前に我が家の上下階のインド人のご近所さんに、
"Happy Diwali!"の挨拶と共にお菓子の詰合せ「お歳暮」を持って行った。

昼はどこか美味しい物でも食べに行こうとグランドホテルのイタリアン
へ。いやはやこれは美味しかった~。ピザなんて私が今までインドで食べた中でピカイチの美味しさだった!カルボナーラもクリーミーで最高でした。
お腹も一杯になり、陽気な天気で気持ち良かったので、ホテルの庭をお散歩。このグランドホテル、庭園が凄く奇麗に整えられて、しかも広々として気持ちよい。子供たちも大ハシャギで走り回ってた。
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思い切り走る鉄男。今日はインド服を着せています。
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本来ディワリの日は、肉食をしないらしく、究極のベジタリアン料理が
食されるそうだ。そして今夜の我が家の夕飯は…
あぁ贅沢!夏の一時帰国時に必死で持ちこんだ「和牛ロース&タン」の焼肉!!久しぶりの牛肉、それはもうおいしゅうございました(笑)
ディワリの日にこんな物食べて良いのか~?!

さて夕飯も終えて、いよいよ花火の時間。もう近所では爆竹音が鳴り響き、打ち上げ花火もパンパン上がっている。
テラスに出てみると、四方八方に打ち上げ花火が見え、日本の花火大会
よりもっと贅沢な景観かもしれない。
あたりは爆竹と花火の白煙でモクモクしているけど、これがまたお祭り気分を盛りたててくれて良い感じ。

我が家のお手伝いさんのモティさん一家・階下の住人ファミリー・チョキ(門番)さん・各家庭のお客さん、皆が花火を持ち寄り、キャーキャーワイワイ騒ぎながら、花火を楽しむ。雇用者・被雇用者、国籍関係なく、「ハッピーディワリ!」と声を掛け合い、皆でディワリを祝う。なんて素敵なんだろう。
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ご近所のお宅のライトアップも素敵で、本当に奇麗。
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門から玄関まで蝋燭で灯すのです。
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そして階段から玄関までも。
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我が家もラクシュミー神とガネーシャ神夫妻に来て貰えるように
テラスにキャンドルを並べました。幻想的で神秘的。まさに「光の祭典」ディワリを堪能しました。
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[2006/10/21 23:16] | 町の様子 | トラックバック(0) | コメント(3)
ディワリ(準備編)
ムンバイに逃避する予定だったけど、諸事情で取り止めにして、
デリーでディワリ体験することにしたので、急遽我が家もディワリ準備モードに突入!

先ずはお世話になっているスタッフさんへのディワリボーナス用、
ゴミ屋さんや郵便屋さんがいつ来ても良いようにチップ用の袋を作成。
白封筒じゃ味気ないので、ペタンペタンとスタンプを押して、
"Happy Diwali!"と書いてみた。おぉ、なかなか良いじゃないの!?
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そして蝋燭や玄関飾り、そして皆に配るチョコなどのスイーツの買い出し。可愛い物が一杯!やはりやってしまいました…。
「買い出し」という大義名分の元での、買い漁り…(笑)
蝋燭も可愛いのが多いのよ~。見てくださいな、こちら。
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4人衆の蝋燭立てなんて、粋なことにアロマキャンドルになっていて、
押し花も施されているのですよ!
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玄関飾りは、幸運のお守りの木の実とミラーワークでできた物と
ガネーシャのお飾りを買って、賃貸にも関わらず、早速ガンガン玄関戸に釘を打って飾った…(後で請求される?!)
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忘れちゃいけないのが、ディワリの夜に子供の楽しみにしている花火!
モティさん一家と合同花火大会をやる予定。勿論爆竹も多数使用するはずなので、凄いことになりそう~。
我が家用には控えめに、手持ち花火と、噴水のように色とりどりの火が出てくるタイプの物を購入。
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それにしても爆竹は凄くうるさい。売っている物も、半端でなく爆竹の連結数が多い。ざっと20~30くらいはついてるんじゃないかな?

すっかり準備も終えて満足していると、夫のA-さん帰宅。
会社やディーラーからもらったディワリプレゼントのスイーツ・ナッツがお土産。やった~。ウホホ(笑)
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近所のCブロックマーケットもディワリ用に電飾&モールでキラキラ☆
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機上から見られなかったディワリの夜景。ネットで見つけたので、
ご紹介します。いやぁ~、美しいですなぁ。
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[2006/10/20 02:33] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(4)
ディワリ
今週末の土日、インド最大のお祭りディワリがある。
ディワリとは和訳すると「光の祭典」となり、お金の神様ラクシュミーを家に招き入れるために、家の玄関を開け放ち、2日間明かりを絶やさないようにするらしい。
こちらが富の神様・ラクシュミー神
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ここ最近1週間のインドの町並み、人々はソワソワ、バタバタ忙しそうだ。ありとあらゆる場所にディワリ用のギフトコーナーが出現し、光を絶やさぬように、という事で、蝋燭やキャンドルスタンドを買い求める人、そしてあちこちで開かれるディワリバザール。
それはまるで、日本で例えれば、新年を迎える準備に走り回る人、「歳末大売出し!」で賑わう商店、まさに「師走」の模様と重なる。

