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アッチャー!? インド生活
これからのインド生活が アッチャー(ヒンディー語で「良い・素敵」)なるか、 はたまたアチャチャ…になってしまうのか? →結果:ボハット アッチャー!!インド生活!《インド生活、ムッチャええ~!》第二弾日本生活ブログは『布団が吹っ飛んだ!』です。
ビューティーサロン
インド駐在の方は大体、5つ星ホテルの美容室か、インド国外に出たときに髪を切られる。でも、私は「ローカル主義」なので、「まぁ変になっても数ヶ月…」と諦めるし、自爆ネタにしてしまう性格なので、特にこだわらず美容院もそこら辺で済ませてしまう。今回は家から小走りで30秒のCブロックマーケット内にある「ビューティーサロン」を選んでみた。 s-DSCN4850.jpg
以前はボリュームを減らしてもらうだけだったので、そうビクついてもいなかったけど、今回はちょっと髪型自体を変えてみようと、日本から持って帰ってきた『MORE』の「秋のヘアーカタログ集」を持参してドキドキ挑戦! そもそも、インド人女性の髪形といえば、ロングのストレートで前髪は作らないか、真っ直ぐにそろえてしまうか、の2タイプが主流。だから美容師さんもストレートをそろえる・直線で切る、の2点を押さえていれば良いようだ。でも、今回の私の注文はシャギー有り、段カット有り、 ふんわりボリューム付け…とややこしい。 お兄さん、困り果ててオーナーであるお父さんに指示を仰ぎ、チョコチョコと不安一杯に切る。そんな態度を見かねて、お父さん、交代。 いきなりバッサバッサと切り始める…日本のように段階に分けて クリップで留めるなんて事は一切なし!とにかく直線で切りまくる。 「ボリューム押さえてね」と言うと普通のはさみで切ろうとするから、 「いやいや、隙バサミ持ってる?」と注文。「あぁ、あれか」と滅多に使わないのか、奥からガサゴソ持って来る。流石に手入れされていないからかジャキジャキ凄い音がして、髪はどんどんすかれていく… あぁ、どうなるんだろう…、私の顔に不安が読み取れたのか、おじさんはDon't worry!!と豪快に言い切る。 もう良いや、なるようになれ!と諦めて目を瞑っていると「終わったよ」と鏡を見せられる。私が「これにしてね」といった髪型には程遠いけど、60点くらいの出来かな… (見にくいけどカット後の姿) s-DSCN4854.jpg
おじさんがヘアーオイルマッサージをやたら勧めるので、やってもらうことにした。(基本的に悪意のこもっていない勧誘は受ける主義なので)香りのいい清涼感のあるスーッとしたつけ心地のオイル。ナブラタン・オイルという物らしい。 s-DSCN4852.jpg
これを手に取り地肌に刷り込むようにゴシゴシ。髪の毛を生え際から持ち上げるようにして上へ引っ張る。おぉ~気持ち良い!!頭のてっぺんからうなじまで、ヘアーマッサージって最高~!!ヘアーマッサージは息子さんがやってくれて、その横でお姉ちゃんが両腕と手のひら・指の先までをモミモミほぐしてくれる。おぉ、これまた気持ちよくて、眠ってしまいそうzzz… ポンと肩を叩かれて「おしまい」。カーテンで仕切られた個室を出ると オーナーおじさんや従業員の皆さんが食事を広げていた。チャパティと かぼちゃのペースト、瓜のスパイス煮込み、豆のスープ、ライス。 時刻は夕方5時だったので「これ夕飯なの?」と聞くと、皆さん笑って 「ううん、お昼ご飯だよ。今日は忙しかったから、お昼に食べられなかったの」と。「さぁ、マダムも座って食べなよ」と椅子を勧めてくれた。「えっ、良いの!」と図々しくも早速チャパティを手に色んなソースを絡めていただく。美味しい~!インドの家庭料理なんて滅多に食べられないので、とてもありがたかった。「美味しいねぇ、アッチャー、アッチャー!」と言うと、皆さんニコニコしてる。 おじさんが「コーラとリムカ(インドのレモンスカッシュ)どっちが好き?」と聞くので「リムカ」と答えると、わざわざ買って来てくれた。 s-DSCN4855.jpg
ありがたく頂きながら、皆さんとお喋りする。「インドにはいつから住んでるの?」「お仕事は?」「子供は何歳?」「ヒンディー語話せる?」などなど。たまたま、おじさんの持っている車2台とバイクのうち、一台が我が夫の会社のものだったので、「うちの旦那さんその会社だよ」と言うと「おぉ、俺はお得意さんだね!乗り心地良いよ、最高!」と褒めていただけた。そんなこんなで盛り上がって、デジカメで記念撮影。 s-DSCN4851.jpg
気になったのは、みんなが「ドライバーには気をつけろ」としきりに言ってくる。新聞にも載っていたけど、「同じ地区のEブロックでベルギー人のマダムが、ドライバーに刺殺されたんだよ」と… 「インド人ドライバーは悪い奴だから、気をつけろ!」と。 「インド人みんなが悪い人じゃないよ。皆さんみたいな素敵な人もいるし」と反論すると「そうさ、良いインド人は俺だけさ(笑)」なんて、おじさんは笑っていた。こういうタイプのおじさん、好きです(笑) s-DSCN4857.jpg
でも、つくづく思う。「インド人」なんて一括りにして善悪を語るのは好きじゃない。今回ドライバーの件で嫌な事もあったけど、こうやって素敵な人たちもいる。そういう人たちともっと知り合うために、話せるようにヒンディー語を勉強するべきだな、と。 やっぱり、語学の基本は「この人達ともっと話したい」だと改めて実感した「ビューティーサロンdeランチタイム」でした。
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[2006/09/24 23:19] | 日記 | トラックバック(0) | コメント(8)
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コメント

