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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
夏祭り
モンスーンも去り、セカンドサマーも終わりが近いこの時期、本日、日本人社会の大イベント「夏祭り」が開催された。日本の皆様には「えっ、今頃夏祭りもないでしょ…」って感じでしょうが、インドではやっと30度くらいの涼しさになり過ごしやすくなってきたので、こちらでは待ちに待った夏祭りです。 この日のために、親も子もそして、日本人学校以外の団体・サークルも 準備に汗するのです。そして見事にずらりと並んだ出店の数々、堂々とした盆踊りの舞台、校庭を彩る色電球など、気分は最高、まさに夏祭り! 御神輿もわっしょいわっしょいと担がれ、大人も童心に帰る。 s-DSCN5025.jpg
子供神輿もあって可愛い。 s-DSCN5027.jpg
貴重な日本食のブースでゲットした食事をテーブルでお喋りしながら食べるのもまた良し。 s-DSCN5039.jpg
私は幼稚園の関係で「三角くじ」の出店をお手伝いしたけど、想像以上の大繁盛に嬉しい悲鳴。店番が終わったらビールで乾杯!(勿論母が…) s-DSCN5032.jpg
日本人だけでなく、インド人のお客様や各国の招待客、みんな、子供も大人も楽しんでいる。こんな素敵な夏祭りは久しぶり。 チーコは金魚すくい奮闘中。 s-DSCN5042.jpg
鉄男はたこやきブースにて、上手にクルクル回しながら焼かれるたこやきをじーっと観察。私が「焼くのお上手ですね」と言うと「これが本業ですから~(笑)」と笑顔のどこかの駐在員のおじ様、たこやき美味しかったです! s-DSCN5030.jpg
盆踊りが始まり、幼稚園・小学校・中学校の生徒達が輪になり、とても上手に踊っている。 s-DSCN5061.jpg
幼稚園児は可愛いことに踊りながら、「右ちょん、左ちょん、上から~、下から~」など動きを口ずさみながらやっているので、その声が大合唱になって、一生懸命な様子が伝わってくる(笑) 日本人が手本を見せながら、それを真似する外国の方々の姿も見られ、 みんなで輪になって、太鼓のリズムに酔いしれながら踊る幸福感を味わった。 打ち上げ花火もあった。夜空にドーンと打ち上げられる、赤や黄色の 花火をみんなで見上げながら、子供たちは「わぁ~!」「すご~い!」と歓声を上げる。 s-DSCN5058.jpg
我が家はゲストに、お手伝いさんのモティさん一家とドライバーさんを夏祭りに招待した。二方とも大いに楽しんでくれたようで、帰り道、 新ドライバーさんのアシフさんは「こんな楽しい夏祭りは初めてだった。寿司も初めて食べたよ、美味しかった。誘ってくれてありがとう」ととても喜んでくれた。「来年は一緒に盆踊りを踊ろうね」と、さりげなく「辞めないで来年も働いてね」という願いを込めてみた… 家に帰って、金魚すくいでもらった金魚たちを水槽に移そうと、片手に料理用のお玉を持ってきた私に、夫A-さんは慌てて「そんなやり方じゃ駄目だ、俺がやるから」と、ご丁寧に「水合わせ」というのをやっていました。バレバレでしょうが、大雑把な私はB型、几帳面な夫はA型です。何はともあれ、楽しい夏祭りの思い出の金魚君たちよ、長生きしておくれ~!早くも来年の夏祭りが待ちどおしいです。みなさまお疲れ様でした!
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[2006/09/30 23:04] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(6)
デリーメトロ
インドに来てずっと気になっていたところがあった。それはデリーメトロ、デリー市内を走る去年完成した地下鉄だ。 うちの鉄男は字のごとく「鉄道好き」なので、デリーメトロは絶対に外せない。ただ、ムンバイのテロもあったし、バスが狙われる事件もあったりと、なかなか公共交通手段はテロの標的になる場合があるので、 極力近づかないように…という話もあり、気になっていたものの乗れないでいた。でも、比較的混んでいない、通勤客のいない日曜日、家族4人で乗ってきました、デリーメトロ! ちなみにこの地下鉄、日本の資本と技術の投入の賜物で、インドの人からも「日本のお陰でこんな便利なものが出来た、ありがとう」と私が「日本人」というだけで、「インド人」を代表して感謝されることもある。そういう時は素直に嬉しくなる。 さて、本題に。日本企業が援助して造ったものだからか、あちこちで「ここは日本?」と見まごう程、日本の地下鉄に似ている。 s-DSCN4745.jpg
まず驚いたのが、点字ブロック。残念ながらインドはバリア・フリーどころか、バリア・フルフルなので、今まで視覚不自由者のサポート類は見たことがなかった。まさに日本と同じ点字ブロックが使用されている。非常出口や表示灯も日本っぽい。そしてこの整然さ。 s-DSCN4746.jpg
さらにスズキのバイクの巨大広告が辺り一面に。ここは日本?! s-DSCN4768.jpg
さぁ、まずチケット売り場へ。これまた「○の窓口」みたいで奇麗だし、行き先までの切符価格の表示もわかりやすい。 s-DSCN4750.jpg
