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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
赤ちゃんの予防接種
もっと早くに書かねば…と思っていたのに、今頃になってしまった…。これこそ、乳幼児を連れてインド赴任する人たちの多くが頭を悩ませるテーマの一つだと思う。「赤ちゃんの予防接種」

インドで生まれ、大きな問題もなくスクスクと育ち、今月で1歳5ヶ月になるピー助。ずっとインドで予防接種を受けてきている。結論から言って、全く問題なしだし、親として心配も不安もない。もちろん、日本や他の国で聞いたことのないワクチン接種の時は、事前に調べて十分考えてから決めるようにしているけど、基本的にはインドの医療方針に従っている。

「インドでは」というよりは、「病院によって」接種時期や推奨ワクチンなども若干変わってくるので、一概には言えないのだけど、ご参考までに、ピー助のかかりつけであるデリー南部のサケートにあるマックスホスピタルの予防接種計画をご紹介。
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注)
*Oral Polio Vaccine : 経口生ポリオワクチン
1st dose : 1回目 2nd dose : 2回目
booster dose : 追加接種
*IPV : 不活性ポリオワクチン(注射)
*Hepatitis B vaccine : 肝炎ワクチン
*DPT : ジフテリア・百日咳・破傷風ワクチン
*DTaP : ジフテリア・破傷風・百日咳ワクチン
*Measles Vaccine : 麻疹ワクチン
*MMR : 麻疹・おたふく・風疹ワクチン
*Typhoid : 腸チフスワクチン
*dT : ジフテリア・破傷風ワクチン
*TT : 破傷風ワクチン

推奨ワクチンの種類と接種時期
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注)
*Haemophilus Influenzae TypeB : インフルエンザB型髄膜炎ワクチン
*Hepatitis A Vaccine : A型肝炎ワクチン
*Varicella Vaccine : 水ぼうそうワクチン
*Pneumococcal Conjugate Vaccine : 肺炎球菌ワクチン

当然だけど、泣かずに注射を打たせてくれるわけはなく、毎回大泣きのピー助。でも接種前は、お気に入りのクマちゃんを抱きしめてご機嫌。可哀相に…、この数秒後には痛い思いをするのに(涙) ・・・とか思いながらも撮影している母ってどうなのか?(汗)
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海外での予防接種に対する不安について、質問メールやコメントを頂くことが多い。医学的にはどうなのかはわからないけれど、私の個人的な考えを述べさせていただくと…。
予防接種は、生活する国・場所で有効と思われる時期に必要なワクチンを接種するものであるから、「日本ではこの予防接種はしないのに…」「日本ではこの時期にはしないのに…」等と頭を悩ませる必要はないと思うし、滞在国の状況をしっかり把握した上で、過去のワクチン接種歴を参考に、信頼できる主治医に相談して決めるのが一番だろう。

そもそも、私にとって初めての子供である鉄男の時から、予防接種計画は日本の標準とはかけ離れている・・・。ハンガリーに生後1ヵ月半で渡った鉄男は、何の予防接種も受けずに渡航し、2歳までハンガリー式で予防接種をし、それ以降は日本で日本式に接種。さらにインドに来てからも、腸チフスや狂犬病なども接種、という、言わば「3カ国ミックス型」(笑)
それでも何の問題もなく、この8年間無事に健康に育ってきている。知能面はわかりませんが…(笑)

ピー助はインド式。生後すぐからジャンジャン接種してきているので(笑)、1歳5ヶ月にして、大抵の予防接種は済んでおり、次は4歳半に接種すれば良い、という具合。

日本のやり方にこだわる必要はなく、不安な場合はワクチンについてきちんと調べ、質問し、子供の体質に合った選択をしていけば良いのではないか、と思う。

今までによく頂いていたご質問。
①「子供がまだ小さくて、予防接種を何一つ受けていないので、ある程度済ませてから渡印した方が良いのでしょうか?どうされていましたか?」
②「インドでの予防接種が不安。日本で出来るだけ済ませて行きたい。インドの予防接種、大丈夫ですか?」
③「日本では接種しないワクチンは、インドでも受けないようにするべきでしょうか?」など等…の内容。

インドでも予防接種は可能だし、優秀なお医者さんも沢山いる。それに、もし、インドの予防接種が粗悪なものなら、日本の10倍もの人口を抱え、世界中から注目を浴びるような国には成長していない、とも思う・・・。どうでしょう??