なんだか楽しそうで、よかったね。
’家から小走りで30秒・・・’というのが、笑えました。
新しい髪型、楽しみにしてるよ~。

ところで、子供さんの体調はどう?
もう熱は下がったのかな?

明日(月曜)の朝、少し様子を見に行こうと思っていたのですが・・・。
[2006/09/25 07:05] URL | yoko #- [ 編集 ]
すばらしい!
郷に従ってる様子が素敵だわ~。
私はタンザニアでインド人のお姉さんがやってるサロンに一度お世話になったことがあります。
びっくりするぐらい2段カットだった。後ろ髪を束ねると、バサっと上の部分が落ちてきてショートにも見えたのを覚えてます。
「この人たちともっと話したい」っていうその基本精神、すごくリスペクトだわ。
素敵!
[2006/09/25 13:25] URL | zeba #- [ 編集 ]

美容院、私も某有名ホテルHRで切りました。1インチだけ切ってね。と頼んだのにもかかわらず、バサッバサッ、と5cmは切られました。そのうえ、長い髪を1インチだけと言ったのに、段カットの上のほうも、油断した隙にバサッ。そのときは毛染めもしたので、ブローで気が付きませんでしたが、「なんか変だなぁ」という感じでした。
日本に戻り、即美容院に行っても、なんか変だけど、何かは良く分からない、で、最後にブローをしたとき、分かりました。ここだけ短くなって穴があいたようになってました。と美容師さんのお言葉。インドにいるときは、次回から自分で切ろう!と思ったのでした。
5代目運転手さんのこと、しばらく忙しくて読まないでいる間に、お気の毒なことになっていたのですね。知らなくって済みませんでした。
[2006/09/25 22:55] URL | Jeniffer #- [ 編集 ]
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[2006/09/25 23:04] | # [ 編集 ]

<yokoちゃん
ヘアーカットの採点、なかなか厳しいですな・・・(笑)
ご指摘どおり、今のところ「後姿で惚れられる事」はなさそうですね。
子供も差し入れをムシャムシャと食べて、おかげさまで元気になりました。
明日からプレスクールに行くのだ!母は外出したくてウズウズしている~。

