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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ドバイ旅行~その2~
ドバイ観光、我が家は乳飲み子のピー助もいるし、チーコも鉄男もまだまだ手がかかるので(汗)、ワイルド・ワディなどの巨大プール施設や四輪駆動車でグァングァンと砂漠を上下しながら走る抜けるサファリツアーは残念ながら無理。幸い鉄男は博物館好きなこともあって、ドバイ博物館やモスクなどをゆっくり見て回った。

ドバイ博物館は、ドバイの歴史を分かりやすく、蝋人形などを設置して、まるでその時代・場所にタイムスリップしたかのようにリアルに展示しており、子供達は「ひゃぁ~、お化け屋敷みた~い。」とか「へぇ~、昔はこんなんだったんだね」などと言いながら興味深く見て回っていた。
博物館前の大きな大砲
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当時のお店の様子を伝える蝋人形の売り子さん
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「え~、ドバイってちょっと前まではこんな感じだったの~(驚)?!」
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ドバイが急発展したのは石油発掘後の30~40年ほど前からで、それ以前は真珠を採ったり漁業を営む小さな漁村と砂漠だけだったそうだ。それが、一国をかけた石油探しから始まって、発見と共にどんどん急成長を遂げ、今のドバイのみならず、巨大人工諸島や海中ホテル建設など等、これからの近未来的な姿のドバイとなっている。

真珠採りの様子がリアルに再現された部屋は面白かった。展示室が海中という設定で、逆立ちするように吊り下げられた人形が真珠貝を採取している。
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一方、天井にニョキッと生え出ている下半身は、これからもぐろうとしている人の姿(笑)思わず『犬神家の一族』の足ニョキッとシーンを思い出してしまった…
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博物館を出ると礼拝の時間を知らせるアッザーンが街中に響いており、「これぞイスラム世界!」と心躍る。アッザーンの何ともいえない調と厳かな雰囲気が好き。
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お祈りを終えた人々がモスクから出てきたので、ちょっとお邪魔させてもらった。モスク内部は、外の喧騒が嘘のようにシーンと静まり返っており、静寂で神聖な世界そのもの。偶像崇拝を嫌うイスラム教だけに、装飾でゴテゴテしているわけでもなく、本当に広々とすっきりしている。クーラーも効いていて気持ち良い(笑)DSC06345.jpg

「世界中には色々な神様がいて、この神様を信じる人は、立ってお辞儀して、座ってお辞儀して、正座してお辞儀して、っていうのを何回も繰り替えすんやで」と子供達に話すと、鉄男とチーコは早速実践。一人用のスペースにちょこんと座り、ペコペコとお辞儀を繰り返していた。
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世界というのは、自分達が住んでいて、知っているだけのものではなく、自分達のやり方と違った方法をとっている国や地域はたくさんある。それらをそのままの姿で有りのままに受け入れて欲しい、と子供達には教えていきたい、と母は思っている。

…なんて真面目なことを考えながらもこんな記念撮影している罰当たりな私…(汗)
一人の礼拝スペースにぴったり収まったピー助(笑)
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お腹もすいて、向かったのは日本食レストラン!!ドバイはアラビア海に面しているので、新鮮な魚介類が豊富ともあり、刺身・お寿司も美味しいと聞いていた。ドバイに来てまで、アラビア料理よりも日本食に走ってしまう辺り、まだまだ食に関して異国文化を受け入れる精神的余裕が無い情けない私。

アスコットホテル内の「焼き鳥ハウス」にて幕の内弁当を食べた。
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美味しかった~(涙)穴子はふんわりとろけるような口当たり、刺身はプリプリ舌の上で弾けんばかり、牛ヒレなんて、あぁ、失神もの…
家族みんなでそれぞれに食べたいものを頼み、みんなで分けっこしながらの楽しいランチだった。