「子供の予防接種がある程度終わるまで、パパさんをインドに1人でいさせるのも可哀相…どうしよう。」という方も多い。そんな時は、こんな「ごちゃごちゃミックス型」の人間もいて、しかも普通に生きていることを知っていただければ、少しは気持ちも楽になるのではないでしょうか??(笑)

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[2009/09/18 23:39] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(9)
赤ちゃんが生まれたら…
インドでは赤ちゃんが生まれたら、周りにお祝いを配る、という慣わしがある。子供が生まれた幸せをお世話になっている人たちにお裾分けする、という意味合いだろうか。昔から、特に男の子が生まれたらお祝いを配り、周りに御馳走を振るまったりして一緒に祝うというものらしい。でも近年、男子だけでなく女子の誕生も同じように喜ばれるべきだ、という考えも多くなりだしてからは、男子だけでなく、女子でも、子供が生まれたらお祝いを配るように変わってきているそうだ。

さて、何を配るのか。それはインド人の大好きな甘~い生菓子。練乳で作られたものや、ナッツを甘く炊いて吉祥型に成型したものなど。
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ピー助が生まれて、お見舞いに来てくれた会社の通訳のキラーンさんが、「会社の人たちにお菓子を配らないとねぇ。みんな待ってますよ(笑)」と教えてくれたので、ここはインド式にその習慣にのっとってやることにした。

生菓子店で大量注文し、それを箱に1キロ、2キロ単位で詰めてもらう。会社用、学校用、そして、彼らなしではインド生活が成り立たないほどお世話になっている我が家のスタッフさん達用に。
一つ一つの箱は、生後2週間のピー助と同じくらいのサイズ(笑)
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お菓子に「ピー助」のネームカードも添えて、お世話になった人たちに配る。皆さん、「おぉ、インドの名前を付けたんですね。素敵な名前ですね!」と褒めてくださった。まさに、喜びを分かち合う、そんな感じで良い風習だなぁ、と思った。そういう形で、インドの人たちに初めて認められたピー助、これまた幸せだと有難く感じた。

≪追記≫インドのお菓子、死ぬほど甘~いものばかりでもなく、意外と日本人の口に合うものも多くあります。「味見してみたいけど、どれが良いかしら?」という方、先ずは手始めに「カジュパルフィ」「ピスタパルフィ」等が程よい甘さ&お餅みたいな柔らかさでとっつきやすいと思います。ちなみに、ベンガル出身のお菓子屋さんは人気もあるし、美味しいです。日本人の多く住む地区では、Vasant ViharのAブロックマーケット内にあるベンガルスィーツ店がお勧めです。是非お試しください!
[2008/07/29 08:02] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(7)
インド出産費用
さて、インドで出産といっても、日本と同様、自宅出産からホテルのような豪華病院やこじんまりした開業医の病院など色々で、料金やシステムもそれぞれでまったく異なるのが当然。
今回私がお世話になった病院は、北インドでも有数の最新設備を投入し、最新医療をリードするほどの大規模な私立総合病院であり、また患者の多くはインドの富裕層や駐在外国人である。

費用はあくまで「平均的」ではないけれども、もし、インドでの出産に興味があり、インドでのご出産をお考えの方は、この病院と同等レベルの病院でないと、日本人の感覚からすると難しいのではないか、とも思うので、参考にはしてもらえるだろう。

普段なら、あまり具体的な金額を書くのもどうか、とも思うのだけど、インド出産費用の情報が極端に少ない中、具体的に書かないと現実的な参考にもならないと考えるので、敢えて「超」具体的に書くことにした。

