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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
食べたい病
妊娠時期って「今すぐに、どうしてもこれが食べたい!!」って思うこと、ありますよね?ところで、妊娠3回目で、今回の妊娠時期のつわりが一番辛く、長引いている。あまり食が進まなかったり、食べられていた物が受け付けなくなったり、食も今まで通りというわけにはいっていない。

そんな中、自分でも異様な食欲を感じ「これが食べたい!」と思ったが最後、本当に食べるまで落ち着かない「発作」が出る時がある…(汗)
毎回その「食べたい発作」の対象は異なるんだけど、スイカだったり、お餅だったりベビースターだったり…その中でも多いのが、スパイスの効いたインド料理。

先日も発作が出て「ビルヤニ(インドのスパイス炊き込みご飯)が食べた~い!!!」と自分を抑えられなくなって、急遽運転手のクマールさんにお気に入りのインド料理屋さんへ走ってもらった。
インド人ビジネスマンやおじさん達・学生で込み合う店内。一人でビルヤニを頬張る。辛いのが苦手な私。涙を流しながら、ハフハフ言いながら口元をハンカチでぬぐいながら、ビルヤニをひたすら食べる…

相席のインド人おじさん達とのお喋りも楽しい。
「お国はどこなの?」
「日本です。でもデリーに住んでるよ」
「留学生?お仕事しているの?」
「夫がこっちの○○で働いているの。(ありがたいことに○○はインドでは知名度が高い)主婦で妊婦だよ」
「え~、全然お腹大きくないよ(驚)!うちのカミさんのほうが、妊婦じゃないけど腹は出てるよ(笑)」
なんてやり取りをしながら、食べ方のコツなんかも教えてもらって、久しぶりに楽しいランチタイムを過ごせた。

ここのビルヤニ、本当に美味しい。山盛りになったビルヤニの中には、柔らかいチキンがゴロッと隠れていて、御飯に別注文のチキンカレーをかけて食べる。それだけでは辛いので、付け合せのヨーグルトを混ぜながら自分で辛さを調節。
これだけ食べて、お値段は190Rs(570円)
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お店は以前「ケバブロール」でご紹介したNIZAM'S
ビルヤニにはチキンとマトンがあって、両方とも肉がとろけるように柔らかくて最高。是非お試しあれ!
お店で一人黙々とビルヤニをかっ込む日本人妊婦がいたら、それはきっと「発作」を起こした私だと思います(笑)
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[2007/11/30 12:20] | インド料理 | トラックバック(0) | コメント(5)
おうちでインド料理
うちの家族はカリフラワーが好き。特に子供達は奪い合うようにカリフラワーを食べている(笑)
そんな我が家にぴったりのメニューを習った。
シャーヒ・ゴービ(ロイヤル・カリフラワー)といってカリフラワーの
王朝風といったところで、これもムガール王朝料理。

1つの鍋で出来るの手軽さと、ラッチャ・パラータ(ナンみたいな薄パン)に合うので子供達も喜ぶだろう、と土曜日の午後のプログラムにした。

私はカリフラワーの煮込みのほうにとりかかり、鉄男はモティさんと
ラッチャ・パラータを生地から作り、棒で伸ばし形を作る。特徴としては薄く延ばした生地を交互に扇みたいに折り重ね、更に端からクルクル巻いて円形にしてから、またペタンコに伸ばす。すると焼いたときにパイみたいな層になってパリパリと美味しいのだ。

パラータを作るモティさんと鉄男。
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カリフラワー王朝風はとても美味しく出来た!料理教室で試食したときはインド人用で辛かったので、我が家風にかなりスパイスを減らして作ってみたけど、十分インドチックに出来上がり、我ながら上出来!