プレゼントを贈ったり贈られたり、それは「お歳暮」のようなものらしく、買い出しの額や量も半端ではない。そこで、この時期になると考えないといけないこと、それは「日頃自分たちのために働いてくれているスタッフへのボーナス&プレゼント」。私にとっては初めてのディワリなので、一体どれくらいの額を誰にあげれば良いのか、どんな物をプレゼントするのか未知の世界である。先輩マダム達に教えてもらったり、
インドの人達が買っている物を観察したり… 結局「感謝の気持ち」の問題なので、当然人によって異なる。あぁ、難しい。
でも、「ディワリの買いだし」という大義名分があるので、買物も
ウキウキするなぁ(笑)早速プレゼントを探し、そしてボーナスに備え
お金も用意しないと…
なんだか、インドで初めての大イベントにしっかり参加させてもらえてる気がして嬉しい。

新聞にもデカデカとディワリバザールの案内が載っている。
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早速、面白そうだと行って来た。食品・チョコレートの詰め合わせ・
蝋燭立て・サリー・絵画・お飾り等が所狭しと並び、それらを選ぶ人たちの目も真剣そのもの。
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このバザールでゲットしたもの。象に目が無い私は、象のオイル入れ(ヤギのバター油脂を入れ、縄紐を付けて行灯風に使用する)を即買いしました。可愛いでしょ?
①象さん立ち姿
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②象さん鼻をパオ~ン
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それにしても、この意気込みと、熱の入れようを見ているだけで、ディワリが如何に大きなイベントかがひしひしと伝わってきます。
ちなみにディワリ当日は郵便屋さん・ゴミ屋さん・配達屋さん、色んなひとがチップを求めてやってくるらしい。…ということで、我が家は
ムンバイに避難します(笑) 飛行機の上から、光輝くデリーを見るのが楽しみ~!
[2006/10/19 04:15] | 町の様子 | トラックバック(0) | コメント(9)
スイスフェアー
インドなど、援助の手を差し伸べる対象が多い国では、
各国大使館がバサーを行い、その収益金を支援団体に寄付するという
活動が盛んに行われる。日本大使館をはじめ、各国の大使館も
デリーの医療・教育などの社会福祉団体と合同で、来月、インターナショナルバザーを行い、デリーの貧しい人たちの生活向上の支援資金とするらしい。そういう事で協力できるのは嬉しい機会である。
先日、各国合同バザーに先立ち、スイス大使館主催のバザーに行って来た。

流石に大使館施設でやるとなると、当然警備も厳しくなるもので、
ゲートにて身体・荷物チェックがある。入場も招待状を持っている人、もしくはチケット購入者のみしか入れてくれない。
こちらは招待状。私は大使館の知り合いから頂きました。
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中に入るとスイスの観光案内やインドのセレクトショップ的な
出店が並び、ワクワクさせられる。
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お隣さん一家と一緒に行ったので、母2人、子供4人で行動。
当然子供のリクエスト第一になるので、母はゆっくり物色できず残念。

お腹も空いたし、フードコーナーへ。
スイス名物が食べたかったけど、まだ準備中だったので、
モモ(蒸し餃子)とポテトコロッケサンドというインドチックな
取り合わせをチョイス。
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青空の下奇麗な庭園で食べられたので、味は…良しとしよう(笑)
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インドに居ながら色んな国のバザーが体験できるなんて幸せだ~。
ちなみに来月のインターナショナルバザーでは、フランスブースにワインを求めて人が殺到するらしい…食べ物への熱意は恐ろしい(笑)

情報として…
DCWAインターナショナルバザー
日時 11月26日(日)10時30分~17時
場所 アショカホテルの庭
入場券 大人50Rs 子供20Rs(予定)


[2006/10/18 02:11] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(3)
靴買っちゃった~
私は靴を買うのが苦手である。
サイズがでかく、玄関先で私の靴を見た人が「えっ、これ誰の靴?!」
と驚くことも悲しいかな慣れっこである(涙)
「可愛いのが履きたい」と思ってもサイズがなかったり、
幅広・甲高の足では途中でつっかえてしまったり…
その度に「あぁ、やっぱり私に合う靴なんてないんだ…」とショックを受けるのである。

先日、お友達と一緒にGK-1・Mブロックに靴を探しに行って来た。
いやはや、可愛くて丁寧な作りで、それでいてお手ごろな靴屋さんが
あるわあるわ!
いつもなら「どうせ私の足には合わないわ…」といじけるところだが、
合うサイズも結構あって、しかもディワリ(インドの最大イベント)の前ということで、セールもしていた。
これは買わねば!と「使命感」に燃え、買っちゃいました、3足も!
今までは有り得なかった、こんなこと~、あぁ嬉しい。

今回お買い上げの靴3足。
普段履きのサンダルと、ちょっとお洒落したい時のインド靴2足

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値段を暴露したいのは山々ですが、「安く買った事を自慢したがる大阪のおばちゃん」そのままなので、ちょっと自制します(笑)
さぁ、欲しくなった方、インドにはこんな可愛い靴が日本の半分以下の値段で買えるんだぞーい。インドが貴方を呼んでいる~!
[2006/10/17 12:35] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(7)
日本人会婦人部総会
先週末、楽しみにしていた日本人会婦人部総会があった。
(このPC、何度変換しても「婦人武装会」ってなる…怖い)