ちなみに料金は入院部屋のグレードに応じて設定されており、部屋のタイプは4つ。
エコノミー(4人部屋) 面会は1人だけ可。付添の宿泊は不可
スタンダード(二人部屋)面会は不可。付添の宿泊はソファーで1人のみ。
デラックス(個室で付添人のソファベッド1台)面会は2人まで。付添宿泊は1人。
クラッシック・デラックス(個室で付添人ベッド1台)面会は2人まで。付添宿泊は1人。
スイート(個室で付添人ベッド2台)面会は2人まで。付添宿泊は2人。

個人的には絶対にデラックスをお勧めする。というのも、相部屋の場合、大家族の多いインド人の入院患者の元へは、毎日のように大勢が見舞いにやってきて、長時間病室に居座り、大声でお喋りしたり、携帯電話も鳴りやまない…等、ゆっくり休める環境とは言い難い。そしてトイレ。部屋に一つしかないトイレを患者と見舞客で共有するので、使いづらいこともある。私は初日、個室の空きがなかったので、二人部屋に1泊したのだけど、同室のインド人患者の見舞客の大声やトイレの使い方には、正直閉口してしまった。…というわけで、個室にした方が、要らぬストレスなしで静養できると思う。

基本的な料金パックとして…
(通貨はもちろんインドRs 現在1Rsは約2・8円)
≪普通分娩2泊3日入院の場合≫
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このほかに消耗品で別途約3000Rs加算。デラックスルームだと合計12万円ちょっと、という計算になる。
≪帝王切開3泊4日入院の場合≫
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このほかに消耗品で別途8000Rs加算。デラックスルームだと合計19万円弱かかるということになる。

価格表では、手術費・部屋代・手術室使用料・麻酔関係費・新生児ケア費・胎児モニター費・新生児の甲状腺機能検査などが含まれ、それぞれの部屋のカテゴリーごとで微妙に異なっている。ちなみに、一番下の「50%」という数字は双子の場合は、二人目は全ての価格が5割引になる、という意味。つまり双子なら合計金額が一人で生まれた場合の1,5倍になる、ということ。そういう違いまであるのか…、とこれまた妙に感心してしまう。

これらは2008年の4月の時点での設定なので、物価上昇率の高いインドではすぐに値上げされるのではないだろうか。
個人的には、料金的にも内容的にも、十分満足の出産入院でした。やっぱり、やって良かった、インド出産(笑)
[2008/07/05 23:22] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(5)
入院日記 おまけ~食事特集~
入院中の食事についての日記が結構好評で「他にどんなの食べたの?」「豪華だね~」「ベジタリアン、ノン・ベジタリアンの区別はどう?」などなど別途質問や感想をいただいたので、一挙にまとめて、食事画像満載の「入院食特集」です(笑)。

≪朝食≫
オートミールとインド風炊き込みごはん、ミロ
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コーンフレークとサンドイッチ、オムレツ
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≪昼食≫
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こちらは中華メニュー
酢豚風だけど、豆の団子を甘酸っぱく煮てある。そういう飽きない為の工夫が流石栄養士さんメニュー、素晴らしい。
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ノン・ベジタリアン食
ただし、こちらはオナラだけでなく、腸の機能完全回復を示す「大」が出た後のみ可能。
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≪夕食≫
マカロニのトマトソース・野菜のフリッターなどちょっとイタリアン風
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パニールやクリームチーズなどチーズたっぷりのカルシウム増強メニュー?
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≪日替わりスープ≫
トマトスープとフルーツサラダ
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ホワイトクリームソースとマッシュポテト
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チキンクリームスープ
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こちらでは「日本人=米を食べる人々」という印象が強いらしく、栄養士さんは気を利かせてくれたのか、お米を毎食出してくれた。ちなみに、その栄養士さん、お名前を「マユリさん」と仰って、ヒンディー語で「雌の孔雀」の意味。つまり、ピー助(彼は「雄の孔雀」の意味の名前)の相棒である。
思わず笑ってカメラに納めた「奇形フォーク」の写真(笑)
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一か所がくっついているだけで、何も刺せない…。こんなフォークが工場の外に出てしまうあたりが、何ともお気楽な点検作業を想像できて笑えてしまう。

