![]() インドといってまず気にするのが水道水の水質および、浄化度でしょう。ハンガリーに住んでいるときは普通に水道水も飲んでたけど、今回インドの駐在では、ありがたいことに会社から巨大な濾過浄水器が貸し与えられている。
これは濾過浄水器 ![]() 我が家ではお風呂、手洗い、洗濯、子供のプールなどは普通に水道水を使っているけど、歯磨きのうがい、食器洗いのすすぎ、野菜洗いには浄水器の水を、そして、毎日大量に消費される麦茶、緑茶や調理に使われる水は全て、買ってくるミネラルウォーターを使っている。まさに3種類の水を使い分けている!! これはミネラルウォーターの巨大ボトル ![]() 私はお腹も結構強いほうなので、うがいや歯磨き後の歯ブラシ洗いなどは水道水でしてしまうけど、お腹の弱いA-さんと、うがい水も飲み込んでしまう子供には浄水を使用。やっぱりうがいを水道水ですると、味というか水癖というか、やっぱりカルキとかとはちょっと違う成分の感じはある。 これは水道 ![]() モティさんにいてもらって、一番助かるのはやっぱり台所仕事。 日本で料理するのとは訳も勝っても全く違う。水が違うだけでこんなに面倒になり、しかも食べられる品目がいかに減ってしまうか… 料理の準備段階がまず大変。リヤカーに乗せられ売られている野菜を買って来ては、まずは埃や泥を水道水で洗い流す。そして暑さでヘナヘナになってしまった野菜をシャキーンとさせる目的と仕上げ洗いに浄水に浸す。そしてある程度水分をふき取ってから、さて切ろうかな、という具合。買ってきた野菜が4,5種類あったり、オクラとか、ほうれん草とか一個、一枚丁寧に洗うようなものがあれば、野菜の洗浄だけで1時間はかかってしまう。 食器洗いは洗剤で洗い、すすぎは浄水で。そして乾拭きで水分をふき取らないとカルシウム分が強いのか、グラスなどには水玉模様が出来てしまう。またまたこの作業で家族4人分の食器量となると1時間はかかる。 ねっ、大変でしょ?!っていっても自分でやってないけど(笑) これを室温40度近い台所で、調理時間を除いても最低2時間は立ちっ放しでやるなんてものすごい重労働だと思う!今までこんな生活したことない日本人には辛い作業に違いない。でもやっぱり、さすがモティさん。 見ていたら動きに無駄が一切ない!!とても効率的で私ならこんな短時間にこれだけの仕事量はこなせない…というほどのすばやさ。素晴らしい!ガネーシャ信仰ならぬモティさん信仰になりそうなくらい(笑) 我が家で使用している濾過浄水器のHPを見つけたので見てみると、ものすごい高性能ぶり。そこまでの性能が求められるような水って一体…と違う意味で怖くなってくる(笑) http://jomf.health.co.jp/report/kaigai/22/4.htm スポンサーサイト
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![]() 先週末、シュニールさんの妹の結婚式に参列してきた。
結果からいうと、とてもとても素敵な経験が出来たことを感謝するばかり!!これからのインド生活が「アッチャー」であることは間違いない、と確信すらできるような経験でした。 とても長くなると思うので、段階をおってレポートしようと思います。 まず、プログラムには7時から夕飯、8時から儀式とあったけど、2時間は遅れていったほうがちょうど良い、とのアドバイスを受け、9時ごろ会場入り。会場はデリーの北東、我が家から車で1時間弱の村にあるシュニールさんのお宅。村はほとんどがシュニールさんの一族のようで、村全体が歓迎ムード一杯!!インドのヒット曲がガンガン大音量で地響きするなか、着いたとたんにのりのりな私(笑) そして、早速御祝儀を渡しに妹さんのところへ。もう一目見るや、はじめてみるインドの花嫁さんの美しさに息を呑む! 何と言っていいかわからず 「ビューティフル!アッチャー、アッチャー!!」を連呼する怪しい私。そんな興奮気味の私を家族の皆さんは温かく受け入れてくださり、 旦那と私の席を設けてくれて、ヤレ飲めや食えやの大歓迎。 