こちらは紙製の切符ではなく、プラスチック製で何度でも使いまわせる。素晴らしいアイデア。 鉄男が手に持っている青と赤のがトークン。 s-DSCN4751.jpg
自動改札の読み取り機にトークンをかざすと、内蔵されているチップに反応してバーが開く。おぉ~!最近日本でも導入されいてるようなシステムだ! ホームに下りる手前にガードマンが。荷物と身体チェックをされる。 デジカメを見て、写真撮影は駄目だよ!と注意される。でも、撮っちゃたよ~、ごめんなさい(笑) 電車が来て、乗り込む。おぉ~、なんと座席が布張りでなくて、ステンレス製。内装はとても清潔で近代的。日本の最新式車両みたい!電光掲示板もあり、次の停車駅の名前をデーブナーガリー文字と英語で表示。 座席は左右に1列ずつ、そして真ん中につり革のついたバーがある。 チーコはつり革を両手に持ち、鉄棒のようにぶら下がってご機嫌。 s-DSCN4775.jpg
違う線に乗り換えもしてみる。エスカレーター前が大渋滞。原因はエスカレーターに戸惑い、いつ足を乗せようか、なかなか踏み出せないでいるおばちゃま。慣れないもんね、私も子供の頃、エスカレーターが怖かったもん、仕方ないよ… 駅の概観はこんな感じ。 s-DSCN4785.jpg
駅を出てみると、タクシー乗り場ならぬ、リキシャー乗り場があった。 ズラーッとリキシャワーラーのおじさんたちが、お客さんを待っている。 s-DSCN4787.jpg
そして駅の隣に聳え立つ、近代的なショッピングセンター。 s-DSCN4786.jpg
この地下鉄の完成によって、生活スタイルが変わる人だっているだろう。渋滞知らずで通勤し、帰りは駅隣のショッピングセンターで買い物。そして周りには高層マンションが建設中。 なんだか、「近代化」という名の下に、本来の各国の独特の持ち味が 薄れ、同じような景色に変換されていくのが、個人的には少し寂しくも思われた… でも、肝心なのは、インドの人々の生活が向上することだ。頑張れインド!陰ながら応援します。
[2006/09/30 05:20] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(2)
0h my god!
我が2歳半の娘チーコが現地のプレスクールに通い始めて4ヶ月。 幼稚園では英語の指示にも適切に従い、「マルの中を色塗って」と 言われれば、はみ出さないように塗り塗りしたり、「点を描いて」「丸を描いて」も言われたとおりするらしい。 家族内ではもちろん英語で話さないので、チーコがどこまで話せるのか、解っているのかを私は把握できていない。 s-DSCN4828.jpg
画像はプレスクールのクラス写真撮影会。 ある日、ジュースをこぼしてしまったとき、チーコが言った。 "OH MY GOD!"思わず我が耳を疑った… なんだか、我が娘が「外国人」に見えてしまった瞬間だった(笑) 子供は覚えるのも早いけど、忘れるのも早い。 短い間かもしれないけど、外国の感性を身に付ける時期があるのは 子供にとっても貴重な体験だ。 最近、調子のりの母は、チーコの"OH MY GOD!"が聞きたくて、 色んないたずらを娘に仕掛けている… 大人気ない母である(笑)
[2006/09/28 15:10] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(2)
ネールパーク
日曜日の昼下がり、お天気も良かったし、ネールパークに自転車を持って出掛けた。青々と生い茂る芝生の広場、木々の葉が風で揺れ、気持ちよい木陰を作っている。 鉄男は久しぶりの自転車を乗り回し、チーコも母の運転するキックボードに乗って大ハシャギ。青空の下で活動するって本当に清々しい! s-DSCN4836.jpg
名前は知らないんだけど、白い可憐な花を付けている樹があちこちにあって、微かな香りも漂ってくる。 s-DSCN4843.jpg
日曜日の公園なのに、家族連れは私達以外はいない。その代わり、ラブラブカップルがあっちこっちの木陰・岩陰・ベンチにたたずみ、二人の世界に没頭している。母は無邪気な子供たちの姿を撮る振りして、 さりげなくカップルを撮影(笑) s-DSCN4842.jpg
ここインドでは、公衆の面前で公然といちゃついているカップルは見られない。なので、私にとっては 初めて見るインド人カップルのラブラブデート現場!膝枕してあげたり 腕枕で寝そべってみたり…キャー、書いている方が恥かしいわ(アホです…)好奇心満々なおばさんは、ついついそちらに目が行ってしまうのであった(笑) s-DSCN4847.jpg
あぁ、懐かしい。私達にもそういう時代があったなぁ。ブダペストの公園で手作りお弁当を広げピクニックデートしたあの日。あれから6年… しっかり「おとうちゃん」「おかあちゃん」になってしまった(涙) 目指せ、老後の仲良しオシドリ夫婦! そんなことは置いておいて… 無秩序な交通状態、クラクション鳴らしまくりの喧騒、野良犬&野良牛オンパレードの街中動物園状態に疲れたら、こういう公園も良いですよ。心が洗われる気がします。
[2006/09/26 10:17] | デリー観光 | トラックバック(0) | コメント(2)