インドの入院食、栄養的にもお味的にも満足だった。あったら困るけど、次に入院するようなことがあれば、美味しかったので、是非、全食インド料理にしてもらおう、などと密かに決めている(笑)
[2008/07/03 17:07] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(11)
入院日記その3~退院~
帝王切開で、産後特に問題なければ3泊4日の入院期間だけど、私は傷の治りが悪かったこともあり、4泊5日の入院だった。担当医のアンジラ先生は本当によくしてくれて、毎日病室に4回ほど顔を見に来ては、看護婦さんに任せきりにせず自ら傷の消毒をこまめにしてくれた。そして私の体を心配して、「動くと傷に響くし、安静にと言ったって、家に帰ったら3児の母だからなかなか休めないでしょ。もうちょっとゆっくり入院して体を休めなさい」とも言ってくれた。でも、病院にいるよりは自宅の方が気が楽だし、早く家族5人の生活をスタートしたかったので、退院希望を出し、許可してもらった。

出産だけでなく、インドで入院される方へのアドバイスとしては、先生から退院の許可が出たら、すぐに事務の方に退院手続きを始めてもらうことだ。会計をはじめ、薬の指示・今後の生活での注意点などなど色々な書類が作成されるので、結構な時間がかかる。私たちの場合、退院許可をもらって、事務処理を始めてもらい、無事手続きが済むのに丸一日かかった。それもそのはず、請求書は「超」がつくほどの明瞭会計で、手術に使用したゴム手袋○個から、入院中に服用した薬○錠に至るまで全ての消耗品の詳細がズラリと計算されているのだ。
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退院時、病院から出産祝いを頂いた。ずっと入院中に使用していた体温計と、ベビー服セット&ベビーバス。ベビー服には全て"Max Baby"のロゴ入り(笑)Max病院で生まれた記念に最適である。
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インドでは、へその緒が取れて完全に乾ききるまでは入浴させないようで、「入浴は生後1か月からで、それまではガーゼをお湯で濡らし、体を拭くように」と小児科担当医に指示された。
無事へその緒も完全に乾いて、生後1ヶ月でお風呂に浸かるピー助。ブルーの風呂桶は病院からのプレゼント。
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ちなみに退院時ではなく、入院時に用意する物は以下の通り。
≪お母さん用≫
洗面用具(歯磨きや洗顔)
授乳ブラジャー
病院のカルテ
≪赤ちゃん用≫
退院時の服
帽子・くつした
タオルやパジャマ、オムツ、悪露パッドなどは病院で用意してくれる。自分で用意できない場合でも、病院側で用意してくれ、退院時に消耗品費として請求されるので、揃っていなくても大丈夫。

出来ればしたくないけれど、もしインドで入院するようなことになっても、病院に関しては、個人的にはMAX病院なら心配する必要はないと思う。医師は経験も豊かで国際的な知識もあり優秀だし、設備面も問題なし。請求書の値段を誤魔化されることもないし(笑)、入院食も美味しい(これが一番大事かも?!)。欲を言えば、付き添いで宿泊可能な家族がいれば鬼に金棒。