早速花嫁さんに承諾を得て、写真を撮らせてもらった。花嫁さん以外の女性も色とりどりのサリーを身にまとい、本当に綺麗!豪華絢爛とはまさにこういうことなんだろうな、と実感。写真前列が花嫁さん。後ろは親戚の女性。 ![]() そして、自己紹介して握手をしようと手を差し出すとこれまたびっくり。手のひら表裏にはびっしりとメへンディが!!(メヘンディについてはこちらへhttp://www1.fctv.ne.jp/~masala/mehndi.html 結婚式の前日に幸せのおまじない、ということらしく、びっしりと細かく描かれた模様はとても神秘的で美しい。これまた「アッチャー」を連発する私に周りの女性人が「私のメヘンディも見る?」って感じで、私の目の前は色んな模様のメヘンディを施した手のひらが一杯! ![]() ![]() 「式はまだ始まらないの?」と聞くと、花婿が現れるのはまだ2時間ほど後だというので、客間に通されてビールやおつまみをいただく。 ちょっとトイレを拝借、と中庭に出てみるとここにもまた色とりどりのサリーを着た女性達が涼んでいた。 「ナマステー(こんばんは)」と声をかけると「ここにお座り」と手招きされて、ヒンディー語と英語の混じった会話で盛り上がる。話の内容は良く分からないんだけど、とにかくフレンドリーな人たちで、私の発するたどたどしいヒンディー語にすごく喜んでくれて、場はすごく盛り上がる。 ところで、皆さん本当におしゃれ。サリーの色に合わせて同系色でバングル(腕輪)もビンディー(額の真ん中につける飾り)も合わせている。「皆さん素敵ですね」というと、一人が自分がつけていたビンディをはがして私の額につけてくれた。最近はシールタイプのビンディもあって、本当にいろんな種類があるので、私も買ってはっつけたりしている。(怪しい…) するとビンディーをつけた私を見て、シュニールさんのおばさんにあたる人が「ねぇ、サリー着てみる?」と。「えっ良いの!?」と言うと 二つ返事でその場は一気に盛り上がり、「こちらへ来い!」と皆でおばさんの部屋へ。 まずは着ていたパンジャービースーツを脱ぎ、最初にレンガという民族衣装を着せてもらう。化粧が薄いわね、ってことで、みなさんヤンヤ楽しみながら私の顔にインド式化粧を施していく。目の上下にはくっきりアイライン、髪の生え際には既婚者の印である赤いライン。でも、悲しいかな、私の顔はインド人みたいに彫りの深い作りではないので「ん?まぁいいか…」って感じですが、皆さん出来上がるとすごくほめてくれた。それこそ、「アッチャー、アッチャー!」の連呼。 で「旦那様に見せなさいよ」とA-さんの元へ。トイレに行ったとばかり思っていたのになかなか戻ってこず、いきなり現れた私は別の衣装!? びっくりしながらも「ええやんか」と写真撮影会始まる。 隣に写っているのはシュニールさんの奥さんでラジニさん。 ![]() まるでコスプレ&撮影会(笑) !レンガのお次はサリー!同系色のバングルやネックレスもフル装備される。サリーは本当に一枚の布。でもその布が不思議、不思議。ラジニさんとプシュパさん(シュニールさんのおばさん)が二人がかりで、ドレープを作りながら私の体に巻きつけていくたびにどんどん服らしくなっていく!それはまるで魔法みたいだった。そして出来上がった!鏡に映る自分をみて「おぉ、インド人みたい!」と感激!男性陣はA-さん用にターバンを作っていて、A-さんにか ぶせまた撮影会。 まだ始まらないとはいえ、結婚式そっちのけでこんなことしてていいのか…(笑) ![]() サリーは本当に美しい!「インドに来たらぜひとも着てみたい」と念願だったからシミジミ「ビューティフル」と言う私に、なんと「Gift for you!」と!!!シュニールさんとラジニさん夫婦がくれるというのだ。 もう何と言っていいのやら…そんな大切なものいただけません、と辞退するのだけど、「気にいらないの?」と。「いえ、いえとんでもない。すごく素敵だし、嬉しい」と言うと「じゃぁ、どうぞ!」と笑顔の皆さん。もう本当に頂いていいのか、失礼なのでは、とか色々心配したけど、皆さんの笑顔は「本当に持っていきな」といっている。有難く 心から感謝しながら「ダンニャワード(ありがとう)、ダンニャワード」と手を合わせた。それまた爆笑であったが… いよいよ花婿が登場する、というのでそのまま皆で外へ出る。 それからの模様はレポート第2弾で。 あまりの感激の大きさに早く報告しようとパチパチPCに向かう私の周りで、子供達が痺れを切らし始めたので、ちょっと休憩…(笑) ![]() |