ビューティーサロン
インド駐在の方は大体、5つ星ホテルの美容室か、インド国外に出たときに髪を切られる。でも、私は「ローカル主義」なので、「まぁ変になっても数ヶ月…」と諦めるし、自爆ネタにしてしまう性格なので、特にこだわらず美容院もそこら辺で済ませてしまう。今回は家から小走りで30秒のCブロックマーケット内にある「ビューティーサロン」を選んでみた。 s-DSCN4850.jpg
以前はボリュームを減らしてもらうだけだったので、そうビクついてもいなかったけど、今回はちょっと髪型自体を変えてみようと、日本から持って帰ってきた『MORE』の「秋のヘアーカタログ集」を持参してドキドキ挑戦! そもそも、インド人女性の髪形といえば、ロングのストレートで前髪は作らないか、真っ直ぐにそろえてしまうか、の2タイプが主流。だから美容師さんもストレートをそろえる・直線で切る、の2点を押さえていれば良いようだ。でも、今回の私の注文はシャギー有り、段カット有り、 ふんわりボリューム付け…とややこしい。 お兄さん、困り果ててオーナーであるお父さんに指示を仰ぎ、チョコチョコと不安一杯に切る。そんな態度を見かねて、お父さん、交代。 いきなりバッサバッサと切り始める…日本のように段階に分けて クリップで留めるなんて事は一切なし!とにかく直線で切りまくる。 「ボリューム押さえてね」と言うと普通のはさみで切ろうとするから、 「いやいや、隙バサミ持ってる?」と注文。「あぁ、あれか」と滅多に使わないのか、奥からガサゴソ持って来る。流石に手入れされていないからかジャキジャキ凄い音がして、髪はどんどんすかれていく… あぁ、どうなるんだろう…、私の顔に不安が読み取れたのか、おじさんはDon't worry!!と豪快に言い切る。 もう良いや、なるようになれ!と諦めて目を瞑っていると「終わったよ」と鏡を見せられる。私が「これにしてね」といった髪型には程遠いけど、60点くらいの出来かな… (見にくいけどカット後の姿) s-DSCN4854.jpg
おじさんがヘアーオイルマッサージをやたら勧めるので、やってもらうことにした。(基本的に悪意のこもっていない勧誘は受ける主義なので)香りのいい清涼感のあるスーッとしたつけ心地のオイル。ナブラタン・オイルという物らしい。 s-DSCN4852.jpg
これを手に取り地肌に刷り込むようにゴシゴシ。髪の毛を生え際から持ち上げるようにして上へ引っ張る。おぉ~気持ち良い!!頭のてっぺんからうなじまで、ヘアーマッサージって最高~!!ヘアーマッサージは息子さんがやってくれて、その横でお姉ちゃんが両腕と手のひら・指の先までをモミモミほぐしてくれる。おぉ、これまた気持ちよくて、眠ってしまいそうzzz… ポンと肩を叩かれて「おしまい」。カーテンで仕切られた個室を出ると オーナーおじさんや従業員の皆さんが食事を広げていた。チャパティと かぼちゃのペースト、瓜のスパイス煮込み、豆のスープ、ライス。 時刻は夕方5時だったので「これ夕飯なの?」と聞くと、皆さん笑って 「ううん、お昼ご飯だよ。今日は忙しかったから、お昼に食べられなかったの」と。「さぁ、マダムも座って食べなよ」と椅子を勧めてくれた。「えっ、良いの!」と図々しくも早速チャパティを手に色んなソースを絡めていただく。美味しい~!インドの家庭料理なんて滅多に食べられないので、とてもありがたかった。「美味しいねぇ、アッチャー、アッチャー!」と言うと、皆さんニコニコしてる。 おじさんが「コーラとリムカ(インドのレモンスカッシュ)どっちが好き?」と聞くので「リムカ」と答えると、わざわざ買って来てくれた。 s-DSCN4855.jpg
ありがたく頂きながら、皆さんとお喋りする。「インドにはいつから住んでるの?」「お仕事は?」「子供は何歳?」「ヒンディー語話せる?」などなど。たまたま、おじさんの持っている車2台とバイクのうち、一台が我が夫の会社のものだったので、「うちの旦那さんその会社だよ」と言うと「おぉ、俺はお得意さんだね!乗り心地良いよ、最高!」と褒めていただけた。そんなこんなで盛り上がって、デジカメで記念撮影。 s-DSCN4851.jpg
気になったのは、みんなが「ドライバーには気をつけろ」としきりに言ってくる。新聞にも載っていたけど、「同じ地区のEブロックでベルギー人のマダムが、ドライバーに刺殺されたんだよ」と… 「インド人ドライバーは悪い奴だから、気をつけろ!」と。 「インド人みんなが悪い人じゃないよ。皆さんみたいな素敵な人もいるし」と反論すると「そうさ、良いインド人は俺だけさ(笑)」なんて、おじさんは笑っていた。こういうタイプのおじさん、好きです(笑) s-DSCN4857.jpg
でも、つくづく思う。「インド人」なんて一括りにして善悪を語るのは好きじゃない。今回ドライバーの件で嫌な事もあったけど、こうやって素敵な人たちもいる。そういう人たちともっと知り合うために、話せるようにヒンディー語を勉強するべきだな、と。 やっぱり、語学の基本は「この人達ともっと話したい」だと改めて実感した「ビューティーサロンdeランチタイム」でした。
[2006/09/24 23:19] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8)
超お勧め!