先月末ぐらいからの日本人奥様方の会話と言えば、「総会に何を着て行く?」。私は参加するのが初めてなので、その豪華さを知らなかった。
当日行ってみて、おぉ、びっくり!!まず会場からして、デリーでも1、2を争う高級ホテルのシャングリラ!
そして会場ホールに入ってもっとびっくり!
ここはどこ、「アカデミー賞授賞式」!?(あまりに的を得ていたのでA氏の例えを引用させていただきました)
普段着の姿しか知らなかったお友達が、みんなシンデレラに変っているではないですか!みなさん凄く素敵でした~。
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日本大使夫人や日本人会会長のスピーチも、同じ今のインドを生きる者として共感できる話で、気が引き締まったり、笑いもあったり。
そして各サークルの活動紹介で、コーラスを聴けたり、「脳内活性」や
「老化防止」に良いですよ!、という心が痛い単語も飛び出したり(笑)
こちらはコーラス部さんの合唱。素晴らしい歌声に癒されました。
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実は最初「子供を預けてまで参加するのはちょっとなぁ」と後ろ髪が引かれていたけど、今回の出し物が「和太鼓とタブラ・シタール(インドの民俗楽器)のセッション」と聞いたので、「これはぜひ参加せねば!」と
参加を決めた。

こちらはタブラとシタールのインド伝統音楽演奏
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タブラ・シタールと和太鼓・お囃子・熱唱による「ソーラン節」
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もう、素晴らしかった!音楽の素晴らしさを体感させられた。
五勘がしびれ、瞬きする時も惜しいほどに、太鼓を叩く・笛を吹く・タブラをはじく・シタールを弾く、全ての動きを食い入るように見つめる。
本番までの幾度もの練習を想像すると、聴かせて頂いただけただけでも有り難くて、拝みたい気持ちになりました。
素晴らしいセッションに心より感謝します。

そして、お鮨やインドの軽食が並ぶビュッフェを囲みながら、色んな方と歓談タイム。普段、幼稚園関係のママしか知らないので、なかなかお会いできないような方々ともお喋りできて、とても楽しかった。

お次はクイズ大会。豪華商品を目指して、テーブル一丸となって、必死に考える。みんなで持てる知識を総動員して答えるクイズは面白かった。例えば、「卍の元になった形は何か?」という問題。
なんと答えは「ヒンドゥー教の神様の胸毛の渦巻き」だって!!
残念ながら我がテーブルはブービーでしたが、それぞれ素敵な景品も
頂いてハッピーでした。
同じテーブルの皆さんと記念撮影。
s-DSCN5233.jpg


今回この婦人部総会に参加して、今までの「自分の中の誤解」に気づいた。単に「着飾って美味しいもの食べて…」ではないのだ。
普段、デング熱やマラリヤ予防・健康管理、水、停電などなど数え切れないほどの問題に神経を使っている。そのご褒美に、年に一回ちょっと普段と違った奇麗な自分に変身して、美味しい物を食べ、最高のエンターテイメントに興じ、日本人社会の色んな交流の輪を広げる。
インド生活の立派なスパイスなんだなぁ、と。

これだけの規模の総会を開催するには、並大抵の仕事量じゃないはずだ。準備に当たってくださった方々、本当にお疲れ様でした。
とても有意義な時間が過ごせました。これでリフレッシュでき、
またインド生活の苦労も吹き飛ばせます。
これからインド駐在予定の奥様、こんなスペシャルなご褒美もありますよ。さぁ、迷わずインドへ~!



[2006/10/16 20:35] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(3)
ホットサンド
子供連れでちょっと困るのが外食。
親はインド料理食べたいんだけど、我が家の子供たちは
ちょっとでもスパイスが入っていると「辛~い!」とブーイング
するので、なかなか外食するにも店が限られる。
マクドのハッピーセットでさえ辛くて食べられないから、
すっかりマクドからは足が遠のいてしまった。
日本では有り得ないことだけど…(笑)

最近、ちょうど良いお店を見つけた。お友達に教えてもらった
カフェなんだけど、ホットサンドが美味しい。
具も色々あって、チキン&トマト、チキン&チーズ、
チーズ&ハムなど。パッキングされた物を冷蔵庫から選んで、
店員さんに渡すと、その場でアツアツのホットサンドにしてくれる。
チーズがトロ~リと、もう最高!

s-DSCN5067.jpg


サンドイッチ系に目が無い鉄男は、食べながらとろけている(笑)

s-DSCN5070.jpg


気になるお値段は、ホットサンド4種類・飲み物4つで500Rs(1250円)。
お店の雰囲気も良し、ゆったりとくつろぎながら、アツアツのホットサンドを頬張る幸せ、あ~たまりませんなぁ(笑)