その日の晩ご飯はこれ。鉄男のパラータも良い色に焼けている。
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手でパラータをちぎりながら、カリフラワーソースを絡めて食べる「あ~、インドって感じだねぇ。」と鉄男と笑顔で頬張る。

外食だとどうしてもスパイシー&オイリーすぎて子供も食べにくく、インドに来てもインド料理をあまり食べていなかった。でもこれからはせっかくキラーン先生に教えてもらってるし、練習がてらスパイスも油も控えめにお家でインド料理を楽しもうと思う。

ちなみにカリフラワー好きな方、是非ともこれは作ってみてください。
私個人的にはかなりはまってしまう味で、お勧めです。

料理レポートを書き始めてから、日本のお友達から「作ってみたいから
詳しいレシピを教えて!」と嬉しいリクエストがあったので早速。

SHAHI GOBHI (シャーヒ・ゴービ)の作り方
*材料
カリフラワー 1房(食べやすい大きさに)
玉ねぎ 2~3個(ピュレ状に)
ジンジャー&ガーリックペースト 大さじ1
トマト 2~3個(ピュレ状に)
バター 大さじ6
グリーンチリ 1本(刻む)
カシューペースト(カシューナッツと同量の水をミキサーでペースト状に)
カシューナッツ・レーズン 少々
コリアンダーの葉(刻んだもの)大さじ2
ジャガイモ 2個(角切り)
塩 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1杯半
チリパウダー 小さじ半分
コリアンダーパウダー 小さじ1
ターメリックパウダー 大さじ1

*作り方
①深鍋に玉ねぎのピュレを入れて、水分を飛ばす。
②水分が飛んだらバターを入れキツネ色になるまで炒める。
③トマトピュレとガーリック・ジンジャーペースト、グリーンチリ、ガラムマサラを加えて、油が完全に馴染むまで焦げないように混ぜながら炒める。
④カシューペースト、細かく砕いたナッツ、レーズンを入れる。
⑤ジャガイモを先に加え(火が通りにくいから)、後からカリフラワーを加え、ソースと絡めながら10分ほど炒める。
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⑥大さじ4杯の水を加え、カリフラワーとジャガイモが柔らかくなるまで煮る。
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⑦火からおろして皿に盛り、コリアンダーの葉をふりかける。

辛いのが苦手な方はグリーンチリやチリパウダーは省き、ガラムマサラも減らしてみて。コリアンダーが苦手な方はパセリでも代用可。煮物の汁が好きな方は、水を増やしてみて下さい。ポテトが良い感じで煮崩れているので、水を増やしても少々は大丈夫です。
バターも大さじ6はかなりヘビーかと思うので、健康を気になさる方は調節を…
一応、キラーン先生のレシピ通りに載せましたので、本格インド料理が好きな方は是非、この通りやってみてください。
私はご飯とも合う味だと思いますが…、どうでしょう?
ナッツとレーズンは是非入れてください!この歯ざわりと甘さが絶妙な味に一役買ってます!
[2006/06/12 05:21] | インド料理 | トラックバック(0) | コメント(0)
カシミール料理
料理教室3日目はカシミール地方の料理。「ローガン・ジョッシュ」といってマトンの煮込み料理を習った。
キラーン先生によると、カシミール地方の人はお米が主食だそうで、カシミール料理はご飯に合う、とのことで、これは是非ともマスターせねば!

先ずは前夜からヨーグルトとガラムマサラに漬け込んでおいた骨付きのマトンモモ肉をフライパンで焼く。
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その隣ではソースを作る。玉ねぎ・生姜・ニンニクをバターできつね色になるまで炒める。水分が飛んだらトマトピュレを加えてさらに炒める。
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そこでラッタンジョットという葉っぱの天然着色スパイスを入れて、しばらくするととても綺麗な赤色に!食欲がそそられる~!
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今度はナツメグ・コリアンダーパウダー・シナモン・カルダモン(黒・緑)・クローブを入れて、フライパンで焼いていたマトンを加えてソースと絡める。あぁ~、もうたまらなく良い匂い~!グーグーお腹が鳴る
よん。
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これら全部を圧力鍋に移して、煮込むこと20分。蓋を開けると、あらまぁ、美味しそう!
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早速試食!わおぅ、何なんだ、このとろけそうなマトンの軟らかさは!?ソースは骨から出たエキスがまた何ともいえない、スパイシーなだけでないコクのある味に仕上げていて最高!
確かにこのソースはご飯にかけて食べてしまいたいほどの美味しさです。
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ちなみにマトンがなければ牛でも美味しいとのことなので、日本では牛で作ってみるぞ!今まで習った中では、スパイスさえあれば日本でも一番手軽に出来そう(圧力鍋に任せれば良いし…)