インドの国民的スポーツといえば、クリケット。イギリス発祥のスポーツなので、英国連邦や旧英国宗主国などで絶大な人気を誇るが、日本ではなかなか馴染みは薄い。 意外なのが、サッカーについで世界人気スポーツ2位の地位にあること。 …といっても人口大国インドで人気があるから、必然的に上位に押し上げられた、という図式。ルールの違いはあるけど野球に似ている感じ。 最近、あるページで面白い物を見つけた。 クリケットを応援するキャンペーンらしいのだが、 そのビデオクリップに私の好きなシャー・ルク・カーンだけでなく、 インド映画界の人気若手俳優が出演し、しかも一般市民も一緒に 出演しロケ地も気取っていない、等身大のインドが見られる。 なんと言っても音楽が良い! アー・ヤー・インディア! アー・ヤー・インディア!というフレーズが ノリノリでカッコいい。 ちょっとダウンロードに時間はかかるかもしれないけど、見て損をした 気には決してならないと思うし、「おっ、意外とお洒落やん!」って インドのイメージがアップするかも!? 個人的にはかなり好きで、お勧めです。 色文字をクリックすると見られますよ、さぁ、是非!! Aaya India!20060922190432.jpg
[2006/09/22 19:05] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(0)
福来る
昨日全てのドライバーのあてがなくなって、途方にくれていた。 さあ、今日はまた情報集めからだな、と思っていると… ピンポーンとドアチャイムがなった。「誰かな?」と見ると、若いインド人お兄ちゃんが立っている。「ドライバーをお探しと聞いたのですが」と!びっくりした。急に我が家に福がやって来た!一体誰の紹介だろうか、と聞いてみてもはっきりしない。でも、確実に誰かの手助けを感じた。あぁ、ありがとうございます。どなたかは判らないけれど、本当に感謝します。 お兄ちゃんはとても爽やかで、条件もお互い一致し、試乗してみると運転も丁寧。もう即採用決定でした。 これで無事5代目ドライバーは決まった。本当にもう、これっきりでドライバー探しは終わりになるように切に願う。そして、私ももうちょっと 忍耐強くならなくては。せっかく来てくれたんだから、もっと誠実に接するべく、自分の言動も見直さねば。 今回、本当に多くの方のお力添えを得ました。日本でも外国でも、どこでもやっぱり一人では生きていけない。そしてドライバーの大切さもひしひしと感じた。日本人のお友達のみならず、インド人のスタッフが居てくれるからこそ、充実したインド生活が送れるのだ。周りのインド人スタッフにも感謝の念を忘れずに接したい。良い勉強になりました。 やっぱり「アチャチャ…」ではなさそうだ、インド生活(笑)
[2006/09/21 15:39] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(6)
おぉ、息子よ~
最近の私は精神的に不安定である。 理由は色々あるが、最大の要因はドライバー不在。 我が家では「子供の前では、インド人スタッフについて批判的な事は話さない」と決めている。 でも、ここ2・3日その約束を守れないでいる。 日本の実家から心配して電話がかかってくると、 「ドライバーを辞めさせた理由」などを日本語で話してしまう。 そして母子共に遊びに行った先で、ママ友達にもつい愚痴ってしまう。 鉄男ももうじき6歳。そういう話も耳に入ってくれば、なんとなく理解できる歳齢だ。母がどうして不安定になっているのか、関連づける事も出来るようだ。 今日もドライバー探しは失敗に終わった。そして更なる痛手も加わり、 子供の前で大泣きしてしまった…駄目な母。 涙を見せまい、と寝室に引きこもった私のところに鉄男がやってきた。半べそをかきながら「お母ちゃん、大丈夫だよ。すぐ見つかるよ。 鉄男はお母ちゃんのこと大好きだよ」と母を抱きしめてくれた。 自分が不安定になる事で、子供にも不安を与えていたのだ。反省。 いつまでもメソメソしていたって、何も始まらない。 えぇ~い、なる様になるわい!泣くのはお終いだ~!! 息子よ、優しい子に育ってくれてありがとう。母は頑張るぞ!
[2006/09/21 03:54] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(5)
さようなら~!