![]() 日曜日は我が家のメイドのモティさんの休日。彼女には日ごろから大変お世話になっている。掃除、洗濯はもちろんお願いすれば何でもやってくれるし、完璧にこなしてくれる。
インドに来て2日目、A-さんが出勤した後、初めての停電を経験した。掃除機、洗濯機、ビデオ、ステレオ等全てがフル稼動の時にである。 彼女は慌てふためく私と子供達の前ですばやく走り回り、自家発電装置をチェックし、消費電力の多い家電からスイッチを消して回る。 それはそれは慣れた動作で、彼女がいなかったら、私達は右往左往してただただ電気が戻るまで大騒ぎしただろう。 本当に彼女のおかげで、インド生活もスムーズに始められたといっても過言ではない。写真はモティさん。 ![]() そして、そのモティさんがいない日曜日。A-さんもたまたま出勤日だった。お腹がすいたし夕食は簡単に素麺でも作ろう、と思い立ち台所へ。日本なら30分もあればできるはずが、1時間たってもまだできない! 室温35度は余裕である台所では扇風機が不可欠、そして換気扇の風。 これで、細々したガスの火は安定せず、たっぷりの湯が沸くのに40分、そして素麺をゆで、ザルにあげるが、日本のようには水道水ではジャブジャブ洗えない。5リットルのミネラルウォーターを汲み置きしていたけど、素麺が冷めるにはぜんぜん足りない。急いでまたミネラルウォーターを汲む。その作業10分ほど。あぁ、錦糸玉子も欲しい、ということで卵を焼くが、これまた火力が安定せず30分… 仕方ないので扇風機もファンも消し、汗だくになりながら作る。 もう途中で放棄したくなった。でも子供達は空腹なのでギャーギャー騒ぐ。これはまさに地獄絵図!!(笑) そして素麺作りと格闘すること2時間!? やっと出来上がった素麺はドロドロに伸びきって団子状になっている。一口食べても、苦労は報われず、かえって悲しくなるばかり… 自分に対して『駄目主婦』の烙印を自ら押す羽目となった。インドに来て初めて泣きそうになった事件であった… ちなみにA-さんは、そんなまずい素麺を文句も言わずただ笑顔でたいらげてくれた。ありがとう!そしてごめんなさい。 ということで、我がダーリンA-さんのブログを宣伝させていただきます。(なんじゃそりゃ?!)http://hindi.exblog.jp/ 後日談、先輩インド駐在マダムによると、素麺はインドでは 「一番難しい料理」だそうです!!あ~良かった。 ![]() |
![]() インドの服は可愛い。
やっぱりインドの気候にはインドの服が合う。インド綿のサラッとした気持ち良い感触、長袖でも生地が薄いから暑苦しい思いしなくても、強烈な日差しを防げる。
だから敢えて日本からは夏服をたくさん持ってこないで、現地調達したほうが良い、というもっともな理由をつけてインド服を買っている(笑)
なかでもお気に入りはANOKHIというブランド。http://www.anokhi.com/html/products/women/nav.html貧乏性の私でも手が出せるお手ごろな値段設定、そして日本でも着られそうな程よいインドっぽさ。
で、買ってしまった~。たまたま(?)行ってみるとセールで半額に!
インド綿のカシュクール風ブラウスでスカーフ付を買いました。
![]() A-さんは「熱帯魚を買いたいから店を下見する」というので、いつもならブーブー文句をたれるところですが、ちょっと自分だけ良い買い物をした後ろめたさがあって(笑)、「行っておいで~」と快く賛成したのでした。 ![]() |
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