こちらはグリーンパークのコスタというお店です。
s-DSCN5069.jpg


[2006/10/14 11:37] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(7)
体調不良
いつもはピンピンしていて、あちこち駆けずり回っている私ですが、
今週はちょっと体調不良でダウンしてしまった。
下痢が止まらず、吐き気もするが何も吐けない。そしてねじれるような
下腹部の痛み、ガンガン響くような頭痛…それはそれは眠れないほどに
辛かった。
そして朝、フラフラと足取りもおぼつかないまま病院へ。この時期インドでは、デング熱という蚊を媒体とする怖~い病気が流行っていて、死者も多数出ており、ニュースでも連日取り上げられている。重症になると死にも至らしめるという病気。日本人社会ではもっぱらこのデング熱に対する不安でもちきりだ。
とにかく「蚊」ということで、普段から森林に埋もれた遺跡郡などを観に行ってるので「もしや…」と怖い不安が頭から離れない。

いざ病院に着き、問診・触診をした後、腹部の超音波検査と血液検査・尿検査をして、デングではない、と判りホッとするも束の間。
聞いた事も無い病名が告げられた。
「卵巣嚢胞」つまり卵巣に小さな粒々が出来ているらしい。
とりあえず、体力が低下していたので、点滴を打ち、痛み止めの注射を打って、粒々を溶かすような薬・鎮痛剤を処方してもらい帰宅。
手土産に一連の検査結果と超音波画像アルバム入り(笑)

s-DSCN5200.jpg



早速A-さんがネットで「卵巣嚢胞」を検索。そう珍しい病気ではなく、
深刻でもないらしい。あぁ、良かった良かった。

それにしても、海外生活では本当に病気は避けたい。日本にいても勿論そうだけど、健康管理は何より大切な課題だ。インドの医療技術を信用するしかないので身を任せているが、それでもやっぱり不安はある。母国の病院で母国語で治療を受けるのとは、心的な疲労度はかなり異なる。

ありがたかったのは、回りの皆さんのサポート。
鉄男の幼稚園の送迎や私がゆっくり休めるようにと、子供を遊びに誘ってくれたり、「お弁当を作ってあげる」とまで言ってもらえたり…
あぁ、私は幸せです。こんなに心配してくださる人がいて…
ご心配・ご迷惑をかけて申し訳ないですが、今回の件で改めて
健康と友達のありがたさが身に染みました。

早く良くなるように真面目に薬を飲みます。
季節の変わり目で体調にも変化をきたしやすい今日この頃、
皆様も十分ご自愛くださいますよう…

情報として
今回お世話になったのは…
Apollo Medical Center
Building No.1,Sector-B, Pocket-7,L.S.C.,
Nelson Mandela Marg, Vasant Kunj,New Delhi-70
tel2613-4825 fax 2613-1219
24時間体制、救急もあり

私個人としては、日本人の多く住む地区から近いし、清潔だし、
医師も検査の先生もテキパキ動いてくれて気持ちよかったです。

PS 卵巣嚢種についてご存知の方、経験者の方、情報をいただければ
有り難いです。よろしくお願いします。

[2006/10/13 02:27] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8)
万歳!5代目ドライバー!
先月、我が家のドライバーが入れ替わり立ち代り辞めていき、自暴自棄になって「もう日本に帰りたい」なんて思っていたときに、突如と自ら訪れて、即採用となった5代目ドライバーのアシフさん。
ブログを見た方や、回りのママ友達からも「良かったね」「これで落ち着くと良いね」など声をかけていただいた。
そして、情報がとにかく大事な海外生活。心配して下さる方もいらっしゃる。「飛び込みのドライバーは危ない場合もあるよ」
「新しいドライバーさんの名前に似た人を、素行不良で辞めさせた日本人マダムがいるよ、もしかしたら同じドライバーかもよ」などなど。
確かにそういう事を何も知らずに、藁をも掴む思いで採用したので、
ちょっと様子を伺ってみると…
いやはや、良いじゃないですか、5代目ドライバーさん!
素行不良どころか、遅刻もなし、子供達にも優しく、しかも私の
ボディーガードも努めてくれる。そして日本人の家で働いた経験はなく、日本人学校の場所すら知らなかったのだから、情報の問題ドライバーとは明らかに別人であろう。

私は遺跡巡りが好きなのですが、名だたる観光名所とは違った、森に埋もれたような遺跡などが特に好き。
木々に埋もれてひっそり佇む遺跡。

s-DSCN4951.jpg


そして、そういう場所には浮浪者がたむろしていたりして、外国人の女の一人歩きなんてご法度です。
アシフさんは頼んでもいないけど、「ここは危ないので一緒に行きます」と言ってくれ、しかも、ヒンディーしか話せない遺跡管理人のおじさんとの間に立って、英語で通訳までしてくれるのだ!

さらに私が買物時、不当な値段を吹っかけられそうになっていると、
きちんと「おかしいじゃないか」と交渉してくれる。
アシフさん曰く「ああいう輩がインドを駄目にしてしまうんだ」と。

実際に先日の事件を紹介。
寺院の近くにお守りやさんがあった。
s-DSCN4948.jpg

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色んな宗教の経典のミニコピー紙やポスター、お経の文句が掘られた
指輪やキーホルダーなどなど。
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私が気に入ったのは、イスラム教の経典コーラン(超ミニサイズ)とそれを入れる小さなロケット。

s-DSCN4944.jpg


可愛くて、買おうとすると、おじさんが「200RS(500円)」と言う。お守りなら高くても仕方ないかな、と思うと、アシフさんがヒンディー語でおじさんに交渉している。「こんなの他では20RSじゃないか!マダムを騙すな!」などなど。結局おじさんは「20RS」と折れたけど、えらい不機嫌でお守りを売ってくれなかった。ちょっとしょんぼりした私に「僕が同じのをあげるよ」と微笑んでくれた。
おぉ、ありがとう、アシフさん!