あぁ、もうなんと表現してよいのやら… やっと見つけて今週から来てもらっていた4代目ドライバーと「さよなら」した。 試用期間二日目にも関わらず、遅刻出勤。よりによって、私の送迎担当日。 先週「朝8時には家を出発するから、必ず8時には到着していて欲しい」と面接の時に強調した。それに対して「タクシーやオートリキシャーを自腹切ってでも、到着時刻は守る。それは私の義務だ」と頼もしい返事をしてくれた。「それなら決まりだ、来週からよろしくね」と、つい4日前に話した。 …にも関わらず、出発時刻になっても現れない。電話にも出ない。15分後、普通の顔で出勤してきた。「もうとっくに出発時間過ぎてるよ」というと「あぁ、10分だけね」「遅れるなら電話して」「バスが遅れたんだよ」「どんな手段でも時間は守るってあなたが言ったでしょ?!」「昨日は15分早く来たんだから良いじゃないか、しかも僕は 追加料金請求しなかったよ」「もういい!とにかく幼稚園遅刻するから出発して!」 さわやかな朝から、こんな修羅場を繰り広げ、それだけでも精神的にぐったり…「こんなことで切れてちゃぁ、いかん。ちゃんと教育すれば 良いんだから」と思いなおす。 ところが夕方明日の時間確認時「明日は必ず8時に来てね」「そんなの約束できない。バスは遅れるかもしれないし、僕はどうも出来ない」「じゃぁ、前の職場ではどうしていたの?」「前は9時からだったからこんなに早くなかった」「9時も8時も出勤時間には変わりないでしょう」「大体、昨日君の息子の絵画教室のせいで、夜僕が家に着いたのは9時半だった」「帰宅時間は私には関係ないでしょ、とにかく定刻出勤して」そんな話の途中、彼の携帯が鳴った。断りもなく通話を始める… もう駄目だ、と悟った。これ以上続けてもらっても、きっとこんな事の繰り返しだ…「明日から来なくて良いよ、終わりです」と二日分の給料を払うと、散々文句を言った挙句、最後に捨て台詞を吐いて帰って言った。「お前のところなんか、誰もドライバーは来ないぞ!」 もう、涙が出そうになった。肩の力がガックリ抜け、正直インドに来て初めて思った。…日本に帰りたい、もう嫌だ… どうなるのやら、アチャチャなインド生活…(涙)
[2006/09/19 23:02] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(7)
ファティープル・スィークリー
今月初めに私の両親が來印したので、お決まりのタージマハルを観にアーグラーに1泊した。 タージマハルについては既にネタにしたので、今回は アーグラーの近郊の町にある、世界遺産にも登録されているファーティプル・スィークリーをご紹介。 s-DSCN4706.jpg
ファーティプル・スィークリーとはアクバル帝が約5年かけて建設し、 たった14年で捨ててしまったムガル帝国首都の跡である。アクバル帝は政治においてもヒンドゥーとイスラムの融合を理想としていたらしく、 この首都遺跡にもその理念が感じられる。ヒンドゥー寺院のような、でもイスラムの雰囲気もあり、ちょっと他とは違う雰囲気。驚いたのが、とにかく痛みが少ないこと!1585年に廃都となったにも関わらず、まるでその当時の生活が今にも目の前に現れそうなほどに保存状態が良いのだ。 s-DSCN4717.jpg
(王妃の居室から中庭を望む) s-DSCN4707.jpg
能舞台を想わせる幻想的な水に囲まれた演奏舞台、議論する声が響いてきそうな議会場、アクバル帝の3妃のそれぞれ趣向を凝らした居室、そしてアクバル帝と王妃が楽しんだという官女が駒になるチェス用の床模様などなど。 s-DSCN4703.jpg
(これはジャイプール出身の王妃用の台所に施されたジャイプール地方のイヤリングのモチーフ壁画) ただ悲しいことに、インドが英国支配下に置かれていた間に、壁にちりばめられた宝石類は無残なほどにこそぎとられたらしく、ガイドさんの説明にも怒りがこもっていた。 s-DSCN4711.jpg
(大きな星型の窪みにはガラスが、そして細かい花模様の花弁にはダイヤモンドが埋め込まれていたらしい) それら「戦利品」はいまだに英国にあるそうだ。どこでも歴史的に支配国・被支配国、そういう問題はあるのね、とやるせなくなった。当時の華やかな職人技の賜物を見てみたかった… s-DSCN4728.jpg
そしてこちらの屋上に何本も立っている塔には、当時赤・黄・緑色などの明かりが灯っていたらしい。わぁ~、幻想的。タイムスリップして観て見たい!! 面白いものを発見。神聖な祈りの場につき写真撮影は禁止されており、 画像はないけれど… 聖職者の墓に捧げるマフラーほどの大きさの 布が売られており、それを祭壇に捧げ、その上からマリーゴールドやジャスミンの花を散らし、布の切れ端を透かし彫りの施された大理石の壁に結びつけると願い事が叶うという。 s-DSCN4726.jpg
(一枚岩の大理石に施された溜息物の透かし彫り) 周りのインド人はわざわざ自分で布を持参し、一所懸命願い事をして布切れを結び付けていた。 なんだか、日本のおみくじを結びつけるみたいだな、と思ってしまった。 話は変わり、今回も以前と同じTaj view Hotelに宿泊した。 夕食時にホテルのレストランでインドの民族楽器の生演奏がある、と言うので、最前列を陣取り、どっぷりとインディアンディナーの雰囲気を満喫。(食べたのは中華だったけど…(笑) 間近でのタブラとハルモニウムの生演奏!心が痺れました~。 タブラを叩くリズミカルな指使い、ハルモニウムの哀愁漂うメロディー。 s-DSCN4693.jpg
まさにこの目の前で生み出される音の芸術に酔いしれました。 文才がないので、この感動を上手く伝えられず情けない…(涙) 図々しくもインド映画の主題歌をリクエストすると、とても素敵なアレンジで照れながらも生演奏付で唄ってくれました、ありがとう! 最後に…アーグラーに行かれる方、もうちょっと足を伸ばして、ファーティプル・スィークリーを是非ご見学ください!素晴らしいですよ。 ホテルは良心的価格でゴージャスな気分が味わえるタージヴューホテルが個人的にはお勧めです。
[2006/09/19 04:07] | インド国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(2)
4代目ドライバー!!