話しは料理からまたそれて…
今日は先週一緒だったアヴィナッシュさんと2人だった。
彼はロシア大使館で働いていて、ロシア語がペラペラだって、賢い!
アヴィナッシュさんにいきなり袋を渡されて、「見てみなよ」と。
なんと私が前回「どこで何といえば買えるのか?」と先生に聞いていたスパイスを砕く鉢と棒のセットをプレゼントしてくれたのだ!!
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「代金を払うよ!」と言っても受け付けてくれず「僕からのプレゼントだよ。インド料理を日本人に作ってあげて!」と。
ありがたや~、ありがたや~!!!
先日の騙され事件でへこんだのも吹っ飛びました。やっぱり、こういう時にこんなインドのお友達がいて心が晴れます。ありがとう!!
頂いたものはどんどん使わせていただきます。早速今夜当たり作るぞ!
…と単純な私(笑)


[2006/06/06 15:11] | インド料理 | トラックバック(0) | コメント(1)
しゃべり場?
今日は料理教室の二日目。モグライ料理、つまりムガール王朝料理のパニール(見た目は豆腐みたいなチーズのようなもの)を使った料理を習った。流石にパニールは日本では、しかも東京とかでない限り手に入らないよなぁ、と考えていると、キラーン先生が「豆腐でもいいよ」と!
「先生、豆腐知ってるんですか?」と聞くと「もちろん、チリやトマトソースで食べると美味しいわよね!」とのお返事。チリやトマトソースでは食べたことが無いけど(笑)、流石は料理の先生!豆腐もアレンジして使いこなしていらっしゃるとは!

これがパニール。ねっ、豆腐みたいでしょ。敢えて言うなら木綿豆腐。
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では「マライ・クフタ(パニール団子のクリーム煮)」の作り方

パニールと茹ででつぶしたジャガイモ・コーンスターチ・チリパウダー・生コリアンダー・ガラムマサラ・黒コショウ・グリーンチリをよく混ぜてクフタ(お団子)を作る。中におにぎりの具みたいに、レーズンとカシューナッツ、パニールの角切りを入れて、俵型に。

私が三角に握っていたら「可愛い~」との声。私はおにぎりと言うと三角派なので思わず三角にしてしまいました。
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そして出来たクフタを油で揚げる。ちなみにインドでは大豆油を一般的に使うらしい。「日本は?」と聞かれて「ひまわりとかゴマ、紅花」と答えると「へぇ~、どんな味なの?!」と。インド人には胡麻油は味が強すぎる、とキラーン先生。材料一つとってもお国によって違って面白い。

隣ではクフタのソースを作る。
玉ねぎのみじん切りを炒め、ジンジャーペースト、ガーリックペーストを入れてさらに炒める。
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水分がなくなったら、塩、コリアンダーパウダー・ターメリック・シナモン・ガラムマサラを入れ、さらに、ガラムマサラの材料となる原型のスパイスを砕いてそのまま入れる。
水分がなくなったらまた水を入れて沸騰させて10分煮込む。
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火から下ろして生クリームとカシューナッツペーストを入れ、お皿に並べておいたコフタに上からとろ~んとかけて、出来上がり!
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さて試食。コフタとソースが絶妙ですごく合ってる!コフタはグリーンチリとか色んなスパイスが入ってるからちょっとピリ辛なんだけど、レーズンの甘さが効いて口の中で色んな味が広がる!美味しい~。これまたアッチャー。