…というわけで、「そのドライバーさん、大丈夫なの?!」と心配してくださった方々、ご覧の通り大丈夫ですので、ご安心ください。
ただ願うは、「このまま問題なく本帰国まで同じドライバーさんでいけますように…」という事だけだなぁ。


[2006/10/12 10:14] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(3)
インドの交通事情
インドの交通事情はもの凄い。筆舌に尽くし難い。そして思わず噴出さずにはいられない(笑)
日本の交通法や運転マナーとはかけ離れた次元の世界である。

まず、インドと日本で全く異なる面白い事例をご紹介。

①クラクション
日本ではクラクションをビービー鳴らそうものなら、いかついオッチャンが出てきて「コラ~!何ならしとんねん!(怒)」なんてことにもなりかねない。
ここインドでは、クラクションは「今から貴方の車を追い越すから、
こっちに寄って来ないでよ~」という合図。
でも、わずかな隙間でも空いていようものなら、我さきと前へ行こうとするので、結局みんながビービー鳴らしっぱなし…
中には暴走族の使っているような「チャラリラ・チャラリラ~♪」
(音痴ですみません…)という音をクラクションに使ってる車もあり、
ちょっとした協奏曲みたいで、思わず笑ってしまう。

②パッシング
日本では「思いやりパッシング運動」なるものがあり、「お先にどうぞ」「この先、警察がいますよ」(←これって駄目?!)
「ランプが点きっぱなしになってるよ」など、好意的なドライバー間
コミュニケーションツールとして用いられる。
インドではどちらかと言うと戦闘的(笑)に使われる。
「おいらが先に行くから、まだ出てくるなよ!」
「遅いんだよ、道を譲れ!」などなど…

これらの違いを理解していないと、インドの交通事情も「マナーが悪い」で終わってしまうだろう。分かっているとクラクションも気にならなくなり、却って日本でクラクションを頻繁に聞けないのが寂しく思えたりする(私が異常?!)

お次は画像つきで紹介。
先ずこちら。車の後ろに色々と書かれている注意書き。
s-DSCN5113.jpg


「横で我慢しててよ(むやみに追い抜かないでね)」
「車間距離をとろうね」
「公的な荷物(大事なもの)運んでるよ(だから気をつけて)」
「時速制限40キロまでだよ」
「追い越すときはクラクション鳴らしてね」
「夜は減光ライトを使ってね」

…にも関わらず、車間距離はご覧の通り(笑)
s-DSCN5112.jpg


そして、反対車線の逆走も日常茶飯事。
ただいま我が車も逆走中…
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信号で止まった状態。最前列には4台車が並んでいる。
ちなみにここは2車線しかありません…(笑)
s-DSCN5111.jpg

そして普通に車体スレスレで横切って行く歩行者。

車の乗客人数制限は無視。
「乗れるだけ乗っちゃえ~」という光景、よく目にします。
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「慣れ」とは恐ろしいもので、最初は驚き以外の何ものでもなかった
この交通事情が、今や「普通のこと」となってしまった。
日本に一時帰国したとき、ついついインド式運転をしている自分がいて
「ヤバイ」と怖くなりました(苦笑)
ちゃんと日本で運転できるんだろうか…心配です。


[2006/10/10 06:15] | 町の様子 | トラックバック(0) | コメント(1)
日曜日はまったりと・・・
わが夫A-さんの休みは日曜だけなので、一日限りの休みをまったりと
過ごすことが多い。不思議なことに、子供は平日は起きてこないくせに、休日となると早起きするものであるから、A-さんは子供たちと早起きし、私がいつまでもグーグー寝ている。(逆やろ?!)
たまの休みくらい、ゆっくり寝かせてあげるわ…という優しい妻でなくて申し訳なく思っております(本当か?!)

さて、そんな感じで、先日の日曜日も遅い朝食をとり、昼過ぎにお昼ご飯を食べに出掛け、その後はどこか好きな所へ、といういつものパターンだった。昨日のお昼はギリシャ料理を食べに行った。ママ友達の間で美味しかったよ、と評判だったので早速行ってきた次第。

s-DSCN5191.jpg


外の喧騒とは裏腹に、一歩店内に入ると、とても静かで落ち着いた感じでかつ地中海を思わせる雰囲気。

s-DSCN5183.jpg


私達の注文したものは、マトンのシチュー、ギロシュ(GYROS)、ペンネのトマト・アーティチョークソース。
こちらはレストランのメニュー
s-DSCN5179.jpg


インドのレストランでは、外食しても子供たちにはスパイシー過ぎて
食べるものに困る事もあるけど、ここでは違った。もう一生懸命に「美味しい」とマトンのシチューと付け合せのご飯をハヤシライス風に食べている。それだけでここに来た甲斐があったというもの。
そしてギロシュも美味しい!ヨーロッパでは手軽な軽食として、街角にギロシュ屋さんがあったけど、日本でもインドでも見かけない…
ギロシュ好きの私は寂しい思いをしていたので、かなり嬉しかった。