みなさま、ご心配をおかけしました。 2日間のドライバー探しの旅は終わりました! 毎日派遣会社に電話をかけて問い合わせたり、 メールで条件のやり取りをしたり… 結果的には私のママ友達のドライバー友達を紹介してもらい、 我が家の4代目ドライバーは決まりました。 それにしてもコメントをくださったみなさま、心配して 話を聞いてくれた友達、本当にありがとうございました。 海外生活でしみじみ思うこと、それは「友達のありがたさ」と 「色んな人に支えられて、自分がある」ということ。 今回もまさにそれらの大事な点を実感しました。 あぁ、今度こそ、今度こそ、これでドライバー受難期が終わりますように… それにしてもインド生活6ヶ月目にして4人ってどうよ…(涙) ちなみに4代目ドライバーさんのモハマド氏、前職は某国大使館のドライバーだったらしい。名前から判るとおりイスラム教徒である。 「豚肉屋に行って」なんて言ってもいいのかなぁ?
[2006/09/16 01:51] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(9)
2代目・3代目ドライバー去る
今月は激動&受難の月だ…(涙) たった2週間の間に、4ヶ月働いてもらった2代目ドライバーが辞め、 そして次はもう大丈夫か、と思った3代目ドライバーも今日でおしまい… 次なる4代目ドライバーを探しているのだが、なかなかお互いの条件がぴったり合わず、採用にこぎつくまでの道のりは長い… まさに延々と続く万里の長城のように長い道のり(笑ったらアカンよ、こちらは真剣…) s-bannri2.jpg
(写真はイメージです) 2代目ドライバーとは口論の末決裂。口論のテーマは「借金返済と援助の手」。貸していた分を給料から差し引き手渡すと、「借金を返すのは良いが、この残った給料でどうやっていけばよいのだ?!」と言う。 「貯金から生活費をおろせば良いのでは?」 「貯金は娘の結婚資金だから手をつけない」 「じゃぁ、たくさん持ってる贅沢品を売ったら?」 「君は私のオーナーだろう、なら私のピンチのときは助けるべきだ」「するべき事をしてあなたも努力した後なら助けるけど、努力もせずに ただ楽な道を選んで、私からの借金ばかりを当てにするのはおかしい」 …「オッケー、もう明日からは来ない」 そういうやり取りがされ、2代目は去っていった。鉄男が無邪気に「もう帰っちゃうの?See you tomorrow!」といっても無視。 私が「バーイって言うんだよ」と言うと鉄男は「Bye-bye」そしたら2代目も"Bye, my little boss"と…とても悲しい結末となった。 私もよくここまで強くなったものだ、と自分でも驚いた。はちゃめちゃな英語でここまで口論できるとは… できることならこういう口論はもう二度とごめんだ。 そして3代目。これからはもう個人契約でなくて、派遣会社にドライバーを頼もう、と依頼。1週間働いてもらって、やっと日本人学校やお友達の家も覚えてもらえた、という時に事務所の都合でドライバーを返さなくてはならなくなった。 「また…」ものすごい脱力感が襲ってきた。 普段は「日本なら…」なんて無意味な妄想はしないようにしてるんだけど、流石に「日本なら自分で車も運転できるし、学校への送迎くらい問題ないのに…」と腹立たしいやら、泣きたいやら。 まぁ、そんな事を愚痴っていても4代目は見つからないので、とにかく手当たりしだい探すのみ。そんな暗闇の中で、唯一の光になったのは友達の存在。知る限りのドライバー情報を提供してくれ、自分のドライバーの友達を紹介してくれたり、本当によくしてくれる。 あぁ、みなさんありがとうございます。こんなことでくじけていてはいけない。頑張って4代目見つけます!
[2006/09/14 18:11] | インドの苦労 | トラックバック(0) | コメント(7)
インドの占い講座
先日、日本人会婦人部の企画で「インドの占星術・手相・宝石占い」の 講座があった。私は今回初めて、婦人会の企画に参加させていただいたのだが、その豪華絢爛さにはびっくり!なんと会場は5星のタージ・パレス・ホテル! 参加者にはマリーゴールドの花輪と幸運のお守りの木の実のネックレスが手渡された。お花からはとても素敵な香りが漂う。 s-DSCN4736.jpg
スクリーンが設置され、前には講師のインド人おじさんと 日本語に通訳してくれるインド人青年がいる。 s-DSCN4741.jpg
インドの星占いは「ジョヨティシャー占星学」と呼ばれ、サンスクリット語で「光の科学」を意味し、古来より配偶者の選択・家庭の調和・財政・健康などを占ってきたらしい。 内容としては、「太陽はエネルギーが強く指導者など権威のシンボルである」とか「月は感情を支配」「水星は知性」など、日本でも見聞きした事があるような内容だった。やはり同じアジアに属していると、中国・インドの占星術も伝来して、影響しあって日本まで伝わるんだなぁ。ハンガリーのときはヨーロッパだったから、アジア的なものとは全く別の物を感じることも多かったけど。 手相も同じで、生命線・頭脳線・感情線・結婚線などそれらに当たる線は日本で知られているのと同じ。私にとって新鮮だったのは、手の形でも占いがある、ということ。「手が全体的に四角い人は現実的で倫理的、医師や弁護士などに多い」とか「節くれだった手は思想家や教師など先導者に多い」などなど…。「ふ~ん」とシゲシゲ自分の手を眺めてみるが、どれに当てはまるか判らない… それほどひねくれてるってこと?!(ドキッ) 実際にインドの映画俳優を占った紙が見本に廻ってきた。 奇麗な蓮の絵に数字やヒンディー語の文字が並んで、絵巻物みたい。 s-DSCN4737.jpg
