![]() もう随分前からご紹介しようと思っていたにも関わらず、気がつけば、私たちが行ってからもう1年以上過ぎており、かなり遅いご報告になりますが、このタイムラグ、お許し下さい…。
ちなみに、私たちが訪れた時、ピー助はまだ1歳になったばかり・・・。毛もヒヨコのように柔らかかった。 ホント、子供の成長は早いもんです・・・。 ![]() 「デリーの喧騒を逃れて」の近場でリフレッシュ・シリーズ!! 今回ご紹介するのは、デリー中心部より2時間ちょっと車を走らせた、ハリヤナ州とラジャスターン州の境付近にあるニムラナ・フォート! ここはニムラナ・ホテルズ・グループの一大拠点。詳しくはこちらからどうぞ。 カラフルなラジャスターンを髣髴させる、ラジャスターン行きのトラックと並びながら高速道路を走る。 ![]() 乾いた土地にはヤギの放牧などがされており、熱さと砂塵から守るための、この地独特の造りの家が並ぶ狭い路地をクネクネ入っていくと、突如と現れる、中世に迷い込んだかのような錯覚を覚える風景。 NEEMRANA FORT(ニムラナ城塞)へようこそ!! ![]() 薄暗い回廊の入り口には、これまた雰囲気のある人形が。 ![]() 結構な急勾配の回廊。 ![]() 部屋に荷物を置いて、早速古城探検へと繰り出そう! 古城の中は、本当に迷路みたいで、あちこちに狭い階段があって、 ![]() それを登りきると、そこにはちょっとした空間のテラスがあったり、 ![]() これまた蔦の絡まる廊下が現れたり、 ![]() これまたびっくり「わぁ~!凄~い!!ブランコの間だ!!」 ![]() まさに探検気分で子供だけでなく、大人も楽しめる。 そして、階段をヒーヒー言いながら登ると、目の前がパッと開けて、壮大な古城の全貌が見渡せる。 ![]() 雄大なラジャスターンの地平線。 ![]() 何処から見ても、切り取られた絵画のような世界が広がっているのだ。 ![]() お城の探検に疲れた頃には、アフタヌーンティーのサービス。 ![]() オープンテラスでゆっくりとお喋りしながら、ジュースや紅茶を飲み、焼きたてのマドレーヌやカップケーキを頬張る幸福感と言ったら…。 ![]() あまりの美味しさにあれもこれもと欲張って、お腹一杯になる。 「ヤバイ、これじゃぁ、晩御飯が食べられない」と、またまたお散歩に繰り出す(笑) ブランコの間にて仲良く遊ぶ子供達。 ![]() 綺麗に手入れされた中庭。 ![]() テラスで座っていたら、横を何かが凄いスピードで横切った。なんと孔雀!!ピューッと矢のように飛んでいった。そんな孔雀の姿を見たのは、私も子供達も初めてで、「凄いね!!孔雀って飛ぶんだね。凄い速かったよ!!」と大興奮。 ![]() 登っても登っても、また階段!ひえぇ~、足がつるよ~(涙) あまり上階になると上り下りが大変なので、宿泊はロビー近くの部屋を予約した方が良いかもしれません。 ![]() 夕食前には、ラジャスターンの民族舞踊ショーがある。 すぐ目の前で演奏される、耳に心にジンジン響く、力のある歌声や民俗楽器の音は迫力満点!! ![]() 蝋燭の燈る中、煌びやかな衣装に身を包んだ芸人たちが、頭に火の壷を載せたままクルクルと踊る。 ![]() これまた子供たちは「キャァ~!凄い!怖くないのかな??熱くないのかな??」と大興奮(笑) 城探検し、ショーを見て、またお腹が減って、ビュッフェ式の美味しい晩御飯をたらふく食べる。インド料理・洋食・中華などもあり、子供の食べる物にも困らない。勿論、デザートも充実している。 ![]() 満腹になったお腹をさすりながら、部屋に戻る途中の、夜景がこれまた美しいこと!!明かりにぼんやり光るプールの青さは、昼間の賑やかさが嘘のよう・・・。 ![]() 全てが映画の中の風景であるかのように美しく、ついつい歩く足取りも遅くなる。 ![]() 興奮し、遊びつかれて、がっしりした石レンガ造りの雰囲気ある部屋でぐっすり眠る。 ![]() 朝起きて、これまた豪勢な朝食をたっぷりとゆっくり頂く。 ![]() カップ&ソーサーの紋章も、お姫様気分を盛り上げてくれてうっとり。 ![]() このホテル、個人的にすごくツボにはまるのだ。何故かというと、流石はラジャスターンだけあって、ラジャスターンの特産であるブロックプリントの布が、さりげなくあちこちに素敵に使用されていて、まさにインテリアのお手本のよう。 ![]() テーブルクロス、ソファカバー、カーテン、天井隠し、ブランコのカバー、ティーマット・・・等々。本当に素敵な色合いで、様々な模様のブロックプリントがあって、まさに「ブロックプリント実用博物館」といった感じ!! ![]() チェックアウトして部屋さえ空ければ、荷物をフロントで預かってくれるので、夕方まで好きに遊んでも良い、というのも嬉しい。後はたっぷりプール三昧!! ![]() ラジャスターンの雄大な風景をバックに、デッキチェアでゴロゴロ日向ぼっこするのもまた良し、代わりばんこでスパにてアーユルヴェーダマッサージを楽しむのも良し・・・。 ![]() デリーの喧噪から逃れるだけでなく、タイムトリップでもしたかのような中世の世界へ迷い込んでみませんか?しっかり寛げ、しかも、忘れていた探検心なんて取り戻したり、楽しい時が過ごせること間違いなしです!さぁ、モンスーンが終わったら、冬が来る前に、ニムラナ城塞ホテルへGO!! ![]() ヨーロッパの観光客に人気のホテルなので、早めの予約をお勧めします。 部屋のタイプはネットでも検索・予約できますが、アドバイスとして、少々高めのお部屋をとった方が良いかも・・・。というのも、安い部屋にすると「ここは当時の召使い部屋かも?!」というような狭い部屋になってしまうので(汗) それから、足の丈夫な方は良いのですが、階段の上り下りが苦手な方は、低層階の部屋をお勧めします。プールや食事、アフタヌーンティーに行く度に、ヒィーヒィー言いながら移動するのは大変でしょ?(涙) 《番外編》 ニムラナ・フォート・ホテルの近くに、階段井戸(通称:バオリ)の遺跡がある。デリーにもあるんだけど、規模の大きなものは少ないし、野良犬・浮浪者の巣窟になっていたりと、ちょっと危なかったりもする。ホテルからは車で5分の距離だし、是非足を伸ばしてみて貰いたい。 「神聖なる水」をたたえた、宮殿のような井戸。神秘的で本当に素敵です。 ![]() 階段を降りていくと、回廊を巡らせた造りはなんだかオペラハウスのようでもある。 ![]() ![]() |
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