お腹が減っていたし、写真を撮るのも忘れて食べてしまったので、他の画像がなくてすみません。撮影する数秒くらい食い意地を押さえられない私って…(涙)

s-DSCN5189.jpg


子供のリクエストでデザートも注文。ギリシャヨーグルトの蜂蜜がけと
アイスクリームのチョコソースの2品。両方とも美味しかったけど、
前者が最高でした。ヨーグルトババロアみたいなのに蜂蜜がトロンとかけてあって、あぁ、美味しかった~!(これまた画像がありません…)

お腹は一杯になったし、午後の活動開始。
近くに日本人会室があり、そこが日本人会サークルの活動場で、講習会
も開催されたり、日本語ビデオ・本の貸し出しなどもやっている。

図書室は二部屋あって、びっしり色んな本が並ぶ。
s-DSCN5193.jpg

s-DSCN5194.jpg


「読書の秋」ってことで、4人で勝手好き好きに本を選ぶ。
鉄男は鉄道系やポケモン、チーコはのんたん絵本などを思う存分借り、
1時間以上図書室に篭っていた。日本語に触れる機会も、日本国内にいる時とインドではどうしても格段の差がある。こうやって日本語の書籍が
たくさんあって、母国語に触れられる機会があるというのはありがたいことだ。


[2006/10/09 13:15] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2)
ホームショッピング?!
インドでは、地方から行商に来る職人さんを自分の家に招いて、そこでお友達も一緒に買い物することがよくある。主なものでは、家具・衣服・皮製品・クッション・刺繍などなど。
今までは、お友達のお宅に行商さんが来ると聞いては、お邪魔する側だった。

今回たまたま、急に家具職人のおじさんが我が家にやって来た。
s-DSCN5003.jpg


床一面に広げられたおじさんのお手製商品の数々。
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以前見せてもらったとき、とても気にいったのだけど、即購入するのは気が引けていたので、二回目に見て、それでもやっぱり価格も商品も気に入り、買ってしまった~。
紫檀のサイドテーブル。2500RS(約6250円)でした。
s-DSCN5010.jpg


細かい透かし彫りが施され、ブロンズ細工も奇麗。何と言っても、日本で同じ物を買ったら、とんでもない値段がつくに違いない…

そして同じく紫檀の可愛いボックス。どこか日本的で懐かしい感じ。
s-DSCN5018.jpg


もう1つ、お盆も。こちらはお友達とおそろいです。
s-DSCN5021.jpg


実際にその商品を作ったおじさんが目の前にいて、そのおじさんが
「この掘りは難しくて、2週間はかかるんだよ」とか説明してくれるので、有り難味や愛着も沸いて来る。

おじさん、アッサム地方から行商に来ているらしい。商品を詰め込んだいかにも重たそうな鞄を提げて、外国人家庭を廻る。
大変なお仕事だ。でも、お陰で貴重なものが買えて、嬉しいです。
おじさん、またお友達を紹介するからね~!


[2006/10/09 01:22] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(5)
ジャイナ教寺院
インドでは店が開くのは11時ごろなので、私の活動場はもっぱら日の出から日没までオープンしている遺跡・寺院などが多い。

先日ジャイナ教寺院に行ってきた。私はジャイナ教徒ではないけど、
どんなものなのか興味があるので、見てみないと気がすまない。
もちろん神聖な祈りの場であるので、興味本位で冷やかすような態度は決してとらないよう、ジャイナ教施設に行けば、「なんちゃってジャイナ教徒」に、ヒンドゥー寺院に行けば「なんちゃってヒンドゥー教徒」になっている(笑)
そっちの方が罰当たり?!

ちなみにジャイナ教とは…
仏教と同時期にうまれた宗教で、開祖はヴァルダマーナ。
身分制度を否定し、徹底した不殺生で知られる。信者は虫を誤って吸い込まないようにマスクをして、地中の生物を殺してしまう可能性があるので根菜は食べないという。僧侶などは裸で生活するほど、無所有を徹底しているらしい。宗教人口はインド総人口の0.4%で423万人。

上記のような前知識を頭に入れて参拝したので、
「裸の人と会ったらどうしよう~」などとドキドキしながら門を
くぐった。ところが中はまるで公園のようで芝生が青々と生い茂り、
花が咲き、門外の喧騒とは別世界でひっそり。

s-DSCN4898.jpg

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寺院では必ず靴を脱ぐので、ここでも靴を預け、裸足でひんやりした石畳を歩く。一部絨毯がひかれてあって、心遣いが嬉しい。
s-DSCN4899.jpg


大理石の牛に花飾りが置かれ、なんだか可愛いかった。
s-DSCN4918.jpg


教祖像は丘の上に鎮座されているので、丘への道を登って
行くと途中、ジャイナ教の教えを的確に表現した絵があった。
s-DSCN4902.jpg


ご丁寧にも信者のおじさんが案内してくれて、この絵につい
て説明してくれた。
牛とライオンが同じ瓶から水を飲み、しかも牛の乳をライオ
ンの赤ちゃんが、ライオンの乳を牛の赤ちゃんが飲んでいる。
s-DSCN4915.jpg