一方ではパソコンのプログラムではじき出される近代的な占いの見本もあって、インドではこれらの占いが普通に浸透しているんだなぁ、と実感した。何といっても、配偶者との相性も結婚式の日取りも子供の名前も占いで決められる程だから。 宝石占いは、これまた日本でも知られている内容と同じ。ただ宝石の持つパワーで治せる病気名が書かれていた。「ルビーは太陽の石であり、情熱・指導力をもつ。消化器官病・リューマチ・通風に効く」「ダイヤモンドは金星の石で知性・名声をもち、糖尿病・皮膚病に効く」など。 ちなみに私は真珠が好きですが、「真珠は緊張を和らげ、健康維持・長寿に働きかける。経済的な発展を促す」と来た!良いねぇ~、ねっだっちゃえ~、A-さんよろしくね!ついでにインドでは淡水パールが採れます、ちょうど良いやん! 占いの話が終わって、軽食タイム。インド料理のスナック類(クレープのパニール巻き、ジャガイモのカレー炒めなど)がビュッフェ形式でずらりと並び、どれもとても美味しかった。 今回教えてもらったのとは別物かもしれないけど、ブログを見て下さっている皆さんも、インドの占いをお試しあれ!色文字をクリックすると 占いページに行けますよ。 インド宿曜占星術
[2006/09/12 02:46] | インド娯楽 | トラックバック(0) | コメント(5)
ぶどう狩り(日本その5)
しつこく日本滞在記を書いていますが、これで最後なのでお許しを… 私の実家ではお盆を過ぎる頃、毎年ぶどう狩りに行くのが恒例となっている。今年も鉄男の強い希望で行ってきた。 実家は大阪だけど、高速に乗って和歌山県有田市に。有田はミカンでも有名だけど、実は巨峰なども多い。山の傾斜には見渡す限り、整然とぶどう棚が並び、巨峰の甘~い香りが漂う。 20060910023219.jpg
ただでさえ中腰の姿勢は辛いのに、袋を覗いて黒光りするほど色濃くなった粒のブドウを探さなくてはいけない。 20060910023240.jpg
しかも、鉄男が自分で狩りたがるので中腰で18キロの体を支え、手を添えて巨峰を切り取るのを手伝うのだから、5個も狩ればもう腰が悲鳴を上げる…。私も歳をとったものだ、はぁ(悲しい…) 苦労してとった巨峰は甘くて、ほっぺが落ちそうだった。 そう言えばハンガリーでもインドでも巨峰って見ないなぁ… 巨峰狩りを終え、帰り道に外食。 子供たちはそれぞれ「キティーちゃん」や「新幹線」のキャラクター お子様セットを頼み、私は「牛だ、牛~!」とステーキを頼んだ。 20060910023504.jpg
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インドにいると牛は食べられない。その間私の牛肉に対する妄想は 膨らむばかり、「切った時に分厚い肉片から肉汁がジュワァ~っと。。。」など(アホ?) お腹一杯になりレストランを出ると、たまたま花火大会をやっていた。 日本に帰って花火大会を見ていなかったので、思いがけない幸運に 胸が躍った。いやぁ、日本の夏夜空にはやっぱり花火やねぇ~。 20060910023303.jpg
私はこの枝垂れ柳のような金一色の花火が一番好きだなぁ。 最後のついでに、「どうしても」と子供に言われて行った回転寿司。 s-DSCN4506.jpg
チーコは無類のイクラ好きで、イクラの軍艦巻きを取っても、上だけ食べてしまうので、結局私は残りの酢飯ばかり食べていた… 「日本に帰ったらお寿司!」と思っていたのに、実際は酢飯ばかりなんて…(涙)
[2006/09/10 02:38] | 食べ物 | トラックバック(0) | コメント(4)
インド雑貨(日本その4)
日本にいる間、無意識にインド的な物を探してしまっている自分に気づいた。テレビでもインドに反応し、買い物をしていてもついつい「インド製」「インド産」に目が行く。そして雑貨屋さん。 20060907010118.jpg
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インドに住んでいればいつでも買えるものばかりなのに、独特の「インド臭」が懐かしくてつい足を踏み入れてしまう。そして思わずチェック!「どんなものが何倍くらいの値で売られているのか」「次回のお土産用に、日本で買えないインド物は何か」などなど。そういう「邪悪な目(笑)」で見ていると面白かった~。思わず吹き出してしまったのがこれ→ 20060907010210.jpg
インドの航空会社であるエアーインディアのキャラクター『マハラジャ君』が!!まさか日本で、マハラジャ君がこんな風に使われていようとは…(笑)彼がエアーインディアの立派なマスコットボーイである事を知っている人がどれほどいるのだろうか?、とどうでも良い疑問を持ってしまった。 まぁ、形はどうであれ、インドが日本の生活の中に溶け込んでいる様子はとても嬉しかった。どんどん日本進出するのだ~、頑張れインド!
