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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
インド独立記念日
明日8月15日はインドの独立記念日であり、今年は記念すべき独立60周年。60年前に晴れ晴れしくインド独立を果たすまで、様々な犠牲を強いられてきたインド。インドの国旗は上からサフラン色・白・緑の3色の横縞からなる。サフランは「勇気」「犠牲」を意味し、白は「真理」「平和」を、緑は「大地」「誠実」を表わし、真ん中のチャクラ(法輪)は独立運動の象徴でもあった「糸紡ぎ」、インダス文明までにさかのぼるインドの文明を表わしている。

チーコがプレスクールで作ってきた「インドの国旗」のブックマーク。
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同じく盛大に独立記念日を盛り上げているプレスクールの「独立記念日」仕様の飾り絵。(こういうインド独特なイベントをやってくれるのでこのプレスクールには大満足している。)
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歴史的な話しから始めると、1600年にイギリスが東インド会社を設立してからというもの、インド国内でのイギリスの統治力は次第に強まり、ムガール帝國は滅ぼされ、無関係だった第一次世界大戦においても、「戦後の自治」という条件で、イギリス軍への軍事物資供給・派兵協力をするも、約束は果たされなかった。それどころか、国内でのイギリス支配力はさらに強まり、民族運動の弾圧や塩専売権を剥奪するなど、インドの状況はかなり厳しかった。
1919年、パンジャブ州の町アムリトサルにて、イギリス支配に抗議する民衆デモに対するイギリス軍の無差別発砲殺戮事件が起こる。一気にインド国内の反英運動は高まり、独立に向けての長い戦いが始まることになる。
グジャラートの弁護士だったガンジーが、南アフリカでの人種差別運動から帰国し、インドの独立運動を導き始める。「イギリス製品の不買運動」「非暴力主義」を貫き、インドの国産力を高めるため、積極的に地方へ赴き、織物技術を指導・普及させる中、イギリスによる不当な逮捕・投獄を繰り返され、塩専売権剥奪に対する「塩の行進」を行い、インド一丸となった民族独立運動を進めていった。
紙幣に描かれた「塩の行進」
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そんな長く苦しい独立運動の末の「独立」。
独立60周年記念日を明日に控え、インドの新聞では、独立記念日特集が特集されている。

『60年前、我々インド国民は「死ぬか、行動するか」の選択に迫られた。その結果、我々は世界地図を書き変えたのだ。今も世界中の目が我々に注目している。インドはいつまでも「潜在能力の高い国」「眠れる虎」などと呼ばれていて良いのか?「哲学の国民」から「行動する国民」へと生まれ変わろうではないか!我々一人一人がインドを導くのだ!』と熱いメッセージが第一面に語られている。
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「Lead!India!」現代版「塩の行進」(新聞より)
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お祭りごとには「凧揚げ」が付き物のインド。「凧揚げは安全な場所で」の広告もインドらしい(笑)
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素晴らしい。なんだか、羨ましくなるほどの「愛国心」。
国を挙げて独立記念日を盛り上げている。その行動力や結束力たるや、凄いものだ。これこそが国を突き上げ動かす原動力なのだと思う。今世界がインドに注目している。やはり注目されるに値する力を十分に秘めている国だと感じる。
独立60周年、インド万歳!!Chak de! India!!(頑張れ!インド)
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[2007/08/14 15:35] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント

あぁぁぁ!!「Chak de INDIA! 」その言葉を聞くと
歌が頭に回って離れないぃぃ~(笑)元気でるわ~この曲☆
うちのボンにインド国旗柄の凧を5個もプレゼントしてくれた
ドライバーさん。外国人のうちら家族も、ゴーゴー!インド!!
の気持ちで凧揚げさせてもらいまーす。パワフルインディア、がんばれ!!
[2007/08/15 00:31] URL | またたび #- [ 編集 ]

v-508<またたびさん
chak de India に反応してくれたまたたびさん、やはり仲間ですね(笑)
すみません、居てもたってもいられず、先に映画を観に行ってしまいました。

映画の話は置いといて、他国の独立記念日を祝えるってステキですよね。
インドが独立した60年前、多宗教・多民族・広大な国土面積のため、独立しても
きっとバラバラになってしまうだろう、と一部知識人の間では懸念されていたそうです。
それがもう半世紀以上も経っているんだから、これは凄いことですね。
またたびさんの表現とおり「パワフル」なインドで、私たちもパワフルに生きていきましょう。
[2007/08/17 15:39] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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