そしてもう一つのメニューは「ラジー・パニール」
パニールのソース煮込み。今度は見た目は麻婆豆腐みたい?!
ソースの作り方はマライパニールと同じような感じで、違いは
炒めたピーマンと角切りのパニールを入れて煮込むだけなので、
結構早くできた。
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こちらはピーマンのコリコリした歯ざわりとパニールのふんわりした感触が美味しい。色的にもターメリックの黄色とピーマンのグリーン、パニールの白でまさにインドの国旗色だ~。
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正直言って、今日はあまり料理の手順が頭に入っていない。
なぜかと言うと、お喋りばかりしていたから…

昨日に続き、インド人の結婚観に始まり、私が読んだインドについての本の内容(インド人全部がそうというわけではないが、見合いが圧倒的だ、とかベジタリアンの中にはノンベジ料理も一緒に作る台所は嫌がるなど)を話すと「まぁ、時代の流れでだいぶ変わってきてるよ。インド人は変化を歓迎する国民よ。最近は日本食もブームになってるしね。」という話しから「今度はあなたがここで日本食の作り方を教えてよ」となった。

とにかくお喋りが盛り上がって、インド田舎の人口増加・都市部の少子化話題にも。田舎では夫婦に子供4~6人だけど、都市部では共稼ぎも多いし、時間的な余裕もないし、子育ての負担もあって子供は1~2人だという。日本はというと、養育費・学費がべらぼうに高い、核家族化が進んで育児負担も大きくなっている、などを挙げてみた。いくらくらいかかるの?と聞かれたので「子供一人につき大学卒業までにかかる費用は1千万円」というデータに基づきルピーに換算すると、流石にとてもびっくりして言葉も出ない様子だった。インドでは大学までは学費も安いけど、職業訓練大学は高めだそうだ。(他の人にも聞いたわけではないので、正確かは分からないけど)

話題は尽きなくてホントに色々話した。料理教室じゃなくてしゃべり場みたいな雰囲気だった(笑)
「こうやって外国人と話すだけで、色んな勉強になって面白いね」と皆意見が一致して、とても楽しかった。
今日のしゃべり場のメンバーはミルさん(名前の意味は「山」)、パーフナさん(意味は「感情」)そしてキラーン先生と私でした。



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[2006/06/01 20:24] | インド料理 | トラックバック(0) | コメント(0)
料理教室
インドに来たらインド料理を習ってみたいと思っていたので、新聞の折込でクッキングクラスのチラシを見つけて即電話で申し込みをした。
そして今日から週2回4週間のクラスが始まった。
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私はノンベジタリアンとモグライ料理(ムガール朝時代の料理らしい)のコース。モグライ料理は比較的ノンスパイシーで、クリームやカシューナッツで煮込む濃厚な味が特徴らしい。辛いものが苦手な我が家にはちょうど良いしクリーム系は大好き。

さて、サマーキャンプに子供達を送って、自由になれる午前中の3時間に
入れた料理教室のプログラム。
わくわく初日を迎えるが、場所が分からない。何といっても普通のカルチャースクールとかでなく、インド軍の施設の中にある、教育施設の中のクッキングコースなのだ。軍施設だから警備がすごくて、私みたいに明らかにインド人でないと入るにもちょっとガードが固い。
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なんとか場所を突き止め、教室に着くともう既に先生は作業を始めていらっしゃる。「ナマステ、遅れてすいません」と入っていくと、とても素敵な笑顔で「待っていたわよ、ここへいらっしゃい」と歓迎してくださった。
先生のお名前はマダム・キラーン。今日の午前の生徒は私ともう一人、とてもジェントルマンなアヴィナッシュさんと二人だけだった。

今日のお料理は「バターチキン」と「ラッチャ・パラータ」。両者ともインド人に愛されるメニューで前者がチキンのバター&スパイス煮込み、後者がナンみたいでちょっとパイ風な薄焼きパン。