<zebaさま
お帰りなさい。
身に余る褒め言葉、なんだか恥かしいです・・・テレテレ
それにしてもなぜ、タンザニアでわざわざインド人お姉さんに切ってもらったの?
アフリカ大陸もどちらかと言うと、直線カットが多いようなイメージがあります。
私は小学生の頃、母カットの「おかっぱ」だったのですが、「毒キノコ」というあだなを
つけられ、未だにおかっぱは嫌です・・・

<Jenifferさま
いえいえ、温かい励ましのお言葉をいただけただけで、救われました。
それにしてもJenifferさんの「おうちカット」素敵でした。
次回髪の毛をすくときはjenifferさんにお願いしようかな?
お帰りを心よりお待ちしております。
[2006/09/26 03:36] URL | aranyos #- [ 編集 ]
アフリカでは
アフリカの人の髪は一般的に球状毛、いわゆるちゅるちゅるしたタイプの毛なんです。
だから、一般的なサロンでは髪を結ったり、球状毛にストパー液をかけて必死で伸ばしたり、エクステをつけることがほとんど。つまり「切る」なんてことがない!
「髪を切る」というと、「もったいない!私にくれ!」なんていわれることも。
髪が風になびくのを見て「ねえねえ、どんな感じがするの?」と聞かれたことも。
私からみたら彼女たちの髪方もアートでうらやましいんですが…。

毒キノコ!爆笑だわ(ごめんなさい)!
私は母親とペアでウルフヘアーにされて、それ以来、トラウマ。今でも美容院で「ウルフは絶対ダメです!」と念押ししてます。
[2006/09/26 23:40] URL | zeba #- [ 編集 ]

ローカルのヘア・サロンでカットしたのですね!
チャレンジ精神旺盛のaranyosさんのその姿勢が素晴らしいと思います。
私はインドに来て数ヶ月後にホテルのヘア・サロンで「・・・・・。」な結果に切られ、それ以来カットはインド国外派です・・・。
日本人のマダムでインドで切っている方で、いつも素敵にされている方もいらっしゃるのですが、私は自信なくて・・・。
[2006/09/28 01:49] URL | patjal #AX8roWEU [ 編集 ]

<zebaさま
そうか~、アフリカの人たちって髪の毛クルクルだもんね。
私はあの髪の毛を触ってみたい、フワフワしてそう。
毒キノコ、どうぞ爆笑してください。私って自爆ネタ好きのMかも?!(笑)

<patjalさま
patjalさんはエレガントな雰囲気なので、きっと国外で奇麗にカットされているのだと
思いました。
私は髪が長くなるとめんどくさいのと、思い立ったら即行動しないとすまないので、
国外に出るのも待っていられないのです・・・
お陰でとんでもない髪型になった事もありますよ(笑)
ありがたいお言葉、とても嬉しいです。実際に会って、がっかりされませんように・・・
[2006/09/30 03:19] URL | aranyos #- [ 編集 ]
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プロフィール

aranyos

Author:aranyos
2006年4月家族でインド亜大陸に上陸。
心優しい夫のA-さん、鉄道大好きな息子の
鉄男、プリンセスにあこがれる娘のチーコ
と私に加え、インド生まれのピー助の5人家族。
インドでの目標は
*サリーを作る→次は着られるようにならねば!
*パンジャビスーツを作る→済み
*ヒンディー語にトライしてみる→講座終了
*インド料理を作れるようになる→修行中
*デリーにある全遺跡制覇→日々徘徊中
*国際交流の輪を広げる
「郷に入っては郷に従え」をモットーにインド
生活を楽しむぞ!

2010年10月15日を以て、インド生活に幕を下ろしました。
インド生まれのピー助が成人する2028年に、再びインドの地を踏みたいです!「インド再訪貯金」頑張るぞ~!
本帰国後、新たに、犬の「福ちゃん」も家族に加わりました!
《結論》
ボハット アッチャー!!インド生活!
(インド生活 最高です!!)

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