DSCN4916.jpg


「殺し合いのない、皆が平和で仲良く暮らせる世の中が理想だ」と。

丘の上には裸身像が座禅を組んでいる。辺り一帯を一望でき、
なんとも良い眺めで、神聖な祈りの場にふさわしい。
クトゥブミナールもばっちり見える
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私が「さて、どうしたものか…」と立ち止まっていると、i-podを持った
現代風の若者が二人やってきて、私に手本を見せてくれた。
まず聖水をすくって、瞼・両胸・髪につけ、額に色粉でビンディーをつける。もたもたしていると、おにいちゃんが指でビンディーをつけてくれた。インドの人は鼻も高く彫りも深いので、ピンポイントでビンディーの位置もわかりやすいけど、私は扁平な顔で眉間が広すぎてどこにつければ良いのか判らないのよ…トホホ(涙)

お兄ちゃん達は御供え物をして、手を合わせてお経のような言葉を呟きながら、座禅像の回りを3周する。途中左右の小さな像の足元を触れていく。インドでは敬意を払うとき、相手の足元に触れるらしい。
私も家族の安全・健康を祈りながら見よう見真似で3周する。

さぁ、皆さんもご一緒にイメージしてみましょう!
①まず聖水を手に取り、瞼・胸・髪に
s-DSCN4911.jpg


②赤い色粉を額につけ(右の小さなボールに入っています)
③お供え物のお米を手に取り、祭壇へ
s-DSCN4912.jpg


④裸身座禅像の回りを3周
s-DSCN4914.jpg


⑤途中、横の神様の足元にも手を振れて、敬意を払いましょう
s-DSCN4913.jpg



この今時の若者風お兄ちゃん達が、真面目にお祈りをし、外国人の私にまで親切に教えてくれ、インドには本当に信仰が生活の一部として根付いているのだなぁ、と感じた。そしてジャイナ教に対して親近感も沸いた。お礼にお兄ちゃんたちを撮影。
s-DSCN4908.jpg


すっかり晴々した穏やかな気持ちになって丘を降りる。そして向かうは
お土産屋さん。記念にジャイナ教のお守り札と絵本を購入。
s-DSCN5009.jpg

s-DSCN5005.jpg


宗教色の薄い日本では、特に知る機会の少ないインドの宗教。
ヒンドゥー教、イスラム教、シーク教、ジャイナ教など。
ちょっとでも覗いて見ると、とっつき難いイメージもなくなる。
せっかくインドにいるんだし、宗教に関しても、本の知識を生きた体験にしていけたらな、と思う。

追伸 改行のやりかたがいまいち分からないので、変な箇所で改行されて読みづらくてすみません。はやくマスターしますので、お許しを…








[2006/10/08 05:04] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(2)
インド映画情報
日本の皆様、以前私が「凄く観たい映画」と紹介していたインド映画が日本で上演されることになりました。

ちなみに以前の記事はこれです→『観たい』

20060713130226.jpg



詳細は以下のとおりです。


「東京国際映画祭 アジアの風 in OSAKA」
日時   11月11日(土)
会場   ABCホール(大阪朝日放送 B1F) 
作品   Kabhi Alvida Naa Kehna  
     邦題「さよならは言わないで」
開場 ??:??(上映10分~20分前を予定)
開映 13:10
終映 16:33(193分+途中休憩10分)
料金     当日/前売 1400円
      (10月14日より電子チケットぴあ      
       http://pia.jp/t/kansai にて発売開始)
お問い合わせ ぴあ関西版 06-6345-9055

主催    東京国際映画祭「アジアの風」in OSAKA
企画協力  ぴあ関西版 協力/朝日放送


実はまだ私は観ていません…バタバタしている間に劇場公開は
終わり、今はDVDの発売を心待ちしている状態です(涙)

[2006/10/06 02:10] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(2)
インドでハンガリー語
以前、私はハンガリー語の「なんちゃって通訳」を生業としていた。
でも恐ろしいもので、言語から遠ざかると頭の中のハンガリー語彙量は
見事に減少していく。それに歯止めをかけるべく、そして愛してやまないハンガリー人とのコミュニケーションを図るため、ここデリーでハンガリー友好協会に入っている。
インド・ハンガリー友好協会のトレードマーク
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この協会はハンガリー語の学習者や在印ハンガリー人、ハンガリーファンのために、インドとハンガリーの友好に貢献するべく設立された。
会員になっていると、催し物のパンフレットが送られてきて、ハンガリー映画の上演会や、ハンガリー関係の展覧会などについて知る事が出来る。
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先日ハンガリー会から「ハンガリー語講習」のお知らせが届いた。
「善は急げ、これは参加せねば!」と早速行ってきた次第。
会場には40人ほどのインド人の老若男女が集まり、日本人は勿論私一人だけ。自分の事を差し置いて、「ハンガリー語、何で勉強したいの?」などと話しかける(笑)
お隣に座っていた元小学校教師のユクティさん(女性)は、「世界中の素敵な絵本をインドの子供たちに訳してあげたい」と目をキラキラさせながら話してくれた。とても素敵だなぁ、と思った。
そんな風に退職後の人生をかけられるのも、とても羨ましいことだ。