日本でも料理教室には行った事が無かったので、とても楽しみで自分でもやる気満々で行ったけど、皆でするのではなくて、先生が作っているのをレシピを見ながら動作を目で追って、先生の説明をメモったり質問したり。
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前夜からスパイスで漬け込んだチキンを鍋で水分を飛ばしながら焼く。
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その隣では玉ねぎを狐色にいため、トマトを入れたり、カシューナッツやカルダモンを砕いたり。
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う~ん、もう既にとても良い香りが漂い、お腹が鳴りそう。
ソースを煮込む間、先生は途中でかき混ぜたり、チキンが焦げ付かないように鍋をゆすったりしながら、各使用スパイスの説明をしてくれる。
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教室に並ぶいろんな種類のスパイス!!
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カルダモン・シナモン・コリアンダー・カシューナッツ・サフラン・クローブ・チリなどなど。辛いのが駄目な我が家では何を省くべきか、日本で入手困難なギー(ヤギのバター)の代わりには何が使えるか、など
教えてもらってメモメモ。
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ソースをミキサーにかけスープ状にしていよいよチキンと一緒に煮込む。あぁ~、もうたまらなく食欲を刺激される美味しそうな匂い!!

チキンをクツクツと煮込む間に、お次は「ラッチャ・パラータ」を作る。先ずは生地作り。マイダ(インドの強力粉)・砂糖・塩・牛乳を入れながら捏ねる。先生の手の動き、早い早い!
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そして丸めて冷蔵庫で寝かす。
寝かしている間20分、私とアヴィナッシュさんは座って、手順の復習をレシピを見ながら頭の中でシュミレーション。そしてその間にも新たな生徒がやってきて、先生は彼女達にイタリアンを教え始めた。待ち時間を有効に使って同時進行で2コースも教えてしまうなんて、キラーン先生お忙しい、しかもインド料理とイタリアンの別物を指導なんて!

復習が終わり、生地も膨らみ、さて成型。想像していたのと全く違うやり方にびっくり&納得。
先ずはテニスボール大の生地を丸めて台上でローラーを使って円形に伸ばす。お次は端からジグザグに交互に折りたたんで、ロールケーキみたいに端から巻き込んでいく。その上から手のひらで押し付けてペタン。
さらにローラーで薄く延ばしてギーを片面に塗る。薄くて広いクレープ用のフライパンで両面を焼く。
焼けたらクシャッと手でもみ崩し、パイ生地のような層を作る。

さぁ、焼けた焼けた!甘くて香ばしい香りが何とも言えない。焼き色もとっても美味しそう。
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チキンを火からおろして、いよいよ試食、もう待ちきれないよ~!
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インド式に右手でパラータをちぎりながらソースを絡めて頬ぼる。あぁ~、なんて美味しいの!
チキンも骨までとろけそうに柔らかい。モグモグモグ、「美味しいねぇ」とアヴィナッシュさんと話しながら、ひたすら夢中で食べる。
「アッチャ~!アッチャ~!」という私にキラーン先生は、とても嬉しそう。

試食が終わると、アヴィナシュさんはお仕事があるからと帰られ、そして私はラッチャ・パラータの成型を実習。あれれっ、やっぱり先生がやるようには簡単にはいかないなぁ。円というよりは四角になってしまった。フライパンで焼いて、「出来ました。これはじゃぁ、先生が召し上がってください」と言うと「あなたにとって初めてのパラータでしょう?なら是非ご主人に持って帰ってあげて!」と。
先生のお言葉はありがたかったけど、A-さんは帰りが遅いし、冷めたら美味しくないだろうから、ドライバーのラジュさんにお昼ご飯に上げました。「おぉ、マダムの作ったパラータ!グレイト!」と喜んでもらって良かったです。またホカホカのパラータを是非我が家で焼いてみよう。

先生と話していて、「キラーンという名前は何という意味ですか?」と尋ねたら「日差し」と教えてくれ、「あなたの名前は?」と聞かれたので、「正直」と答え、「でも私、正直じゃないけどね(笑)」と言うと
豪快に笑って「また次会えるの楽しみにしてるわ」と言ってくれました。ありがとう、キラーン先生。私も素敵な方に会えて、しかも美味しい食事つきで何とも幸せな時間が過ごせました、ナマステ~。
[2006/05/30 06:06] | インド料理 | トラックバック(0) | コメント(2)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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