今回の出産入院で、インドの病院に大変お世話になったこともあり、インド医療への信頼度がグッと深まった。今までちょっと疑ってネットで調べてみたりしていたことが、今では全くしなくなり、全面的に信頼できるようになった。インドでも良い病院・担当医と巡り合えたことは、本当に大きな収穫だ。やって良かった、インド出産(笑)
[2008/07/01 13:59] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(15)
入院日記 その2~赤ちゃんのお世話~
今回出産した病院では、赤ちゃんが未熟児であったりする場合のみ、新生児室で預かり、問題がなければ母子同室で、母のベッドの横に新生児用の小さなベッドが置かれる。手前に私のベッド、真中にベビーベッド、その奥が付添い人のソファベッドの並ぶ個室。
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私の場合、帝王切開の傷が痛かったり、麻酔の抜けた後で体の自由が利かなかったりしたこともあって、最初の晩だけ新生児室でピー助を診てもらっていた。
入院して最初の病院食は、ココナッツウォーター。帝王切開で一応開腹手術のため、お腹機能回復の印であるオナラが出るまでは、点滴と豆の上澄みスープやレモンウォーター等の流動食のみ。
豆の上澄みスープ
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レモンウォーター
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無事、流動食を卒業し、自分で動けるようになってピー助を部屋に戻してもらった。戻ってきたピー助の腕には「○○(私の名前)のベビー」「血液型、生年月日」がそれぞれ書かれた2つのストラップが巻かれている。
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日本で帝王切開だと、大抵は入院期間も普通分娩の場合よりも1週間長めだったりするが、インドでは基本的に、普通分娩でも入院は2泊3日、帝王切開でも3泊4日である。恐ろしく強行なようだけど、チーコを産んだ日本の個人病院は、横切りで傷を目立たなくしてくれ、帝王切開の腕が良いと評判の先生だった。そういう理由で薄着の外国人患者も多く、先生が「帝王切開なら余計に自ら動くようにして、4日目には退院を目標にしなさい。外国人は帝王切開でも2日目には出ていくぞ!外国人に出来て、日本人に出来ないことはない!」というスパルタ(笑)であったので、インドの入院期間の短さにも驚きはしなかった。医師の話によると、帝王切開の場合、じっと安静にしてばかりいるよりは、積極的に動いた方がお腹内部の傷の癒着も少なく、血の巡りも良くなり体の回復も早くなる、とのことだ。

それにしてもきつかった。お腹の傷が痛いのはもちろん、腹筋を使うような動きも辛くて、寝返りさえもスローモションのような動作で、最初の一歩が人の助けを借りないと出来ない。ナースコールを押して、看護婦さんを呼び、体を支えてもらいながら寝返りを打ち、半身起こして、座って、立ち上がり、一歩一歩フーフー言いながらカメの歩みでやっとトイレに行く、と、それだけの動作に10分以上かかるのだ…。だから、急な時にも関わらず、ナースコール押しても来てくれないことも多いこともあって、泊まり込みの付添人がいてくれた方が絶対に助かる。

もちろんピー助が泣いていても、すぐにベビーベッドに抱っこしに行けない。またナースコールだ。看護婦さんが来ても、いざ仕事内容がオムツ替えだと、「シスター(主に下の世話などをしてくれる看護婦の補佐的役割の人)を呼んでくるね。」と言ってせっかく来たのにまた行ってしまう…。シスターがすぐに来ることはまれで、これまた待たされること10分以上。しつこいようだが、泊まり込みの付添い人は必要だ。
シスターはオムツを手際よく替え、ピー助をシーツ・毛布でグルグル巻きにしてベッドに戻すか、授乳のために私に手渡してくれる。
グルグル巻きにされたピー助。まるでミノムシのよう(笑)
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母子同室でも、赤ちゃんのお世話のうち母がするのは授乳くらいで、オムツ替えも着替えもシスターがしてくれる。オッパイが出ないときや疲れているときなど、希望すれば看護婦さんがミルクを飲ませてもくれる。
私の場合、3人目の出産だったし、最初から母乳の出も良かったからか、授乳の仕方を教えてくれたり、オッパイマッサージをしてくれるといったことはなかった。初めての出産だったら、赤ちゃんのお世話講座みたいなのがあるんだろうか?日本だったら入浴のさせ方から、授乳のやり方(ラグビー抱き・縦抱き・添い寝抱き・横抱き等)まで、丁寧に教えてくれるけど、インドではどんな風にやるのか習ってみたかったなぁ…。

病室への立ち入りには面会者カードが必要で、一枚100Rsでの貸し出しになっており、しかも12歳以下の子供は病棟への立ち入りが禁止されいる。鉄男とチーコは大目に見てもらって、面会に来てもらうことができた。鉄男、弟ピー助との初対面。
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ピー助誕生後、初めてチーコを見た時の驚きと言ったら!「チーコ、こんなに大きかったっけ?!」と、いきなりチーコがお姉ちゃんに見えた。

早いもので、ピー助も生後2ヶ月である。今ではブクブク太くなり、太腿もボンレスハムのようである(笑)兄妹弟の3人の姿がしっくりと馴染んできた今日この頃だ。
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[2008/06/28 22:34] | インドでの出産日記 | トラックバック(0) | コメント(2)
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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