お腹も満たされ、お次は、ドバイの中世の趣が再現保存されているバスタキア地区へ。ここはとても面白かった。建物自体も独特な雰囲気で、迷路みたいな細い路地がクネクネと続いており、ふとお洒落な喫茶店や美術館、お土産物屋、モスクがあったりして、現代ドバイに居ながらも一昔前のドバイに居るような懐かしささえ覚える場所。絵になる風景も多かった。
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幾筋も走る細い路地。子供達は「迷路だぁ」とはしゃぎ駆け回る。
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中庭にふと現れた喫茶コーナー
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静かにたたずむモスク
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ピー助は時々おっぱい休憩を挟みながらも、抱っこされたりベビーカーで寝ていたりとマイペース。でも、流石に一日出ずっぱりだと疲れたようで、ホテルに帰るとベッドの上で爆睡…
しっかり寝て、また明日の観光パワーを養っておくんだよ~(笑)
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《情報として・・・》
焼き鳥ハウス
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アスコットホテルの最上階
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[2008/11/06 10:32] | インド国外旅行 | トラックバック(0) | コメント(7)
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コメント

クックック・・(笑)
あかんてあかんて~(笑)ピー助の写真、めっちゃツボ!!
もうあかん、おもろすぎる・・
この構図を思いつくaranyosさんに惚れたわ~
それに犬神家の一族って・・クックック・・
今回のブログ、私のツボだらけで、参りました!!
[2008/11/06 18:22] URL | matatabi #- [ 編集 ]

v-233<matatabiちゃん
モスクは静かやし涼しいし、外界とは全くの異空間で、私の汚れた心でも洗われる気分やったよ。そして罰当たりながら、この構図はお気に入りで、他にも「はみだしたチーコとピー助」バージョンなんかもあるねん(笑)
ドバイ博物館の真珠採取の人形は、どう見ても「犬神家の一族」やろ。ここを訪れる日本人の9割くらいがそう思うに違いない!、と勝手に推測してるんやけど…どうどう??(笑)
ドバイ良かったで~。是非matatabiちゃんも、実物を見てニョキッと足を連想して欲しい所やわ。
[2008/11/09 03:04] URL | aranyos #- [ 編集 ]

ピーちゃん、かわいすぎる!そのおちりのムチムチもいい感じだわ!!!
こちらに来てもアザーンは毎日聞くことになりますよ~。
慣れない人は早朝飛び起きてます。
[2008/11/09 18:16] URL | zeba #- [ 編集 ]

博物館を興味深く見てまわり、モスクでお祈りをし、
路地を楽しく歩き、
鉄男くん&ちーちゃん、
素直な柔軟な心で、いいなあ、
と思いながら、読みました。

お子さん達、
インドでの生活や、各地を訪れた事が
将来、生かされるだろうなあ、と思います。

aranyosさんとАーさんの考えが伝わっているんですね。素敵。
[2008/11/10 14:57] URL | HARU #- [ 編集 ]

v-22<zebaさん
ピー助は、お尻だけでなく全身ムッチムチよ~(笑)自分でも無意識に「モミモミ」していて、
この感触にすっかりはまっています。
ザンジバルでもアッザーン、聞けるんだね。これまた楽しみ。美しい海に、美味しい空気、
異国情緒たっぷりなアッザーンと共に目覚める・・・(いや、起きられないけど…)
素敵だわぁ。これまた楽しみ!

v-22<HARUちゃん
子供達がもうちょっと大きくなったら「博物館なんて行ってられるかよ…」って言われるかもなぁ…。今のうちに素朴な楽しみ方を満喫しておきたいものです。親子みんなで旅行を楽しめるのも少しの間だもんね。それを思うと、子供の成長は嬉しいけど、ちょっと寂しいね。
HARUちゃんからは、いつも6年先の我が家の事を考えさせられて、良い刺激になります。
日本国内外に限らず、見聞きした事、体験した事が、これから子供達の将来で役に立ってくれる事を祈るばかりです。うちもHARUちゃんのお子さんのように真っ直ぐに育っていってくれる様、子育てしっかりせねば。また色々アドバイスしてね~!
[2008/11/11 02:39] URL | aranyos #- [ 編集 ]

6年先の事かあ・・
教室に足を踏み入れただけで嫌な顔されるよ~
でも、我が家を見ていたら大丈夫!
「あ、良かった、鉄男は教室に行っても嫌な顔しなかったわ」等々。
安心する事ばかりです。きっと。
[2008/11/11 11:53] URL | HARU #- [ 編集 ]

v-35<HARUちゃん
教室に入っただけで嫌な顔するってのも、きっと成長段階にある証拠なんだろうね。
私はHARUちゃんのお子さん達、真っ直ぐで爽やかで、みんな大好きですv-344
[2008/11/12 02:10] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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