[2006/09/08 19:24] | 買い物 | トラックバック(0) | コメント(3)
京都にて(日本その3)
京都に住む妹夫婦宅に泊まりに行った。 まずは夜の鴨川縁を散歩する。 20060907002540.jpg
川の水流の音、川床で食事する人達のにぎやかな声、川べりで花火する人達…全てが「あぁ、日本に帰って来たんだなぁ」という実感に浸らせてくれる。 20060907002511.jpg
先斗町で色とりどりの提灯がゆれる中、鱧を見ては「あぁ、鱧梅肉が食べたいなぁ」とか思いながら、日本風情を目に焼き付けて歩く。そして甘味処であんみつを注文し、上品に甘く炊き上げられたあんこを味わい、寒天のつるんとした喉通りを楽しみ、日本を実感する。 「あぁ、日本って良い国だなぁ。母国って有難いなぁ」と素直に感じた。(食い意地の張った奴ですみません…) この夏は京阪電鉄で『機関車トーマスのスタンプラリー』が開催されており、鉄男はインドで既にインターネットでチェックしており「絶対に行きたい」と心にきめていた。そこで叔父・叔母(妹夫婦)に同行してもらい、京阪沿線をくまなく乗車下車を繰り返し、スタンプを集め廻ることに。 20060907002706.jpg
しかもこの期間だけ、トーマスのラッピングカーが走行するとのことで、叔父はネットでラッピングカーの時刻表まで調べてくれ、無駄なく効率的に楽しめた。そしてゲットしたトーマスのシールと缶バッチ。 20060907002739.jpg
本当にありがたく、子供たちにとっては最高の夏休みの思い出になったはず。 夜は大文字の送り火があり、マンション屋上から山の斜面にくっきり浮かび上がり燃える大文字を眺めた。 20060907002602.jpg
如何にも『日本の夏』の、私にとっても良い思い出になった。 叔父・叔母、お疲れ様でした、そしてありがとう。 いやぁ、良いですなぁ『日本の夏』。
[2006/09/08 00:35] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0)
短かった8月(その2)
「日本に帰って先ず何がしたい?」と子供に聞くと、「○○君、○○ちゃんと遊びたい!」と即答が返ってきた。 鉄男は日本の幼稚園に2年間通っていたので、仲良しのお友達もいて、再会を凄く楽しみにしていた。 さっそく地元の公園で水遊びをしスクーターで遊びまわる。 greenpark2.jpg
そして暑いし疲れたしってことで、みんなでベンチに一列に座ってアイスを食べる&喋る。あぁ、楽しそう。よっぽどこの時を待っていたのね、というくらいの喜びよう。そういう子供の顔を見ると幸せだ。 greenpark1.jpg
遊びまわってお腹も減ったし、お友達のお誕生日が次の日だったので、じゃぁ、みんなでCOCOSで晩ご飯食べよう!と決定。 母達は隣のテーブルでおしゃべりに花を咲かせ、子供たちは鉄男の配るインド土産の「オートリキシャー」や「アンバサダー」(いずれも車類のおもちゃ)に歓声を上げ、もう大喜び。それぞれお子様セットを頼んで、子供たちの世界にはまっている(笑) cocos.jpg
久しぶりの友達との再会。でも不思議なことに、距離的にも時間的にも 離れていたにも関わらず、まるで昨日も会っていたかのように感じられる。それが「友達」の良いところだな、とつくづく思った。 我が子にも、そういう素敵な友達がいる事を実感できて、胸が熱くなっった一日だった。忙しい中、私達のために時間を作ってくれたみなさん、どうもありがとうございました。
[2006/09/07 01:18] | 子育て | トラックバック(0) | コメント(0)
短かった8月(その1)
インドに戻ってきて初めての更新です。 先週日本を発つとき「郷愁」はなく、「家に帰るんだ」という「安心感」があった。インドも既に5ヶ月で我が心のホームタウンになりつつあるってことかな。それほどインドは色んな意味で人の心を捉えやすい国なのかも知れませんね。 それにしても4ヶ月ぶりの日本は新鮮でした。 期間限定のため、食べたい物もほぼ「詰め込み状態」でとにかく食べる!まさに「餓鬼」と化しておりました、恐ろしい…(笑) おかげで見事に体重も増えてしまった、自業自得だけど。 デジカメで撮影してしまうものは、日本に住んでいらっしゃる方には 「当たり前」の光景ばかり。でも私にはこのスーパーの陳列品の豊富さは驚きと感動でしかなかった…(笑) 20060906022343.jpg
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いつも家事はお手伝いのモティさんにしてもらっていたので、果たして 「主婦復帰」できるだろうか?とかなり不安だったけど、日本では 肉も「焼肉用」「カレー用」など既に用途に合わせて売られているし、 便利なものも多いし、難なくちゃんと主婦復帰できました。それにしても恐るべき「便利王国」日本…(笑) 日本滞在3週間に劇場で3本も映画を観た! ポケモン、カーズ、花田少年史。いやはや日本語で理解できるって素晴らしいですね~。英語もヒンディー語ももっと勉強せねば。 そして、インドに戻る機内であの『ダヴィンチコード』、インドの 『Bluff Master(詐欺の王様)』の2本を観た。 前者は日本に帰って本屋で即購入、そして3日でほぼ連日徹夜して読破していた。色々な意見があるでしょうが、私は原作も映画もそれぞれ楽しめた。後者のインド映画は面白かった!!アビシェーク・バッチャンの魅力いっぱいで、しかも強烈などんでん返しにびっくりし、120%楽しめた。 s-bluffmaster.jpg
何と言っても、日本に降り立ち、インドに戻るまで、母子3人無事にとても有意義に過ごせたことに感謝・感謝。
[2006/09/05 00:58] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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