クラス分けのテストもあって、無事合格し、これから週二回、ハンガリー語のクラスに通うことになった。ハンガリー語で会話が出来るだけでも嬉しいのに、さらに信じられないことに学費は無料!
学生時代には勉強できることがこんなにありがたい事だとは思いもしなかった。社会人になって初めて、学習の機会がこれほどまでに尊いものだと感じた。あぁ、幸せ、一生懸命お勉強します。
学問の秋ですなぁ…シミジミ(笑)



[2006/10/05 03:05] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(9)
インド綿で浴衣
前回、ネループレースで浴衣用の布を探し、テーラーのナシームおじさんに依頼するところまでを記事にしました。無事、私の浴衣とおそろいの布で作ったチーコの甚平が完成したので、それについて…

ナシームおじさん、なんと浴衣初挑戦にも関わらず、たった3日で仕上げたらしく、しかも、ものすごく丁寧で、ミシン縫いの箇所もあるけど、きちんと手縫いで奇麗にかがってくれていたり、もう、感動の出来上がりでした!しかも、お値段はかなり高いだろうなぁ、と思っていたけど、破格のお買い得料金。
オーダーメードで浴衣を作って低料金なんて日本では有り得ない!
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チーコの甚平もキュートで、柄も合っていて大満足な出来。
ナシームおじさん、コピーとはいえ、忠実に初めての着物を縫うとはホント大したものです。脱帽します!
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勿論、先日の日本人会の夏祭りには着ていきました。
皆さんからの評判もすこぶる良く、「私も作る~!」という声続出でした!ナシームおじさん、がんばれー。お客が増えるよ~。

ナシームおじさんは、田舎に妻子を置いてデリーに出稼ぎに来ているのです。とにかく人柄も良く、丁寧な職人仕事で安心です。
ドンドン稼げるように協力するよ~!という口実(?)のもと、また浴衣第2弾を作ってもらおうかと…(笑)今度はもっと大胆にインド柄に挑戦するぞ。

ちなみに夏祭りで、母娘おそろいにしようと思ったのに、一時帰国でバクバク食べ、最近急成長したチーコはお腹がぽっこり…
ちょっときつくて今回は着られませんでした、残念。
来年一緒に着ようね。

[2006/10/03 22:40] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(5)
ダシャラー
9月の終わりから10月始めにかけて、インドではダシャラーという お祭りがある。世界史を勉強した人なら、記憶の片隅にありませんか?叙事詩『ラーマーヤナ』というインド文学の名前。主人公ラーマ王子の生涯についての壮大な物語。ダシャラーは、北インドではまさにラーマーヤナのお祭りらしい。鉄男の通う絵画教室でも、「ラーマ王子を描け」というお題で、そんな難しい事言われたって…(苦笑)ってことで 「猿なら描けるよ」とハヌマーン猿神を描いてごまかしちゃった(笑)一応ハヌマーンはラーマーヤナの中でラーマ王子を救う重要な役割をしているから、ダシャラーとは関係あるしね。 s-DSCN5094.jpg
『ラーマーヤナ』についてはお友達が可愛い画像とともに、紙芝居のような語り口で紹介してくれているので、興味のあるお方は、こちらのブログをクリックしてください。→Blue Lotusさんブログ この時期、町のあちこちで普段とは違う様子が伺える。 人の集まるマーケットなどでは、「お祭りだし、貧しい人も誰でも食べにおいで!」と無料で食事を振舞っている光景も見られる。この容器がまた面白い。おかず・メインを分けられるように、仕切りまで型押しして成型された葉っぱのお皿。これなら燃やしても、埋めても自然に帰るもんね、ナイス・アイディア! s-DSCN5079.jpg
そして、最終日はラーマ王が魔王に勝利を納めるおめでたい日。夜もパンパン爆竹のおとが響き渡り、おめでたい日には結婚式も目白押し。 我が家のすぐ近くに公民館のような総合式場があるので、ど派手な結婚式を目の前で見る事ができた。 s-DSCN5087.jpg
夜10時過ぎ、凄い人だかりの中、ランプ隊・太鼓隊がキラキラ・ドンドン引率し、続いて白馬2頭の馬車に乗った王子ならぬ花婿が登場! ランプ隊は電源に発電機を載せたトラックまで従えている。 花婿の周りでお祭り騒ぎの男性人が踊り狂い、太鼓の音も更に激しくなる。 s-DSCN5081.jpg
s-DSCN5088.jpg
会場は熱気に包まれ、普段は何もない広場が立派な結婚パーティー会場 に変身している。煌びやかなサリーに身を包んだ女性陣、可愛いインドの民族衣装を着た子供たち。 s-DSCN5092.jpg
私は鉄男をおんぶして、カメラを抱えて撮影しにわざわざ招待されてもいないのに、覗きに行ってきました。我ながら図々しい奴…いえ、これもブロガー魂がさせた所業です(笑)
[2006/10/02 21:38] | 町の様子 | トラックバック(0) | コメント(3)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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aranyos一家のインド生活の歴史です。いつまで?は未定です(笑)

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